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廃墟好き&ジブリ好き必見!佐渡島の美しすぎる観光史跡「北沢浮遊選鉱場跡」

廃墟好きジブリ好き必見!佐渡島の美しすぎる観光史跡北沢浮遊選鉱場跡

佐渡に眠る"天空の城ラピュタ"。廃墟と自然が織りなす神秘の絶景

コンクリートの巨大な建造物が、木々の緑に包まれ、苔に覆われていく──。

新潟県佐渡島にある「北沢浮遊選鉱場跡」は、まるでスタジオジブリ作品「天空の城ラピュタ」から抜け出してきたような光景が広がる場所です。かつて佐渡金山の一大施設として稼働していたこの産業遺産は、いま、自然の力によって幻想的な姿に変貌を遂げています。

昼は苔むした巨大建造物と自然が織りなす神秘的な景観を、夜は光のアートに彩られた幽玄な世界を楽しむことができます。訪れる時間帯によって、まるで別世界のような表情を見せてくれる、今注目の史跡です。

さらに驚くべきことに、この異世界のような空間は無料で24時間いつでも訪れることができます。

佐渡の自然が産み出した新たな芸術作品。この記事では、その圧倒的な存在感と独特の美しさをご紹介していきます。佐渡島に行くなら、絶対おすすめの観光スポットです!

北沢浮遊選鉱場跡

芝生広場の奥に蔦と苔に覆われた北沢浮遊選鉱場跡の巨大なコンクリート建物が横長に並ぶ景観

北沢浮遊選鉱場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)は、新潟県佐渡市相川地区にある産業遺産です。1938年(昭和13年)から1973年まで操業していた鉱石処理施設で、かつて佐渡金山で採掘された鉱石を処理するための選鉱場として機能していました。現在は一般公開され、夜間にはライトアップもされています。

北沢浮遊選鉱場跡 基本情報
項目 内容
営業時間 24時間入場可
入場料 無料
公式サイト さど観光ナビ
駐車場 無料駐車場有り
アクセス 佐渡金山から車で5分 / 両津港から車で約50分
住所 〒952-1539 新潟県佐渡市相川北沢町3-2

まるでジブリ映画の世界!朽ち果てた産業遺産の神秘的な姿

芝生の前庭から眺める北沢浮遊選鉱場跡の長い段状のコンクリート構造と蔦に覆われた壁面

北沢浮遊選鉱場跡はとてもダイナミックな遺跡です。巨大なコンクリートの建物が植物に侵食され、自然と一体となった廃墟の幻想的な姿を見ることができます。その光景は、ジブリの「天空の城ラピュタ」の世界観そのものです。

苔と蔦に覆われた北沢浮遊選鉱場跡の壁面と階段状の構造が斜面に連なる近景

良く見てみると個々の部屋が特殊な形状をしているため、建物全体が異様な印象すら覚えます。巨大で特殊な形状。工場であるが故ではありますが、かなりの非日常感です。さがなら古代ローマの遺跡か、あるいはこの世ではない、全く別の世界に来ているような感覚です。かつて佐渡金山で採掘された鉱石を処理するための選鉱場だったこの施設では、どんな作業が行われていたのか、気になります。

ただ一つ言えるのは、「美しい」ということです。

蔦が厚く垂れ下がる北沢浮遊選鉱場跡の多層コンクリート外壁と暗い開口部の連なり

蔦と苔に覆われた北沢浮遊選鉱場跡の多層構造と暗い空洞が並ぶ廃墟の近景

蔦に覆われた斜面の北沢浮遊選鉱場跡と梁が連続するアーチ状の廃墟内部が見える景観

人間の作った造形物が朽ち、自然に飲み込まれた姿は、本当にジブリ映画で描かれる世界の様相です。

直径50mの巨大建造物「シックナー」に圧倒!古代ローマを思わせる円形劇場のような存在感

北沢浮遊選鉱場跡には、シックナーと呼ばれる直径 50m の円形をした巨大な建物があります。

山あいに建つ円形のシックナーの外観と並ぶ柱列が見える北沢浮遊選鉱場跡の巨大建造物

シックナーは鉱石処理工程で使用される「泥鉱濃縮装置」です。この施設は、選鉱後に残る泥状の鉱石(泥鉱)から水分を分離し、鉱物を濃縮する役割を果たしていました。具体的には、泥鉱をシックナー内に投入し、重力を利用して鉱物と水を分離します。分離された鉱物は次の工程に送られ、水は再利用されるという流れです。

このシックナーは 1938年に建設され、当時としては国内最大級の規模を誇り、鉱石処理の効率化に大きく貢献したそうです。

シックナーの円形外壁と並ぶ太い柱がアーチ状に連なる白いコンクリート遺構

シックナーも巨大なので、この建造物が何者かを知らずに見ると驚きます。どこからどう見てもローマの円形劇場かスタジアムかと思い一見我が目を疑います。ただやはりこのシックナーも自然に飲み込まれ、幻想的な雰囲気を漂わせています。どこか哀愁すら感じます。

そしてやはり、美しい。これぞ廃墟美です。

緑の斜面を背にしたシックナーの半円形外壁と柱列が広場に面して並ぶ全景

幻想的な夜の絶景!北沢浮遊選鉱場跡のライトアップ

北沢浮遊選鉱場跡のもう一つの見どころは、ライトアップです。様々な光で照らされ闇夜に浮かび上がる北沢浮遊選鉱場跡は、その世界観が一段と強くなり、より幻想的です。

夜の北沢浮遊選鉱場跡が青いライトに染まり段状の建造物が闇に浮かび上がる光景

緑の蔦に覆われた北沢浮遊選鉱場跡が紫と白のライトで層状に照らされる夜景

北沢浮遊選鉱場跡が多色のライトに照らされ観覧者のシルエットが芝生に並ぶ夜のイベント風景

青いライトに照らされた北沢浮遊選鉱場跡のコンクリート梁と蔦が闇夜に浮かぶ近景

赤と緑のライトに染まる北沢浮遊選鉱場跡の段状構造が夜空の下に横長に広がる景色

芝生広場の奥で北沢浮遊選鉱場跡が青白いライトに照らされ建物の長さが強調される夜景

シックナーもライトアップされます。巨大な廃墟がここまでの世界観を生み出すと、もう芸術の域だと感じます。とにかく、美しいです。

暗闇の中で白くライトアップされたシックナーの円形柱列を見上げる夜景と手前に立つ見学者

北沢浮遊選鉱場ライトアップ 2026
項目 内容
開催期間 2026年4月上旬〜 2027年1月上旬
点灯時間(4月〜9月) 19:00 〜 22:00
点灯時間(10月〜1月) 17:00 〜 22:00
料金 無料

北沢浮遊選鉱場ライトアップ | さど観光ナビ

アクセス方法①:無料駐車場完備で車での観光に便利

北沢浮遊選鉱場跡には無料駐車場があるので、車で行く場合も安心です。トイレも駐車場にあります。

山あいに広がる北沢浮遊選鉱場跡の無料駐車場と停車した車両や周辺の集落風景

アクセス方法②:路線バスで行く北沢浮遊選鉱場跡への行き方

新潟交通佐渡株式会社が運行する路線バスを利用し、バス停「相川博物館前」で下車しましょう。バス停を降りれば、北沢浮遊選鉱場跡は目の前です。

相川博物館前バス停から北沢浮遊選鉱場跡へ向かう道順を赤い矢印で示した交差点の案内図

バス停「相川博物館前」に停車するバスの路線は、本線、七浦海岸線、海府線(平日のみ)の 3 つです。

路線バス | 新潟交通佐渡 株式会社

時が止まった廃墟に魅せられて。佐渡金山と巡る、幻想的な産業遺産の旅

高台から見下ろした北沢浮遊選鉱場跡の広場とシックナーの円形建物が山の緑に囲まれる眺望

北沢浮遊選鉱場跡は、かつての産業施設という枠を超えて、今や芸術作品とも呼べる存在です。昼は木々や苔と一体となった廃墟の荘厳な姿を、夜は光に彩られた幻想的な表情を見せてくれます。その姿は、まさに映画「天空の城ラピュタ」の世界そのもの。

夜の北沢浮遊選鉱場跡の梁と柱がスポットライトに照らされ蔦が影を落とす廃墟の近景

実際に訪れると、写真では伝えきれない圧倒的なスケール感に圧倒されます。特に、直径50mの巨大建造物「シックナー」の存在感は、実物を目の当たりにしなければ分かりません。

蔦とツタが絡む北沢浮遊選鉱場跡の梁と開口部が重なる多層構造の近景

朽ち果てていく建造物に宿る独特の美しさ。自然に還ることのできない人工物を、自然が包み込んでいく様子。そして、かつてここで働いていた人々の記憶。北沢浮遊選鉱場跡には、様々な物語が刻まれています。

蔦に覆われた北沢浮遊選鉱場跡の壁面と梁が幾層にも重なり暗い空洞が点在する近景

日本の産業遺産の中でも特に異彩を放つこの場所は、写真愛好家や建築ファン、歴史好き、廃墟好きの間で「佐渡島観光の必見スポット」として注目を集めています。

夜の駐車場と建物の向こうに青いライトで照らされた北沢浮遊選鉱場跡が見える光景

さらに、ここから車でわずか 5 分の場所には、400年の歴史を誇る世界遺産「佐渡金山」があります。佐渡金山では、江戸時代から続く坑道内を探検でき、当時の採掘の様子を体験することができます。北沢浮遊選鉱場跡と佐渡金山をセットで巡れば、佐渡の金山開発の歴史を、より深く体感できます。

佐渡を訪れる際は、ぜひ佐渡金山と合わせて、この神秘的な産業遺産を訪れてみてください。実際に目の当たりにすると、そのスケールの大きさと美しさを体感していただけると思います。

芝生の前に蔦に覆われた北沢浮遊選鉱場跡の建物と煉瓦造りの建屋が並ぶ夕暮れの景観


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