心理学勉強記録

このブログは、心理学を学んでいる私が、日々のテキストを自分なりに解釈しながらアウトプットしていく記録です。 主に自分自身の復習用として作成していますが、心理学に興味のある方、これから学び始める方にとっても、何かしら参考になる部分があれば幸いです。

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

福祉心理学入門・全13記事まとめリンク集

本記事は、全13回にわたる連載 「福祉心理学入門」 のまとめページです。現代社会で求められる福祉心理学の視点を、親子支援・虐待・貧困・高齢者ケア・災害支援など幅広いテーマで整理しました。福祉や心理支援に関心のある方、支援者を志す方はぜひ各記事…

『物語としての心理療法』要約⑫ ― 第2章:認識としてのナラティヴ──時間性と「物語化」の意味

※本記事は、ジョン・マクレオッド著『物語としての心理療法』(誠信書房)第2章の要約および私見を交えた学習記録です。ナラティヴ・アプローチに関心を持つ初学者にも親しみやすい語り口で整理しています。 --- 前回の記事では、「ストーリー」と「ナラティ…

教育心理学入門まとめ ── 13のエッセンスで学ぶ“学びの心理”

はじめに:学びのしくみをやさしく、深く このページは、通信制短大での学び直しをきっかけに記録してきた 「教育心理学」の入門シリーズ(全13回)をまとめたものです。 教育心理学とは、「人がどのように学び、成長し、変化していくのか」を科学的に探る学…

『物語としての心理療法』要約⑪ ― 第2章:認識としてのナラティヴ──「ストーリー」と「ナラティヴ」の違いをめぐって

※本記事は、ジョン・マクレオッド著『物語としての心理療法』(誠信書房)第2章の要約および私見を交えた学習記録です。ナラティヴ・アプローチに関心を持つ初学者にも親しみやすい語り口で整理しています。 --- 前回の記事では、ジェローム・ブルーナーの提…

『物語としての心理療法』要約⑩ ― 第2章:認識としてのナラティヴ──“語り”が世界をつくる

※本記事は、ジョン・マクレオッド著『物語としての心理療法』(誠信書房)第2章の要約および私見を交えた学習記録です。ナラティヴ・アプローチに関心を持つ初学者にも親しみやすい語り口で整理しています。 --- 心理学者ジェローム・ブルーナーは、人間が世…

福祉心理学入門⑬ 多職種連携による支援──支援の“知恵”は一人では生まれない

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。 ■ 1人で支えるには限界がある 現代の福祉課題は複雑化・多様化しています。たとえば、認知症の高齢者がひとり暮らしで孤立し、経済的困窮や虐待の危険に…

福祉心理学入門⑫ 災害と福祉──“心の復興”はどこから始まるのか?

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。 ■ 災害時に求められる「心の支援」 日本は地震・津波・台風・洪水などの自然災害が多発する国です。災害は人々の生活基盤を破壊するだけでなく、心にも…

福祉心理学入門⑪ 介護と高齢者虐待──ケアの裏にある“見えない苦悩”に光を当てる

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。 ■ 介護という営みの心理的構造 介護は、身体的・経済的・心理的な負担が集中しやすい行為です。多くの介護者は「家族だから」「自分がやらねば」といっ…

福祉心理学入門⑩ 認知症の理解と支援──“その人らしさ”を支えるケアの視点

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。 ■ 認知症の定義と現状 認知症とは、「一度獲得された認知機能が持続的に低下し、日常生活に支障をきたす状態」を指します。高齢化の進行とともに患者数…

福祉心理学入門⑨ 高齢者の心身機能の特徴──“老い”と向き合う心理学

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。 ■ 少子高齢化と長寿社会 現代日本は「人生100年時代」とも言われ、世界でも類を見ないスピードで高齢化が進行しています。65歳以上の高齢者は全人口の約…

福祉心理学入門⑧ 障害と疾病の理解と支援──“違い”に寄り添い、“共に生きる”社会へ

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。 ■ 障害を“個人の問題”にしない視点 かつて「障害」は個人の欠損や異常と捉えられ、「治す」対象とされてきました。しかし現代の福祉心理学では、**障害…

福祉心理学入門⑦ 自殺の背景の理解と支援──“死にたい”の奥にある叫びを聴く

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。本章では、自殺に至るまでの背景や、その予防と支援のあり方について考えます。 ■ 自殺を「個人の問題」にしないために 自殺は「個人の弱さ」や「精神疾…

福祉心理学入門⑥ 貧困家庭への支援──“見えない困窮”にどう寄り添うか

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。子どもの貧困や家庭の生活困難に対して、心理的支援が果たすべき役割を紹介します。 ■ 貧困は「自己責任」なのか? 「働けば何とかなる」──そう思ってい…

福祉心理学入門⑤ 夫婦間・カップル間暴力への支援──DV被害の“見えない連鎖”を断ち切るには

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約したものです。家庭内暴力(DV)の構造と心理支援の必要性について、初学者にも分かりやすく整理しています。 ■ DVは“家庭内の問題”ではない──支援の視点へ 「夫婦喧嘩…

福祉心理学入門④ 社会的養護の課題と支援──子どもを“家庭の外”で支えるということ

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約した内容です。社会的支援や福祉制度について、初学者にも分かりやすく整理しています。 ■ 「家庭で育てられない子どもたち」──社会的養護の出番とは? 現代日本には、…

福祉心理学入門③ 児童虐待の理解と支援──“親を責める前に”できること

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約した内容です。専門用語をできる限り平易に解説し、学び直し層や社会人にも親しみやすくまとめています。 ■ 増え続ける児童虐待──数字に現れない“声なき悲鳴” 近年、日…

福祉心理学入門② 親子のアタッチメントと支援──愛着障害を防ぐ“心の土台”とは?

※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫 著)をもとに学習・要約した内容です。専門用語もなるべく平易に解説し、学び直し層や初学者にも親しみやすい構成としています。 ■ アタッチメントとは何か?──生存と心の安全基地 「アタッチ…

『福祉心理学入門① 現代社会を支える“心のケア”の最前線』

【福祉心理学とは何か】※本記事は、ミネルヴァ書房『福祉心理学』(渡部純夫・本郷一夫著)をもとに学習・要約した内容です。初学者や学び直し層にも福祉心理学は、現代社会における福祉課題に心理学的アプローチで応える新しい応用心理学であり、法制度の整…

📘心理学入門シリーズ|全12回のまとめとリンク集

心理学入門シリーズのご案内 このシリーズでは、「心理学とは何か?」をテーマに、初学者にもわかりやすく各分野の基本をまとめてきました。 知覚・記憶・発達・性格・対人関係・ストレスなど、心理学の土台となる重要テーマを全12回で網羅しています。 それ…

【教育心理学⑬】家族と教育──家庭環境が子どもの「学び」に与える影響

※本記事は『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、1年前の学習記録をリライトした内容です。現在も産業能率大学短期大学部の2年生であり、9月から3年次に編入予定です。大学院入試や社会人の学び直しにも対応できるよ…

【教育心理学⑫】ストレスと学習──不安とやる気のあいだにある心理

※本記事は『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、1年前の学習記録をリライトした内容です。現在も産業能率大学短期大学部の2年生であり、9月から3年次に編入予定です。大学院入試や社会人の学び直しにも役立つよう、…

【教育心理学⑪】ピアジェとヴィゴツキー──発達と学びの関係を考える

※本記事は『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、1年前の学習記録をリライトした内容です。現在も産業能率大学短期大学部の2年生であり、9月から3年次に編入予定です。大学院入試や社会人の学び直しにも対応できるよ…

【教育心理学⑩】認知心理学と学び──情報処理モデルから探る学習のしくみ

※本記事は『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、1年前の学習記録をリライトした内容です。現在も産業能率大学短期大学部の2年生であり、9月から3年次に編入予定です。大学院入試や社会人の学び直しにも役立つよう、…

【教育心理学⑨】学習のメカニズム──報酬と行動の心理学

※本記事は『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、1年前の学習記録をリライトした内容です。現在も産業能率大学短期大学部の2年生であり、9月から3年次に編入予定です。大学院入試や社会人の学び直しにも活用できるよ…

【教育心理学⑧】認知発達と学びの仕組み──ピアジェからヴィゴツキーへ

※本記事は『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、1年前の学習記録をリライトした内容です。現在も産業能率大学短期大学部の2年生であり、9月から3年次に編入予定です。ブログでは、大学院入試や学び直しを志す読者に…

【教育心理学⑦】教育における評価の心理学──テストの目的と落とし穴

※本記事は『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、1年前の勉強記録を私自身の言葉でリライトした内容です。現在も産業能率大学短期大学部の2年生として学んでおり、来期から3年次に編入予定です。心理学ブログの一環…

【教育心理学の世界へ⑥】 学習へのモチベーション──「やる気」はどこから生まれるのか?

本シリーズは、『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)をもとに、私自身が1年前に行った学習記録をリライトしたものです。現在、産業能率大学短期大学部の2年生(9月より3年次編入予定)として学ぶ立場から、教育心理学のエッ…

【教育心理学⑤】ヴィゴツキー──「ひとりでできる」はゴールじゃない?

本記事は、教育心理学の学び直し企画としてお届けするシリーズ第5回です。元ネタは『ようこそ教育心理学の世界へ』(神藤貴昭・久木山健一著/北樹出版)であり、これは筆者が産業能率大学短期大学部の授業で使用した教材でもあります。本シリーズは、筆者自…

【教育心理学シリーズ④】 発達に応じた「学び」のステップ──ピアジェの発達段階から見えてくるもの

本記事は、神藤貴昭・久木山健一著『ようこそ教育心理学の世界へ』(北樹出版)を元に、私が産業能率大学短期大学部で学んだ1年前の記録をリライトしたものです。内容は教育心理学の初歩をかみ砕いてまとめており、現在大学で学び直している方や教育に関心を…

【臨床心理学入門⑦】心理アセスメントとは何か?──心を読み解く第一歩

1.心理アセスメントとは 臨床心理士の最初の作業は、心理アセスメントです。 心理アセスメントとは、クライエントの心理的特徴や状態、背景、行動傾向などを多角的・客観的に把握するためのプロセスや手法の総称です。 この作業では、クライエントの抱える…