「日本と韓国、アートの80年」展 互いの葛藤や共感、連帯映す
「日本と韓国、アートの80年」展 互いの葛藤や共感、連帯映す
戦後80年、日韓国交正常化60年の今年、この間の日本と韓国のアートの交流に光をあてる展覧会が開催中だ。日韓の国公立美術館2館が共同企画したもので、美術家たちの葛藤や悩み、相手に対する共感、連帯といった強い思いに引き込まれる。
1928年に朝鮮半島で生まれた曺良奎(チョヤンギュ)の絵にはマンホールや倉庫のモチーフがよく登場する。48年、権力からの弾圧を恐れて、当時まだ国交のない日本に密航。倉庫番や…



























