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おとがたり 2025年公演


『羅生門』『杜子春』芥川龍之介

📚 おとがたり朗読公演 2025年 11月22日 (土) | 雑司ヶ谷 エルチョクロ​

<あらすじ>

平安時代の京都、ひとりの下人が、飢饉と荒廃の中で行き場を失って羅生門に身を寄せる。下人は生きるため盗人になるかと悩む。楼上で死体の髪を抜く老婆を見つけた。「生きるためには仕方ない」と弁明する老婆。それを聞くと、利己と道徳の葛藤の中にあった下人は、もはや迷わなかった。老婆を突き飛ばすと、衣服を奪って闇に消えていった。

 

『杜子春』(芥川龍之介)

唐の長安。貧しさに途方に暮れていた杜子春は、仙人の言葉に導かれて二度も大金持ちとなるが、いずれも財産を失い、ついに仙人に弟子入りする。「いかなる時も声を発するな」と命じられた修行の中で、地獄の責め苦や両親の苦しむ姿を前に、思わず叫んでしまう。修行は破れたが、仙人は「親を思う心こそ尊い」と諭す。その時、杜子春はようやく、人として生きる道を悟った。

 

11_22 芥川龍之介『羅生門』『杜子春』 OTOGATARI.jpg

おとがたり 2025年公演


『高野聖』泉鏡花

📚 おとがたり北海道公演 2025  9.4 (木)函館 | 5(金)小樽 | 6(土)室蘭 | 7(日)札幌​

<あらすじ>

旅の僧が、飛騨から信州へ向かう山中で道に迷った。身を襲う大蛇と山蛭の雨が降る山路を抜けて、人里離れた一軒家にたどり着くと、そこには美しく妖艶な『女』と病気で口のきけない『少年』が住んでいた。一夜の宿を乞うと、女は僧を迎え入れます。女は僧に、体を洗い清めるように勧め、自分も着物を脱いで寄り添い、僧の心を惑わせます。僧は必死に女の誘惑を振り払い、一夜を過ごしますが、女にはある秘密がありました。

 

泉鏡花、28才出世作。1900年(明治33年)2月1日初出。 

おとがたり 2025年公演


『濹東綺譚』永井荷風

📚 おとがたり朗読公演 2025年 6月7日 (土) | 雑司ヶ谷 エルチョクロ​

<あらすじ>

6月末のある夕方、大江は玉ノ井付近を散策する。急に振り出した大粒の雨、ひらいた傘に突然飛び込んできたひとりの女、お雪。侘しい場末の町、蚊のわめく溝際の家に住むお雪と大江は、なじみを重ね、たがいに情を深めてゆく。純朴なお雪の恋心。玉ノ井路地の迷宮を彷徨い歩く大江の複雑な心情がヴァイオリンのアルペジオとともに切なく交差する。季節は夏を過ぎ、やがて秋の深まる十五夜を向えるのだが、二人の行く末はいかに…

 

​小説家・大江匡と玉ノ井の娼婦・お雪の切なくも美しい愛の物語。昭和初期の私娼街を舞台に、その出会いから別れを季節の移り変わりとともに描き出す。永井荷風、珠玉の名作。

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