神都の証人

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電子あり 受賞作

神都の証人

シントノショウニン

文芸(単行本)

◎第174回直木賞候補作◎
◎第16回山田風太郎賞受賞◎

この国に「正義」は、まだない。

冤罪で父を奪われた少女と、真実を求めた弁護士と検事。
それは人生を賭した誓い。必ず、真犯人を法廷に引きずり出す。

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重厚なリーガルミステリーの中で、女と男たちの人生が息をしている。
作者の才能はタフだ。
――朝井まかて

見てきたように景色と人を思い出せる。
物語に押し倒されるというのは、きっとこういうことなんだろう。
――桜木紫乃

生きるということは、かくも哀しく美しいものか。
司法の闇、冤罪の虚構、人間の絆。作家の才能に嫉妬する。
――堀川惠子

時代を超えて受け継がれる法律家の矜持に心が震えた。
―五十嵐律人(作家・代表作『法廷遊戯』)

わたしはこれ以上のリーガルミステリを知らない。
―染井為人(作家/代表作『正体』)
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少女は誓った。「真実」を知る者として、何人にも屈さぬと。
男たちは人生を賭して、約束を繋いだ。
昭和、平成、令和。弁護士として、検事として――。

【あらすじ】
昭和18年。戦時下、「神都」と称される伊勢で、弁護士の吾妻太一は苦悩していた。
官憲による人権侵害がはびこり、司法は死んだも同然。
弁護士は正業にあらずと、子どもたちにさえ蔑まれていた。
だが、一人の少女・波子との出会いが、吾妻の運命を変える。
彼女の父は、一家惨殺事件で死刑判決を受けた囚人だった。
「お父ちゃんを助けて」
波子の訴えを受け、吾妻は究極の手段に打って出る。
無罪の証拠を得るため、自らも犯罪者として裁かれる覚悟をして――。
だがそれは、長い戦いの始まりに過ぎなかった。


ⒸTakeaki Daimon 2025

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書誌情報

紙版

発売日

2025年07月02日

ISBN

9784065391594

判型

四六変型

価格

定価:2,585円(本体2,350円)

ページ数

512ページ

電子版

発売日

2025年07月01日

JDCN

06A0000000000914880H

初出

「小説現代」2023年11月号、2024年8・9月合併号、12月号、2025年1・2月合併号。単行本化にあたり、加筆改稿を加えました。

著者紹介

著: 大門 剛明(ダイモン タケアキ)

(だいもん・たけあき)1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。09年「ディオニソス死すべし」(刊行時『雪冤』に改題)で横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞してデビュー。主な著書に『反撃のスイッチ』『告解者』『婚活探偵』『優しき共犯者』『罪火』『確信犯』『共同正犯』『獄の棘』などがある。映像化された原作は数多く、講談社文庫『完全無罪』が2024年にWOWOWでドラマ化された。2025年、本作にて第16回山田風太郎賞受賞。

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  • 神都の証人
    受賞作

    『神都の証人』…第16回 山田風太郎賞 受賞

    受賞日:2025.10.20