ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"します。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<12月10日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
(該当曲はありません。)
・アルバムチャート
ORANGE RANGE『ALL the SINGLES』(12月3日公開分 総合44位)
BABYMONSTER『BABYMONS7ER』(同52位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
12月10日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:12月1~7日)では、Mrs. GREEN APPLEが4週連続で首位を獲得しています。

(12月10日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
先週金曜に発表された2025年度年間トップアーティストチャートで2連覇を達成し、圧倒的な強さを誇ったMrs. GREEN APPLEが今年度も2週連続で首位に。年間チャート発表に伴い多くの楽曲が好調に推移したこともあり、ストリーミング指標で首位をキープしています。
一方、動画再生指標でMrs. GREEN APPLEから首位の座を奪取したHANAが総合でも6→3位に上昇。2025年度年間トップアーティストチャートで5位に登場したこと、またその発表日に新曲「NON STOP」をリリースしたことも影響しています。「NON STOP」は金曜リリースゆえ初の1週間フル加算時における次週の動向、そして発売日が集計期間初日となる米ビルボードの12月20日付グローバルチャート(来週発表)に注目です。
当週トップ10内に返り咲いたのは5組。『's travelers』がアルバムチャートで首位発進を果たしたTravis Japanが歌手別チャートでも100位未満から5位に上昇したほか、アルバムのデラックスエディションをデジタルリリースしたNumber_iが17→6位、新曲をリリースしたOfficial髭男dismが13→7位に。またBE:FIRSTが11→9位、藤井風さんが12→10位にそれぞれ浮上しています。
ソングチャートはトップ10内にて当週7曲が入れ替わっていますが、その中で米津玄師さんによる2曲と共にトップ10内をキープしたのがM!LK「好きすぎて滅!」。この曲の好調を受け、M!LKはトップアーティストチャートでも24→19位に上昇しています。『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)への初出場が決まったこともあり接触指標群主体に好調なM!LKが、今後どのようなチャートアクションを示すかに注目です。
またトップ10圏外では、timeleszが90→36位に上昇。オリジナルアルバム『FAM』のデジタル解禁およびデジタルコンピレーションアルバム『HANABI ~ in the late summer night』のリリース(2日目以降が当週の集計期間)に伴い上昇した形です。仮に前者にてフィジカルリリース日までにデジタルも用意していたならば、『FAM』は年間アルバムチャートで100位以内に登場しただろうと考えられます。
<12月10日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週1位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (3位) back number
3位 (6位) HANA
4位 (2位) 米津玄師
5位 (100位未満) Travis Japan
6位 (17位) Number_i
7位 (13位) Official髭男dism
8位 (5位) RADWIMPS
9位 (11位) BE:FIRST
10位 (12位) 藤井風