2025年も残り1週間。今年の疲れを癒したくて、年末の平日に伊豆長岡温泉へ出かけました。
今回宿泊したのは、源泉100%かけ流しをうたう「京急ホテル」。伊豆長岡温泉内の宿では、なかなか源泉100%かけ流しと明記されている宿がなく、以前から一度泊まってみたいと思っていた宿でした。
実際に泊まってみると、加温・加水・循環なしの温泉や、無料で利用できる貸し切り湯、落ち着いた客室など、夫婦旅にちょうど良い宿だと感じました。
この記事では、京急ホテルの客室、温泉、食事の内容を中心に、実際に泊まって感じたことを正直にご紹介します。これから伊豆長岡温泉で宿を探している方の参考になれば幸いです。

京急ホテルの概要
- 部屋数29室
- 加温、加水、循環なしの源泉100%かけ流しの温泉が楽しめ、無料の貸し切り湯もある。シングルルーム以外のお部屋ではお風呂にも温泉が供給されている
- チェックイン15時、アウトは11時(プランによって差があるかもしれません)
- 伊豆箱根鉄道駿豆線 伊豆長岡駅からの無料送迎あり
- 平日に2人で泊まって2食付きで1人19,000円くらい
- 1人泊プランもあるがお部屋は限定される
公式サイト
チェックイン
玄関横には源泉100%かけ流しの幕があり、温泉が楽しみです。

玄関入ってすぐの所にフロントがあるので、名前を言って宿帳にサインをすると、係の人がお部屋まで案内してくれます。フロント横のロビーではチェックインの時間から夕食の時間帯まで、ウェルカムドリンクのサービスがあります。コーヒーや、温泉水で淹れた静岡茶、さらにお酒の用意もありました。


お部屋
今回は夫婦旅だったので、6畳の和室もついている和洋室を選びました。ベッドのみのツインルームの方がお値段は安いですが、今回は温泉に入ってゴロゴロしたかったので、畳がついている和洋室を選びました。畳は6畳と10畳のお部屋があるようですが、2人だったので6畳にしました。

窓の方からお部屋を見るとこんな感じです。

ベッドの間のテーブルにはコンセントもあって、充電も困りません。

ベッドがある洋室側にはデスクとチェアがあります。パソコン仕事したい人には嬉しい設備です。Wifiも部屋で使えましたが、ちょっと電波が弱いことがありました。

デスクの上にはネスプレッソの用意があります。カプセルも十分あって嬉しいサービス。ペットボトルのお水は常温で用意されていて、ポットの中に冷水が入っていました。

デスクの下には小型の冷蔵庫があります。庫内は空です。

洗面台もリフォームされた後という感じできれいでした。台の上にスペースがあるので、持参した化粧ポーチとかあれこれ置いておくスペースもあります。化粧水や乳液など、基礎化粧品の用意もあります。

お部屋のお風呂は使いませんでしたが、蛇口をひねると源泉が出てきます。


浴衣はチェックインの後、お部屋に行く時に自分のサイズに合う浴衣を選びます。女性には色浴衣の用意(無料)もありました。

温泉
お部屋で一息ついたら、さっそく大浴場で源泉100%かけ流しを楽しんできました。大浴場と無料の貸し切り湯があります。

手前の暖簾が貸し切り湯、その奥がこの時間帯は男湯でした。女湯は奥の突き当りを右に折れて、さらに奥に進んだ場所にありました。私達の部屋からは一番遠い場所でした。

大浴場
大浴場は男女入れ替え制で、夜中に暖簾が入れ替わりますが、どちらも大きな窓がはめられた明るい内湯と、そのまま出られる露天風呂があります。洗い場も7-8人は大丈夫な感じです。洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープが用意されていました。
お風呂の写真は公式サイトの写真を使わせていただきます。
露天風呂は周囲を木々や塀で囲まれていますが、屋根がないので開放的。ただ豪雨の時には入りづらいかもしれません。(こちらの写真も公式サイトから借用しました。)
最初に女湯になっていた、奥の大浴場の脱衣所はスリッパもロッカー式、脱いだ服を入れる籠もロッカー式でしたが、手前の大浴場はスリッパはラックにならべ、脱衣籠も棚に並んでいました。

洗面台には基礎化粧品の用意もありました。

温泉旅館で基礎化粧品が用意されているのはありがたいです。ただクレンジングや洗顔フォームは、浴室内にあるといいなと思います。脱衣所の洗面台でお化粧落としたり顔を洗うと、洗面台に水滴が飛んでしまったり、袖口を濡らしてしまったりと、いろいろ気になります。浴室内の洗い場の方がせいせいと洗えると思うんですよね。そう思うのは私だけなのでしょうか。
貸し切り湯
予約制ですが無料の貸し切り湯があります。予約はチェックインしてからの予約となり、1組40分を目安にとのこと。貸し切り湯にも内湯と露天風呂があります。チェックインした日は雨模様だったので、翌日の朝7時からを予約しました。

脱衣籠が12人分あるので、元は大浴場として使われていたのかもしれません。

洗い場も4つくらいあるし、湯船も広くて快適。奥には露天風呂があります。

貸切で楽しめる源泉100%かけ流し、なんて贅沢なんでしょう。

足湯
ロビーの横には庭に面して足湯があります。ロビーでコーヒーのサービスがあるので、コーヒー片手に足湯を楽しむこともできます。ただチェックインした日は雨で、座る所が濡れてしまっていて、楽しめず残念。

足湯は外にあるので、寒さ対策の防寒着や、足ふき用のタオルまで用意してくれてあって、いたれり尽くせりな感じ。

飲泉所
京急ホテルの温泉は飲むこともできます。

温泉数を利用して淹れた緑茶も大浴場やロビーに用意がありました。

泉質
伊豆長岡温泉のお湯はアルカリ性単純温泉。pHは9.3と表示されているので、けっこうなアルカリ性です。湯上りはお肌がツルツルした感じ。泉温は62.5度、湧出量は1分間に1883リットルとものすごい量です。これは伊豆長岡温泉全体での量なのかな?

伊豆長岡温泉は集中管理方式を採用しています。事業協同組合のサイトに出ている成分表と同じようです。
ただ京急ホテルの外にはこんな小屋があり、宿独自の源泉もあります。どのように使い分けされているのか、ちょっと興味があります。

お食事
お食事は夕食・朝食ともに食事処でいただきます。食事処は「駿河」と「箱根」の2か所で、私達は「駿河」でいただきました。「箱根」の方は個室タイプのようでしたが、「駿河」は隣とのテーブルは衝立で仕切られているスタイルでした。プランやお部屋の種類によって、食事会場も異なるのかもしれません。
夕食
夕食のお品書きはこちら。

食前酒はありませんでした。ノンアルコールドリンクのメニューが少ないのが残念。仕方なくジンジャーエール、旦那さんはコーラにしましたが、柑橘使ったご当地サイダーとかあると頼みやすいのですが。

お造りが運ばれてきました。

この時に本わさびも出てきました。こちらの本わさびはお造りに使用しても良いのですが、最後にご飯を頂く時に活躍します。

鍋物は紙鍋仕立てで、海鮮やお野菜、葛切りをいただきます。

焼き物はお肉で和牛カルビでした。

蒸し物、こちらも中身はお魚でした。

お食事開始と同時に固形燃料に点火され、1人用のお釜で炊いたご飯ができました。炊き上がり、蒸して食べれるようになるまで40分くらいと案内されました。お酒を飲まない私達夫婦は食べるスピードも速くて、どんどんお料理が終わって行きましたが、ちょうど良いタイミングでご飯が炊きあがった感じです。

本わさびをおろし、ご飯に鰹節、ゴマ、おろしたわさびを乗せて、お醤油をかけていただきます。もう最高です。ご飯は温泉水で炊いているそうです。

お食事の後はデザートが出て夕食はおしまいです。

朝食
朝食は7:30, 8:00, 8:30から選択します。私達は朝7時から貸切風呂の予約をしてあったので、朝食は8:30にしました。チェックアウトが11時なので、8:30の朝食でも、もう一回チェックアウト前に大浴場で温泉に入る時間もあります。
朝食にもお品書きがありました。

メインは桜エビとシラスでつくる駿河丼でしょう。重箱の中にその素材が入っています。

重箱を開けるとこんな感じです。

早速駿河丼を作りました。昨日のわさびを取っておけば良かった。上の写真の右上にハサミが映っていますが、うずらの卵の殻を割るためのはさみでした。こんな道具があることを初めて知りました。

食後にヨーグルトが出て終了です。食後のコーヒーはロビーでセルフでいただきます。
まとめ
伊豆長岡温泉の温泉宿の中で、源泉100%かけ流しを宣言している宿をこの宿以外に知らず、以前から泊まってみたいと思っていました。宿の公式サイトによると、源泉100%かけ流しとは、源泉に加温、加水、循環などを一切行わずに浴槽に注ぐことと明記されているので、その通りの活用なのだと思います。消毒の有無については表示を見つけられませんでした。ただ静岡県内の温泉に入ると、消毒なしはあまり見たことがなく、衛生管理の条例とかで消毒なしは認められていないのかもしれません。アルカリ性単純温泉は肌になめらかで、1年の疲れを癒すのには大変よいお湯でした。
温泉がとても気持ち良いので、奮発して露天風呂付のお部屋というのもありかもしれません。

