海がきれい過ぎて… 三重・愛知、漁業に影響で40年ぶり排水規制緩和
2023年1月7日 05時05分 (1月12日 12時50分更新)
伊勢湾や三河湾で海水に含まれるリンや窒素が減少し、漁業に深刻な影響を与えている。最大の要因に指摘されるのは、生活や産業の排水規制の「効きすぎ」だ。愛知、三重両県は漁業者らの要望を受けて昨年十一月、約四十年ぶりに排水規制の緩和にかじを切った。(豊田直也)
海苔色落ち アサリは激減
「四年連続でひどい色落ちだ。海苔(のり)屋が海苔を捨てるなんて切ない」。甘みの強い黒海苔の産地として知られる三重県鳥羽市の離島・菅島。今季の収穫が始まった昨年十二月、漁師の木下和行さん(67)が苦い表情で海を眺めた。
黒海苔が黒く色づかず、黄色っぽくなる「色落ち」。三重県水産研究所によると、原因は海苔や二枚貝の成長に必...
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