
「時間が足らないな・・」
「もっと時間がほしい。」
そう思っていたあの頃。
飲酒時代の私は、いつも“時間”を追いかけてい
ました。
いま、同じように感じている方はいませんか?
朝は布団の中でスマホを眺め、
弁当を作って仕事へ。
帰りに買い物をして家事をこなし、夜はお酒
を飲んで同じ夜を繰り返す。
気づけば夜中に
キッチンで寝落ちして、
翌朝は「またやっちゃった・・」と後悔。
なのに仕事帰りには
また酒を買ってるんです。
「私あと、何回これ繰り返すんだろう」
好きで飲んでいたはずなのに、いつの間にか
心も体も時間までも削られていました。
そんな私が”時間を作る方法”を探し続けて、
最後にたどり着いたのが___”断酒”でした。
「時間がもっと欲しい」
時間に追われていた私が
どのよう気づき、何を手放し、
どうやって断酒に踏み切ったかを
振り返ります。
時間に追われていた頃

断酒する前の私は、
いつも「時間がない」
と思っていました。
子育ては一段落したけど、
フルタイムで仕事をして、家事もある。
頑張ってきたはずなのに、
ふと後ろを振り返ると
「ただ忙しく過ごしていただけ」で、
何を残せたのか思い出せない。
毎日なんの成長もなく一日が過ぎ、
成長するのは怠けた体だけ。
朝起きて冷蔵庫に
お酒があるかチェック。
仕事中も「帰りにお酒を買わなきゃ」が
頭から離れない。
帰宅すれば飲みながら家事をして、
やることも終わらせずに寝落ち。
「明日は飲まないでおこう。」
そう思っても、翌日の帰り道には
お酒を買っている。
これが私の30年の習慣でした。
心の中の問いかけが増えた。

そんな生活の中でも、
ふと考えるようになりました。
「このままで本当にいいのかな・・・」
「同じことばっかり繰り返して、
私このまま変わらないの?」
考えても答えは出なかった。
でも”問い”が増えたのは、何かの小さなサイン。
今思えば、この違和感が
断酒へと続く扉を開けた第一歩でした。
断捨離との出会い

最初に始めたのは
「モノを捨てること」でした。
休日は一日中、家の中を片づけて
不要なものを手放す。
ちょうど相方が入院して、家事を手抜きし
ようとした時、使っていないものがたくさんある
ことに気づいた。
そこから”捨てスイッチ”がONに。
未使用の食器、壊れた家電、ダブって買ったもの。
手放すたびに「よくこんなに溜め込んだな」と自分に
ツッコミを入れながら、
家の中はどんどんスッキリしていきました。
会社で「休みなにしてたの」と聞かれ、
「断捨離まだ続けてるんだよね」と答えると、
「縁起でもない」って笑われたりもした。
でも私は夢中だった。
時間を忘れるくらい没頭していた。
気づけばもう2年近く。
家も、頭の中も整理され、気持ちまで軽くなっ
ていました。
気づいた最大の浪費

断捨離を続けるうちに、
ある真実に気づきました。
正確には”気づかないフリ”をして
いたのかもしれない。
「私の一日の大半は”お酒”に持ってかれてるんだ」
買う時間、飲む時間、
酔って動けない時間、翌朝の後悔、
仕事中にも居座る頭の中の”お酒”。
ぜんぶ時間の浪費。
「もう一生分飲んだってことで
いいんじゃない?」
「ほんとにまだそんなに飲みたいの?」
そう思ったとき、
少しお酒と距離が取れた気がしました。
お酒が無いとダメだという思い込み___。
私を縛っていたのは、その”思い込み”でした。
お酒を手放すか、続けるか

ここからが自問自答の日々。
そんなに好きなら、このまま飲み続ければいい。
体を壊しても、お酒で楽しい人生だったって
笑って終わればいい。
誰に迷惑をかけてるわけでもないし、
酒税だって払ってる。
・・・そうやって自分に言い訳してた。
でも、何度考えても、答えはNO。
その終わり方は絶対後悔する。
まだ50手前、体も動く。
やめるなら今しかない。
今からできることはいっぱいある。
お酒だけで終わる人生で、ほんとにいいの?
後悔して死ぬなんてイヤだ__。
はっきりと、そう思ったんです。
最後の一押し

30年の飲酒習慣は手強く、
簡単にはやめられませんでした。
そんな時、私は咄嗟に”小さなウソ”を
ついてみました。
「今日は胃の調子が悪いから飲まないでおこうかな」
本当は元気だったけど。
その一言で相方も「じゃあやめといたら。」って。
自分で飲めない状況を作ることができたんです。
次の日も、また次の日も
「まだ胃が・・・」と同じように___。
気づけば断酒が続いていました。
「ウソは良くない」そう思ってきたけど、
機転の利いたこのウソだけは、
私の人生を変える大きな意味のある
”小さなウソ”でした。
断酒して手に入れたもの

断酒してまず驚いたのは
「時間が増えた」という感覚。
24時間は変わらないのに、自由に
使える時間がすごく増えたんです。
朝はすっきり目が覚めるし、体も軽い。
運転もいつでもできるし、会話もちゃんと
覚えてる✨
断捨離は今も続いてるけど、
物が増えにくくなったのは
「買う前に、それに取られる時間を考える」
ようになったから。
お酒をやめたからこそ、
読書・運動・睡眠・勉強・入浴
といった習慣が自然に入ってきました。
もうお酒に割くスキマはありません。
未来への余白

断酒して思うのは
「もっと早くやめればよかった」
ということ。
でも30年は戻らない。
砂時計の砂が落ちたらもとには戻らないように。
それでも___残りの未来は”余白”として残っています。
その余白をどう使うかは、自分次第💪
「お酒やめたいな」と
思っている人へ。
私の断酒のきっかけは
「時間を作ろうとしたこと」でした。
しかも極めつけは”小さなウソ”。
「もう一生分飲んだかも」と思えたら、
次の楽しみを探す扉が
開きかけてるかもしれません🚪🔑
『失われた30年』。
私はワクワクすることで
埋めたいと思います。
あなたなら、その余白には
どんな未来を描きたいですか。
まとめ

断酒には「ここがゴール」という決まり
はないと思います。
自分の基準で決めていい。
私にとっては「断酒」はゴールじゃ
なくて通過点。
本当のゴールは”お酒に振り回されな
い自分”になること。
今ようやく、そのスタートラインに立て
たのかもしれません。