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トニー・ウォルターの悲嘆文化論

Abstract

Tony Walter, On Bereavement: The Culture of Grief (Open University Press, 1999) の紹介。近代西洋を中心とする死別と悲嘆と社会・文化の関係を扱い、歴史的、比較文化的観点も盛り込んでいる。しかし、この本の章ごとの紹介ではなく、大枠を紹介した後は、堀江自身の観点から、戦争の影響、プロテスタントとカトリックの関係などに言及し、グリーフケア団体のクルーズに関する調査を紹介。なお、このPDFファイルは、上廣死生学・応用倫理講座主催の「医療・介護従事者のための死生学 夏季セミナー」(2016年7月30日)での講演の際に配布した資料に、講演のためのメモを書き込んだものである。