ワインの聖書

葡萄酒という神の雫への巡礼。家の飲みホームワイン。孤高のワインを届けます。

コンビニワインおすすめ厳選!コンビニは日本一のワインショップ

おすすめコンビニワイン!日本一のワインショップ

コンビニの進化は光よりも早い。一昔前は「安かろう悪かろう」のバカにされる代名詞だったコンビニワイン。現在では「安かろう旨かろう」の代名詞に変わっている。外国人に日本の羨ましいところを訊くと上位に「コンビニの充実」が入る。コンビニは日本一のワインショップ。最高のコンビニワインを厳選して紹介する。

コンビニワインの特徴

コンビニはワイン好き以外の大衆が利用するので、口当たりがよく飲みやすく一般受けするクセの強くないものが多い。店内が明るく繊細なワインの保存には向かないため、照明が当たっても品質が落ちにくいものが置かれる。ワインショップではないので、すぐに売れなくても長く置いておけるような長期の在庫に耐えられるものを置く。また、他の食材と一緒に買うことも多いので、料理にも合わせやすくなっている。

コンビニワインが美味しい理由

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コンビニワインが美味しいのは資本力と企業努力によって良いワインを安く販売しているからである。実際は4,000円くらいの良いワインが1000円台で買える。大阪のワインショップのオーナーが「自分たちの仕入れ値よりコンビニワインの販売価格のほうが安い」と嘆くほど。

コンビニ限定のワインを個人の店で仕入れた場合、仕入れ値が倍以上になるものが多い。まさに大手企業の資本力と努力。0.1秒を削りだす長距離ランナーのような孤高で値段を削っている。我々が飲んでいる1000円台のコンビニワインは本当は倍以上の価値があるものなのである。

葡萄を輸入して日本で醸造

缶ワイン革命—ワイン業界の突破口はコンビニにあり!

コンビニワインは中には、世界から葡萄だけ輸入して醸造は日本で行うワインもある。日本人の口に合うように加工するから我々は美味しく味わえる。特に缶ワインに多い。

セブンイレブンのおすすめコンビニワイン

セブンイレブンのおすすめコンビニワイン

コンビニNo. 1の資本力を誇り、個人のワインショップでは出せない価格で良質なコンビニワインを提供してくれる。

白ワイン

ワールドディスカバリーNo.25・ドイツ・リースリング

ワールドディスカバリーNo.25・ドイツ・リースリング〜セブンイレブン最高傑作

  • 価格:1,078円
  • 生産国:ドイツ
  • 葡萄品種:リースリング
  • 合う料理:ペペロンチーノ、やみつきチョレギサラダ

セブンイレブンのコンビワイン最高傑作であり、全店のコンビニワインでも1、2位を争う銘酒。非常に柔らかく飲みやすい。酸も適度。果実味の複雑さもあり、とても1000円ちょっとのワインを飲んでいるとは思えない。ブラインドで出せば全員が3000円以上と言うであろう美味しさ。合わせる料理はパスタ、セブンイレブンで買える「やみつきチョレギサラダ」がおすすめ。

ヨセミテロード・シャルドネ

ヨセミテロード・シャルドネ

  • 価格:712円
  • 生産国:アメリカ
  • 葡萄品種:シャルドネ
  • 合う料理:ポテトサラダ

2009年11月4日から日米同時発売されたセブンイレブンのオリジナルワイン。250mlで313円のサイズもある。フルボトルでも712円の格安ワイン。キリッとシャープだけど嫌な酸がない。ピラミダルな山のように端麗でストレート。単調さが逆にいい。合わせる料理はセブンイレブンの公式サイトでは「魚介料理やグラタン、ポテトサラダなどとよく合う」と表記。シンプルなポテトサラダがいちばん合う。

赤ワイン

ワールドディスカバリーNo.30シラーズ〜セブンイレブン最高の赤ワイン

  • 価格:1,078円
  • 生産国:オーストラリア
  • 葡萄品種:シラーズ
  • 合う料理:麻婆豆腐、焼肉、豚の角煮

セブンイレブンが力を入れている世界のワイナリーと共同開発する「ワールドディスカバリー」シリーズの30番。税抜980円で買える奇跡。セブンイレブンの赤ワインの最高峰であり、これほど美味しい赤ワインは5000円出しても買えない。ワイン単体で飲んでも美味しく、料理とも合う超フードフレンドリー。

ポッジオ・アルザーレ・キャンティDOCG500

セブン・ポッジオ・アルザーレ・キャンティ

  • 価格:784円
  • 生産国:イタリア
  • 葡萄品種:サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン
  • 合う料理:金の蟹クリームトマト、しゃり蔵わさび味

セブンイレブン限定のキャンティ。500mlと少し小ぶり。ワインエキスパートの資格を持つEXILEのSHOKICHIは2020年を「ヨーロッパの夕陽が見える」と6000円の値段をつけた。ブラインド・テイスティングの日本代表である大倉野泰造さんも7000円の値段をつけた。合わせる料理はセブンイレブンの冷凍食品である金の蟹クリームトマトが最高。赤ワインのエレガントさがバイキルトされる。親しみやすいワインから高級ワインに大変身。これぞマリアージュ。

スパークリング

ヨセミテ・ロード・スパークリング

ヨセミテ・ロード・スパークリング〜セブンイレブンのスパークリング

  • 価格:899円(税込)
  • 生産国:アメリカ
  • 葡萄品種:カリフォルニア産シャルドネ、フレンチ・コロンバール
  • 合う料理:野菜スティック、チーズ、焼き鳥(塩)

ヨセミテ・ロードのスパークリング。勢いよく立ち上る泡が眩いばかりのエネルギーを放ち、カリフォルニアの太陽が液体の形を成したかのよう。シャープな炭酸が弾け、爽快感あふれるアタックが五感を覚醒させる。繊細で上品な酸のニュアンスと、熟したリンゴや柑橘類を思わせる果実味。まろやかさとフレッシュさが見事に調和し、カジュアルなスタイルでありながら、スパークリングの醍醐味を余すことなく伝える一本。キレのある泡立ちを求めるすべてのワインラヴァーに試してほしい。

その他セブンイレブンのコンビニワイン

ファミリーマートのおすすめコンビニワイン

ファミリーマートのおすすめコンビニワイン

コンビニワインの盟主がファミリーマート。特に『神の雫』とコラボしているワインの美味しさは見事。1000円前後で信じられないクオリティを提供している。

白ワイン

コア・ソーヴィニヨン・ブラン・マールボロ

コア・ソーヴィニヨンブラン・マールボロ

  • 価格:1,598円
  • 生産国:ニュージーランド
  • 葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
  • 合う料理:パスタ全般、ガトーショコラ、青かびチーズ

『神の雫』とのコラボワイン。ファミマ最高傑作にしてコンビニ全店でも1、2位を争う銘酒。ハーブの香りにキッレキレの酸味、ほのかな果実味。そして余韻に果実味とやさしい酸が残る。合わせる料理は、ファミマ公式のおすすめはサーモンやホタテのシーフード。

赤ワイン

デスパーニュ・ルージュ

デスパーニュ・ルージュ

  • 価格:1,458円
  • 生産国:フランス
  • 葡萄品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン
  • 合う料理:ビーフハンバーグ、ビーフジャーキー、ダークミルクチョコ

ファミマの定番ワイン。ソムリエの青池さんは5年熟成のボルドーワインが1,500円以下で買えるのが奇跡とコメント。蕾から花びらが開いたように華やかなアロマが広がる。キュッと引き締まったモデルのくびれのような味わい。日本のコンビニワインの実力を見せつける一本。合わせる料理はファミマ公式のおすすめがダークミルクチョコレート、アーモンド、シナモン、チョコクッキー。

スパークリング

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング

  • 価格:1,112円
  • 生産国:スペイン
  • 葡萄品種:チャレロ、マカベオ、パレリャーダ
  • 合う料理:ヒレカツサンド、ペペロンチーノ、チョコレート

スペインの地葡萄を使ったスパークリング。酸が凄く、果実味もあり、強烈な味だが悪酔いもせず、余韻がやさしい。スパークリングのクセが苦手な人でも飲みやすい。あらゆる料理と合う万能スパークリングの代表。

その他ファミマのコンビニワイン

神の雫とコラボワイン

シャトー・メルシャン萌黄

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

フランスワインの「クルール・シュッド」

ローソンのおすすめコンビニワイン

ローソンのおすすめコンビニワイン

2014年には成城石井を傘下にし、低価格で良いワインを入れるようになったローソン。チリワインの「カーサ・スベルカソー」は640円で買える奇跡的な美味しさ。

白ワイン

カーサ・スベルカソー・シャルドネ

カーサ・スベルカソー・シャルドネ

  • 価格:640円
  • 生産国:チリ
  • 葡萄品種:チリ産シャルドネ
  • 合う料理:生ハム、カルボナーラ、チキンソテー

ローソンのオリジナル・コンビニワイン。640円のキセキ。ローソンのワインで10年以上連続で売上トップのエース・ワイン。ソムリエの鈴木培稚さんがコンビニ白ワインでシャルドネ・チャンピオンに挙げた。香りが別格。ちゃんと樽や木のバニラ香がするリッチなワイン。ワインブックスの前場さんもこの価格で出せる最高峰と絶賛。料理はローソンのおすすめはカルボナーラやシーフードグラタン。ソムリエの鈴木培稚さんはチキンソテーやバター系が合うと推薦。国際ワインコンクール審査員の藤野勝久さんがロース生ハムとおすすめ。

赤ワイン   

カーサ・スベルカソー・カベルネ・ソーヴィニヨン

 カーサ・スベルカソー・カベルネ・ソーヴィニヨン

  • 価格:640円
  • 生産国:チリ
  • 葡萄品種:チリ産シャルドネ
  • 合う料理:ハンバーグ、カレー、卵サラダ

メルロー、カルメネールなど赤ワインも種類が豊富なカーサ・スベルカソーで素晴らしいのがカベルネ・ソーヴィニヨン。タンニンの渋みが少なく、果実味が豊か。フードフレンドリーで料理とも合わせやすい。

スパークリング

コノスル・スパークリング・ブリュット

コノスル・スパークリング・ブリュット

  • 価格:1,234円
  • 生産国:チリ
  • 葡萄品種:シャルドネ、ピノ・ノワール
  • 合う料理:寿司、生牡蠣など

ナチュラル・ローソンで買えるスパークリング。レモンのような果実の酸味が強く、キレが強くバランスがいい。かなり美味しい。ワインに申し訳ないので使いたくないが「優秀」という言葉が口から出てきてしまう。1日、2日たって炭酸が抜けても美味しい。見事なスパークリング。合わせる料理は公式のおすすめは、焼きタラバガニ、寿司、ローストチキン、生牡蠣。

その他ローソンのコンビニワイン

カーサ・スベルカソー・スパークリング・ブリュット

その他のローソンおすすめワイン

全コンビニで買えるおすすめワイン

ソムリエの佐々木健太さん曰く、「コンビニのワインはすぐには香りが開きにくいので、ガシガシ振ってから開けるとよい」

白ワイン

コノスル・オーガニック・シャルドネ

コノスル・オーガニック・シャルドネ

  • 価格:1,098円
  • 生産国:チリ
  • 葡萄品種:シャルドネ100%
  • 合う料理:ペペロンチーノ、唐揚げ、バンバンジー、豚肉のしゃぶしゃぶ

化学薬品を使用せず栽培した葡萄から造るコノスル。酸と果実味がパワフル。アルコール度数も14%あり強烈なシャルドネ。でも嫌な感じが1ミリもない。最後に苦味が残るが、それも心地いい。かなり良いシャルドネ。合わせる料理はコノスル公式のおすすめはバンバンジー、豚肉のしゃぶしゃぶ、鯛の塩焼き、鶏の唐揚げ、アサリのワイン蒸しラザニア。

イエローテイル・シャルドネ

イエローテイル・シャルドネ

  • 価格:935円
  • 生産国:オーストラリア
  • 葡萄品種:シャルドネ
  • 合う料理:キノコのソテー、鶏の唐揚げ、チーズ全般

ワイン単体でも美味しく、料理と合わせてもフードフレンドリーな万能ワイン。トロピカルで夏を感じるシャルドネ。酸のキレが強い。開けて2日目以降から美味しくなるのもポイント高し。合わせる料理は公式サイトのおすすめは白身の刺身、パスタ、グラタン、焼き鳥。ワインブックスの前場さんおすすめはクリームパスタ、キノコのソテー。

アルパカ(白)

アルパカ、白ワイン

  • 価格:600円前後
  • 生産国:チリ
  • 葡萄品種:シャルドネ、セミヨン
  • 合う料理:梅しそささみ焼き

日本で一番売れているワイン。輸入元はアサヒビール。数々のソムリエがお店だと5000円か6000円で提供しているワインと同じ香りと絶賛。香りが沢山あるワインは良い品質の証。「銘柄など関係なく高コスパなワインが飲みたい人」におすすめ。合わせる料理はソムリエ青池さん推薦の「梅しそささみ焼き」が秀逸。冷凍食品でレンチンするだけ。単体でも美味しいが、アルパカを飲むと酸と喧嘩せず、旨味を並走する。

赤ワイン

ロシュ・マゼ・カベルネ・ソーヴィニヨン

ロシュ・マゼ・カベルネ・ソーヴィニヨン

  • 価格:1,078円
  • 生産国:フランス
  • 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
  • 合う料理:ペコリーノチーズ

世界で最も売れているフランスワイン。千円前後の赤ワインでは奇跡的な美味しさ。試飲したフランス人全員が圧倒的ナンバーワンに挙げ、1万円以上のワインしか飲まないという女性も絶賛。もう1万円のワインを買わなくていいと言い切った。合わせる料理は羊系のペコリーノチーズがおすすめ。チーズの臭みを消してスッキリ感が高まり、フワッと華やかなカベルネの余韻が広がる。

白ワインもコンビニで買えて美味しい

イエローテイル・ピノ・ノワール

イエローテイル・ピノ・ノワール

  • 価格:969円
  • 生産国:オーストラリア
  • 葡萄品種:ピノ・ノワール
  • 合う料理:納豆キムチパスタ、ペペロンチーノ

2004年の発売以来、日本で売上ナンバーワンのオーストラリアワイン。ピノ・ノワールはタンニンが少なく爽やかな酸味と軽やかなコクがあり、赤ワインの渋味が苦手な人でも飲みやすい。肉系と合うのでバーベキューに持っていくと最高。合わせる料理で公式が勧めているのはステーキ、ローストビーフ、ラムのグリルなどの肉料理全般、こってりした中華料理、焼き鳥、和風ハンバーグ、トマトパスタなど。

ロゼワイン

アルパカ・ロゼ

アルパカ,ロゼワイン

  • 価格:600円前後
  • 生産国:チリ
  • 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー
  • 合う料理:台湾まぜそば、焼き餃子など中華

ドライで発泡も感じる。ビールをもっと飲みやすく美味しくしたような味わい。軽さと重厚感のバランスが良い。シラーやカベルネといった重たい葡萄とメルローという爽やかな葡萄のブレンドが上手い。合わせる料理は中華がおすすめ。ワインと合わせにくい中華でも料理の味も損なわず、ワインも美味しく飲める。

その他コンビニ全店で買えるワイン

コノスル・カベルネ・ソーヴィニヨン・ビシクレタ・レゼルバ

コノスル・シャルドネ・ビシクレタ・レゼルバ

コノスル・ゲヴュルツトラミネール・ビシクレタ・レゼルバ

おすすめコンビニ缶ワイン

【ローソン】VIVREスパークリングワイン・ロゼ

    VIVREスパークリングワイン・ロゼ

  • 価格:305円
  • 生産国:日本
  • 葡萄品種:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)
  • 合う料理:たらこスパゲティ、すき焼き

ローソンで買える缶ワイン。一口含めば、思わず「これが缶ワイン?」と疑いたくなるほどの完成度。ベリーの果実味がふんわりと広がり、続く心地よい酸味が味わいを引き締める。200円以下の手軽さと、酸化防止剤無添加のナチュラルさ。気取らずに楽しめるのに、どこかエレガント。旅先の開放感や、仕事終わりのくつろぎにぴったりの一本。

【セブンイレブン】&WINE(アンドワイン)白

&WINE(アンドワイン)白〜サントリーの缶ワイン

  • 生産国:日本
  • 生産者:サントリー
  • 葡萄:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)
  • 容量:250ml
  • アルコール度数:10.5%
  • 価格:335円

セブン&アイグループ限定販売。果実のまろやかさと程よい酸味が絶妙なバランスを保ち、食事の邪魔をしない。洋食はもちろん、和食や中華にもそっと寄り添う万能さ。晩酌にも、旅先の気軽な一杯にも。「食とワインを愉しむ」ために生まれた、懐の深い相棒。

【ファミマ】シャンテール スパークリング ロゼ

シャンテール スパークリング ロゼ

  • 生産国:日本
  • 生産者:サントリー
  • 葡萄:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)
  • 容量:280ml
  • アルコール度数:12%
  • 価格:308円

ファミリーマート限定のロゼ・スパークリング。淡いピンクの泡が弾けた瞬間、気分が少しだけ華やぐ。アルコール度数はやや高めながら、飲み口は驚くほど軽やか。炭酸入りの葡萄ジュースのような感覚で、自然と次のひと口を誘う。シンプルながらも洗練されたデザイン缶は、旅のお供に最適。新幹線の車窓から景色を眺めながら、シュワっと弾ける一杯を。

コンビニが力を入れている缶ワイン

まいばすっけとワイン特集

ワインに関するエトセトラ

成城石井 シャルドネ缶ワイン〜冷蔵庫から始まる、静かな地中海、ブラインドで高級ワインに化ける

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  • 生産者(ドメーヌ):モンデ酒造
  • 国:チリ
  • 生産地:不明
  • 年代(ヴィンテージ):NV
  • 品種:シャルドネ
  • アルコール度数:12.5%
  • 容量:300ml
  • 楽天価格:税込483円

成城石井オリジナルの缶ワイン。清涼感があり、イタリアの温暖な地域を思わせる地中海感。

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通常のサイズにしても1000円を切っているお値打ち価格。ペットボトルになっているので、一度に飲み切る必要はなく、翌日に分けて飲むこともできる。

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加工所は日本と書かれているが、ワインをチリで造って缶詰しているのか、チリから葡萄を輸入して日本で醸造しているかは不明。

いずれにせよ、日本を代表するブラインド・テイスターが3000円〜5000円ほどのミディアムレンジのワインと思った。

 

味わい

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缶を冷蔵庫から取り出した瞬間、指先に伝わるひんやりとした感触が、すでに物語の序章。淡い霧をまとったような白いボディ。そこに描かれたのは、金色のワイングラスがひとつ。成城石井らしい抑制の美学。

グラスに注ぐと、液体は柔らかなレモンイエローの光を放ち、朝の海辺に差し込む地中海の陽射しのように揺れる。

一口含んだ瞬間、まず舌を貫くのは、凛とした酸。攻撃的ではなく、夏の白い風が頬をなでるような清涼感を伴っている。次の瞬間、果実の輪郭がふわりと立ち上がり、フルーティさが静かに広がっていく。

このワインは、シャルドネと名乗りながら、シャルドネという型に自らを閉じ込めない。樽の主張も、バターの甘さもない。その代わりにあるのは、「どんな場面にも身を置ける柔軟さ」。日本を代表するブラインド・テイスターが、思わず3,000円から5,000円のミディアムレンジを想起したのも頷ける。

 

料理とのマリアージュ

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和風ペペロンチーノ、いわゆるカツオぺぺでは、唐辛子の刺激でざらついた舌の上に、冷たい清流が一気に流れ込む。ヒリつきは洗い流され、代わりに旨味だけが残る。その瞬間、ワインもパスタも、一段階上の次元へと引き上げられる。

ハンバーグと合わせれば、肉汁やデミグラスの濃度に抗うことなく、すべてを受け止め、静かに整えていく。主役になろうとしない。しかし、舞台全体を美しくする存在。熟練の指揮者のようだ。

 

プロの評価

ブラインド・テイスティングの日本代表も高評価。家飲みではなく、ワイナリーに行くまでに電車の中で乾杯したいピクニック・ワインと表現。窓の外に流れる景色を眺めながら、そっとプルタブを開けて乾杯する。そんな自由で、少しだけ背徳的な時間にこそ、この缶は真価を発揮する。

 

加工所(ドメーヌ)

加工を手がけるモンデ酒造は山梨県笛吹市にあるワイナリー。1952年(昭和27年)の創業と歴史があり、 近年は缶ワインを世の中に浸透させる努力をしている。自社畑で栽培したキュベは「牧丘畑メルロ」と「豊富畑ヤマソービニオン」や、長野の葡萄を使った「天王原信濃リースリング」などがある。

 
 

ワインが激変!ワイングラスおすすめ完全ガイド|選び方・人気ブランド・リーデルの凄さ

ワインの味が激変!ワイングラスおすすめ完全ガイド|選び方・人気ブランド

ワインほどグラスによって印象が変わる美酒はない。ワインはグラスの中で変化し、香りと味わいが複雑に広がる交響曲。グラスは鐘であり楽器。良いワイングラスで飲むことで、優美なシンフォニーが生まれる。ミシュランの料理を使い捨ての紙皿で味わうと魅力が落ちてしまう。ワイングラスは聖杯。心から愉しむためにステキなワイングラスを愛蔵しましょう。

失敗しないワイングラスの選び方

失敗しないワイングラスの選び方

ワイングラスを選ぶポイントは「高さ」「口径」「膨らみ」の3つ。これによってワインとの感応が変わる。

ワイングラスの種類と特徴別の選び方

グラスの種類 特徴 適したワイン
白ワイン

小ぶりで、香りを適度に集める。酸味を引き立て、冷たさを保つ

シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングなど
ブルゴーニュ型 ボウルが丸く大きく、口径が広い。繊細な香りを集め、酸味を和らげる ピノ・ノワール、ガメイなどライト、ミディアムボディの赤ワイン
ボルドー型 背が高く、ワインが空気に触れる面積が広く、香りを引き出す

カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどのフルボディの赤ワイン

スパークリング 細長い形状で、泡立ちを美しく見せる シャンパーニュ、カヴァ、スプマンテなどの泡
ロゼワイン 白と赤の中間の大きさ。ロゼの酸味、ほろ苦さも味わえ、香りが広がる ロゼ、オレンジワインなど
デザートワイン 小ぶりで甘みを強調し香りを集める 貴腐ワイン、ポートワインなどのデザートワイン

ワイン漫画『新ソムリエ 瞬のワイン』のセリフがこちら。

グラスはワインの揺りかご。グラスの中で空気に触れ合うことで目覚め、本来の味わいが現れる。小さめのグラスでゆっくり空気に触れさせたほうが良いワイン、大きなグラスで目覚めさせたほうが良いワインがある。

一脚だけ持つなら万能型グラス

ワインごとにグラスを揃えるのも楽しいが、「とりあえず1脚だけ持つなら?」と聞かれたら万能型。どんなシーンでも活躍する、オールラウンダーな一脚。

万能型ワイングラスは、赤・白・ロゼ・スパークリング、どの種類でもバランスよく香りを引き出し、味わいを損なわない。小ぶりなボウルがワインのアロマを閉じ込め、口に含む瞬間に香りが広がる構造になっている。酸味やタンニンのバランスをしっかり感じ取ることができ、ワインの本質をつかみやすい。

白ワインは小ぶりのグラス

ワイングラスの選び方、白ワインは小ぶりのグラス

白ワインは冷やしてこそ美味しさが引き立つ。赤ワインのグラスよりも空気に触れる面積が狭いデザインが理想的。ビールのようにガブ飲みしないので、すぐに温度が上がらないように、少し小ぶりのグラスが最適。

香りが豊かな白はモンラッシェ型

香りが豊かな白はモンラッシェ型

香り豊かな樽熟成の白ワイン、例えばオークド・シャルドネやモンラッシェ、ムルソーなどは、魅力を最大限に引き出すために、容量の大きいモンラッシェ型のグラスがベスト。小ぶりのグラスでは、ワインの香りが十分に広がらず、複雑な味わいや香りの深さが感じにくい。大きなグラスに注いだワインは、空気に触れる面積が広がり、香りがふわっと広がって、樽熟成のワインの魅力を存分に楽しむことができる。

一般的な赤ワインは容量の大きいグラス

赤ワインは容量の大きいグラス

赤ワインは香りが強く、グラスの中に閉じ込めるために、底が広く容量も大きいグラスを選ぶ。タンニンや酸味を一気に感じないよう、飲み口は少し狭くなっているものがいい。芳醇な香りがグラスの中でゆっくりと広がり、深く感じることができる。特に繊細な赤ワインには、大きめの赤ワイングラスがぴったり。逆に香りが弱い赤ワインを大きめのグラスに注ぐと、香りがボケてしまうことがあるため、白ワイングラスのような小ぶりなグラスを選んだほうが、香りがしっかりと感じられる。

ボルドーの赤ワインは高身長グラス

ボルドーの赤ワインは高身長グラス

ボルドーの赤ワインを飲むときには、高身長のワイングラスが最適。ボルドーの赤ワインは香りが非常に強いため、容量が大きいほうが香りが優しく広がり、柔らかく立ち込める。ボルドーワインの強いタンニンを空気に触れさせ、縦にストレートに流し込むことで、渋味をやわらげる効果もある。鼻までの距離が短いグラスでは、香りのクセが強すぎて圧倒されてしまうこともあるので注意。

繊細な赤ワインはブルゴーニュ型

ワイングラスの選び方、ブルゴーニュ型

ピノ・ノワールなどタンニンが穏やかで、繊細な果実味の赤ワインはブルゴーニュ型のワイングラスがおすすめ。大きく膨らんだボウル(丸みのある膨らんだ形状)と狭くすぼまった飲み口の形が、複雑な香りをしっかりと閉じ込め、飲む瞬間に豊かに広がらせる役割を果たす。ボウルが大きいことでワインが空気に触れる面積が広がり、エレガントな果実味と繊細なニュアンスがより際立つ。飲み口が狭いため、ワインが舌の中央に流れ込み、酸と甘みのバランスが取れた滑らかな味わいを楽しめる。

スパークリングは泡が際立つ縦長

スパークリングは泡が際立つ縦長

スパークリングワインを楽しむときには、縦に長いフルートグラスが最適。泡がグラスの中で優雅に立ち上がり、炭酸をしっかりと感じることができ、喉越しが良い。泡が滝を逆流するかのように美しく舞い上がり、見た目でも楽しませてくれる。さらに、フルートグラスは酸を抑える効果もあるため、酸味の強い赤ワインをまろやかにしたいときにも活躍。もしフルートグラスでも酸味が強くてすっぱいと感じるなら、白ワイングラスに替えることで、酸味が和らぎ、よりバランスの取れた味わいを楽しめる。

ロゼやオレンジは白と赤の中間

 リーデル ヴェローチェシリーズ ロゼ ワイングラス

ロゼワインやオレンジワインには、白ワインと赤ワインの中間のような形状のグラスが最適。ロゼワインの口中を引き締めるキュッとした酸味、余韻に複雑さをもたらすホロ苦みさも同時に味わえる。ワインと空気が触れる空間が適度に確保されているため、個性を引き出しながらも、香りが豊かに広がる。この形状は、ワインの味わいをより繊細に感じさせ、飲むたびにその魅力が深く伝わってくる。

デザートワインのグラスは小ぶり

デザートワインは極上の甘さを楽しむため、30mlから60mlほどの少量を注ぐのが理想的。容量が大きいグラスだとバランスが悪く不格好になる。グラスも小ぶりのものを選ぶとバランスが取れる。さらに、デザートと一緒に楽しむことが多いので、グラスの見た目も重要。華やかでスウィートなデザインのグラスを選べば、甘いひとときがさらに魅力的に。Sweet Emotionを感じながら、ワインと共に贅沢な時間を味わえる。

初心者におすすめのオシャレなワイングラス

初心者におすすめのオシャレなワイングラス

5000円以上するリーデルなど人気ブランドはハードルが高いという方へ。初心者におすすめの安いワイングラスを紹介。白、赤、ロゼ、スパークリングワインにぴったりのワイングラスを1000円台、2000円台、3000円台から厳選。安い価格帯から始め、ワイングラスの沼にハマったらリーデルへとステップアップしてみよう。

万能型ワイングラス(木村硝子)

ワイングラス 木村硝子店 ピッコロ 10oz

  • 高さ:168mm
  • 容量:340ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:カリクリスタル
  • 梱包:専用の箱つき
  • 生産国:スロバキア

最も売れ筋で大人気の万能型ワイングラス。入荷待ちになることも多い逸品。日本の木村硝子が販売し、スロバキア製のため製造はおそらくRONA。軽くて薄い作りながらも、デザインがオシャレで、どんなシーンにもぴったり。

ワイングラス 木村硝子店 ピッコロ 10oz

右がRONAの白ワイングラス

カリクリスタルガラスは、軽さと強さを兼ね備え、扱いやすさが魅力。小ぶりなサイズなので洗いやすく、日常使いにぴったり。ふっくらとした形状が、赤ワインの豊かな香りをグラス内にしっかりと閉じ込め、その香りを楽しむことができる。

ワイングラス 木村硝子店 ピッコロ 10oz

ロゼやスパークリングワインを注いでも、その美しいデザインが際立ち、どんな料理にもオシャレに合わせられる。ワインを飲む楽しさを広げてくれる、ワインライフに欠かせないチャーミングなアイテム。

 

万能型ワイングラスII(RONA)

【パスタ名店訪問】REGALO(レガーロ)〜アラビアータの美学

  • メーカー:RONA
  • 高さ:200mm
  • 容量:340ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:カリクリスタル
  • 梱包:なし
  • 生産国:スロバキア

底が平らなタイプの万能型ワイングラス。参宮橋のレガーロでも使用。カリクリスタルという軽くて強いガラスを使用し、その特性が使い心地を良くしてくれる。リーデルなどの高級クリスタルに比べると透明度は少し落ちるものの、手に取りやすい価格が魅力。シンプルでありながら、洗練されたデザインで、どんなシーンでも使いやすい。

 

白ワイングラス(RONA)

ロナ RONA スタイリッシュ 白ワイン

左がRONA、右が百均の白ワイングラス

左がRONA(1200円)、右が百均
  • メーカー:RONA
  • 高さ:215mm
  • 容量:340ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:カリクリスタル
  • 梱包:なし
  • 生産国:スロバキア

スロバキアのメーカーRONA(ロナ)の白ワイングラス。割れにくく、手頃な価格で人気を誇る。1000円台なのに品質が高く、世界中のホテルやレストランで採用されている。スタンダードな「クラシック」シリーズの白ワイングラスは、軽さとスワリングのしやすさが特徴。グラスを回す度にその滑らかさを実感できる。「RONA」のロゴが施されたデザインも、特別な気分を添えてくれる。ワイン愛好者なら、最低でもこのクラスのワイングラスは持っておきたい逸品。しっかりとした作りと使い心地の良さが、日常的なワインライフをより豊かにしてくれる。

 

赤ワイングラス(ボルドー型)

ショット・ツヴィーゼル・ピュア ボルドー

赤ワイングラス(ツヴィーゼル)

左がボルドーグラス、右が百均
  • メーカー:ショット・ツヴィーゼル
  • 高さ:268mm
  • 容量:640ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:トリタンクリスタル
  • 梱包:なし
  • 生産国:ドイツ

圧倒的にお気に入りの一品。赤ワインが好きな人にぜひ勧めたい。高身長で「バベルの塔」のようなワイングラス。リーデルや他のメーカーのボルドーグラスは、丸みがあって尖塔感が薄れがちだが、しっかりとボルドーグラス本来の意味を持っている。輸入は木村硝子、製造はドイツのツヴィーゼル。割れにくいワイングラスとして有名で、世界中のソムリエコンクールや高級ホテル、さらには飛行機の機内食でも使用されている。高身長で優雅なフォルムを持ち、ボルドーの赤ワインを存分に楽しむために最適。百均のグラスと比較すると、その違いは一目瞭然。ワインを飲む体験が、グラスひとつで格段にアップグレードされる。

 

赤ワイングラス(ブルゴーニュ型)

イタレッセ・ティブロン

赤ワイングラス(ブルゴーニュ型)  イタレッセ・ティブロン

  • メーカー:イタレッセ
  • 高さ:217mm
  • 容量:500ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタリン
  • 梱包:なし
  • 生産国:イタリア

1979年、イタリア北部トリエステで誕生した「italesse」。「ティブロン」はスペイン語で「鮫(サメ)」の意味。ボウルがより大きく開き気味(ワイドリム)、香りを解き放ちやすい設計で、ワインが舌全体に広がるようなアタックを演出する。果実味とボリューム感を広げて味わう「拡散型」の赤ワイングラス。ニューワールドのピノ・ノワールやネッビオーロ、ガメイなどに向いている。『神の雫』では、遠峰一青がシャトー・ラフィット1945年を飲む際に、この形状のワイングラスを使用した。

左がイタレッセ、右は百均のビールグラス

左がイタレッセ、右は百均のビールグラス

白、赤、ロゼ、スパークリングワインまで、このグラスひとつで存分に楽しむことができる万能型。

ブルゴーニュ赤ワイングラス(イタレッセ)  ティブロン(ブルゴーニュ型グラス)

飲み口が広く、香りが広がりやすいので、樽熟成したシャルドネにも向き、このグラスが持つ繊細なデザインと機能性は、ワインの真髄を引き出すために作られた一品。

 

ロゼワイングラス(RONA)

ツル 15oz 

ロゼワイングラス(RONA・木村硝子)  ツル 15oz

  • メーカー:木村硝子
  • 高さ:256mm
  • 容量:450ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:カリクリスタル
  • 梱包:なし
  • 生産国:スロべキア

販売は日本の名門・木村硝子店、製造は老舗メーカーのRONA。ハンドメイドの特長「引き脚」を実現したスッキリしたデザインのツル。白鳥や鶴が水辺に佇む凛とした姿を思わせ、海外では「スワン」の名で販売されている。ロゼやオレンジワインの酸味とほろ苦さのバランスを調和させてくれる。450mlと大ぶりなので、樽熟成の白ワイン、ピノ・ノワールなど軽めの赤ワインを飲むにも最適。美しさと機能性を兼ね備えた“名器”と呼ぶにふさわしい一脚。

 

シャンパングラス(木村硝子 )

シャンパングラス(木村硝子 )

  • メーカー:木村硝子
  • 高さ:217mm
  • 容量:240ml
  • 製造:ハンドメイド
  • 材質:ソーダガラス
  • 梱包:なし
  • 生産国:日本

メイド・イン・ジャパン、ハンドメイドの木村硝子によるフルートグラス「ギャルソン」。軽さが特徴的で、泡を飲むときも軽やかな口当たりが心地よく、喉越しがとても滑らかに感じられる。グラス自体のデザインはシンプルながら、手に取るたびにその美しさと繊細さを感じられ、上質なひとときを提供してくれる。

左がギャルソン、右が200円のグラス

左がギャルソン、右が200円のグラス

百均のグラスと比べると、木村硝子のフルートグラスは泡の立ち方や味わいにおいて格段に差が出る。百均のグラスでは、どうしても味わいが重たく感じてしまうことがあり、良いフルートグラスで飲むことで、スパークリングワインの繊細な味わいが引き立つ。少しの違いが大きな満足感を生むので、上質なフルートグラスを選んで、贅沢なワインタイムを堪能してほしい。

 

デザートワイン(ボヘミア)

ロマンスグラス(ボヘミア)

  • メーカー:ボヘミア
  • 高さ:210mm
  • 容量:250ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタル
  • 梱包:記載なし
  • 生産国:チェコ

ダイソーでも手に入る本物のボヘミアグラス。なんと、300円で購入できる。

ロマンスグラス(ボヘミア)「ロマンスグラス」は、花柄の模様が刻印されており、デザートワインにぴったりの美しさ。

ロンバケで木村拓哉は逆三角形のワイングラス

ロンバケで木村拓哉が使っていたのも柄入り逆三角形

グラス自体はカリクリスタル製。透明度はクリスタルそのもので、軽さとともに叩いたときに「チーン」と響く美しい金属音が特徴。まるで楽器のように、視覚だけでなく聴覚も楽しませてくれる。

ロマンスグラス(ボヘミア)

右が百均の三百円

百均のグラスは少しぽっちゃりとした形状、ロマンスグラスはスレンダーでモデルのような美しいフォルム。ワインをさらに引き立ててくれる。デザートワインを飲むなら、今夜ロマンスグラスで。

 

パーティー気分のクープ型ワイングラス

パーティー会場やホストクラブでよく見かけるシャンパンタワーのグラス、それが「クープ型」。別名「ソーサー型」とも呼ばれるこのグラスは、かつて中世ヨーロッパでスパークリングワインを楽しむために広く使われていた。縦長のフルートグラスではなく、平らな形状は、女性が喉元を見せずに飲むための配慮がなされており、ゲップが出ないように泡が抜けやすくなっている。その歴史を紐解くと、マドラーで泡を抜いてから飲むという風習があり、当時の優雅な飲み方を象徴するグラス。今でも結婚式やパーティーの場では、ゲップを気にせず飲めるようにと、クープ型でスパークリングが提供されることが多い。このグラスは絵画にも登場します。ベラスケスの《バッカスの勝利》では、登場人物がクープ型でワインを楽しんでいる。まるで太古の時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえる、歴史的な魅力を秘めたグラス。

 

旅行用のロブマイヤー ・トラベラー

LOBMEYR ロブマイヤー・バレリーナ トラベラーII バーガンディ


旅行先や移動中の電車、飛行機でワインを楽しむためにぴったりな携帯ワイングラス。名前の「バレリーナ」は、英国の伝説的なプリマドンナ、マーゴ・フォンティーンがティップ・トゥで立つ美しい姿をイメージして名付けられた。

その名の通り、エレガントで軽やかなデザインが特徴。『神の雫』にも登場し、神咲雫が遠征先に持ち歩くシーンが描かれている。ワイン放浪の旅に出るなら、このバレリーナ型の携帯ワイングラスは間違いなく心を躍らせる逸品。移動中でも、どこでも、素敵なワインの時間を持ち運びながら楽しめる。

 

リーデルのおすすめワイングラス

リーデルのおすすめワイングラス

「グラス・オブ・グラス」と称されるリーデルは、1756年にモーツァルトが生まれた年にオーストリアで創業された。アマデウスと同郷のメーカーであり、ワインの種類ごとに最適な形状を追求したパイオニア。現在では140種類以上のワイングラスを展開し、ワイン愛好者の間では「ワイングラスといえばリーデル」と言われるほどの名声を誇る。

リーデルのワイングラスは、他のグラスと比べて圧倒的に軽く、持ちやすさや飲みやすさにおいても抜群のバランス。映画『神の雫』でも象徴的に描かれており、オープニングシーンではリーデルのワイングラスにロマネ・コンティのリシェブールが注がれる。

リーデルのおすすめワイングラス

ソムリエの鈴木培稚(ますぢ)さんも、「見た目は変わらないが、リーデルのワイングラスは香りを嗅げば他のワイングラスと違うことがわかる。形状や鼻までの距離が計算され尽くしている」とその性能を絶賛。リーデルのワイングラスでワインを楽しむことで、香りや味わいが一層深まることを実感できる。

万能型ワイングラス

リーデル オヴァチュア

リーデル オヴァチュア

  • 高さ:180mm
  • 容量:340ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:専用の箱つき
  • 生産国:ドイツ

リーデルの初心者向け入門グラス。オヴァチュアは、フランス語で「オープニング」の意味。340mlと少し小ぶりなサイズで、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインのどれにも対応できる万能型のワイングラス。「リーデルって何がそんなに特別なの?」と感じている方にはぴったりのグラス。価格も1000円台でカジュアルに楽しめるため、初心者でも手が出しやすいのが嬉しいポイント。さらに、高級感のある美しい箱入りで、プレゼントにも最適。ワインをより豊かに楽しむために、まずはオヴァチュアからリーデルの世界を体験してみてほしい。

 

白ワイングラス

シャルドネ(ヴェリタス)

リーデルワイングラス,シャルドネ(ヴェリタス)

  • 高さ:225mm
  • 容量:381ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

リーデルの最軽量クリスタル製グラス。驚くべき軽さと精緻なデザインで、手に取るだけで違いがわかる。ハンドメイドと見間違えるほど細く繊細なステム(脚)で、手に持った瞬間に違いを実感する。

ワインを並々と注いでも、軽さのためストレスなく持つことができ、空気のように軽快に飲める。背が高く、足が長いモデルや俳優がより魅力的に見えるように、このグラスで白ワインを注げば、ワインが3倍増しで美しく、魅力的に見える。リーデルの技術が生み出す軽やかで美しいグラスは、まさにワインを楽しむための最高の道具。

リーデルワイングラス,シャルドネ(ヴェリタス)

左がリーデル、右がRONA

リーデルのほうが10センチ背が高く脚が細い。軽さも抜群で、持ちやすさと飲みやすさが際立っている。適度なすぼまりによって、ワインの持つ様々な味わいの要素をバランスよく楽しめる。しっかりとした酸味と豊かなミネラル分をもった白ワインに最適。

ワインの香りがしっかりと伝わり、その力強さを感じることができるのも大きな魅力。RONAのワイングラスも非常に秀逸だが、香りはやや落ち着き気味で、ワインの味が少し濾過されるような感覚を与える。

リーデル、ワイングラス、シャルドネ(ヴェリタス)

容量が381mlと万能型グラスより大きいため、赤ワインの香りを十分に広げてくれる。繊細な風味を感じやすくしてくれ、ワインの複雑な香りをしっかりとキャッチし、ワインをより深く楽しむための絶妙なバランスを提供してくれる。

 

シュピゲラウ ディフィニション ホワイトワイン(シュピゲラウ)

シュピゲラウ ディフィニション ホワイトワイン(シュピゲラウ)

  • メーカー:シュピゲラウ
  • 高さ:228mm
  • 容量:435ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:カリクリスタル
  • 生産国:ドイツ

リーデルのグループ・ブランドであるシュピゲラウ(SPIEGELAU)の白ワイングラス。ドイツのバイエルン地方に1521年に誕生し、現在の親会社であるリーデルよりも200年以上も歴史がある。食器洗浄機に10,000回かけても傷つかない耐衝撃性と軽さを誇り、世界中の五つ星ホテルやレストランで愛用されている。

フォルムはボルドーグラスのように端正で力強い。その存在感は白ワイン専用に研ぎ澄まされ、細く長いステムを通じ、白ワインの魂が手のひらに伝わる。

ソーヴィニヨン・ブランの爽やかな柑橘、シュナン・ブランのふくよかさ、ゲヴェルツトラミネールの妖艶なスパイス感。それらをただ閉じ込めるのではなく、絵画の筆致をなぞるように、輪郭を際立たせながら一枚のアートに仕立て上げてくれる。

シュピゲラウ ディフィニション ホワイトワイン(シュピゲラウ)

RONAのグラスと比べると違いは歴然。香りや味わいの表現力は同等。しかし、軽さの次元が違う。持った瞬間、グラスがワインと一体化し、ワインそのものを直接抱きしめているような錯覚に陥る。シュピゲラウは間違いなく、白ワインに愛される運命を持っている。

 

モンラッシェ型・樽熟成シャルドネ(パフォーマンス )

リーデル、ワイングラス、樽熟成シャルドネ(パフォーマンス )

  • 高さ:245mm
  • 容量:727ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

香りが豊かな樽熟成の白ワイン(オークド・シャルドネ、モンラッシェ、ムルソーなど)は容量の大きいモンラッシェ型で飲む。小ぶりのグラスでは香りが広がりにくく、ワインの複雑性が伝わりにくい。大ぶりなので香りが翼を広げたように広がる。

リーデル、ワイングラス、樽熟成シャルドネ(パフォーマンス )

大ぶりのグラスに注がれた瞬間、シャルドネの豊かな香りがふわりと花開く。小ぶりなグラスでは閉じこもりがちなアロマも、ふくよかに広がり、果実の厚みや樽熟成由来のバニラ香、バターのようなニュアンスまでしっかりと感じ取れる。シャルドネの力強さと奥行きを引き出すには、モンラッシェ型のグラスが最適。まろやかさを重視するなら小ぶりも悪くないが、本当の表情に出会いたいなら、オークド・シャルドネグラスで。ワインの魅力を最大限に引き出してくれる。

 

リーデル リースリング (スーパー・レジェーロ)

リーデル リースリング (スーパー・レジェーロ)

  • 高さ:252mm
  • 容量:400ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

美しさと機能性の究極形。リースリングを愛するすべての人に贈る一脚。

2023年に生まれたワイングラス。ハンドメイドグラスを機械で精密に再現したスーパー・レジェーロのシリーズ。もはやワインの魅力を最大限に引き出す芸術作品の領域。

リーデル リースリング (スーパー・レジェーロ)

すらりと伸びる高身長のボウルに、驚くほど繊細でしなやかなステム。舞台に立つバレリーナのような佇まいで、手に取った瞬間、羽を実感する。手に伝わるのは、重力ではなく無重力。

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このワイングラスの可能性は、リースリング一つの品種にとどまらない。グリューナー・フェルトリーナー、赤ワインのサンジョヴェーゼ、ジンファンデル、モンテプルチアーノのスパイス感も、この一脚で立体的に広がる。ロゼワインにも理想的で、一本で何役もこなす、賢い相棒。

口当たりの滑らかさやワインのアロマの立ち上がりが格段に違う一脚。日常の一杯を、高級レストランで味わうような体験へと導く。

 

赤ワイングラス

ワインウイングス・ シラー

リーデル赤ワイングラス  ワインウイングス・ シラー

  • 高さ:250mm
  • 容量:865ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

リーデルの最高傑作のひとつ。大容量にして驚異の軽さ。従来の卵形のグラスとは一線を画した飛行機の翼をイメージ。底が平らで幅広い形状が、ワインの蒸発量を増やし、アロマを豊かに引き出す。

ワインウイングス・ シラー,リーデル

シラーズにおいては、土の香りや香ばしさ、その後ろに隠れた控えめなタンニンがバランスよく調和される形状。濃厚な葡萄品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールにもぴったりで、ワインの本来の力強さを感じつつも、まろやかな余韻が広がる絶妙な味わいを楽しむことができる。

ワインウイングス・ シラー,リーデル

箱の大きさ、開けたときに目にするグラスの圧倒的な存在感に思わず息を呑む。ワインボトル一本分が丸々入る容量。デキャンタージュの器としても十分に使えるほど。手に取ると、その軽さに驚かされる。叩いてみると、響きが一味違う。音色はまるでチベットの鐘のように澄み切って耳に心地よく響く。ただの道具ではなく、まるで一つのアート作品のように、ワインを楽しむ瞬間を特別なものに変えてくれる。

ワインウイングス・ シラー,リーデル

右が200円の赤ワイングラス

同じ湯でも大浴場だと温泉の気持ちよさが違うように、百均で最も大きいグラスと比べると違いは一目瞭然。香りの広がりがまるで別物。シラーズを注げば、フルーティーさが3倍増しになり、同じワインとは思えないほどの美味しさが広がる。馬子にも衣装というように、千円前後のワインでも高級ワインのような印象を与えることができる。誇張ではなくワインに翼が生える。

 

ブルゴーニュ・グラン・クリュ(スーパーレジェーロ)

リーデル、ブルゴーニュ・グラン・クリュ(スーパーレジェーロ)

  • 高さ:276mm
  • 容量:1022ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

マシンメイドのワイングラスの最高峰。もはや液体を受けるための容器という概念を軽々と飛び越えた、ワインを解放する劇場。容量は、驚愕の1リットル超え。ワイン一瓶が注げるボリューム。それなのに、手に取れば羽のように軽い。むしろ、一般的な小ぶりのグラスより軽い。

ブルゴーニュ・グラン・クリュ(スーパーレジェーロ)

圧倒的な空間が生むのは、香りの劇的な変化。ワインが空気を抱き、香りが舞い上がる。多少良い赤ワイングラスであっても、ブラインドで飲めば、同じ銘柄とは思えないほど表情が変わる。葡萄畑の真ん中で果実を手に取ったときのような、生きた香り。優れた映画は大きなスクリーンで観たほうがいいように、ワインもスケール感が重要。

ブルゴーニュ・グラン・クリュ(スーパーレジェーロ)

ピノ・ノワールやネッビオーロのように繊細なニュアンスをもつ品種に特に適している。モンラッシェのような樽香と厚みをともなう白ワインにも、このグラスは圧倒的な存在感を与えてくれる。

このグラスを一度知ってしまえば、もう戻れない。手の中で妖しく輝くその曲線は、ファム・ファタル――運命を狂わせる魔性の器。ワインを「飲む」から、「感じる」へ。次の一本を、最高のかたちで迎えるなら、このグラスしかない。

 

ロゼワイングラス(ヴェローチェ)

 リーデル ヴェローチェシリーズ ロゼ ワイングラス

  • 高さ:247mm
  • 容量:347ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

リーデルの名器。脚が長く顔(器)が小さいスーパーモデル。しなやかに伸びる脚、優美なフォルム、驚くほどの軽さ。リーデルのヴェローチェは、ロゼワインの魅力を最大限に引き出し、酸味とほろ苦さのバランスを美しく調律する。ワイングラスにおいて、脚の長さがどれだけ重要かを教えてくれる逸品。

ロゼワイングラス(ヴェローチェ)

ロゼやオレンジワインのために設計されたが、その万能性は計算され尽くされている。白、赤、スパークリング、デザートワインまでも、この一脚で見事に受け止める。洗練の美学、ヴェローチェ。指先に乗せた瞬間、もう他のグラスには戻れない。

 

シャンパン・グラス(ヴィノム)

シャンパン・グラス(ヴィノム)

左がリーデル、右が木村硝子
  • 高さ:218mm
  • 容量:230ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

泡が舞い、香りが咲くフルートグラス。リーデルのヴィノム・シリーズは世界中のレストランやワインバーでも愛用される。漫画『ソムリエール』で主人公の樹カナがフランス留学時代に働いていた店でも使っていた。

リーデル、シャンパン・グラス(ヴィノム)

飲み口は、すぼまることなく、あえて膨らみをもたせたデザイン。空気との接触面を巧みに操り、香りをたっぷりと抱きしめる。複雑なアロマが幾重にも広がり、深く、豊かに響く。唇に触れた瞬間、薄く磨かれた縁が、ワインの流れを静かに導く。記念日やお祝いでシャンパーニュを開けるとき、祝杯をあげるなら、このグラスしかない。

 

リーデル・オー ・シャンパーニュ

リーデル・オー ・シャンパーニュ

  • 高さ:122mm
  • 容量:264ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

脚(ステム)の長さが際立つリーデルにおいて、ステムレスのシリーズ「リーデル・オー」のシャンパーニュグラス。優雅に立ち上る泡を美しく演出し、豊かな香りをしっかりと蓄えるための広めの空間が確保されている。洗いやすさと省スペースでの収納も兼ね備えているため、日常的に使いやすく実用性も抜群。美しいデザインと機能性を兼ね備えたこのグラスで、シャンパーニュの贅沢なひとときを心ゆくまで楽しんでほしい。

リーデル・オー ・シャンパーニュ

フルートグラスに比べると泡立ちは少し落ち着くものの、その分、シャンパーニュに限らず、クレマンやカヴァ、プロセッコなど、さまざまなスパークリングワインを楽しむのにぴったりなグラス。軽やかな口当たりと広めのボウルが、スパークリングワインの香りと味わいを引き立ててくれるので、気軽に優雅なひとときを味わえる。日々の乾杯を特別なものにしてくれるグラス。

 

デザートワイングラス(ヴィノム)

デザートワイングラス(ヴィノム)

  • 高さ:183mm
  • 容量:156ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

チューリップ型で、“気まぐれな午後の陽だまり”をグラスに閉じ込めたような美しさ。リーデルのブランデーグラスは、贅沢を知る者の秘密兵器。リーデルの極限まで美を追求した脚の長さ。「小顔で脚長のモデル」の佇まいで、所有者の誇りをくすぐる。

デザートワイングラス(ヴィノム)

156mlの小型容量によりアルコール感が抑えられ、デザートワインのアロマの劇場を余すことなく演出してくれる。口当たりがシルキーになり、舌の上で柔らかくほどける。ソーテルヌ、トカイ、アイスワイン、どれを注いでも、その魅力を最大限に引き出してくれる。

 

旅行用ワイングラス(ボヤージュ)

リーデル・ボヤージュ

  • 高さ:160mm
  • 容量:459ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

ビール会社との共同開発による「ボヤージュ」は、形状がビールグラスをベースにしているため、ビールを飲むときの絶対的パートナー。

曽爾高原ビール〜名水が泡立つ村、山の記憶を瓶に閉じ込めて

白ワイン、赤ワイン、ロゼワインはもちろん、スパークリングワインにもぴったり。旅行先や帰郷の際に持っていきたくなる、旅のパートナーとして最適なワイングラス。

リーデル ボヤージュ

軽量で丈夫、どんなワインでも楽しめる万能さが魅力。外出先でもワインをしっかり味わえる、そんな贅沢な瞬間を提供してくれる。

 

外出用の白ワイングラス

オー・トゥー・ゴー・ホワイトワイン

リーデル オー・トゥー・ゴー ホワイトワイン

  • 高さ:106mm
  • 容量:375ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

ステム(脚)がないワイングラス。フランスやイタリアでは一般的なスタイルで、ボウル部分を持って飲むことが多い。特にお寿司屋さんで日本酒や白ワインを頼んだ際には、このタイプのグラスで出てくることがよくある。

縦長のボウル形状が、みずみずしくフルーティな香りや、さわやかなのど越しをもたらす。

リーデル,踊り子号でスパークリング

踊り子号でスパークリング

外出用としても非常に便利で、コンパクトなサイズ感とオシャレな箱がセットになっているので、持ち運びも簡単。洗練されたデザインが、どんなシチュエーションでもワインを楽しめる。

外でワインを飲むけれど、きちんとしたグラスで飲みたいときにぴったりなのがこのステムレスワイングラス。リーデルの公式では、リースリングを飲むときにおすすめされている。ワインの楽しみを格上げしてくれるアイテム。

リーデル オー・トゥー・ゴー

価格も2,000円未満で手が出しやすく、コストパフォーマンスも抜群。日本ワインやグビグビ飲むスパークリングにもおすすめ。ステムがないので、洗うときも折れる心配がなく、取り扱いがとても楽。外出先では、どんなシーンでも映えること間違いなし。

 

外出用の赤ワイングラス

SLリーデル・ステムレスウイングス・トゥー・フライ

SLリーデル・ステムレスウイングス・トゥー・フライ

  • 高さ:121mm
  • 容量:675ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

2020年に発売されたリーデルの最高傑作、ワインウイングスのステム(脚)をなくしたワインタンブラー。フルボディで渋みの強い赤ワインに対し、ゆるやかなすぼまりの大きなボウルが複雑で芳醇な香りを解きほぐす。ワインが舌上で横に広がり、厚みのあるボディを感じつつ強い渋みをやわらげる。

SLリーデル・ステムレスウイングス・トゥー・フライ
SLリーデル・ステムレスウイングス・トゥー・フライ

白ワイングラス用のリーデル・オー・トゥー・ゴーより300ml大きいカベルネ・ソーヴィニヨン向け。手にがっしりホールドし、力強さを感じ、香りが大きく広がる。名前の トゥー・フライのとおり、旅の空で使いたいワイングラス。

SLリーデル・ステムレスウイングス・トゥー・フライ

草津温泉の湯畑の前で乾杯。カベルネ・ソーヴィニヨンの香りが湯けむりに溶ける。

 

ワイン以外のお酒におすすめのワイングラス

ワイン以外のお酒におすすめのワイングラス

日本酒グラス

リーデル・エクストリーム・純米

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  • 高さ:200mm
  • 容量:495ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 生産国:ドイツ

日本酒の専門家と8年の歳月をかけ、辿り着いたのは、横にふくらむダイヤモンド形状のボウル、吉野杉のように頼もしい太い脚、あえて広めに設計した飲み口。

ひと口含むと、米の甘やかな“うまみ”がふわりと開き、質感は絹のようにやわらかく、クリーミーに舌の上で長くとどまる。アルコールの角が丸くなり、吟醸香は果実のようにみずみずしく、酒そのものが一段階、上質に磨かれたかのよう。

  • 横長・大容量のボウルが香りを大きく抱え、温度の変化もゆるやかに
  • 広い口径が味を舌全体にすばやく届け、余韻をふくらませる
  • 辛口は丸みを、フルーティーなタイプは果実味をいっそう引き出す設計

この一脚で日本酒の表情が見違える。今夜の一合を“特別な一杯”に変えてくれる、日本酒好きのための決定版。晩酌の食卓に、このグラスを。

 

リーデル リースリング (スーパー・レジェーロ)

  • 高さ:252mm
  • 容量:400ml
  • 製造:マシンメイド
  • 材質:クリスタルガラス
  • 梱包:RIEDELロゴ入り箱
  • 生産国:ドイツ

美しさと機能性の結晶。吟醸酒・大吟醸の魅力を余すことなく解き放つ一脚。

縦長の卵型が香りを一点に集め、グラスを傾けた瞬間に立ちのぼるのは、完熟果実のように澄んだ吟醸香。口に入れば、磨き込まれた日本酒の透明感がすっと通り、芯のある旨みと伸びやかな余韻が層を成して広がる。冷やでも常温でも、味の境目がくっきりと見えてくる。

外観は凛として端正。すらりと伸びるステムは驚くほど繊細でしなやかで、手に取ると重さではなく“無重力”を感じる。

同じリーデルでも、ヴィノムの大吟醸グラスより、このスーパー・レジェーロの軽さと細さが一歩前に出る。液面の揺らぎが最小限になり、香りの立ち上がりと舌上の流れが一段とクリアになる。結果として、酒のポテンシャルがもう一段開く。

大吟醸を愛する人の常用グラスは、これでいい。いや、これがいい。

 

百均のワイングラスとの違い

百均ワイングラスの実力〜100円を笑うものは100円に泣く

百均は便利で赤ワイングラス(300円)、白ワイングラス、ビールグラス(ロゼ用)、スパークリンググラス(フルートグラス)など、多様な形状が売っている。割れても100円だから買い直しやすい。たまにしかワインを飲まず、いいワインを買わない人であれば百均で十分、というより百均がベストマッチ。

美しさは味に影響する

左がRONA、右が百均の白ワイングラス

左がRONA(1200円)、右が百均

ワインが好きで飲む頻度も高く、より美味しく飲みたいワインラヴァーは最低でも1000円台のワイングラスを一つ所有してほしい。檜の浴槽とコンクリートの浴槽で温泉を楽しみが異なるように、グラスの品質がワインの味わいに与える影響は絶大。良いワイングラスには以下のような素晴らしい特徴がある。

  • ワインが美しく見える
  • 香りが立つ
  • 甘さを感じられる

良いワイングラスの特徴のひとつは、叩いたときの音の違いに出る。高品質なグラスは透明感があり、まるで高級楽器のように澄んだ音が響く。良いワイングラスは「鐘」のような音色を奏で、百均のグラスはまるで木魚を叩いたように響かない。音だけでなく、使い比べてみると、ワインがより美しく見え、実際に味わうと少し美味しく感じるという違いを実感できる。

百均。左から赤、白、ロゼ、泡

見た目の違いも、ワインの印象に大きな影響を与える。「身長の高さ」「グラスの薄さ」「軽さ」「スタイリッシュさ」といった視覚的な要素であり、身長が高い人がカッコよく見えるように、グラスもそのデザインや形状によってワインが美しく見える。

良いグラスに注がれたワインは、見た目、香り、味わい、そして音に至るまで、ワインの体験全体を変えてくれるような力を持っている。

おすすめ百均ワイングラス

百均(ダイソー)ワイングラスの実力〜100円を笑うものは100円に泣く

  • 容量:270ml
  • 原産国:日本
  • 材質:ソーダガラス
  • 商品サイズ:7.2cm×7.2cm×19.6cm

ダイソーで売っているチューリップ型のワイングラス(200円)。メイド・イン・ジャパンのチューリップ型のワイングラス。用途は赤ワイン用に作られているが、容量、形状ともに白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン、デザートワインにも合う。コレひとつあるだけでワインライフが豊かで華やかになる。まずは、百均のワイングラスから始めたい方におすすめ。

香りが変わる

左が百均、右がリーデルのワイングラス

高級なワイングラスは、ガラスが薄く、光を通す透過率が良い。その透明度の高さがワインをより美しく見せてくれる。反対に、百均のグラスは屈折が大きいため、ワインの色が歪んで見えることがある。リーデルのグラスはワインの色をそのまま伝え、さらに輝きを加えてワインの美しさを引き立てる。グラス自体が透明で、ワイン本来の色がくっきりと見えることで、視覚的な満足感が増す。

百均ワイングラス

香りについても、グラスの形状や容量が重要。高級なワイングラスは高さがあり、容量が大きいため、ワインの香りがグラスの中で広がり、より豊かに、深く感じられる。また、グラスが薄いほど、舌にワインが触れる面積が増え、甘さをより感じやすくなる。薄いガラスのグラスはワインを優しく舌に届け、甘さを引き立て、ワインの味わいをさらに豊かにする。

おすすめワイングラス・クロス

漫画『新ソムリエ 瞬のワイン』第14話「裏切りのワイン」では、瞬の先輩にワイングラスの磨き方を叩き込まれたエピソードが出てくる。「磨いたグラスの先にまだ見ぬお客様の顔を思い浮かべる。グラスを磨き抜くことでお客様に話しかける。この店はいつでも最高のサービスであなたを迎えます。曇りのないグラスはお客様の期待を裏切らないぞという店の情熱」

リーデル クリスタル クロス

リーデル クリスタル クロス

シャルドネのように力強く分厚いクロスは、特にリーデルのワイングラスを拭くときに非常に役立つ。クロスの素材がしっかりしているため、ワイングラスの繊細な部分を傷つけず、効果的に拭き取ることができる。スパークリングワインのグラスを拭く際には、泡立ちを良くするために特にしっかりと拭くことが大切になる。泡がきれいに立ち上がるためには、グラスの表面が油分や水滴で汚れていないことが重要で、このクロスで丁寧に拭くことで、きれいな泡立ちが実現する。高品質なワイングラスを長く美しく保つために、しっかりとしたクロスで拭きたい。

 

LONNEA グラスクロス

LONNEA グラスクロス ワイングラス磨きクロス キッチンクロス

ワインレッドの心。ワインに対する愛情と、グラスを大切に扱う気持ちの表れの色。百均のグラスであっても、丁寧に磨くことで肌触りが良くなり、手に取ったときにその感触が一層気持ちよくなる。グラスがピカピカに磨かれていると、ワインを注ぐ際の楽しみも一層深まるというもの。大切なワイングラスだからこそ、手間を惜しまずに磨いて、いつでも美しい状態で使いたい。

 

ワイングラスの種類や豆知識

ワイングラスの大きや形状によって、香りの立ち方と広がり方、口に入る量が変わって速さ、広がりが変わる。複雑な味や香りのワインであるほど、活かすも殺すもグラス次第。個性がハッキリしたボルドーワインは花。開かせるには適切な花瓶が重要になる。

ワイングラスの歴史

19世紀イタリアのワイングラス

19世紀イタリアのワイングラス

ワインは紀元前からあるが、当時はお椀のような器で飲まれていた。ガラス製のワイングラスが登場したのは、14世紀の中世ヨーロッパ。イタリアが起源とされ、ガラス細工が進化したことで、ワインをより美しく、香りや味を楽しむためのグラスが作られるようになった。その後、ワイングラスの技術が発展し、高級グラスが生まれるようになる。特に17世紀から18世紀には、豪華なクリスタルガラスが使われるようになり、ワイングラスは単なる飲み物を入れる器ではなく、社会的なステータスを示すアイテムとしても重要になっていく。現代のワイングラスは、ワインの種類や特徴に合わせた形状を持つようになり、より洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたものが多い。

バッカスの勝利,ディエゴ・ベラスケス,	1628〜1629年

バッカスの勝利,ディエゴ・ベラスケス, 1628〜1629年

ベラスケス《バッカスの勝利》でも農夫たちがお椀のグラスで飲み、左上の精霊サテュロスが高貴なグラスで飲んでいる。様々な形によって香りや味わいの違いを愉しむようになったのは1950年代にRIEDEL(リーデル)が様々な形のワイングラスを出してから。

ワイングラスの部位の名称

画像引用:cocos

・飲み口「リム」

・真ん中部分「ボウル」

・脚「ステム」

・底「プレート)」

ワインを飲むとき外国ではボウルの部分を鷲掴みにすることが多い。日本では脚の部分に当たるステムを持って飲む。『神の雫』で遠峰一青はプレートを持つ。これが最もカッコよく真似している。ワインを注ぐ量はグラスの1/3以下の部分、もしくはボウルの最も膨らんでいる部分まで注ぐと美しい。

ワイングラスへの注ぎ方

  • ふくらみのトップのところまで注ぐ
  • 注ぎ終わりに瓶をクルッと回すとこぼれない
  • 若いワインは高い位置から空気を含ませるように注ぐ
  • 熟成が進んだワインは空気に触れないようグラスに近づけて注ぐ

価格帯ごとのおすすめワイン

コノスル・ピノ・ノワール・ビシクレタ・レゼルバ〜紫の自転車が走り抜ける、千円の詩情

コノスル・ピノ・ノワール・ビシクレタ・レゼルバ

  • 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
  • 国:チリ
  • 生産地(テロワール):非公開
  • 年代(ヴィンテージ):2022年
  • 品種:ピノ・ノワール100%
  • 栓:スクリューキャップ
  • 熟成:4ヶ月熟成。35%樽、65%ステンレスタンク。
  • アルコール度数:12.5%
  • 飲み頃の温度:14℃~16℃
  • 楽天価格:794円(店舗:880円)

カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネに次いで3番目に売れているコノスル・ワイン。グラスに注いだときの美しさにうっとりする。一日の終わりに、静かな旋律を心に残す一本。

味わい

注いだ瞬間、ルビーの雫が光を返す。その透明感は、春の夕暮れに沈む陽光のよう。
舌の上で、絹のように流れる酸と果実。軽やかさの中に潜むのは、確かな芯。強がりを見せない優しさ。千円以下とは信じがたいほど、品格を感じさせるピノ・ノワール。

2日目には酸が前に出て、やや気まぐれな表情に変わる。昨日とは違う微笑みを見せる恋人のように。出会ったその日に飲み干したいワイン。

 

ソムリエ評価

ソムリエの鈴木培稚(ますぢ)さんは2021年をテイスティング。バランスが良く飲みやすい。甘味がきて綺麗な酸があって余韻が長い。ピノ・ノワール初心者におすすめと絶賛。

ドジャースのロバーツ監督も利きワインでは、1万円以上の高級ワインより美味しいと絶賛。

 

料理とのマリアージュ

コノスル・ピノ・ノワール・ビシクレタ・レゼルバ

  • 牛サガリ:⚪︎
  • 和風ハンバーグ:⚪︎
  • スモークタン:△
  • ヒレカツ:△
  • 牡蠣フライ:△
  • カマンベール・チーズ:△
  • サラミ:×

公式のおすすめはマルゲリータ、鰻の蒲焼き。その他は地鶏むね肉のロースト、和風ハンバーグ、牛しゃぶしゃぶ、ヒレカツ、アマトリチャーナ。良かったのは牛サガリ。胡椒が効いてピノ・ノワールのやさしさが広がる。

コノスル・ピノ・ノワール・ビシクレタ・レゼルバ

ローソンで買った和風ハンバーグはまあまあの相性。夕暮れまで遊んだ小学生の少年を優しく迎えに来た歳の離れたお姉ちゃんのような相性。

コノスル・ピノ・ノワール・ビシクレタ・レゼルバ

その他は可もなく不可もなし。寄り添いはするが、火花は散らさない。唯一、合わなかったのはサラミ。穏やかだったピノ・ノワールが急に暴れ出す。

エチケット

コノスル・ゲヴュルツトラミネール

左がゲヴュルツ、右がピノ・ノワール

エチケットはゲヴュルツと同じく紫。ピノ・ノワールで紫は珍しい。カラー・パープルで高貴な印象を与える。どこか神秘的で、静かな高貴さを漂わせ、満月の夜に静かに走る一台の自転車。ペダルの音もなく、花の香りだけを残して去っていくよう。

 

おすすめのワイングラス

ブルゴーニュ・グラン・クリュ(スーパーレジェーロ)

大ぶりで、膨らみのあるブルゴーニュタイプの赤ワイングラスが最良。理由は3つ。

  1. 香りが大きく広がり、ピノ・ノワールの繊細な果実味が際立つ
  2. 酸の角がとれ、よりシルキーで優雅な印象になる
  3. 余韻が長く伸び、ワインが語る“物語”の細部まで届く

小ぶりのグラスだと酸味が前に出すぎ、このワインが持つ“優しい詩情”が削がれてしまう。

 

生産者(ドメーヌ)

1993年設立のヴィーニャ・コノスル。ラベルの自転車はコノスルで働く従業員たちが広い葡萄畑の中を動き回るときの移動手段。自動車の排気ガスを出さないため、農夫さんたちは自転車を漕ぎながら美味しいワインをつくっている。栽培が難しいピノ・ノワールは15%を手摘み、85%を機械で収穫している。

生産地(テロワール)

カサブランカ・ヴァレー

ビシクレタ・レゼルバの産地は非公開だが、コノスルはシリーズによってピノ・ノワールの栽培を変えている。スタンダードの「ビシクレタ・レゼルバ」のロゼはビオ・ビオヴァレー、上級ラインアップの「オシオ」などはカサブランカ・ヴァレーのピノ・ノワールを使用。標高が400mほどあるカサブランカ・ヴァレーの冷涼な地中海性気候は、南極からの寒冷な海流の影響を強く受ける。一年中霧のかかった朝と涼しい風のおかげで、葡萄の成熟がゆっくり進み、ピノ・ノワールに適した地域。

 

葡萄品種(セパージュ)

ピノ・ノワール PINOT NOIR

チリで最初に植えられたピノ・ノワールがコノスルのワイナリーのそばにあったことから、ピノ・ノワールはコノスルで最も重要な品種。1999年にはチリでナンバーワンのピノ・ノワールを目指して「ピノ・ノワール・プロジェクト」を開始した。ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールよりも、葡萄の完熟度が高く、よりフルーティでチャーミングな味わいになる。ロゼワインもピノ・ノワール100%で造っている。

 

その他のコノスル・ワイン

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション〜人生の午後三時のようなワイン、少し甘く、前へ進む力をくれる

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

  • 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
  • 国:チリ
  • 生産地(テロワール):セントラル・ヴァレー
  • 年代(ヴィンテージ):2022年
  • 品種:マルベック100%
  • 栓:スクリューキャップ
  • 熟成:80%をステンレススチールタンク、20%を樽で9ヶ月熟成
  • アルコール度数:13.5%
  • 飲み頃の温度:16℃ ~ 18℃
  • 楽天価格:820円(店舗:910円)

ファミリーマート限定のコノスルのマルベック。定番シリーズにも同じワインがあり、パッケージ違いと思われる。千円以下のワインの中で、かなりの人気。

 

味わい

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

口に含むと、驚くほどしなやか。マルベック特有の濃厚さよりも、むしろ繊細な調和を見せる。酸が瑞々しく、果実の輪郭はやわらかい。重たいコートを脱いだピノ・ノワールのような軽やかさ。チリの太陽が育てた果実に、冷涼な夜風が理性を与えたバランスの美。余韻には、赤い果実の甘酸っぱさと、かすかなハーブの陰影。力ではなく、静けさで語るマルベック。自転車で畑を駆ける造り手たちの誠実な手仕事が、ボトルの中に息づいている。

 

料理とのマリアージュ

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

  • 牛ばら肉の炒め物:○
  • 赤ワインのボロネーゼ:○
  • パストラミビーフ:○
  • パルミジャーノ:○
  • デミグラスハンバーグ:△
  • ロックフォール:△

公式のおすすめは赤身肉とチーズ。煮込みハンバーグ、焼き鳥(タレ)、アスパラの牛肉巻き、回鍋肉(ホイコーロー)。牛肉とは合う。

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

牛肉のボロネーゼも安定のマッチング。

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

パストラミビーフはマリアージュまでいかないが、もっと肉が欲しくなる。料理が進む。

 

生産者(ドメーヌ)

ヴィーニャ・コノスル

1993年設立のヴィーニャ・コノスル。「南の円錐」の意味。ラベルの自転車はコノスルで働く従業員たちが広い葡萄畑の中を動き回るときの移動手段。自動車の排気ガスを出さないため、農夫さんたちは自転車を漕ぎながら美味しいワインをつくっている。ゲヴュルツトラミネールの葡萄はすべて手摘みで収穫している。

生産地(テロワール)

セントラルヴァレー

チリの首都サンチアゴから南に約150kmセントラル・ヴァレーにある山側の畑(小石の多い沖積土壌)、沿岸部と南部にある畑(粘土質と花崗岩土壌)で栽培。最先端のテクノロジーを備えた醸造設備を備え、1998年から肥料や、害虫・病害・雑草の駆除において出来る限り自然なものを使用。畑にはガチョウ、羊、昆虫や、様々な植物が存在し、様々な植物や生物がひとつの環境に共生することで生態系が健康な状態で維持され、自然のサイクルに良い影響をもたらしている。

ブドウ品種(セパージュ)

マルベック - Wikipedia

主にフランス西南部のカオール地方で作られるが、アルゼンチンが有名。世界のマルベックの栽培面積の75%以上を占める。小粒で果皮が厚いので濃い色と重たいタンニンが特徴。ポリフェノールの含有率が高く黒ワインと呼ばれる。ボルドーワインとブレンドされることも多い。赤身肉のステーキと合わせるのが定番で、『神の雫』の神咲雫はマルベックは味噌と合うと主張。味噌の濃厚な風味に負けないタンニンと発酵由来の香りが調和する。和牛カレーにも合わせた。

 

エチケット

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

ファミマ限定は少しカラー・パープルで自転車は黄金。その背後に描かれた植物の影は、チリの畑に生きる自然そのものを象っている。派手さはないが、上品で詩的。「労働」と「自然」と「風」の調和をそのままボトルに閉じ込めたよう。ガラスにも小さな自転車のエンボスが刻まれ、造り手の遊び心と誇りが見える。

おすすめのワイングラス

コノスル・マルベック・ビシクレタ・リミテッド・エディション

特にグラスを選ばないが、縦長のボルドーグラスがスッキリしておすすめ。

 

マルベックのワイン

その他のコノスル・ワイン

ボデガ・エル・エステコ・クマ・オーガニック・マルベック〜ハチドリが誘う、月明かりの赤

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  • 生産者(ドメーヌ):ボデガ・エル・エステコ
  • 国:アルゼンチン
  • 生産地(テロワール):カファジャテ
  • 年代(ヴィンテージ):2024年
  • 品種:マルベック
  • 栓:スクリューキャップ
  • アルコール度数:13.5%
  • 飲み頃の温度:8〜10℃
  • 合う料理:唐揚げ、シチュー、醤油ラーメン
  • 販売価格:税込1,265円

トロンテスの葡萄で有名な「クマ・オーガニック」の赤ワイン。アルゼンチンの有名葡萄「マルベック」100%で造る。

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夕暮れのアンデスの空気をそのまま封じ込めたような一杯。ボデガ・エル・エステコが贈る赤は、夜の静寂に似た深みと、果実の鼓動のような瑞々しさを併せ持つ。

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エチケットのデザインは、ターコイズブルーのラベルに、金文字の「CUMA」。

中心には、小さな花々のあいだを舞うハチドリ。自然と共に生きるオーガニックの哲学が、目に見える形で息づいている。この小鳥は、アンデスの乾いた空に咲く命の象徴だ。その翼の一振りが、ワインにやさしさと生命のリズムを吹き込んでいるように思える。静かな夜に、グラスを傾けてみてほしい。アルゼンチンの風が、ゆっくりとあなたの心を撫でていく。

 

味わい

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ひと口含めば、小さな果実をプチッと指先で潰したような、透明な果汁が舌を伝って流れ出す。マルベックにありがちな重厚さではなく、しなやかで繊細。

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若きダンサーが夜明け前の舞台で、まだ眠る街に一筋の光を描くよう。酸と果実味が静かに重なり、余韻はやさしい月明かりのように長く続く。

料理とのマリアージュ

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  • ハンバーグ:ソースの甘みを包み込み、ワインはエレガンスを纏う。
  • キーマカレー:スパイスに負けず、果実味がふくらむ。
  • トンカツ:脂をさらりと流し、後味に光を残す。
  • カチョエペペ:黒胡椒の刺激を清流のように洗い流す。
  • 枝豆:驚くほど調和し、清涼感が増す。
  • 味噌豆乳鍋:まろやかさと深みが溶け合う。
  • 焼きそば:香ばしさに寄り添い、親しみ深い幸福感をくれる。

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最も相性が良いのは、ハンバーグ。ースの甘みを包み込み、ワインはエレガンスを纏う。

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さすがカレーとの相性がいいマルベック。キーマカレーは、スパイスに負けず、果実味がふくらむ。

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トンカツは、脂をさらりと流し、後味に光を残す。

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パスタとの相性の良さは言うまでも無い。チーズと胡椒のローマ伝統のパスタ・カチョエペペは、黒胡椒の刺激を清流のように洗い流す。おつまみの枝豆も、驚くほど調和し、清涼感が増す。

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意外にも和食と相性がいい。ちょっとピリ辛の味噌豆乳鍋も、まろやかさと深みが溶け合う。

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麺全般と相性が良く、焼きそばは、香ばしさに寄り添い、親しみ深い幸福感をくれる。

 

葡萄品種(セパージュ)

マルベック - Wikipedia

マルベックは、主にフランス西南部のカオール地方で作られる葡萄品種。ただし、現在ではアルゼンチンが有名。世界のマルベックの栽培面積の75%以上を占める。小粒で果皮が厚いので濃い色と重たいタンニンが特徴。ポリフェノールの含有率が高く黒ワインと呼ばれる。ボルドーワインとブレンドされることも多い。赤身肉のステーキと合わせるのが定番で、『神の雫』の神咲雫はマルベックは味噌と合うと主張。味噌の濃厚な風味に負けないタンニンと発酵由来の香りが調和する。和牛カレーにも合わせた。

生産者(ドメーヌ)

生産者(ドメーヌ)  ボデガ・エル・エステコ

ボデガ・エル・エステコ(Bodega El Esteco)は、アルゼンチン北部カルチャキ・バレーの中心地カファジャテに位置するワイナリー。1892年にブドウ栽培を開始して以来、標高1,700〜2,000m超の高地畑を舞台にワイン造りを続けてきた。昼夜の寒暖差が大きく、日照時間が長いという極端な環境が、果実に凝縮感と鮮明な個性を与える。

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隔離された高地で育つブドウから生まれるワインは、力強いストラクチャーと豊かな果実味を備える。主力はアルゼンチンを代表するマルベックで、深みとボディを両立させる。一方、白は土着品種トロンテスが看板で、エレガントな辛口スタイルに仕上がる。さらに、オーガニック栽培のブドウを用いた「クマ(Cuma)」シリーズの人気が高い。

カファジャテ産ワインは「アルゼンチンワインの至宝」と称され、ボデガ・エル・エステコはその評価を牽引する存在。高標高テロワールのポテンシャルを正面から表現し、土地由来の純度と力強さを一貫して示している。

 

生産地(テロワール)

生産地(テロワール)  カファジャテ

カファジャテは、アルゼンチン北部サルタ州に位置するワイン産地として知られる街。カファジャテ渓谷と呼ばれる一帯は、侵食によって形成された壮大な地形が広がり、赤く切り立った岩壁が印象的な風景をつくり出す。白亜紀の地層が露出しており、恐竜の化石が見つかることもあるなど、自然と地質の両面で魅力にあふれた地域。

標高が高く、昼夜の寒暖差が大きい乾燥した気候は、ブドウ栽培に理想的な環境をもたらしている。この厳しくも恵まれた条件の中で育つブドウは、酸と果実味のバランスに優れ、凝縮感のあるワインを生み出す。カファジャテはアルゼンチンを代表するワイン産地のひとつとで、特に土着品種トロンテスの名産地として世界に知られている。

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トロンテスから造られるワインは、花のように芳香豊かで、爽やかな酸味とエレガントな味わいが特徴。「ミシェル・トリノ」をはじめとする有名ワイナリーが多く存在し、カファジャテの名はアルゼンチンワインの品質と個性を象徴する存在となっている。

 

白ワインのトロンテスもおすすめ

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1000円台のおすすめワイン

ワインライフを彩るアイテム

ボデガ・エル・エステコ・クマ・オーガニック・トロンテス〜陽光と風のアリア、草原を渡る風のように

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  • 生産者(ドメーヌ):ボデガ・エル・エステコ
  • 国:アルゼンチン
  • 生産地(テロワール):カファジャテ
  • 年代(ヴィンテージ):2023年
  • 品種:トロンテス
  • 栓:スクリューキャップ
  • アルコール度数:13.5%
  • 飲み頃の温度:8〜10℃
  • 合う料理:唐揚げ、シチュー、醤油ラーメン
  • 販売価格:税込1,265円

アルゼンチンが誇るトロンテスの葡萄を使った白ワイン。ソムリエの佐々木健太さんがワイン初心者に勧める。1000円台でポテンシャルを全力で味わえる白ワイン。陽光を跳ね返す白砂と空の群青のあいだで育った葡萄が放つ、清冽な一滴。

 

エチケット

f:id:balladlee:20251101191747j:imageターコイズブルーに金の“CUMA”。中央には小花とともにハチドリが羽を休め、蜜をついばむ。アンデスの乾いた空と生命の煌めきを一枚に閉じ込めたようで、オーガニックの矜持とトロンテスの透明感を、視覚から先に語りかけてくる。

味わい

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立ち香は白い花の息吹。口に含むとレモンやグレープフルーツの酸がスッと刃のように走り、草原を渡る風の清々しさが広がる。果実は軽やかだが芯は強い。余韻にはほのかなジャスミンと白桃のニュアンスが残り、喉の奥で涼しくきらめく。

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爽やかさが欲しい夜、氷のように冷やしたこの一杯を。草原の風が、あなたの食卓に吹き抜ける。

 

料理とのマリアージュ

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唐揚げは、衣の油をさらりと払い、柑橘の香りが一段とふくよかに。手が止まらなくなる危うさ。クリームシチューも、甘さにキリッと線を引き、“大人のとろみ”に整える。

ズッキーニは塩の輪郭だけを残して、口中をリセット。キノコソテーが、バターの厚みを引き締め、香りを立ち上がらせる。

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醤油ラーメンは意外にも相性良し。鶏ガラの出汁と歩調を合わせ、旨みを濁らせずにスッと中和。

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クッキーは、後味を軽くして、もうひとつ摘みたくなる。チーズは可もなく不可もなく、素直に寄り添う。

 

葡萄品種

葡萄品種     トロンテス

トロンテスは、アルゼンチンを代表する固有の白ブドウ品種であり、その栽培のほとんどがアルゼンチン国内に集中している。世界でも珍しいアルゼンチン原産のブドウとして知られ、同国の白ワイン文化を象徴する存在。

特徴は、香りの華やかさ。マスカットや柑橘類、トロピカルフルーツ、そしてジャスミンやバラのようなフローラルな香りが豊かに広がり、アロマティックな印象を与える。味わいは、香りの印象そのままにフルーティで、しっかりとした酸味を備えつつも、アルコール度数は中程度からやや高めになることが多い。後味にほのかな苦味が感じられ、全体に奥行きのある味わいを形成している。

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スタイルとしては辛口が主流だが、その果実味の豊かさから中辛口のタイプも造られている。主な産地はアルゼンチン北部のサルタ州やラ・リオハ州で、特に標高の高い地域での栽培が多い。強い日差しと冷涼な夜気が、香りと風味を際立たせる。

料理との相性も幅広く、スパイスやハーブを使ったエスニック料理や中華料理との組み合わせが秀逸。鶏肉や豚肉、寿司やシーフード、軽めのチーズなどともよく調和する。トロンテスは、南米の太陽と高地の風が育んだ、香り豊かで個性に満ちた白ワイン用ブドウである。

 

生産者(ドメーヌ)

生産者(ドメーヌ)  ボデガ・エル・エステコ

ボデガ・エル・エステコ(Bodega El Esteco)は、アルゼンチン北部カルチャキ・バレーの中心地カファジャテに位置するワイナリー。1892年にブドウ栽培を開始して以来、標高1,700〜2,000m超の高地畑を舞台にワイン造りを続けてきた。昼夜の寒暖差が大きく、日照時間が長いという極端な環境が、果実に凝縮感と鮮明な個性を与える。

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隔離された高地で育つブドウから生まれるワインは、力強いストラクチャーと豊かな果実味を備える。主力はアルゼンチンを代表するマルベックで、深みとボディを両立させる。一方、白は土着品種トロンテスが看板で、エレガントな辛口スタイルに仕上がる。さらに、オーガニック栽培のブドウを用いた「クマ(Cuma)」シリーズの人気が高い。

カファジャテ産ワインは「アルゼンチンワインの至宝」と称され、ボデガ・エル・エステコはその評価を牽引する存在。高標高テロワールのポテンシャルを正面から表現し、土地由来の純度と力強さを一貫して示している。

 

生産地(テロワール)

生産地(テロワール)  カファジャテ

カファジャテは、アルゼンチン北部サルタ州に位置するワイン産地として知られる街。カファジャテ渓谷と呼ばれる一帯は、侵食によって形成された壮大な地形が広がり、赤く切り立った岩壁が印象的な風景をつくり出す。白亜紀の地層が露出しており、恐竜の化石が見つかることもあるなど、自然と地質の両面で魅力にあふれた地域。

標高が高く、昼夜の寒暖差が大きい乾燥した気候は、ブドウ栽培に理想的な環境をもたらしている。この厳しくも恵まれた条件の中で育つブドウは、酸と果実味のバランスに優れ、凝縮感のあるワインを生み出す。カファジャテはアルゼンチンを代表するワイン産地のひとつとで、特に土着品種トロンテスの名産地として世界に知られている。

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トロンテスから造られるワインは、花のように芳香豊かで、爽やかな酸味とエレガントな味わいが特徴。「ミシェル・トリノ」をはじめとする有名ワイナリーが多く存在し、カファジャテの名はアルゼンチンワインの品質と個性を象徴する存在となっている。

 

1000円台のおすすめワイン

ワインライフを彩るアイテム

ファミリーマートワイン feat. 神の雫ワイン〜聖酒巡礼レビュー

コンビニの中でも特にワインに力を入れているファミリーマートが『神の雫』とコラボ。原作者の亜樹直さんがファミマ側が厳選した12本を試飲し「神の雫」の世界観で味わいを表現。

これまでコンビニワインを飲んだことがない亜樹さんも唸る逸品が登場する。『神の雫』をワインのバイブルと崇める当ブログは当然すべてのワインを購入。聖酒巡礼レビューをお届けする。

デスパーニュ・ルージュ

デスパーニュ・ルージュ

  • 神の雫の表現:初めての結婚記念日
  • 生産国:フランス(ボルドー)
  • 葡萄:メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン
  • 合う料理:ダークミルクチョコ、チーズハンバーグ、ビーフジャーキー
  • 価格:税込1,458円

2023年10月24日から始まったコラボの第1弾。5年熟成のボルドーワインが1,500円以下で買えるのは奇跡。日本のコンビニワインの実力を見せつけるのに最高の初陣。

味わい

熟成があるので、開けてすぐは眠っている。8時間後に開けると香りから違う。蕾から花びらが開いたように華やかなアロマが広がる。『海の見える街』のチェロのイントロが流れ、大空に飛び立つ魔女の宅急便のワイン。

料理とのマリアージュ

デスパーニュ・ルージュ〜魔女の宅急便

料理との相性で最も良かったのはダークミルクチョコ。ワインを飲むとチョコの旨味が蘇り、甘い味わいをもう一度運んでくれる。まさにルージュの伝言。

デスパーニュ・ブラン

デスパーニュ・ブラン

  • 神の雫の表現:鉄琴で奏でるチョップスティックス
  • 生産国:フランス(ボルドー)
  • 葡萄:ソーヴィニョン・ブラン、セミヨン
  • 合う料理:チーズ鱈、ポテトチップス、カルボナーラ
  • 価格:税込1,458円

樽熟成していないので重くなく飲みやすい。ボルドー産だが日本の料理に合うので冷蔵庫にストックしておきたい白ワイン。

味わい

赤と同じく開けてすぐは少し閉じ気味で特徴を感じられない。8時間後から酸味が目を覚ます。ソーヴィニヨン・ブランの野生味(草っぽさ)を感じさせつつクセが少ない。浮遊感のある逃避行を与えるスピッツ『ロビンソン』のようなワイン。

料理とのマリアージュ

デスパーニュ・ブラン

最も良かったのがチーズ鱈。チータラ。ワインの青臭さが消えて芳醇な味わいが広がる。これぞマリアージュ。ポテトチップスも良いが、とにかくファミマ限定の堅揚げポテトうす塩が旨すぎる。

ジスト・グラン・レゼルバ

ジスト・グラン・レゼルバ

  • 神の雫の表現:夕陽のソロキャンプ
  • 生産国:スペイン(ラマンチャ地方)
  • 葡萄:テンプラニーリョ100%
  • 合う料理:ファミチキ、ダークチョコレート、デミグラスのハンバーグ
  • 価格:税込1,098円

2011年のヴィンテージで1000円というチート価格。肉料理との相性が最強。今回のファミマ×神の雫で最もフードフレンドリー。デザインもナンバーワン。

味わい

夜のイメージ。完全に閉じているわけではないが、やや眠っている。翌日のほうが美味しい。酸とタンニンが強すぎず、ドン・キホーテの槍のように刺さるが不思議なほど優しい。

料理とのマリアージュ

ジスト・グラン・レゼルバ

あらゆる肉と共犯関係を結べる。特に逸品はファミチキ。鶏肉がジストの控えめなクセの強さを引き出す。ポテンシャルを底上げする。主人と一緒に風車に突っ込んで大怪我をした忠実なるロシナンテを思い浮かべるマリアージュ。

ベラムール・プレミアム・スパークリング

ベラムール・プレミアム・スパークリングワイン

  • 神の雫の表現:凍てつく季節からのプレゼント、煌めくダイヤモンドダスト
  • 生産国:フランス
  • 葡萄:アイレン主体
  • 合う料理:照り焼きチキン、チーズバーガー、さけるチーズ
  • 価格:税込980円

ファミマ限定で2024年1月23日から販売。ペール・ゴールドの色が美しく、炭酸の存在感が強い。これぞ「泡」を飲んでる!という気分になれるスパークリングワイン。しかも冬を感じる。

味わい

果実と炭酸のバランスがよく、千円以下の泡では美味しい。豪雪ではないが、山の頭に雪が積もりはじめた季節のようなスパークリング。槇原敬之の『冬がはじまるよ』が聴こえてくる。

料理とのマリアージュ

ベラムール・プレミアム・スパークリングワイン

マリアージュまでいかないが、フードフレンドリー。良かったのは照り焼きチキン、公式おすすめのチーズ、チーズバーガーなどは甘口のソースが洗い流されスッキリする。

フィオリトゥーラ・ランブルスコ

フィオリトゥーラ・ランブルスコ・レッジャーノ

  • 神の雫の表現:幼なじみと食べるフルーツバスケット
  • 生産国:イタリア(エミーリア・ロマーニャ州)
  • 葡萄:ランブルスコ・サラミーノ主体
  • 合う料理:ダークチョコレート
  • 価格:税込987円

2024年3月19日発売のルーキー。飲みやすい微発泡スパークリング赤ワイン。

味わい

若さを感じるが、キャピキャピの女子高生ではないし、成人もしていない。高校を卒業したてで希望に胸をふくらませる19歳の女性のワイン。

料理とのマリアージュ

ランブルスコはロゼワインのようにフードフレンドリーだが、甘口のお酒なので好みが激しいく分かれる。最も相性が良かったのはダークチョコレート。マリアージュまで行かないが、カカオ100%の苦味と甘口ワインのバランスがよく、甘ったるさが調和される。

シトラン・ボルドー

シトラン・ボルドー

  • 神の雫の表現:旅する恋人からの「小さな贈り物」
  • 生産国:フランス(ボルドー)
  • 葡萄:メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン
  • 合う料理:鯖缶トマトパスタ、アマトリチャーナ、チョリソー、ファミチキ
  • 価格:税込1,647円

ファミリーマートとのコラボ企画で亜樹直さんが自らチョイスしたバリュー・ボルドー。閉じたワインが多いボルドーの中で抜栓してすぐに飲める。

味わい

抜栓してすぐは『るろ剣』の二重の極みや天翔龍閃のように酸やタンニンのダブルパンチが来る。かなり男っぽい女性という印象。しかし、時間を置いて付き合ってみると、徐々にチャーミングで柔らかくなっていく。ブリジッド・バルドーのようなワイン。

料理とのマリアージュ

シトラン・ボルドー

最高のマリアージュは鯖缶で作るトマトパスタやアマトリチャーナ。タンニンや酸味がとれ、優しさと愛しさと心強さが広がる。篠原涼子と小室哲哉のマリアージュ。

シャトー・デュ・ラゴン

シャトー・デュ・ラゴン

  • 神の雫の表現:過ぎし日の記憶の中に佇むカントリーハウス
  • 生産国:フランス(ボルドー)
  • 葡萄:メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン
  • 合う料理:グラナ・パダーノ、スライスチーズ、ロースト・ビーフ
  • 価格:税込1,078円

前から同商品が成城石井で売られている。ただし価格が1,859円で倍近い。アメリカでも販売されており17ドルなので同価格ほど。半額近くで売るファミマがいかに凄いか。

味わい

デスパーニュほどは閉じていないがベストタイミングは開栓して1日後。華やかさが増してグッと美味しくなる。最初に感じるのが甘さ、そのあと赤ワインの酸味と果実味が来る。飲み終えたあとに舌が少しザラザラする。ワイン単体でも美味しいが、料理を呼びたくなる。

料理とのマリアージュ

シャトー・デュ・ラゴン

最も良かったのがハードチーズのグラナ・パダーノ。スライスチーズも悪くないが、チーズの力が強いほうがいい。ワインのザラザラ感が消えてエレガントな旨味だけが残る。ザ・マリアージュ。同じ発酵食品、二卵性双生児であるスカーレット・ヨハンソン。

コア・ソーヴィニヨンブラン・マールボロ

コア・ソーヴィニヨンブラン・マールボロ

  • 神の雫の表現:刹那の夏。頬を撫でる一涼の風
  • 生産国:ニュージーランド(マールボロ)
  • 葡萄:ソーヴィニヨン・ブラン
  • 合う料理:ニンジンのペペロンチーノ
  • 価格:税込1,598円

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランを使って日本で造った「日本ワイン」。第8弾までで圧倒的な名酒。

味わい

ハーブの香りにキッレキレの酸味、ほのかな果実味。そして余韻に果実味とやさしい酸が残る。この価格帯ではトップクラスの旨さ。

料理とのマリアージュ

コア・ソーヴィニヨンブラン・マールボロ

最高のマリアージュはニンジンのペペロンチーノ。にんじんの甘味とソーヴィニヨン・ブランの野生味が完璧。広大な草原を天満たちが勇ましく駆ける。蒼き狼チンギス・ハーンのマリアージュ。

ドメーヌ・アラン・ブリュモン・ル・プティ・アルブージエ

ドメーヌ・アラン・ブリュモン・ル・プティ・アルブージエ

  • 神の雫の表現:デキるビジネスマンの一週間
  • 生産国:フランス(マディラン)
  • 葡萄:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
  • 合う料理:焼き鳥、ハンバーグ、豚角煮
  • 価格:税込1,078円

5年以上前からファミマで販売されているロングセラー。珍しい葡萄品種タナを中心に造られ、花がパッと開いたような美味しさが広がる。

味わい

タンニンがノルマンディの波のようにあとから押し寄せるが、そこまでキツくない。むしろフルーティーさのほうが勝って、めちゃくちゃ美味しい。寒い冬が過ぎ、花が咲き始めるような開放感。

料理とのマリアージュ

ドメーヌ・アラン・ブリュモン・ル・プティ・アルブージエ

最も相性が良いのは焼き鳥のタレ。フルーティーさが際立つ。次にカルパス。タンニンが花火のように爆発する。でも嫌な苦味はない。

ベルディ・スプマンテ・ブリュット・トレッビアーノ

ベルディ・スプマンテ・ブリュット・トレッビアーノ

  • 神の雫の表現:軽井沢・白糸の滝
  • 生産国:イタリア(エミリア・ロマーニャ州)
  • 葡萄:トレッビアーノ
  • 合う料理:ペペロンチーノ、生ハム、ジェノベーゼ
  • 価格:税込880円

『神の雫』とのコラボに合わせて2025年4月に発売されたやや辛口のスプマンテ(イタリアのスパークリング)。グラスの中に立ち昇る泡が、目覚めたばかりの若葉のように輝く。

味わい

香りは控えめだが、芯がある。瑞々しい果実、ほんのりとしたビター感。甘酸っぱさのあとに訪れる、ほろ苦い別れのよう。味わいはドライでいて包容力がある。冷たいだけの辛口ではない。奥に、しなやかな果実の膨らみとハーブの清涼感が潜んでいる。

料理とのマリアージュ

ベルディ・スプマンテ・ブリュット・トレッビアーノ

最も相性が良いのはペペロンチーノ。ハーブ感がプラスされ、高級オリーブオイルをかけたような風味が生まれる。

ジスト・レゼルバ・バレルセレクテッド

ジスト・レゼルバ・バレルセレクテッド

  • 神の雫の表現:恋人と行く夕陽のコンサート
  • 生産国:スペイン(ラマンチャ地方)
  • 葡萄:テンプラニーリョ100%
  • 合う料理:生ハム、肉じゃが
  • 価格:税込1,098円

再販を望む声が多かった「ジスト・グラン・レゼルバ」の熟成を抑えた赤ワイン。フレッシュでまろやかさが特徴。

味わい

開けてすぐ、果実味が豊かでフルーティー。ほどよいタンニン。口がスッキリで美味しい。初日が最も美味しく、徐々に味わいが落ちていく。一人飲みで1週間かけるより、仲間で開けてその日のうちに飲み切るのがおすすめ。

料理とのマリアージュ

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肉じゃががこのワインを静かに包み込み、優しさを引き出してくれる。ドン・キホーテが風車を前にして立ち止まり、心の内をそっと明かした瞬間のように、温かく、切ない。

エイレーネ・ピノ・ノワール

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  • 神の雫の表現:少女と森の生命が奏でる小さなコンサート
  • 生産国:ニュージーランド(セントラル・オタゴ)
  • 葡萄:ピノ・ノワール100%
  • 合う料理:唐揚げ、ビーフシチュー、ヒレカツ
  • 価格:税込1,598円

ニュージーランドのセントラル・オタゴ産ピノ・ノワールを使用したミディアムボディの赤ワイン。「Eirene(エイレーネ)」は、ギリシャ神話における平和の女神エイレーネー。

味わい

赤い果実の瑞々しさが先陣を切り、あとから清冽な酸が追いかける。タンニンはきめ細かく、グリップは穏やか。主張よりも調和、誇示よりも節度。静かな自信に満ちたピノ・ノワール。

料理とのマリアージュ

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ビーフシチューは、煮込みの深みとワインのエレガンスが水平に重なる。余韻はビターチョコのように静かな甘苦。ヒレカツは脂をやさしく洗い流し、肉の芯だけを残す。次の一口が待ち遠しくなる整え方。

神の雫に関するワイン

その他おすすめコンビニワイン

エイレーネ・ピノ・ノワール〜南十字に誓う、やすらぎの赤

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  • 生産者(ドメーヌ):南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社(加工)
  • 国:ニュージーランド
  • 生産地(テロワール):セントラル・オタゴ
  • 年代(ヴィンテージ):2022年
  • 品種:ピノ・ノワール100%
  • 栓:スクリューキャップ
  • アルコール度数:13.0%
  • 飲み頃の温度:16℃
  • 熟成:不明
  • 合う料理:唐揚げ、ビーフシチュー、ヒレカツ
  • 販売価格:税込1,598円

『神の雫』とファミリーマートのコラボの最後を飾る12番目の使徒。ニュージーランドのセントラル・オタゴ産ピノ・ノワールを使用したミディアムボディの赤ワイン。「Eirene(エイレーネ)」は、ギリシャ神話における平和の女神エイレーネーに由来。

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生産者の名前がなく、加工が南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社になっているため、ニュージーランドの葡萄を輸入し、日本で醸造したと思われる。つまりジャンルでは「日本ワイン」に分類される。これは『神の雫』コラボの最高傑作、コア・ソーヴィニヨンと同じである。

味わい

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グラスに落ちる色は、夕焼けの後に残る薄紅。鼻をかすめるのは、冷たい山気に揉まれたラズベリー。セントラル・オタゴの高地で鍛えられた果実味が、ひと筋の酸と寄り添いながら細いリボンのように伸びていく。力でねじ伏せない。握った手をそっと緩めるように、品よく引く。名が示す“エイレーネ(平和)”は、グラスの内側で叶えられる。

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口中では、赤い果実の瑞々しさが先陣を切り、あとから清冽な酸が追いかける。タンニンはきめ細かく、グリップは穏やか。主張よりも調和、誇示よりも節度。静かな自信に満ちたピノ・ノワール。

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南の大地で鍛えられ、日本で丁寧に仕立て直された一杯。喧騒のあとにそっと置かれた休符のように、心を静め、食卓を整える。十二使徒の掉尾を飾るにふさわしい、穏やかな説得力をもつ。

エチケット

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白地に端正なセリフ体「Eirene」。その右側を、小粒の赤い果実が軽やかに舞う。過剰な装飾を避けつつ、ピノのしなやかさと女性神の名にふさわしい柔和さを一筆で描いたよう。冷蔵庫の前でも、食卓でも、ひと目で“静けさの中に華”を伝えるデザインだ。

料理とのマリアージュ

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  • 唐揚げ:衣のコクをほどき、果実味が弾む。油も軽やか
  • ビーフシチュー:深みとエレガンスが重なり、余韻は静かなビター
  • ヒレカツ:脂を洗い、肉の芯を際立てる。次の一口を誘う
  • ハンバーグ(デミ):ソースの甘みと赤果実が二重奏
  • 生ハム:塩味を抜けて香りだけを残す
  • トマト料理:酸が並走し、甘みと艶を引き出す
  • カレー:辛味の尾を整え、香りを残す
  • 焼き餃子:整うが、決定打はなし

公式のおすすめは、生ハム、トマト(トマトソース)を使った食品、ベリーフルーツを使った食品、煮込みハンバーグ、ソーセージ、サーモンや鮭を使った食品、ツナを使った食品、焼き鳥のタレ焼き、焼き餃子。

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唐揚げは衣のコクをさらりと解きほぐし、果実味が一段明るく跳ねる。油を味方に変える小気味よさ。

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ビーフシチューは、煮込みの深みとワインのエレガンスが水平に重なる。余韻はビターチョコのように静かな甘苦。

ヒレカツは脂をやさしく洗い流し、肉の芯だけを残す。次の一口が待ち遠しくなる整え方。

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ハンバーグ(デミ系)はソースの甘みと赤果実が重なり、メロディが二重奏に。生ハムは、塩味をすっと通り抜け、香りだけを置いていく。身のこなしが軽い。トマト料理は酸がぶつからず並走。トマトの甘みが引き出され、ワインはさらに艶を帯びる。カレーも辛味の尾を清め、香りだけを残す。食欲のリズムを崩さない。

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焼き餃子は可もなく不可もなし。整うが、火花は散らさない。

葡萄(セパージュ)

ピノ・ノワール PINOT NOIR

「神がカベルネ・ソーヴィニヨンを作り、悪魔がピノ・ノワールを作った」と言われるほど栽培が難しい葡萄。ブルゴーニュの赤ワインに使われ、ボルドー(メドック)のカベルネ・ソーヴィニヨンと並ぶ代表品種。

繊細で気難しい品種で栽培のハードルが高い。爽やかな酸味と軽やかなコクがあり、赤ワインの渋味が苦手な人でも飲みやすい。「赤ワインはピノ・ノワールしか飲まない」という人もいる。「おてんば娘のぶどう樹」と呼ばれるほど環境の影響を受けやすくデリケート。長期の熟成に耐えられる。

生産地(テロワール)

生産地(テロワール)

セントラル・オタゴは、フランスのブルゴーニュ地方、アメリカのオレゴン州と並び「世界三大ピノ・ノワール産地」と称される。

ニュージーランドで唯一の“内陸・準大陸性”気候の産地だ。高地盆地で、海の影響が弱く、昼夜の寒暖差が大きい。夏は乾いて日照が強く、夜は一気に冷えるため、ブドウはゆっくりと成熟しながら酸を保つ。収穫期の秋晴れも多く、成熟期が長いのが特徴。

降水量は少なく、排水性の高い痩せた土壌が広がる。肥沃でないぶん樹勢は抑えられ、果粒は小さく凝縮しやすい。強い紫外線と長い日照時間が糖度と風味の成熟を後押しする一方、春秋の霜害リスクが高く、北西風のフェーンが吹き込むと一気に乾くため、風対策も要る。

主要品種はピノ・ノワールで、熟した赤〜黒系果実に、土地由来のドライハーブ(タイム)やスレートのニュアンス、きめ細かなタンニンが現れる。白はリースリング、ピノ・グリ、シャルドネなどが清冽な酸と透明感のある果実を見せる。

神の雫コラボ

あれはいつの頃だったろう。森の中の一軒家。窓際でいつもひとり、少女がヴァイオリンを弾いていた。通りがかると俺は、彼女の透明な音色に耳を傾ける。森の木々は旋律に合わせてそよぎ、小鳥たちも羽を休め聞き入っていた。このワインは、少女と森の生命が奏でる小さなコンサートである。

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ワインライフを彩るアイテム

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング、カタルーニャからの巡礼の一杯

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング

  • 生産者(ドメーヌ):ウニオ・セラーズ・デル・ノヤ社
  • 国:スペイン
  • 生産地:カタルーニャ州(サン・サドゥルニ・ダノイア)
  • 年代(ヴィンテージ):NV
  • 品種:チャレロ、マカベオ、パレリャーダ
  • 栓:コルク
  • 熟成:不明
  • アルコール度数:11.5%
  • 飲み頃の温度:4〜6℃
  • 楽天価格:1,001円(店舗:1,112円)

ファミマで買えるスパークリング。スペインのカヴァ。スペイン語で「ドン」は男性のMrやSir、ロメロは「巡礼」の意味。ドン・ロメロはモンセラット山を訪れる巡礼者に敬意を表してつけられた。プロのソムリエも絶賛のスパークリング。

千円のスパークリングという枠を超え、このカヴァは日常に祝祭の鐘を鳴らす。巡礼の旅路の果てに見つける一杯 ― ドン・ロメロ。

 

味わい

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング

とにかく酸が凄い。果実味などもあり、強烈な味だが悪酔いもせず、余韻がやさしい。スパークリングのクセが苦手な人でも飲みやすい。

口に含めば、激しい酸が矢のように駆け抜ける。その刃は決して人を傷つけるものではない。むしろ巡礼を終えた後の祈りのように、やさしく余韻を残していく。強烈でありながら、不思議なほど清らかで澄んだ響き。

 

おすすめワイングラス

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング

酸やキレを少し抑えたい場合はチューリップ型のグラス。強烈な炭酸と果実味を堪能したい場合はフルートグラスがおすすめ。

料理とのマリアージュ

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング

  • ヒレカツサンド:○
  • 和風ペペロンチーノ:○
  • チョコレート:○
  • 餡のまんじゅう:○

ファミマのワインだが、ローソンのヒレカツサンドとコラボさせた。甘いソースの余韻を断ち切る清流のように酸が流れ込み、口中をリセットする。

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング

和風ペペロンチーノも同じく、旨味のあとに爽快さが訪れる。

そして甘味との出会いは巡礼者が辿り着く救済の瞬間。ミルクチョコの柔らかさを抱きとめ、ビターチョコの苦みを包み込み、和菓子の饅頭にすら寄り添う。

 

生産者(ドメーヌ)

ウニオ・セラーズ・デル・ノヤ社はカヴァの製造100年以上の歴史を持つ古い造り手。伝統を重んじながら最新の醸造技術を導入している。当初はスペイン国内向けの販売がだけだったが、1980年代より国際市場に向けて本格的に輸出を開始。品質の良いテーブル・ワインの製造も始めた。ファミマではスパークリングの他に赤ワインも取り扱っている。

生産地(テロワール)

サン・サドゥルニ・ダノイア

サン・サドゥルニ・ダノイアはカタルーニャ州の首都バルセロナから約40キロにある小さな町。地中海性気候に恵まれ、葡萄の品質に年ごとのバラつきが少なく、良質な葡萄を安定的に供給できる産地。特にカヴァの生産はほとんどがサン・サドゥルニ・ダノイア地区で造っている。

葡萄品種(セパージュ)

ドン・ロメロ・カヴァ・ブリュット〜ファミマのスパークリング

チャレロ、マカベオ、パレリャーダをセパージュ。ブレンド比率は非公開。チャレロはスペイン原産の葡萄品種でカヴァを造るために使われる3つの伝統的な品種のうちの1つ。マカベオはカタルーニャ地方が最も生産が多い葡萄で使用比率がもっとも高い。酸味が強く、花やハーブの香りがある。パレリャーダもカタルーニャ地方の地葡萄でアロマティックで花の香り、酸度がある高級白葡萄。

プロの評価

大阪で通販ワインショップ「キャンドルワイン」を営み、YouTubeチャンネル『こんばんワイン』を運営されるワインコンサルタント平居さんが推薦。平居さんは『神の雫』の監修者の斉藤研一さんに師事された方。ドン・ロメロを推薦する理由は完成度の高さとコストパフォーマンス。ドン・ロメロに使用されるブドウ品種は、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダと伝統的なスペインのブドウ品種を使用していることもおすすめ。近年は、スペインのカヴァもピノ・ノワールやシャルドネといった国際ブドウ品種の使用も法律的に許されるようになり、個人的にはそれらを使ったカヴァの方が、ブドウ品種のポテンシャルが高いので、製品としてのカヴァのクオリティーも高い。一方でドン・ロメロは、伝統的なスペインのブドウ品種を使いながら、完成度をここまで高めているところが素晴らしい。

 

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