ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

本のことを少し

今年の〇〇初めシリーズ(シリーズもなにも、ぜんぶわたしのさじ加減なのだけれど)、本日は、本読み初めについて。 昨年は、だいたい1ヶ月に5、6冊読んでいた。今年も、そのくらい読めたら(あるいは聞ければ)いいなと思っている。 他の人のブックレビ…

タコスの宇宙に行ってきた|KITADE TACOS 人形町ハシゴ楼店

「タコスの宇宙へ、ようこそ!」 そんな言葉が迎えてくれるタコス屋さんに行ってきた。 タコスとは、トウモロコシや小麦のトルティーヤに、肉や魚(日本ではあまり見かけないけれど、魚のタコスもある)、豆や野菜などをのせて、サルサ(ソース)を添え、ラ…

なぜ「マチュピチュ展」はモニョモニョするのか

今年の◯◯初めシリーズ、美術館初めは、森アーツセンターギャラリーで開催中の「マチュピチュ展」。 machupicchuneon.jp 2021年10月から、フロリダのボカラトン美術館(The Boca Raton Museum of Art)を皮切りに(★)、パリ、ミラノ、シドニーと巡ってきた、…

小籠包と、小じゃない小籠包

小籠包といえば台湾のイメージだったのだけれど、上海に行ったら、小籠包の発祥は上海だときっぱり言われる。 諸説ある小籠包の起源は、1871年ごろ、中国上海郊外の南翔(ナンシアン/Nánxiáng)にあると言われている。そして1900年に開店した「南翔饅頭店」…

痛くて懐かしい1998年——『コート・スティーリング』

2026年の映画初めに、『コート・スティーリング』(原題:Caught Stealing)を観てきた。 映画の日本公開のプレスリリース(★)を開くと、 マフィアもネコも、バッチこい。予測不能&収拾不能!カオスが嵐を呼ぶ、アクション・クライムムービーが日本上陸 と…

年のはじめ、元日にきしめんを食べた日

昔から、初物は縁起がいいとされてきた。 時は2026年1月1日、年の始まりのめでたい日で、初物とは少し違うけれど、人生で初めてのものを食べてみることにした。 選ばれたのは——とは言っても、1月1日に開いているお店のチョイスなんてさほどなくて、初詣…

有楽町で知った、メン子ちゃんゼリーの正体

ご存じだろうか。駄菓子屋にもあり、スーパーにもあり、もちろんわが家の冷蔵庫にも、そして冷凍庫にもいつもあった。子どものころ、あたりまえのように食べてきた「メン子ちゃんゼリー」。 ところが先日、思わぬ場所でそれと再会した。有楽町交通会館の中に…

久しぶりの冬の仙台、という一日

久しぶりの冬の仙台。仙台の中心部を歩くのも久しぶりだった。 マックだと思って入ったアメリカ人が、店員に「ここにバーガーはない」と言われて困惑したという、ちょいちょいSNSに登場する「すき家」も健在。まあまあ、確かに、と思う。 仙台といえば牛タン…

なぜここに「SENDAI」──年末の仙台駅で

年末に仙台へ。 仙台駅を出ると、西口のペデストリアンデッキに、大きな「SENDAI」のモニュメントがあった。国内外の都市や観光地でよく見る巨大地名モニュメントではあるけれど、「なぜここに?」と少し驚いた。 なんだろうと思いつつ、どこかちょっと懐か…

初詣は三社分

昨年のうちに新年を迎えた気分だったけれど、一日にはしっかり三社はしごの初詣。 有名芸能人が参拝することで有名な、パワースポットの豊川稲荷東京別院。 奉納された提灯の名前のパワーも、わりと強め。 狛犬ではなく神猿(まさる)という名の猿がいる日枝…

年の瀬に、あわてて。と、サビ猫が申しております

この数年は1年をふんわりと振り返っていたのだけれど、あと半時間ほどで2026年になってしまういま、今年は振り返らないことにして、あわててシメのブログを書いている。 2025年、うれしいことも、とても幸せなことも、そして悲しいことや、せつないこと…

サンタが来ない、ずっしり重たいクリスマス

">世界のクリスマスのお菓子には、ドライフルーツが使われているものが多い。保存がきくからね。今は日本でもシュトーレン(ドイツ)、クリスマスプディング(イギリス)、パネトーネ(イタリア)などなど、甘くなくておいしい、の対極をいく、甘くて重いス…

花山うどんに行きたい理由は、たぬき

まもなく幕が降りようとしている、2025年。まだひとつ、やり残していることがある。 この一年、近くを通るたびに「今日はいけるかな」とのぞき続けたけれど、いつもびっくりするくらいの行列で、結局いまだ行けていないお店がある。 そのお店は、ふだんから…

宇宙人は、やっぱりいてほしい

宇宙人はいるかと聞かれたら、わたしは「いる」と思う派。そして、いたらいいなとも思っている。大昔の人が、あの山の向こうに、あの海の向こうに誰かがいるかもしれないって思っていただろうな、という感覚。 最近、遅ればせながら、アンディ・ウィアーの『…

覚えられない駅名、伯爵のお屋敷

新宿の閑静な住宅街に佇むスパニッシュ・コロニアル様式のお屋敷にお茶をしに行ってきた。新宿に閑静な住宅街があるのかいと思いますが、あります。 最寄り駅は、何度聞いてもなかなか覚えられない「若松河田」、書いたそばから忘れてしまいそう。大江戸線の…

免許更新の写真に5年間耐えるためにやったこと

今年は運転免許証の更新年。やっと、やっと5年が経った。 前回の写真撮影、一応身だしなみを整えるための鏡はあるものの、チラリと見る時間も与えられず、「はい荷物ここ」「はい座って」「はいマスク外して」「はい終わり」と、恐ろしいほどのスピードで進…

時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989—2010|国立新美術館

先日、国立新美術館に行ってきた。ちょうどお昼近くだったので、The National Art Center, Tokyo(国立新美術館)といえば、美術館の2階、逆円錐形の構造物の上にある「サロン・ド・テ ロンド」でしょう。 この右手の円錐の上にあるのがサロン・ド・テ。サ…

サビ猫と共有する、ネイル時間

先日、丸の内を歩いていたらイチョウがきれいだった。クリスマスマーケット風スタンドが出ていて、ホットワインやホットチョコを楽しんでいる人がいっぱい。 結婚式に招待されていて、身だしなみを兼ねて予約していたネイルサロンに行ってきた。日本の結婚式…

坂ノ下の蕎麦屋、「明神下 蕎麦 おしん」

もう12月。今年はどこで年越し蕎麦を食べようかと考えているところ。 昨年は「神田まつや」で年越しそばを食べた。神田まつやは、1884年(明治17)創業のお蕎麦屋さんだ。前回の猿島ブログにちらっと出てきた、日露戦争でバルチック艦隊を撃破した戦艦三笠を…

要塞の島を歩く。東京湾の無人島・猿島探訪

東京湾に浮かぶ無人島、そして唯一の自然島の「猿島」へ行ってきた。もちろん、猿はいない。 写真の右奥に見える白い建物のあるエリアは米海軍の横須賀ベース。行政的にはカリフォルニア州サンディエゴ。 左側の大きな2本のアンテナのようなものは、日露戦…

マーラーカオが食べたくて

わたしのマーラーカオの始まりは、やっぱりヤマザキのマーラーカオだ。子どもの頃から食べていたような気がするのだけれど、実際のところは定かではない。発売開始はいつだったのだろう。最近、少し前のこともなんでも「子どもの頃」の思い出にしてしまう傾…

餃子のまち、宇都宮へ

「餃子と言えば」と検索をしたら、宇都宮、浜松、宮崎が日本3大餃子の街として有名なのだそう。だいたいこの3都市で、餃子の年間購入額トップ3を争っている。ここ2年は浜松が連勝している。この辺に住んでいると、そうは言っても餃子と言えば宇都宮の印…

その猫に歴史あり|フジタからはじまる猫の絵画史

先日、府中市美術館で開催中の「フジタからはじまる猫の絵画史|藤田嗣治と洋画家たちの猫」に行ってきた。 府中市美術館(Fuchu Art Museum)は、都立府中の森公園の中にある美術館。天気のいい日だったので、お年寄りや小さいお子たちが遊んでいた。 公式…

JAXA筑波宇宙センター特別公開2025に行ってきた

天気の良い晴れた土曜日、JAXA筑波宇宙センター特別公開2025に行ってきた。 つくばエクスプレスに乗って約1時間。つくば駅からは無料シャトルバスを利用。乗り場はどこかなと迷う必要ゼロなくらい、地上に上がるとJAXA行きの長蛇の列。 列の中には、宇宙飛…

1日1組の宿と、沈んだペンション村──瀬戸内のギャップ旅

この旅のハイライトのひとつが、瀬戸内市の瀬戸内海に浮かぶ小さな島々を眺める『七二七inlet』に泊まること。 HOME | 七二七inlet 瀬戸内海に浮かぶ島の数、727。その島々の入り江(inlet)のような宿という意味なのだそう。七二七(なふな)インレット。 …

倉敷、ユースの記憶、そして屋根の上の犬

倉敷ってどんなところ?と聞かれたら、最初に思い浮かぶのは美観地区だろうか。ずいぶん前、18歳だったかな、来たことがあると思っていたのだけど、実際に来てみたら全く記憶になかった。 そのときは、友だちとふたりで青春18きっぷを使って、ユースホステル…

晴れ女と行く、秋の瀬戸内ふたり旅

先日、友だちとふたりで秋旅に行ってきた。こんな行程の2泊3日。 1日目、羽田で待ち合わせて岡山桃太郎空港IN。吉備津神社、倉敷美観地区で美味しいパフェを食べ、瀬戸内海の入江の町、瀬戸内市にある1日1組限定の1棟貸しの素敵な宿「七二七inlet」に…

そろそろ病院に行くよ

今日は書こう、明日は書こう……と思っていたら結構な日が経っていた。 我が家の猫の爪も伸び放題。もうすぐ我が家に来て1年になるサビ猫、そろそろ健康診断とワクチンのために病院へ行く予定。いつもなら爪を切るために、なんとか洗濯ネットの中に収めようと…

神様はお出かけ中?諏訪大社を歩く

旅はその場で次どうするかを決めることが多い派。ニューヨークに行くとなればある程度行きたいところを絞った方がいい気もするけれど、言っても今回は諏訪だ。 諏訪大社と、諏訪湖と、7年に一度の巨木にまたがって山の急斜面を滑り降りるお祭りがある、諏訪…

文豪とラブレターと、諏訪の夜

諏訪での宿泊は、中山道六十九次宿場町、江戸から二十九次目の下諏訪宿にある湯宿「聴泉閣かめや」。 江戸時代には皇女和宮さまをはじめ、参勤交代の諸大名が泊まられた部屋も残っている。かめやとして創業した明治以降は、島崎藤村、芥川龍之介、与謝野晶子…