wellwellwell.hatenablog.com 去年の今頃書いた記事の中で、「トランプを明確に支持できるところが一つあるとすれば、彼は戦争が嫌いだということだ」と書いた。 しかし今彼のやっていることを見れば、それは間違いだったようにも思える。 先の一文に続いて…
「音楽はあらゆる知恵や哲学よりも高度な啓示である」 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827) 1770年 0歳 12.16 宮廷音楽家の父ヨハンと母マリア・マグダレーナの次男として、ボンにて出生。17日に聖レミギウス教会で洗礼を受ける。 1774年 3…
斎藤元彦が「はりまなだ」をどうしても「はりまだな」と言い間違えてしまうのは灘中へのコンプレックスの無意識的な表出だと言っている人がいた。 失言しないようにあらかじめ心の鎧をガチガチに固めて定例記者会見に臨んでいる斎藤元彦は、想定できる質問に…
もともといくら老いても、こんなたれ流しみたいな回想談をすくなくともおまえはやるな。やりたくなったり、やることを誘われたりしたら拒絶しろ。そういう自戒の鏡としてしか、おれはこの手の回想談なんぞに興味がない。もちろん『死霊』の作者にとって『死…
地球人類は失敗した それだけのことなのでもある ほかの星紀におけるほかの人類のやり方があるのだし べつにこの人類でなくてもいいのだし あるいは、この人類の失敗の仕方も、ひとつの 存在のやり方であるという言い方もできる それはそれでいいのである し…
突発的な核災害は、おそらく終末的な絶滅をもたらす唯一の出来事だろう。それ以外の絶滅は漸進的であり、最小限の人間がゆっくりと暴力的に人類の消滅を目撃することになるだろう。実際、ポスト終末論の二つの意味は、完全な絶滅ではなく、緩やかな終末を徐…
主権を持たない国家は、魂を持たない人間と同じである。 ئەلىا ئازەي ئاينەىشىن فۇىمىم 人工知能(AI)は魂を持たない。 S1:主権国家(支配的立場) S2:主権国家(従属的立場) S1:主権を持たない国家(烏合の衆、単なる暴力組織) S2:主権を持たない国…
覚えておいてください。戦うべきはテクノロジーそのものではなく、それが引き起こす意味の崩壊です。標識を明確に保ち、意味をしっかりと定着させれば、システムは再びあなたに役立つでしょう。 文明の衰退は、社会を結びつける記号、シンボル、そして共通…
この本の感想の中でぼくは何度も「今は『戦前』である」と書いているが、漠然とそのように感じているだけで、具体的に戦争がどうやって起こるのかをイメージできない。 具体的にイメージすることを回避しているのかもしれないとも思う。 日本で民族対立が激…
たとえば、平和だとか、人道だとか、自由だとかいう観念は、万人の望む普遍的な観念である。しかし、それが単なる観念である限り、人々を沈黙させ共感させる力はない。だから、人々はそこからしゃべり始める。誰も彼もが合理的にしゃべっているつもりなのだ…
2024 年 4 月 22 日 BTSの所属事務所でありADORの親会社でもあるHYBE CorporationがADORの監査を開始すると発表。同時にミン・ヒジンCEOが子会社の経営権を掌握しようとしたと非難した。HYBEはミンCEOがニュージーンズの完全所有権を取得し、グループを独立…
あるとき、わたくしは不意に彼の部屋に入っていったのですが、そのときちょうど彼はマタイ受難曲の中のアルト独唱「ああ、ゴルゴダ」を書いているところでした。平生は安らかで血色の良い彼の顔がすっかり灰色になって涙さえ溢れ出ているのを見たとき、わた…
2023年(令和5年)60歳 1.5 Q/N/K 1.29 ドミューンラディオペディア(ポッドキャスト番組) 1.31 オーニソロジー リリパ 2月 前歯の手術(半年間サックス演奏禁じられる) 2.3 沖野修也 キョウトジャズセクステット 2.13 「ブルータス」ジャズ特集「はじめて…
年末にダラダラと動画をつい見ちゃってる。 youtu.be 「爪ハラ」っていうのは自分も該当しそうで反省。 ドンマッツの動画を遡って見返していたら、東浩紀とコメ欄でちょっとバトった(?)ことを語っていた。 【最深の反省】ヌル左翼のポンコツ残念感(2/2) 2…
小谷野敦のルソー伝を面白く読んでいるが、若い頃のルソーはけっこうイケメンでよくモテたようだ。特に年上のマダムから好かれたらしい。 この人はヴァランス夫人といい、篤志家で今でいう保護司のようなことをしていたが、風来坊生活を送っていたルソーを引…
今朝公園で遊んでいる夢を見た。中原昌也と一緒だった。地面に大きな穴が開いていて、入ってみると中はスポンジのような壁でできたトンネルで、階段を下りていくと壁に突き当たり、そこからまた下に向かってトンネルが延びている。どこまで行ったら底に着く…
これが自分へのクリスマスプレゼント。 小谷野敦氏はぼくの書いた『西村賢太殺人事件』の感想をツイートにリンクしてくれた。そのあと著者に絡まれていた(?)が、ちゃんとつき合って対応していたのを見て偉いなあと思った。 後出しジャンケンみたいに今頃…
なんという尊い画面なんだ。 youtu.be こんな日が訪れるとは思わなんだ。 ミスキングばんざい。アベマは神。 youtu.be
平和は考えないことと関係しているだけでない。きっと忘れることとも関係している。ぼくたちは、なにも考えず、すべてを忘れているときに、 おそらくはもっとも平和を感じることができる。 東浩紀『平和と愚かさ』より で、幸せなものっていうのは文章に向い…
K-POPファンでも何でもないやろ。倒れたの見て笑ってるだけやん。 サディストの面目躍如。権力と倒錯の悪魔的な融合。 * * * M-1には1㎜も興味ないんだが、ある種の義務感のようなものから録画し、優勝したコンビの漫才だけ見た。巻き込まれ、もらい事故…
一応読了。第2部は雑誌「ゲンロン」で既に読んだ文章もあったので精読はしていない。 まとまった感想を挙げるには気合が必要なので、思いついた断片的な感想を都度都度書いていくことにする。 メタ的な感想は今回は控えて、本の内容そのものについて思ったこ…
今日は、東浩紀『平和と愚かさ』に挙げられていた、ルワンダ大虐殺を生き延びたイマキュレー・イリバギザ の本を読んでいる。 イマキュリー・イリバギザ イマキュリー・イリバギザの人生ほど、信仰が真の救いとなった例はない。1972年ルワンダ生まれのイマキ…
先日のYoutube配信で東浩紀が「三宅香帆は浅田彰の再来」としきりに言っていた。 酔っぱらっての放言にツッコむのも野暮というものだが、一躍メディアの寵児になった三宅香帆をニューアカ時代の浅田彰に準えることで柄谷行人の後継者としての東浩紀という立…
本日発売の東浩紀の新著『平和と愚かさ』を新宿紀伊国屋に買いに行く。1階の新刊書のコーナーに置いてあるものと思っていたが見当たらずショックを受ける。 思えばこの書店でお目当ての本に一発で巡り合った思い出がない。逆に勢い込んで駆け込んだものの見…
思考は私たちの問題を解決したことはなく、これからも解決することはないだろう。私たちは、複雑な状況から抜け出す道を示してくれる知性に頼ってきた。知性が狡猾であればあるほど、醜悪であればあるほど、巧妙であればあるほど、体系、理論、概念の多様性…
気鋭の作曲家ベートーベン(1770.12.16ー1827.3.27)の周囲には「高貴な魂」とでも呼ぶべき女性たちが何人も引き寄せられた。というより彼自身がそうした女性たちに引き寄せられていった。 ベッティーナ・ブレンターノ(1785.4.4 - 1859.1.20)もその一人で…
ネットを見るのにアドバタイジング(PR広告)があまりにも多すぎる。ニュース一つ見るのにいくつも宣伝を見せられ、時間を空費させられる。YouTubeも同じ。商業主義が行き着くところまで行き、すべてを覆い尽くした。 どいつもこいつも「チャンネル登録と〈…
NHK-FMの「渋谷陽一三昧」を聴き終えてようやく自分の中で渋谷陽一に区切りがついた気がした。 あの番組を聴いた誰もが言っているがチャボのスタジオでの生弾き語りは涙なしでは聴けなかった。やっぱいいなあ。RCとか麗蘭とか、日本のロックはすげえんだな…
東浩紀が『新潮』2026年1月号に掲載した随筆「書くことと壁」を読んだ。 東浩紀の文章はおもしろい。今回も例によって「批評を書くことのキツさ」について書いているのだけど、中原昌也が「小説を書くのが嫌だ」と書いている文章を読むときに似た快感がある…
www.bungei.shueisha.co.jp 篠田は冒頭に「この秋、自著『青の純度』の新聞書評に端を発した風評被害の当事者となった」と述べ、「SNSには無縁なため、具体的にはどんな発信がなされ、ネット上でどんなコメントが飛び交っているのか追えなかったのだが、作品…