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映画『なんて楽しいクリスマス!』:家族に忘れられた母の反乱とクリスマスの奇跡

 

映画『なんて楽しいクリスマス!』:家族に忘れられた母の反乱とクリスマスの奇跡

映画 なんて楽しいクリスマス! のポスター

クリスマスは家族が集まり、愛を分かち合う素晴らしい季節ですが、その準備を一手に引き受ける母親にとっては、一年で最も過酷な時期かもしれません。映画『なんて楽しいクリスマス!』(原題:Oh. What. Fun.)は、そんな母親の奮闘と悲哀を、笑いと涙で描いたホリデー・コメディです。ミシェル・ファイファー演じる主人公クレア・クロースターは、完璧なクリスマスを目指して奔走しますが、家族は彼女の努力を当たり前のように受け取り、感謝の言葉もありません。そしてついに、ある事件をきっかけにクレアは家族の前から姿を消してしまいます。残された家族は、母親なしでクリスマスを乗り切ることができるのでしょうか?そして、クレアが見つけた「クリスマスの魔法」とは?豪華キャストで贈る、ドタバタだけれど心温まる、新しいクリスマスの定番映画です。

 

 

 

 

概要・原題

 

あらすじ

クレア・クロースターは、毎年家族のために完璧なクリスマスを演出しようと努力する献身的な母親です。夫のニックや、大人になった子供たち(チャニング、テイラー、サミー)とそのパートナーたちが実家に集まりますが、彼らはクレアの料理や準備を当然のこととして享受し、彼女自身の願いや苦労には無関心です。クレアは、お気に入りのテレビ番組の「ベスト・ホリデー・ママ」コンテストに推薦してほしいと家族に頼んでいましたが、誰もそれを気に留めていませんでした。そしてクリスマスの夜、家族はクレアが手配したイベントへ出かけますが、あろうことかクレアを家に置き去りにして出発してしまいます。この出来事に限界を迎えたクレアは、書き置きも残さず家を飛び出し、一人で冒険の旅に出ることを決意します。母親がいなくなったことにようやく気づいた家族はパニックに陥り、彼女を連れ戻そうと必死の捜索を開始しますが、クレアは彼らの予想の斜め上を行く行動で、自らのクリスマスを取り戻そうと突き進んでいきます。

 

キャスト

 

主題歌・楽曲

  • 音楽: シッダールタ・コースラ
  • 特記事項: 劇中では、クリスマスの定番曲が数多く使用され、ホリデー気分を盛り上げます。また、シッダールタ・コースラによるオリジナルスコアが、コメディシーンの軽快さと、家族の絆を描く感動的なシーンの深みを演出しています。

 

受賞歴

  • 配信開始直後のため、主要な映画賞の受賞歴はまだありませんが、ミシェル・ファイファーのコメディエンヌとしての才能が高く評価されています。

 

撮影秘話

 

感想

母親という存在がいかに家族の「縁の下の力持ち」であり、同時に「見えない存在」になりがちかというテーマを、痛烈なユーモアで描いた作品です。ミシェル・ファイファーの、優雅さを保ちつつも内面の爆発寸前の感情を表現する演技が素晴らしく、彼女が反乱を起こすシーンでは思わず拍手したくなります。残された家族が、母なしでは何もできないことに気づき、右往左往する様子は滑稽ですが、同時に自分自身の振る舞いを反省させられる部分もありました。最後はしっかりと心温まる結末に着地し、クリスマスに家族で見るのにぴったりの映画だと感じました。

 

レビュー

肯定的な意見

・「ミシェル・ファイファーが最高にチャーミング。彼女を見るだけでも価値がある。」

・「母親の苦労あるあるが満載で、世のお母さんたちは共感必至。」

・「豪華キャストが無駄遣いされず、それぞれのキャラクターが良い味を出している。」

否定的な意見

・「家族の身勝手さが酷すぎて、笑えるというよりイライラしてしまった。」

・「ストーリー展開が予想通りで、驚きは少ない。」

・「もっと過激な『反乱』を期待していたが、意外とマイルドだった。」

 

考察

「見えない家事」と承認欲求

本作の核心は、家庭内における母親の労働がいかに不可視化されているかという問題提起です。クレアが求めていたのは、高級なプレゼントや完璧なイベントではなく、家族からの「感謝」と「承認」でした。彼女が家を出たのは、物理的な不在を通して、自分の存在の大きさを家族に再認識させるための無意識の荒療治だったと言えます。テレビ番組のコンテストへの執着も、家庭内で得られない承認を外部に求めた結果と解釈できます。

 

家族の再生と新しい伝統

クレアの不在によって、家族は初めて協力し合い、自分たちで問題を解決する必要に迫られます。このプロセスを通じて、彼らはクレアに依存していた自分たちの甘えを自覚し、自立への一歩を踏み出します。物語の結末で、家族が以前とは違う形でクリスマスを祝う様子は、古い役割分担からの脱却と、より対等で健全な家族関係の構築を示唆しています。

 

 

※以下、映画のラストに関する重大なネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意ください。

 

ラスト

家を飛び出したクレアは、様々なハプニングに巻き込まれながらも、ついに憧れのテレビ司会者ザジー・ティムスの番組収録現場にたどり着きます。彼女はステージに上がり、自分が家族に忘れられたこと、そして母親としての孤独と苦労を正直に、かつユーモラスに語ります。その姿は視聴者の共感を呼び、会場は大きな拍手に包まれます。一方、テレビでクレアの姿を見た家族はスタジオへ駆けつけます。番組の中で、夫と子供たちはクレアに対して心からの謝罪と感謝を伝え、公開の場で家族の絆を取り戻します。ザジー・ティムスもクレアを称え、彼女は念願だった「特別なクリスマス」を、予想とは違う形で手に入れます。1年後、クロースター家は雪山へのスキー旅行に来ています。そこでは、以前のようにクレア一人に負担がかかることはなく、家族全員が協力して休暇を楽しんでいました。クレアはリラックスした表情で、本当の意味での「楽しいクリスマス」を過ごして物語は幕を閉じます。

 

視聴方法

 

DVD&Blu-ray情報

本作はAmazon Original映画として配信されているため、現時点(2025年12月)ではDVDやBlu-rayの一般販売は行われていません。視聴はAmazon Prime Videoでのストリーミングが基本となります。

 

 

 

 

まとめ

映画『なんて楽しいクリスマス!』は、ミシェル・ファイファーの魅力全開の演技と、共感必至のストーリーで贈る、現代のファミリー・クリスマスコメディです。笑って泣いて、最後には家族の大切さを再確認できる、ホリデーシーズンに欠かせない一本となるでしょう。日頃の感謝を込めて、お母さんと一緒に見るのもおすすめです。

 

映画のジャンル

コメディ、クリスマス、ファミリー、ドラマ

 

 

 

 

 

 

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