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映画『アダムス・ファミリー2』:新たな家族と殺人鬼ベビーシッター

 

映画『アダムス・ファミリー2』:新たな家族と殺人鬼ベビーシッター

映画 アダムス・ファミリー2のポスター

映画『アダムス・ファミリー2』(原題:Addams Family Values)は、奇妙で愛すべきアダムス一家に新たなメンバー、口ひげの生えた男の赤ちゃんピューバートが加わることから始まります。一家は新メンバーを心から歓迎しますが、長女ウェンズデーと長男パグズリーは、自分たちの居場所が奪われたと感じ、嫉妬心を募らせます。一方、フェスターは、ベビーシッターとして雇われたデビーに一目惚れします。しかし、デビーは実は金持ちの男性と結婚しては殺害を繰り返すブラックウィドウ(殺人鬼)であり、彼女の次の標的はフェスターと彼が持つアダムス家の財産でした。ウェンズデーとパグズリーはデビーの正体に気づきますが、デビーは巧妙にフェスターと結婚。家族の未来が危機に瀕したとき、ウェンズデーは恐るべき秘密の作戦を決行します。前作を超えるブラックユーモアと家族の絆を描いた続編です。

 

 

 

 

概要・原題

 

 

あらすじ

 

ゴメスとモーティシアのもとに第三子となる男の赤ちゃん、ピューバートが誕生します。一家は喜びに包まれますが、ウェンズデーとパグズリーはピューバートに嫉妬し、殺害を試みますが失敗します。ピューバートを心配したゴメスとモーティシアは、官能的なベビーシッター、デビー・ジェリンスキーを雇います。デビーはすぐにフェスターに接近し、彼を誘惑します。ウェンズデーはデビーが過去に複数の夫を殺害した殺人鬼であることを察知しますが、両親は信じません。デビーの策略により、ウェンズデーとパグズリーはサマーキャンプに送られてしまいます。デビーはまんまとフェスターと結婚し、フェスターを隔離して殺害を企てます。一方、自由を奪われたサマーキャンプで、ウェンズデーは反体制のリーダーとして覚醒します。デビーの陰謀が進む中、家族の危機を感じたウェンズデーは、サマーキャンプから逃げ出し、フェスターを救出するために大胆な作戦を実行します。

 

キャスト

 

 

主題歌・楽曲

 

前作に引き続き、マーク・シャイマンが音楽を担当し、アダムス・ファミリー特有のダークでコミカルな雰囲気を盛り上げています。サントラには、ラン・ディーエム・クルーによる「Addams Family (Addams Groove)」をアレンジしたバージョンや、ウェンズデーがキャンプで踊るシーンで使われた楽曲などが収録されています。

 

受賞歴

 

 

撮影秘話

 

  • ピューバートは、主にアニマトロニクス(機械人形)と、特殊効果、本物の赤ちゃん俳優を組み合わせて表現されました。特に彼の口ひげは、非常に細かく作り込まれました。
  • ウェンズデーが送られる「キャンプロックパイン」でのシーンは、明るく健康的な雰囲気と、アダムス一家のダークなユーモアとの対比が際立つように意図的に演出されました。
  • フェスター役のクリストファー・ロイドは、デビーとのロマンスのシーンでは、彼のキャラクターとしては珍しい官能的で純粋な側面を表現しており、演技の幅広さを見せました。

 

感想

 

アダムス・ファミリー2』は、前作の魅力を維持しつつ、ウェンズデーのキャラクターをさらに掘り下げたことで、より一層面白みが増しています。特にサマーキャンプのパートは、この映画のハイライトの一つであり、ウェンズデーが「普通」の子供たちに対して行う革命的な行動は、ブラックコメディとして最高の笑いを提供してくれます。デビー役のジョーン・キューザックも素晴らしく、彼女の過剰な演技と、アダムス一家のクールな反応のコントラストが楽しいです。この映画は、家族が外の世界の悪意にどう立ち向かうかというテーマを、ユーモアたっぷりに描いています。

 

レビュー

 

肯定的な意見

・「ウェンズデーとデビーの対決が最高に面白い。クリスティーナ・リッチの演技が冴えわたっている。」

・「前作よりもストーリーに深みが増し、キャラクターそれぞれの個性が際立っている。」

・「デビーのキャラクターが非常に強烈で、ジョーン・キューザックの怪演が光る。」

否定的な意見

・「新キャラクターのピューバートの存在感が薄く、もう少し活躍の場があってもよかった。」

・「ユーモアがさらにダークになり、好みが分かれるかもしれない。」

 

考察

 

ウェンズデーの反抗とアイデンティティの確立

本作においてウェンズデーは、単なる暗い少女から、家族を守るための知恵と行動力を持つ重要なキャラクターへと進化します。彼女がサマーキャンプで、幸福で明るいという「標準」を押し付けようとする環境に真っ向から反抗し、ピルグリム清教徒)の歴史劇を血塗られた真実へと変えるシーンは、彼女が持つアダムス家としての強いアイデンティティと、社会規範への抵抗の象徴です。彼女の反抗は、家族を救うための行動の起点となり、物語の鍵を握ります。

 

デビーとアダムス一家の対比

デビーは、金銭欲と「普通」の幸せへの執着という、極めて一般的な動機を持つ殺人鬼です。一方、アダムス一家は、世間的には異常ですが、彼らの動機は純粋な愛情と家族の絆に基づいています。この対比は、外見上の奇妙さや異常さが、必ずしも内面の邪悪さとは結びつかないという、映画の中心的なテーマを浮き彫りにしています。デビーの「普通」の幸せの追求が、最も邪悪な行為(殺人)に繋がっていることが、皮肉なユーモアとして機能しています。

 

 

※以下、映画のラストに関する重大なネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意ください。

 

ラスト

 

フェスターとデビーの結婚初夜、デビーはフェスターを電気椅子に座らせ、彼の財産を奪うための殺害を試みます。しかし、ウェンズデーとパグズリーがサマーキャンプから脱出し、家に舞い戻ります。デビーはアダムス一家全員を電気椅子に縛り付け、彼女自身の不幸で満たされない生い立ちと、求める「普通」の幸せについて長々と語り始めます。その間に、赤ん坊のピューバートが、彼の「奇妙な」能力(口ひげが電動ファンになる)を使って、デビーが仕掛けた電気の配線を操作します。その結果、デビーに電気が逆流し、彼女は焼け焦げた炭となり、完全に破壊されます。デビーの死により、フェスターは救出され、アダムス一家は再び平穏な日常を取り戻します。物語は、フェスターがデビーの墓の前で彼女の幽霊と会話するシーンで終わり、アダムス家らしい奇妙な愛情が示唆されます。

 

視聴方法

 

 

DVD&Blu-ray情報 

 

 

まとめ 

 

映画『アダムス・ファミリー2』は、奇抜なユーモアとゴシックな美学がさらに深まった、見事な続編です。ジョーン・キューザック演じるデビーという強烈な悪役の登場により、物語はよりスリリングに、そしてブラックコメディとしてより辛辣になっています。ウェンズデーの活躍は本作の大きな見どころであり、家族の絆と、外の世界の「普通」への痛快な反抗を描いた傑作です。ぜひ、この愛すべき奇妙な一家の冒険を体験してください。

 

映画のジャンル

 

ブラックコメディ、ファンタジー、ホラーコメディ

  • アダムス・ファミリー2
  • Addams Family Values
  • ウェンズデー
  • フェスター
  • デビー・ジェリンスキー
  • ブラックコメディ
  • 家族愛

 

 

 

 

 

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