【ネタバレあり】*ぽかぽか映画日和* ー 秒でその映画にちょっと詳しくなる場所 ー

100%!わたしが観た映画のみです。おもにAmazonプライムビデオで鑑賞しています。 ⚠注意⚠ 映画の内容に関するネタバレ情報が含まれている可能性があります。 映画の感想や考察は、人によって異なります。ご了承ください。

わたしの好きな映画 スライドショー

わたしの好きな映画

映画『ダ・ヴィンチ・コード』:ルーブル美術館から始まる歴史と暗号を巡るミステリー

 

映画『ダ・ヴィンチ・コード』:ルーブル美術館から始まる歴史と暗号を巡るミステリー

映画 ダ・ヴィンチ・コードのポスター

映画『ダ・ヴィンチ・コード』は、ダン・ブラウンの世界的ベストセラー小説を原作とし、ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で制作された歴史ミステリー・サスペンスです。物語は、パリのルーブル美術館で起こった館長の殺人事件をきっかけに始まります。現場に残された不可解な暗号を追うことになったのは、宗教象徴学専門の大学教授ロバート・ラングドンと、館長の孫娘である暗号解読の専門家ソフィー・ヌヴー。彼らは、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品や歴史の謎に隠されたメッセージを解き明かしながら、イエス・キリストマグダラのマリアに関する、長らく封印されてきたとされる歴史の真実に直面していきます。ヨーロッパの歴史的な名所を舞台に、秘密結社、カトリック教会の陰謀、そして聖杯の謎が絡み合う、息もつかせぬ知的エンターテイメント作品です。

 

 

 

 

概要・原題

 

  • 原題: The Da Vinci Code
  • 公開年: 2006年
  • ジャンル: 歴史ミステリー、サスペンス、スリラー、アドベンチャー
  • 監督: ロン・ハワード(Ron Howard)
  • 特記事項: この映画は、キリスト教の歴史的解釈に踏み込んだ内容を含んでいたため、公開当時、世界中で大きな論争を巻き起こしました。原作の持つ知的なパズル要素と、息詰まる逃走劇が融合した作品として知られています。

 

あらすじ

 

物語は、ルーブル美術館の館長ジャック・ソニエールが殺害されるところから始まります。遺体の周囲には、自らの血で描かれた五芒星や、レオナルド・ダ・ヴィンチにちなんだ奇妙な暗号が残されていました。宗教象徴学専門の大学教授、ロバート・ラングドンが警察に協力者として呼び出されますが、彼は暗号解読の専門家であるソニエール館長の孫娘、ソフィー・ヌヴーとともに、警察の追跡を逃れながら独自に調査を開始します。残されたメッセージは、ソニエールが守ろうとしていた古代の秘密結社「シオン修道会」の秘密と、キリスト教の歴史を根底から揺るがすかもしれない「聖杯」の存在を示唆していました。二人はパリからロンドンへと渡り、ダ・ヴィンチの絵画や歴史的な建造物に隠された謎を次々と解き明かしながら、秘密を暴こうとする敵との攻防を繰り広げます。彼らは、人類史上最大の真実とされる秘密の守護者なのか、それとも真実の破壊者なのか、その答えを求めて旅を続けます。

 

キャスト     

 

 

主題歌・楽曲セクション     

 

  • 音楽: ハンス・ジマー(Hans Zimmer)
  • 特記事項: 映画の音楽は、ハンス・ジマーが担当し、彼の壮大でドラマティックなオーケストラサウンドが、歴史的な謎とサスペンスの緊張感を高めています。特に、メインテーマである「Chevaliers de Sangreal」は、物語の核心である秘密結社と聖杯の重厚なテーマを象徴しており、ヨーロッパの荘厳な教会や美術館を舞台にした映像と相まって、観客を神秘的な世界へと引き込みます。

 

受賞歴        

 

 

撮影秘話           

 

  • ルーブル美術館での撮影は許可されましたが、非常に限られた時間とエリアでのみ行われました。特に、有名なモナ・リザの前でのシーンなどは、美術館の開館時間外に細心の注意を払って撮影されました。
  • カトリック教会の一部やオプス・デイの組織は、映画のフィクション的な描写に対して強く抗議しました。監督と制作陣は、これはフィクションであることを繰り返し強調しました。
  • トム・ハンクスは、原作小説を読んでいなかったにもかかわらず、監督のロン・ハワードの熱意とロバート・ラングドンというキャラクターの知的な魅力に惹かれて出演を決めました。

 

感想

 

ダ・ヴィンチ・コード』は、歴史、芸術、宗教の要素が複雑に絡み合った知的好奇心を刺激するサスペンス映画です。暗号解読のシーンは緊迫感があり、世界各地の歴史的な場所を巡るアドベンチャー要素も楽しめます。物語の根幹にあるキリスト教のタブーに触れる大胆な設定は議論を呼びましたが、フィクションとして純粋に楽しめば、その壮大なスケールと緻密なプロットに引き込まれます。トム・ハンクス演じるラングドンの知的で冷静なアプローチと、オドレイ・トトゥ演じるソフィーの情熱的な探求心が、観客を謎解きの旅へと誘います。歴史の裏に隠された秘密を暴くスリルと、壮大な陰謀に立ち向かう二人の逃走劇が見どころです。

 

レビュー        

 

肯定的な意見

・原作小説の持つ複雑な暗号解読とスリリングな展開が、映画でも忠実に再現されている。

トム・ハンクスイアン・マッケランジャン・レノなど、豪華な国際色豊かなキャスト陣の演技が安定している。

ルーブル美術館ウェストミンスター寺院など、ヨーロッパの歴史的建造物の映像が美しく、臨場感がある。

・歴史的な仮説と現代の陰謀が絡み合うプロットが知的で面白い。

否定的な意見      

・原作の膨大な情報を詰め込みすぎたため、映画のペースが速く、説明的すぎると感じる。

・ラングドン教授がただ解説役に終始している感があり、キャラクターとしての深みに欠ける。

・宗教的なテーマが非常にデリケートであり、一部の観客にとっては不快に感じる可能性がある。

 

考察

 

「聖杯」の新しい解釈

この物語の中心にあるのは、「聖杯」がイエス・キリストが最後の晩餐で使った杯ではなく、キリストの子孫を宿したマグダラのマリアその人であるという大胆な仮説です。この解釈は、歴史的に女性蔑視されてきたマリアを神聖な存在として再評価するものであり、映画は、この秘密を何世紀にもわたって守り続けてきたとされる秘密結社の存在を絡ませて、キリスト教の伝統的な教義に疑問を投げかけています。これは、単なるフィクションとしてだけでなく、キリスト教史における女性の役割について考察を深めるきっかけを与えてくれます。

 

二重の「守護者」の役割

映画には、秘密を守ろうとする側と、それを破壊しようとする側、そして秘密を暴こうとする側という三つ巴の構図があります。主人公のラングドンとソフィーは、当初は秘密を暴く側として事件に巻き込まれますが、最終的には彼ら自身がその真実を守る役割を担うことになります。一方、カルト的な組織「オプス・デイ」の過激派であるシラスは、彼らが「異端」と見なす秘密を消し去るために動きます。この「守護」と「破壊」の二項対立が、物語の緊迫感を維持しています。

 

ダ・ヴィンチの「暗号」

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品、特に「最後の晩餐」や「モナ・リザ」に、物語の鍵となる暗号が隠されているという設定は、この映画の最も魅力的な部分です。彼はシオン修道会の総長の一人であったとされ、その絵画に、秘密を後世に伝えるための象徴的なメッセージを巧妙に織り交ぜたという発想は、芸術と歴史に対する新しい視点を提供します。ダ・ヴィンチの天才的な創造性が、単なる芸術家としてだけでなく、歴史の秘密の守護者としての役割も果たしていたという考察が、この作品の面白さを際立たせています。

 

 

※以下、映画のラストに関する重大なネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意ください。

 

ラスト

 

ラングドンとソフィーは、全ての謎を解き明かし、ついに聖杯の秘密が隠された場所、つまりシオン修道会が長年守り続けてきた秘密の存在へとたどり着きます。その場所は、イアン・マッケラン演じるリー・ティービングの所有する広大な邸宅であることが判明します。しかし、物語の真の黒幕は、ティービング自身であり、彼は聖杯の真実を公にし、教会を揺るがすことを目的としていました。ティービングはラングドンを脅迫しますが、ラングドンは機転を利かせ、最後の暗号の答えが「アップル」ではなく「ア・ポル」(ソフィーの祖母の意)であることをティービングに知られることなく解読します。最終的にソフィーは、ルーブル美術館のピラミッドの下にある、秘密の地下空間に安置されたマグダラのマリアの石棺と、自身がソニエール館長の本当の孫娘であり、マグダラのマリアの子孫であるという驚愕の真実を知ります。そして、ラングドンは、全てが解決した後、ルーブル美術館の逆ピラミッドの下に立っているとき、ついにソニエール館長が彼に伝えたかった最後のメッセージ、すなわち真の聖杯がソフィー自身であることを悟ります。ラングドンは、ソフィーの秘密を守り続けることを誓い、静かに美術館を後にします。

 

視聴方法                

 

 

DVD&Blu-ray情報        

 

 

まとめ

 

ダ・ヴィンチ・コード』は、世界中の観客を熱狂させた知的サスペンスの傑作であり、歴史の謎と現代の陰謀が見事に融合した作品です。ロバート・ラングドンとソフィー・ヌヴーの謎解きの旅は、観客を魅了し、物語が終わった後も、歴史と芸術に対する新しい見方を与えてくれます。議論を呼んだテーマを含んでいますが、純粋なエンターテイメントとして、そのスリルと興奮は保証されています。歴史ミステリーや知的スリラーがお好きな方には、特におすすめの一本です。

 

映画のジャンル     

 

ミステリー

  • サスペンス
  • 歴史
  • スリラー
  • アドベンチャー
  • 知的エンタメ

 

 

 

 

 

- 見放題の新着作品 - 
見放題の新着作品