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映画『スパイダーウィックの謎』:妖精の世界へと誘う禁断の書

 

映画『スパイダーウィックの謎』:妖精の世界へと誘う禁断の書

映画 スパイダーウィックの謎 のポスター

映画『スパイダーウィックの謎』(原題: The Spiderwick Chronicles)は、大人気ファンタジー小説シリーズを映画化した、魔法と冒険に満ちた作品です。父親の家出と母親の離婚により、人生が一変したグレース家の三兄姉、双子のジャレッドとサイモン、そして姉のマロリーは、森の奥深くにある、古びたスパイダーウィック邸に引っ越してきます。この屋敷は、かつて大叔父のアーサー・スパイダーウィックが住んでいた場所でした。屋根裏部屋を探検していた双子のジャレッドは、隠された書斎で一冊の古びた本を発見します。それは、アーサーが何十年もかけて書き記した『妖精図鑑』、すなわち妖精の世界へと繋がる「禁断の書」でした。この本を開いた瞬間、彼らの周りの世界は一変し、これまで見えなかった危険な妖精たちが姿を現します。彼らは、この図鑑を狙う邪悪なゴブリンやモールガスから本を守り、家族と現実世界を救うために、妖精たちの秘密を解き明かす冒険へと繰り出します。

 

 

 

 

概要・原題

 

  • 原題: The Spiderwick Chronicles
  • 英題: The Spiderwick Chronicles
  • 公開年: 2008年
  • 上映時間: 96分
  • ジャンル: ファンタジー、アドベンチャー、ファミリー
  • 監督: マーク・ウォーターズ (Mark Waters)
  • プロデューサー: スティーブ・バーネット, ホリー・ブラック, マーク・カントン, トニー・ディテルリッツィ, ラリー・フランコ, エレン・ゴールドスミス=ヴェイン, ジュリー・ケイン=リッチ, ケイリー・カークパトリック, トム・C・パイツマン (Steve Barnett, Holly Black, Mark Canton, Tony DiTerlizzi, Larry Franco, Ellen Goldsmith-Vein, Julie Kane-Ritsch, Karey Kirkpatrick, Tom C. Peitzman)
  • 制作国: アメリカ合衆国
  • 原作: ホリー・ブラックとトニー・ディテルリッツィによる同名小説シリーズ

 

あらすじ

 

グレース一家がスパイダーウィック邸に引っ越してきて間もなく、三兄姉は屋敷内で奇妙な現象に遭遇します。最も懐疑的で衝動的な双子の兄ジャレッドは、隠された部屋で大叔父アーサー・スパイダーウィックが書き残した『妖精図鑑』を見つけます。図鑑には「決して開いてはならない」と書かれていましたが、ジャレッドは好奇心からそれを開いてしまいます。すると、図鑑に描かれていた妖精たちが現実世界に姿を現し始めます。そこには、親切なブラウンティーニー(屋敷の守り妖精)から、人肉を食べる獰猛なゴブリン、そして図鑑を奪って世界を支配しようとする邪悪なモールガスまで、様々な妖精たちがいました。図鑑の知識を頼りに、三兄姉は協力し、モールガスから図鑑を守るための壮絶な戦いを繰り広げます。この戦いを通して、彼らは家族の絆を深め、自分たちの抱える問題やトラウマと向き合うことになります。

 

キャスト

 

 

主題歌・楽曲

 

  •  ジェームズ・ホーナーが作曲したスコアは、この映画の成功の重要な要素の一つです。ホーナーは、幻想的で神秘的なテーマと、アクションシーンでの緊迫感あふれる音楽を見事に融合させました。特に、スパイダーウィック邸の古い雰囲気と、妖精の世界の魔法を表現するオーケストラサウンドは、観客を物語の世界観に深く引き込みます。彼の音楽は、兄弟たちが直面する恐怖と、彼らの勇気ある冒険を壮大に彩っています。

 

受賞歴

 

  •  本作は、視覚効果(VFX)の面で高い評価を受け、いくつかの賞にノミネートされました。特に、妖精やクリーチャーのデザインと、CGIと実写の融合技術は注目に値します。ファンタジー映画の伝統的な要素を取り入れつつ、現代的な技術でリアルに描かれた妖精たちの姿が、映画の没入感を高めました。

 

撮影秘話

 

  • フレディ・ハイモアが双子の兄弟ジャレッドとサイモンの二役を見事に演じ分けました。撮影では、モーションコントロールカメラや、特殊な合成技術が駆使され、彼が画面上で同時に会話する複雑なシーンが実現されました。
  • 監督のマーク・ウォーターズは、原作小説の挿絵が持つダークでリアルな雰囲気を重視し、子ども向けのファンタジーでありながらも、怖さと緊張感を保つことを目指しました。妖精のクリーチャーデザインは、原作のトニー・ディテルリッツィのイラストを忠実に再現しています。
  • 多くのシーンはセットとCGIの組み合わせで撮影されましたが、スパイダーウィック邸の荒涼とした雰囲気や、森の神秘的な背景は、観客がすぐに物語に引き込まれるように工夫されています。

 

感想

 

スパイダーウィックの謎』は、子ども時代のワクワクするような冒険心を呼び覚ましてくれる作品です。物語の展開はテンポが良く、次から次へと現れるユニークな妖精たちと、それらに立ち向かう三兄姉の勇気に引き込まれます。特に、主人公のジャレッドが持つ、家族への不満や孤独感が、妖精の世界での試練を通じて、家族を大切に思う気持ちへと変化していく過程が感動的です。ファンタジーでありながらも、家族の絆という普遍的なテーマが深く描かれており、見応えのあるアドベンチャー映画となっています。

 

レビュー

 

肯定的な意見

・「原作の雰囲気を完璧に再現した映像美と、クリーチャーのクオリティが素晴らしい。子ども向けと侮れない本格的なファンタジー映画だ。」

・「フレディ・ハイモアの二役の演技は驚異的。双子の性格の違いを見事に演じ分けている。」

・「ハラハラドキドキする展開と、感動的な家族の物語がバランス良く構成されており、大人も楽しめる。」

否定的な意見

・「原作の小説シリーズが持つダークな部分や複雑な人間関係が、映画では少し単純化されている。」

・「一部の妖精が怖すぎると感じる子どももいるかもしれない。」

・「モールガスがあまりにも圧倒的で、子供たちが勝つ展開にご都合主義的なものを感じてしまう。」

 

考察

 

ファンタジー世界の「現実性」

この映画で描かれる妖精の世界は、単なるおとぎ話ではなく、グレース一家の現実の生活と密接に結びついています。ジャレッドが妖精図鑑に執着するのは、現実での家族の崩壊という苦痛から目を背けたいという彼の心の表れです。妖精たちとの戦いは、彼が内面に抱える怒りや無力感との戦いでもあります。彼が最終的に図鑑の力を借りずに困難を乗り越えることは、ファンタジーの力を借りるのではなく、現実世界での自分自身の強さを見つけるというテーマを強調しています。

 

「家族の絆」の再構築

グレース一家は、父親の不在と母親の苦労、そして三兄姉の間の不和という問題を抱えてスパイダーウィック邸に引っ越してきます。しかし、共通の敵であるモールガスと戦うことで、彼らは互いを守り合う必要に迫られ、結果的に家族としての絆を再構築します。特に、双子のジャレッドとサイモン、そして姉のマロリーが、それぞれの個性とスキル(ジャレッドの衝動性、サイモンの知識欲、マロリーのフェンシングスキル)を活かして協力する姿は、家族が一つになることの強さを象徴しています。

 

 

※以下、映画のラストに関する重大なネタバレが含まれる可能性があります。
未視聴の方はご注意ください。

 

ラスト

 

クライマックスで、三兄姉はついにモールガスと直接対決します。彼らは、大叔母ルシンダから受け継いだ情報や、妖精たちの助けも借りて、モールガスを打ち破るための鍵を探します。モールガスの真の目的は、アーサー・スパイダーウィックが隠した図鑑の全知識を手に入れることでしたが、三兄姉の勇気ある行動により、その野望は阻止されます。最終的に、図鑑の秘密が守られたことで、一家は安全を取り戻し、バラバラだった家族は真に結ばれます。大叔父アーサーは、モールガスを倒すために犠牲になりましたが、彼の残した知識と愛は、家族を守り続けます。三兄姉は妖精の世界を心に秘めながら、現実世界で新しい生活を始める希望を見出します。

 

視聴方法 

 

 

DVD&Blu-ray情報

 

 

まとめ

 

スパイダーウィックの謎』は、古びた洋館、禁断の書、そして隠された魔法の世界という、王道のファンタジー要素が詰まった傑作アドベンチャーです。フレディ・ハイモアをはじめとする若手キャストの熱演と、ジェームズ・ホーナーの壮大な音楽が、物語に深みを与えています。家族の絆と勇気という普遍的なテーマを織り交ぜながら、観客を興奮と驚きに満ちた妖精の世界へと誘う、最高のファミリーエンターテイメントです。

 

映画のジャンル

 

ファンタジー、アドベンチャー、ファミリー

 

 

 

 

 

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