映画とライフデザイン

映画ブログを始めて17年、年間180〜200本観ます。時おりグルメ記事や散歩して気に入った場所の記事を書きます。gooの閉鎖で移動してきました。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「女経」 若尾文子、山本富士子、京マチ子

映画「女経」は1960年公開の大映映画だ。 若尾文子、山本富士子、京マチ子の最強美人女優にそれぞれ悪女を演じさせるオムニバス映画。 大映は夜のムードを出すのが得意である。コントラストの強い照明計画で3人の悪事を暴きだすように映し出す。これがな…

映画「暖簾」 森繁久弥

映画「暖簾」は森繁久弥主演で大阪商人の生き様を描いた1958年の東宝映画だ 監督は「洲崎パラダイス」「幕末太陽傳」の川島雄三である。 「暖簾」は先日亡くなった山崎豊子の処女作である。生家である大阪老舗の昆布問屋の父や兄の姿をモデルにして明治…

映画「ある殺し屋」 市川雷蔵

映画「ある殺し屋」は市川雷蔵が現代の殺し屋を演じる1967年の大映映画だ。 市川雷蔵は若くしてがんに倒れこの2年後早すぎる死を遂げる。大映映画の看板スターだった雷蔵と言えば「眠狂四郎」「大菩薩峠」といった時代劇である。ドーラン化粧をして出てくる…

映画「博奕打ち 総長賭博」 鶴田浩二

映画「総長賭博」は東映やくざ映画でも名作の誉れが高い1968年の映画である。 「仁義なき戦い」の笠原和夫による脚本を陸軍上がりの山下耕作が監督する。 当初は客入りも悪く、2人は東映の岡田撮影所長(のち社長)から絞られたそうだ。ところが、三島由紀夫…

映画「安城家の舞踏会」 原節子

映画「安城家の舞踏会」は1947年戦後まもなく製作された没落家族の姿を描く映画だ。 名作の誉れが高い。昭和22年のキネマ旬報日本映画№1である。吉村公三郎がメガホンをとり、最近亡くなった新藤兼人が脚本を書く。出演者の風貌が現在と比較すると、まだ戦前…

映画「悪いやつら」

映画「悪いやつら」は韓国の黒社会の攻防を描いた映画だ。 ハ・ジョンウとは相性がいい。一連のキムギドク作品で存在を知ったが、「チェイサー」の異常な凶悪犯には唖然とさせられた。「哀しき獣」では一転して中国居住の朝鮮族の男がソウルで彷徨う姿を演じ…

映画「ほとりの朔子」 二階堂ふみ

映画「ほとりの朔子」を映画館で見た。 単館での公開なので渋谷に向かった。映画評論家筋の評判もよく入りはいい。意外にもおじさんたちが目立つ。 二階堂ふみの主演映画が公開になるのはうれしい。「ヒミズ」「脳男」はいずれも自分に鮮烈なインパクトを残…

映画「ハンナ・アーレント」

映画「ハンナ・アーレント」を劇場で見た。 ナチス残党をイスラエルが裁くという歴史上重要な裁判場面を挿入した優れたノンフィクション系ドラマである。 ハンナ・アーレントの映画評を新聞で見たときには、あまり行く気にはならなかった。知性の殿堂「岩波…

映画「殺人の告白」

映画「殺人の告白」は2013年日本公開の韓国映画だ。 韓国のサスペンス系で評判いいのはなるべく劇場で見るようにしている。迫力が違うからだ。この映画は気がつかなかった。これもネット系で評判のいい作品だ。 見るやいなや、すごいアクションシーンに驚く…

映画「クロニクル」

映画「クロニクル」は2013年日本公開のアメリカSF映画 どちらかというと見ないタイプの映画である。でもネット上の評判もいいし、会社の後輩がおもしろかったという。ちょっと見てみるかという軽い気持ちで見た。「内気でオタクな少年が突如超能力をもって…

映画「トゥ・ザ・ワンダー」 ベン・アフレック&オルガ・キュリレンコ

映画「トゥ・ザ・ワンダー」は2013年日本公開のドラマ 巨匠テレンスマリック監督の作品である。 監督の前作カンヌ映画祭パルムドールを受賞した「ツリーオブライフ」は抽象的すぎてよくわからなかった。気がつくと眠りにつく始末、感想も書いていない。今回…

映画「ロスト・ハイウェイ」 デイヴィッド・リンチ

映画「ロストハイウェイ」は鬼才デイヴィッドリンチ監督による97年の作品だ。 今回は2回目の鑑賞だ。あまりに不可解な展開なので、感想を書いていない。だからと言って不満足なわけではない。 デイヴィッドリンチ監督「マルホランド・ドライブ」はすばらしい…

淡路恵子死す

淡路恵子さんが亡くなったと伝えられている。 島倉千代子さんの時もブログに綴ったが、彼女は母より1つ年上で品川出身の同郷だけに一言書いておきたい。 晩年は口うるさい人生相談のおばさんでtvに登場することが多かった。 世紀の人気者中村錦之助(萬屋…

2013年キネマ旬報ベスト10について

毎年これが発表になるとコメントしている。 今年はここ数年よりも見ていない作品が選出された。 今年は両方の一位にビックリです。 日本映画ベスト・テン 1位 ペコロスの母に会いに行く 2位 舟を編む 3位 凶悪 4位 かぐや姫の物語 5位 共喰い 6位 そして父に…

映画「存在の耐えられない軽さ」 ダニエル・デイ・ルイス

映画「存在の耐えられない軽さ」は88年の作品 傑作である。2時間50分に及ぶ上映時間の長い映画だ。 1968年のプラハが舞台である。チェコへソビエトが出兵した激動の情勢を背景に、若き医師が彷徨う姿を描いている。ベストセラー小説の映画化である。 …

映画「ゼロ・グラビティ」 サンドラブロック

映画「ゼロ・グラビティ」ようやく劇場で見に行ってきました。 昨年度№1の呼び声高く、評論家筋の評判もいい。早めに行こうと思っていたが、ホームグラウンドの劇場が吹替しかやっていない。普段ジョージクルーニーとサンドラブロックの声を知り尽くしている…

映画「奇跡のリンゴ」 阿部サダヲ&菅野美穂

映画「奇跡のリンゴ」は2013年公開作品 最近あたっている阿部サダヲの主演だ。映画でその力量を発揮する名コメディアンに育ってきた。実際にはシリアスドラマとなってもおかしくないこの題材も彼が主演だと和らいだタッチで映画が流れていく。相手役には菅野…

映画「はじまりのみち」 加瀬亮

映画「はじまりのみち」は戦後日本映画界を代表する木下恵介監督の若き日を描いたオマージュ映画だ。 これも予想以上にいい映画だ。胸にしみるシーンがいくつかあった。 木下恵介が好き?と言われれば、「それなりに」と答えるしかない。戦後の著名作品はそ…

映画「箱入り息子の恋」

映画「箱入り息子の恋」は2013年公開の日本映画 評判の割には期待外れの映画だった。 恋に不器用な男女って多いかもしれない。 それを描くのはいいが、設定が何か不自然で今一つしっくりこない。 市役所に勤める天雫健太郎(星野源)は、内気な性格が災いし…

映画「バービー」 キム・セロン

映画「バービー」は韓国のシリアスドラマだ。 極めて重い映画である。でも心に響く。 「冬の小鳥」「アジョシ」で子供ながらに演技力を評価されたキムセロンという少女は気になる存在だ。日本人好みの可愛い顔立ちだと思う。DVDジャケットで彼女の顔をみ…

映画「ナタリー」 オドレイ・トトゥ

映画「ナタリー 原題La délicatesse」は「アメリ」のオドレイ・トトゥ主演のフランス映画だ ツタヤで何げなくこのdvdをみつけた。「アメリ」は大好きな映画である。目で楽しまさせてくれる要素が強く、お茶目な主人公の振る舞いがかわいかった。あれから…

映画「25年目の弦楽四重奏」

映画「25年目の弦楽四重奏」は2013年日本公開のアメリカ映画だ。 正月一本目にこの映画を見た。予想を上回るいい映画に出会った気分でいる。すばらしい! 見せ場が多い映画である。ベテラン4人の演技合戦だけではない。じっくり練られた脚本と逸話が見事で…

映画「探偵はBARにいる2」 大泉洋

映画「探偵はBARにいる2」は好評だった第1作に続いて2013年に公開された作品だ。 前作同様札幌が舞台で、地元大泉洋と松田龍平のデコボココンビが主演である。 タッチは前作同様で、「フィルムノワール」のように美女に依頼された探偵が事件に巻き込まれる…