「本の雑誌」5月号が届きました。今月の特集は「読者の生活史」ということ
で、古くからの読者に「50周年記念インタビュー」を行っています。
「本の雑誌」1月号の後記に「創刊号から五百号までリアルタイムで読み
続けてくれている読者は日本のどこかにいるのだろうか。もしいたらご一報く
ださい。」と記したら、二名の読者が名乗りを上げてくれて、そのお二人への
インタビューが掲載です。
雑誌の創刊号から購入というのは、当方にはほとんど経験のないことです
が、過去にはいくつか創刊号から買い続けた雑誌がありました。筑摩からでた
「頓智」とか岩波からでた「ヘルメス」などとなります。どちらもそんなに長くは
続くことがなかったので全部揃えたとしてもたいした量ではなかったようです。
(「ヘルメス」は途中でやめてしまいましたが。)
大手の版元からの雑誌でも、最近はきびしくなっているのですが、同人誌の
ようなスタイルで立ち上がった「本の雑誌」が50周年を迎えたというのは、
ほんとにすごい快挙でありますね。
「本の雑誌」の創刊は1976年4月とのことですから、当方は仕事についてい
て、北海道に戻って2年が経過した時です。学生時代を過ごした京都とは書店
事情がまるで違いましたので、京都では比較的容易に入手できた雑誌などで
あっても、まったく手にすることができずでした。
そんなこともあって、「本の雑誌」は創刊となってしばらくしてから、そういう
ものがあるということを知ったものの、手にすることができたのは、何年も経過
してからでありました。
最初のうちは弟からまわしてもらっていて、それからだいぶんたって、書店に
注文しての定期購読としたように思います。あのころは、普通の書店では入手
出来ませんでしたからね。
この記事の前に、「本の雑誌」のバックナンバーをチェックしようと思ったの
ですが、ちょっと時間が足りなくてだめでありました。
ということで、「読者の生活史」を記してみることにです。
1976年4月は、独身でありましたが、それまでの下宿屋さんから職場の寮に
引っ越しをしました。そろそろ身を固めようかと思っていまして、下宿よりも寮の
ほうが経費がかからないということと、鉄筋コンクリート造であるので、部屋に
本をどんなにいれても建物にダメージを与えないということで、越したのですが、
翌年には結婚し、ちょっと古い民間の木造アパートで生活をスタートしました。
その昔の引っ越しは、職場の仲間が手伝ってくれて行うならわしでしたが、
当方の場合は、本が入ったダンボールとかりんご箱というのがたくさんあるので、
あまりよい顔をされませんでしたね。
そこから持ち家の戸建てに越して、それから転勤して、また戻ってということで、
引っ越しの都度、かなりの量の本も一緒に移動しました。
この先に転居するとすれば、それは高齢者施設しか考えられずでありますから、
次のときには、最低限の本しか持っていくことはできないよなで、やっぱそ元気
なうちに積読の本をすこしでも読まなくてはであります。
