立喰Blues 11:汐留「そば さやか」Vol.2 進化を止めぬワシワシ系そばの最先鋒。新メニューも続々

汐留「そば さやか」の店舗情報と外観

減酒逃避行073:「そば さやか @汐留」進化を止めぬワシワシ系そばの最先鋒。新メニューも続々

汐留「そば さやか」の店舗情報

定  休  日 :土・日・祝
営業時間 :11:30~17:00(L.O.16:50)、17:30~20:00(L.O.19:50)

住       所 :東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留 B2F
電話番号 :非公表
支払方法 :現金、クレカ、電子マネー、QRコード決済各種OK(タッチパネル式券売機)
アクセス :都営大江戸線汐留駅 出口6(カレッタ直結)から徒歩約3分
公 式 X :@soba_sayaka

CHECK POINT

訪問日:2025年11月13日(木)他 【2026.01.06 UP】
Tips01:ワシワシ系そば×ラー油入りつゆ。港屋系の最先鋒

Tips02:揚げ玉も進化し、なおかつ入れ放題!
Tips03:でも、揚げ玉は入れすぎないほうが美味しいです
Tips04:食べ終わった後はアゴが疲れているコトでしょう
Tips05:カウンターのみ約17席。オールスタンディング
Tips07:たまに日曜も営業してくれます。Xを要チェック
Tips08:当然禁煙です
Tips09:お店の情報のみご覧の場合はこちら

 

港屋インスパイア系かリスペクト系か。この差は大きい

2024年のクリスマス・イブ、麻布十番に立ち食いそば屋がオープンした。

その名も「十番食堂」である。クリスマス・イブには大体つけ麺かそばを啜っているぼくには朗報でした。あの界隈は更科御三家とかが揃い踏みで、そば環境は悪くないと言えるんでしょうけれど、立ち食いそば屋は一件もなかったんですよね。よくぞやってくれた!

オープン直後、早速入ってみると先客は1名。そばは頼まず、立ち飲みを楽しんでいる様子。そこに、扉を開けてその先客に声をかける人物が現れる。

「自分の店入ってどうすんのw」

そう言って颯爽と去っていった。その後の店員との会話を聞いていると、どうやら店の関係者らしい雰囲気。本部の人的なアレでしょうか。しばらくすると、卓上に置いてあるラー油を手にとって本部の人らしき客が言う。

麻布十番「十番食堂」の卓上調味料

「そばにラー油入れる人なんているのかねえ」
「ほらいま、ラー油を入れるのかとかなんとか。飲み物って会社だったかな」

十番食堂は資本系。「焼肉BULLS」で有名な「CITY DINING」が運営しています。って、いま「BULLS」は軒並み閉店していて、「ぶるず」って店をまた出しいてるんですね。なかなかに忙しい。

そして、十番食堂にはある種の資本系にありがちな、節操のなさがあります。

麻布十番「十番食堂」のPOPなど

初手から「ニンニクいれますか?」とくらあ。そして、あんな会話をしておきながら、しばらくするとつゆにラー油をINした「冷たい肉蕎麦」をオンメニュー。卵はついておりません。ただココ、生卵をつけるなら別途100円なんですが「十六代真っ赤卵」というブランド卵を使っていまして、コレがなかなかに美味しい。100円はお値打ちかもしれません。

しかし、とりあえずは確かめねばならぬと冷たい肉蕎麦も注文します。食べてみると、だいぶ甘めの肉と玉ねぎがON。コレは、さきほどの会話もありますし、そもそも「港屋」ではなく「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」をお手本にしている? そして、見当たらないから聞いたら、蕎麦湯ないって(かき揚げが超分厚い。基本よいお店でちょいちょい行っています)。

閑話休題。

与太話が長くなりすぎました。かように、インスパイア系には信用できない部分があったりなかったりで玉石混交。「港屋」のワシワシ系そばは、そば粉と小麦粉の他に1割ほど配合された「ナニカ」に秘密があるという。その再現は難しいらしく、満足できるワシワシ系そばを提供してくれるお店は皆無に等しい。

そんななか、満足できちゃうワシワシ系そばを食べられるのが、ココ汐留は「そば さやか」です。港屋インスパイア系ではなく、港屋リスペクト系なのだ。

 

揚げ玉が変わり新メニューも続々。そばさやかの進化は止まらない

汐留「そば さやか」のスペシャリテは、言わずとしれた「冷し肉そば」と「黒舞茸天」です。個人的には港屋を超えた港屋系と認識しており、大変に美味。食べてみれば、硬いそばと格闘して疲弊したアゴをさすりながら、「美味しかった……」と呟くコトになるでしょう。ただ、それだけではありません。ベースのそばとつゆが美味なので、その他のメニューも当然に美味しい。

「冷し肉そば」と「黒舞茸天」についてはぜひコチラへ。

useak8m.com

なかでもオススメしたいのが、2025年秋冬コレクション「温かいメンマ肉そば」です。コレは、かつて「そば処港屋」で供されていた「温かい鶏そば」(実は食べたコトがありません……くやしい)をリスペクトしたメニューでありましょう。そして、ビシッとオリジナリティも光っています。

かつて六本木に存在した「Minatoya 3」で供され、現在は羽田空港の「The Minatoya Lounge(港屋ラウンジ)」で食べるコトができる「温かい肉そば」は食べたコトあるんですが、アレもはやつけ麺だからなあ。

汐留「そば さやか」の「温かいメンマ肉そば」

そして、コレが「温かいメンマ肉そば」(1,300円)の全貌です。正直、内容を考えると安いと思います。量も多い。黒舞茸天とのセットが1,550円、ミニ丼(黒舞茸天丼 or 肉丼)とのセットは1,600円となっており、さらにおトク感がアップします。丼モノについてはまたのちほど。

汐留「そば さやか」の「温かいメンマ肉そば」のつゆアップ

そして、つゆのどアップです。もはや美しい。「冷し肉そば」との最大の違いは、当たり前ですがつゆがアチアチなコトです。器も温かいのが嬉しいところ。そして、肉とメンマ、ネギはこちらにINされているのです。海苔とゴマはそばにON。

コレは、迫力満点の具材たち(量も超多くて、そばをつける隙間がない。初手からゴリゴリいかないと余ります)が冷えていると、つゆのアチアチさが損なわれてしまうからだと思われます。ラー油の香りが強くたち、油断しているとむせますよ。

また、めちゃ柔らかいメンマが温められたピリ辛ラー油ともの凄くマッチしてるんですよね。コレはある種の発明と言っても差し支えないでしょう。

汐留「そば さやか」のワシワシ系そばアップ

そして、ワシワシ感がたまらないアゴが疲れる硬いそば。この噛み応えと味、ほかではなかなか味わえません。文句無しにウマい!! コレはそば全メニュー共通です。

汐留「そば さやか」の揚げ玉

そして、揚げ玉も進化しました。コストアップは痛そうですが、かつての港屋を彷彿とさせる(こないだ行ったら「港屋2」には卓上に揚げ玉がありませんでした)サックサクの揚げ玉が待っています。ちなみに、温玉も卓上にセットされています。ひとつだけいただきましょう。

そばに揚げ玉、つゆに温玉を入れました

そしてコレが、そばに揚げ玉ON、つゆに温玉INした最終形態です。コレがもう、たまらなくウマい! ちなみに温玉は券売機にて「生卵変更」が可能です。コダワリがある方はぜひ。長くなってしまいましたがもう少し。丼モノです。

汐留「そば さやか」の「黒舞茸天丼」

まずは「天丼」から。スペシャリテのひとつである黒舞茸天がたっぷり乗った天丼です。単品だと特製のおろし天つゆでいただくのですが(コレもまた美味しい。そばつゆに投入して、そばと一緒に啜るのもよい)、こちらは甘めの優しい味わいです。ご飯にもたっぷりとタレがかけられています。黒舞茸は旨味が強く、揚げたてで超サックサクです。コレお茶碗なんですが、けっこうなボリュームです。

汐留「そば さやか」の肉丼

そして「肉丼」です。こちらも甘めの味付けで、なんとも旨味が強い。「ゆっくり下から混ぜてお召し上がりください」と言われたので、そーっと混ぜると出てくるコレぼくの好きなやつ。紅しょうが。甘味+酸味=最強。いやこれウマいな〜。そうそう、肉も「港屋2」より柔らかくて美味しいと思ったんですよ。コレもばっちりオススメできます。

ちょっとやみつきになっていまして、しばらく食べないと禁断症状が出そうになります。近くにあったらもっと通うのに!!

(価格は2026年1月現在・すべて税込)

 

 

リスペクトが生む進化。一度食べたらやみつきかも

接 客:★★★★★★★★★☆
味  :★★★★★★★★★☆
雰囲気:★★★★★★★★★☆
 
総評:「冷し肉そば」と「温かいメンマ肉そば」は交互に食べたい。冷しを食べた日は冷しを、温かいのを食べた日は温かいのが最高だと思って帰る。やみつきかもじゃなくてやみつきです。

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