
減酒逃避行:060 「CHACOあめみや @千駄ケ谷」巨大なステーキをシェアする幸福
千駄ケ谷「CHACOあめみや(チャコアメミヤ)」の店舗情報
定 休 日 :月・第1日曜
営業時間 :平日・土11:30~14:00(L.O.)、17:00~PM22:00(L.O.)、日17:00~21:00(L.O.)
※土曜はディナー営業のみ
住 所 :東京都渋谷区千駄ヶ谷1-7-12 B1F
電話番号 :03-3402-6066
支払方法 :現金 or カード(ランチはカードNG)
アクセス :JR総武線 千駄ケ谷駅より徒歩約2分
CHECK POINT
訪問日:2025年7月18日(金)【2025.10.05 UP/2025.12.23 更新】
Tips01:1kgのブロック肉をこんがり。見るだけでも価値アリ
Tips02:豪州牛の赤身って、ザ・肉です
Tips03:やっぱりオススメはリブロース
Tips04:早めの予約をオススメします(ランチは予約NG)
Tips05:いちおう書いておきますと、禁煙です
美味しい牛肉にも種類がある。どれがいちばん好きですか?
真に美味しい牛肉とはどんなモノか。
パっと思い浮かぶのは、やはり日本三大和牛(松阪牛、神戸牛、近江牛)でしょうか。近年では、熟成肉やA5ランクなんてワードも無視するコトはできません。
初めて熟成肉が並ぶ棚を見たときは、なんていうかイケナイものを見ちゃった感があったりもしたものです。

A5ランクの肉に初めて触れたのは、池袋のラブホ街にある「黒5」という焼肉店でした。当時、歌舞伎町の怪しいお店で働いている人と縁があり、要町に住んでいるそいつと行動を共にしていて、日々のメシ圏内にあったのです。甲斐甲斐しく尽くしていたのですが、最終的にはやっぱり振られた。お店をヤメたあとも、那須塩原まで(普通列車で)通っていたのに。
まあただ、理由は納得できるものでした。「怪しい過去を知っている人とは、すべて縁を切りたい」って。なんとも悲しい人間模様。オマエを餃子像にしてやろうか。

宇都宮駅前の餃子像ですが、ソレはさておき。その頃ちょいちょい行っていた「黒5」は8坪・16席でこじんまりとしており、いちいち「お焼きしますね」なんて店員が世話と肉を焼いてくれて、ベストの状態に仕上げてくれた。
いいお店だな、流行るといいなとか思ってたんですが、いつの間にか巨大なお店を池袋の東西および歌舞伎町に展開する人気店に(ラブホ街にあったのは2年足らず)。大きなお世話でありました。ちなみに、いまでも「焼き奉行スタイル」と称して、店員の世話焼きは続いているようです。
でも、ちょっと待てよと。ソレって、ホントに牛肉を堪能できているんだろうか。A5ランクの牛肉なんて、もはや脂がウマいんじゃないのかい。……アゴが疲れるほどの噛み応えを、身体が欲するときがある。
閑話休題。
ココ「CHACOあめみや」は、1979年から続く老舗のステーキハウス。かつて六本木にあったステーキの名店「チャコ」で修行した雨宮氏(先代)が、その味を引き継いでオープンしたという。豪州牛の赤身を使った超ストロングスタイルのステーキが堪能できます(国産牛もある)。肉々しいザ・肉。そんなザ・肉には炭焼きが相応しい。
旨味を凝縮したCHACOあめみやの炭焼きステーキ。デカさは正義だ
「デカい肉シェアして食べたいじゃん。ひとりじゃ無理じゃん」という上長の希望により、駆り出された我々。自分としても、1kgの肉塊には興味がある。嬉しいお誘いです。
店内に入るとまず目に入るのが炭焼きの竈。ここででっかいブロック肉を炭焼きにしていくワケですね。いいニオイが店内に漂っており、否応なしにテンションがあがります。
注文は上長におまかせです。1kgのブロック肉ステーキは以下の3種。
・リブロース1kg(約36オンス):14,300円(25/11現在14,850円)
・サーロイン1kg(約36オンス):16,500円(25/11現在17,050円)
・ヒレ1kg(約36オンス):17,600円(25/11現在18,150円)
このうち、とりあえずリブロースが選択されました。さらに、サーロイン18オンスと赤ワインのボトルをオーダー。戦闘開始です。

先にサラダがきますが、もはやどうでもいいですね。コレが1kgの肉塊です。まさにド迫力。炭火の直火焼きによって余分な脂は削ぎ落とされ、肉汁と旨味は閉じ込められている。外側は香ばしく、中身はとってもジューシー。魅惑の物体と言えましょう。
ちなみに、6オンスから2オンス刻み(1オンス=約28g)で頼むコトができ、1kg以上の注文も可能ですが、ひとつの塊としては供されない模様。美味しく焼き上げられる限界が1kgというコトなのでしょう。美味しい肉塊の限界値。そう考えると感慨深いモノがあります。

ステーキは熱された鉄板の上に置かれ、切り分けられていきます。このとき、肉や食べ方の説明もなされます。しかし、流れるような美しい動きだ。

断面は赤い! ちなみに、各々にチンチンに熱された鋳物のお皿が用意されており、いつまでも熱々のお肉が楽しめるという寸法。牛肉は融点が高く、冷めやすいお皿だと肉がすぐに固くなってしまうというコトで、その対策のようです。鋳物というのがポイントで、鉄板よりもいつまでもアチアチなのです。

アチアチというか、ここで火入れの調節もできます。そのくらいチンチンに熱されているのです。ヤケドに注意。

少しだけ火を入れてみました。いい感じの色ですねえ。まずは塩コショウで。そのあとは卓上のマスタード、にんにく、醤油でと、いろんな楽しみ方が可能です。ホント食べ応えのある肉で、咀嚼するたびに喜びがこみあげます。コレだ。コレだよ。コレが肉のウマさってやつなんじゃないのかい!

間髪入れずにサーロインだ。リブロースとはまた違った趣です。ほどよい脂身も楽しみなところ。

やー、もうガッツポーズですね。なんだかんだいって、脂って美味しいですよね。リブロースとはまた違った良さがありました。そして、ココで白ワインのボトルを追加注文。なにやら、ワインもウリみたいなのです。
用意されているのは「CHACOあめみや」のオリジナルワイン。山梨県勝沼町の丸藤葡萄酒工業「ルバイヤート」です。ワイン通の間では、知らない人はいないと言われる日本のワイン蔵なんだとか(ぼくは知らない)。酒で詳しいのはジンだけなのです。ただ、知らなくてもウマいものはウマい。ほんと、肉に合うワインですね。肉には基本赤なのでしょうが、白もいい感じにフィットしていました。
肉食が終わると、アイスクリームとコーヒーが供され、宴は終了。いやコレはホント満足感が高いです。うわー、肉食ったー!! って思います。肉のウマさに種類はあれど、「CHACOあめみや」のステーキの放つ輝きは、だれしもが望む形をしているのでは。
(価格は2025年11月現在。すべて税込)
CHACO あめみやの肉塊の迫力たるや。目も舌も脳も、もうトリコです
接 客:★★★★★★★☆☆☆
味 :★★★★★★★★★☆
雰囲気:★★★★★★★☆☆☆
総評:肉の美味しさは、つまるところ赤身に凝縮されている。食べ終わったあとは、なんかそんなコトを考えていました。とにかくパワフル。ド迫力。コレは一食の価値アリです。
