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2026年 12月 31日
2026年01月05日取次搬入予定:『丹生谷貴志コレクションⅢ』本体4,300円。 ◆新刊(書籍の発売日は、取次への搬入日であり、書店店頭発売日ではありません) 2025年12月01日発売:『丹生谷貴志コレクションⅡ』本体4,300円。 2025年12月01日発売:『丹生谷貴志コレクションⅠ』本体4,500円。 2025年11月25日発売:東京藝術大学未来創造継承センター『Creative Archive vol.02』本体1,500円。 2025年11月21日発売:甲斐扶佐義写真集『新版 地図のない京都』本体3,000円。 2025年11月06日発売:大竹伸朗展公式図録『網膜』本体4,500円。 2025年10月29日発売:髙山花子『世界のかなしみ――『苦海浄土』全三部作試解』本体2,600円。 2025年10月08日発売:ヴェルナー・ハーマッハー『ベンヤミン読解』本体4,500円。シリーズ・古典転生、第32回配本(本巻31)。 2025年09月18日発売:阿部晴政編『ドゥルーズ革命』本体3,200円。 2025年08月12日発売:ジル・ドゥルーズ『尽くされた』本体2,400円。叢書・エクリチュールの冒険、第26回配本。 2025年07月09日発売:E・P・トムスン『ウィリアム・モリスーーロマン派から革命家へ』本体6,800円。 2025年07月03日発売:河野靖好『谷川雁の黙示録風革命論』本体3,600円。 2025年06月13日発売:東京芸術大学未来創造継承センター編『アート×リサーチ×アーカイヴ――調査するアートと創造的人文学』本体2,400円。 2025年05月23日発売:江澤健一郎『思想家 岡本太郎』本体2,600円。 2025年04月28日発売:『表象19:記憶の支持体――アンゼルム・キーファー』本体2,000円。 2025年04月18日発売:『HAPAX III-1:革命』本体2,200円。 2025年04月18日発売:秋元康隆『意志の倫理学 第2版』本体2,100円、シリーズ〈哲学への扉〉第11回配本。 2025年03月04日発売:クリストフ・フリードリヒ・ハインレ『ハインレ詩文集』本体4,500円。 2025年02月14日発売:井口時男『井口時男批評集成』本体4,500円。 2024年12月12日発売:豊田市美術館編『しないでおく、こと。――芸術と生のアナキズム』本体2,600円。 2024年12月09日発売:本橋哲也『鈴木忠志の演劇――騙る身体と利賀の思想』本体2,400円。 2024年12月09日発売:長崎浩『他力という力――叛乱論終章』本体3,200円。 2024年11月27日発売:H・G・ウェルズ『モダン・ユートピア』本体3,400円、叢書・エクリチュールの冒険、第25回配本。 2024年10月30日発売:ゲルハルト・クリューガー『カントの批判における哲学と道徳』本体5,400円、シリーズ・古典転生第31回配本(本巻30)。 2024年10月24日発売:中山幸雄『暴動の時代に生きて――山谷 '68-'86』本体3,200円。 ◆販売情報(重版・品切・サイン本、等々) ◎重版出来: 2024年06月19日:小田原のどか・山本浩貴編『この国の芸術』2刷(2023年11月初刷) 2024年07月24日:アンドレアス・マルム『パイプライン爆破法』2刷(2021年12月初刷) 2024年08月01日:ウィリアム・モリス『小さな芸術』2刷(2022年11月初刷) 2025年02月20日:中山幸雄『暴動の時代に生きて』2刷(2024年10月初刷) 2025年02月21日:久保明教『ブルーノ・ラトゥールの取説』6刷(2019年8月初刷) 2025年02月26日:アンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』2刷(2024年5月初刷) 2025年05月23日:森山大道『写真よさようなら 普及版』2刷(2023年9月初刷) ◆出版=書店業界情報:リンクまとめ ◎業界紙系:「新文化 ニュースフラッシュ」「文化通信」 ◎一般紙系:Yahoo!ニュース「出版業界」「電子書籍」「アマゾン」 ◎新刊書店系:日書連 全国書店新聞 ◎雑談&裏話:5ちゃんねる 一般書籍 ※このブログの最新記事は当エントリーより下段をご覧ください。 ※月曜社について一般的につぶやかれている様子はYahoo!リアルタイム検索からもご覧になれます。月曜社が公式に発信しているものではありませんので、未確定・未確認情報が含まれていることにご注意下さい。ちなみに月曜社はtwitterのアカウントを取得する予定はありませんが、当ブログ関連のアカウントはあります。 #
by urag
| 2026-12-31 23:59
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2026年 01月 04日
★まもなく発売となるちくま学芸文庫の1月新刊5点を列記します。 『歴史哲学最終講義』G・W・F・ヘーゲル(著)、松田純(訳)、ちくま学芸文庫、2026年1月、本体1,800円、文庫判672頁、ISBN978-4-480-51335-9 『なにも見ていない――名画をめぐる六つの冒険』ダニエル・アラス(著)、宮下志朗(訳)、ちくま学芸文庫、2026年1月、本体1,300円、文庫判304頁、ISBN978-4-480-51330-4 『新版 歴史のための弁明――歴史家の仕事』マルク・ブロック(著)、松村剛(訳)、ちくま学芸文庫、2026年1月、本体1,400円、文庫判336頁、ISBN978-4-480-51327-4 『ロウソクの科学』マイケル・ファラデー(著)、渡辺正(訳)、ちくま学芸文庫、2026年1月、本体900円、文庫判224頁、ISBN978-4-480-51339-7 『入門 記号論――自然と文化を読み解く』池上嘉彦(著)、ちくま学芸文庫、2026年1月、本体1,300円、文庫判336頁、ISBN978-4-480-51344-1 ★『歴史哲学最終講義』は新訳。1830~31年冬学期の「世界史の哲学」講義筆記記録の翻訳で、底本は2020年のフェリックス・マイナー社版全集第27巻第4分冊。『なにも見ていない』は、2002年に白水社より刊行された単行本の文庫化。訳文は見直され、訳注はアップデートされ、原著2005年版に基づき図版が追加されています。『新版 歴史のための弁明』は岩波書店より2002年に刊行された単行本の文庫化。訳文が修正され、引用で出典が判明したものは追加されています。文庫版訳者あとがきと、池上俊一さんによる解説「今なお少年期にある歴史学の指南書」が加わっています。『ロウソクの科学』は10番目となる新訳。「ファラデー先生の語り口を子ども向けらしくしたうえ、授業の中身と筋道は変えないまま、最小限の加筆や削除、改変などをして仕上げた」(訳者まえがき)とのこと。『入門 記号論』は、2002年に放送大学教育振興会より刊行されたテキストの改題文庫化。明らかな誤りは適宜修正したとのこと。「ちくま学芸文庫版へのあとがき」が加わっています。親本の書名は『自然と文化の記号論』でしたが、これは池上さんがお訳しになったシービオクの著書(勁草書房、1985年刊)と同じなので、改題は妥当だと思います。 ★最近出会いのあった新刊を列記します。 『ポピュラー文化がラディカルな思想と出会うとき──マーク・フィッシャーとイギリス現代思想入門』仲山ひふみ+ele-king編集部(監修)、ele-king books:Pヴァイン、2025年12月、本体2,500円、菊判並製256頁、ISBN978-4-910511-98-6 『生を見つめる翻訳――世界の深部をひらいた150年』久野量一/千葉敏之/真島一郎(編)、東京外国語大学会、2025年12月、本体4,500円、A5変型判上製464頁、ISBN978-4-910635-22-4 『ガザについて歴史は何を語りうるか』エンツォ・トラヴェルソ(著)、渡辺由利子(訳)、青土社、2025年12月、本体2,600円、四六判並製192頁、ISBN978-4-7917-7748-8 『現代思想2026年1月号 特集=現代思想のフューチャー・デザイン――これからの科学・社会・文化を考える20のビジョン』青土社、2025年12月、本体1,800円、ISBN978-4-7917-1491-9 『テレビ・ドキュメンタリーの孤高――毎日放送『映像』半世紀の証言と記録』小黒純/西村秀樹(編著)、人文書院、2025年12月、本体6,200円、A5判上製470頁、ISBN978-4-409-24175-2 『「大東亜戦争」幻想化と「戦争責任」の精神史――擬態に対峙する詩人たち』小関素明(著)、2025年12月、本体6,800円、A5判上製354頁、ISBN978-4-409-52097-0 『原爆80年――被爆と核をめぐる過去・現在・未来』金栄鎬/井上泰浩(編)、人文書院、2025年12月、本体2,800円、四六判並製360頁、ISBN978-4-409-52098-7 『辞典 風景学――風土・身体・自治からのまちづくり』中村良夫(著)、藤原書店、2025年12月、本体3,600円、四六判並製368頁、ISBN978-4-86578-481-7 『都市をつくる風景〈新版〉――「場所」と「身体」をつなぐもの』中村良夫(著)、藤原書店、2025年12月、本体2,400円、四六判並製336頁、ISBN978-4-86578-482-4 『『医心方』からみた健康術』槇佐知子(著)、藤原書店、2025年12月、本体2,800円、四六判並製368頁、ISBN978-4-86578-483-1 ★『ポピュラー文化がラディカルな思想と出会うとき』『生を見つめる翻訳』『現代思想2026年1月号 特集=現代思想のフューチャー・デザイン』『テレビ・ドキュメンタリーの孤高』『原爆80年』の5点は、いずれもそれぞれのテーマで論文やエッセイ、コラムやインタヴューなどをまとめたもの。とりわけ『ポピュラー文化がラディカルな思想と出会うとき』は、ele-king booksが積極的に訳書を刊行してきた英国の批評家マーク・フィッシャーを中心に据え、イギリス現代思想を読み解くもの。『生を見つめる翻訳』は37名の翻訳家や研究者による翻訳論をまとめた重厚な一冊。目次詳細は書名のリンク先でご確認いただけます。 ★『ガザについて歴史は何を語りうるか』は、『Gaza devant l'histoire』(Lux, 2024)の全訳。帯文に曰く「反ユダヤ主義、シオニズム、ジェノサイドといった概念の歴史を繙くことで、西洋における言説の歪みを浮き彫りにする」と。解説は早尾貴紀さんが寄せられています。『『医心方』からみた健康術』は、日本最古の医学全書とされる『医心方』(全30巻33冊、筑摩書房、1993~2012年)の全訳者が各誌紙で連載してきた文章を中心にまとめたもの。著者の槇さんは同じく藤原書店から解説書『『医心方』事始』を2017年に上梓されています。 #
by urag
| 2026-01-04 23:00
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2025年 12月 31日
月曜社は2025年12月7日で創業満25年を終え、26周年目の営業へと踏み出しました。今年一年の皆様のご愛顧に深く御礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。 ◎2025年の発行/発売実績 ★自社発行:16点 02月14日発売:井口時男『井口時男批評集成』本体4,500円。 03月04日発売:クリストフ・フリードリヒ・ハインレ『ハインレ詩文集』本体4,500円。 04月18日発売:秋元康隆『意志の倫理学 第2版』本体2,100円、シリーズ〈哲学への扉〉第11回配本。 04月18日発売:『HAPAX III-1:革命』本体2,200円。 05月23日発売:江澤健一郎『思想家 岡本太郎』本体2,600円。 06月13日発売:東京芸術大学未来創造継承センター編『アート×リサーチ×アーカイヴ――調査するアートと創造的人文学』本体2,400円。 07月03日発売:河野靖好『谷川雁の黙示録風革命論』本体3,600円。 07月09日発売:E・P・トムスン『ウィリアム・モリスーーロマン派から革命家へ』本体6,800円。 08月12日発売:ジル・ドゥルーズ『尽くされた』本体2,400円。叢書・エクリチュールの冒険、第26回配本。 09月18日発売:阿部晴政編『ドゥルーズ革命』本体3,200円。 10月08日発売:ヴェルナー・ハーマッハー『ベンヤミン読解』本体4,500円。シリーズ・古典転生、第32回配本(本巻31)。 10月29日発売:髙山花子『世界のかなしみ――『苦海浄土』全三部作試解』本体2,600円。 11月06日発売:大竹伸朗展公式図録『網膜』本体4,500円。 11月21日発売:甲斐扶佐義写真集『新版 地図のない京都』本体3,000円。 12月01日発売:『丹生谷貴志コレクションⅠ』本体4,500円。 12月01日発売:『丹生谷貴志コレクションⅡ』本体4,300円。 ★自社重版:4点 02月20日:中山幸雄『暴動の時代に生きて』2刷(2024年10月初刷) 02月21日:久保明教『ブルーノ・ラトゥールの取説』6刷(2019年8月初刷) 02月26日:アンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』2刷(2024年5月初刷) 05月23日:森山大道『写真よさようなら 普及版』2刷(2023年9月初刷) ★発売元請負:2点 04月28日発売:表象文化論学会『表象19:記憶の支持体――アンゼルム・キーファー』本体2,000円。 11月25日発売:東京藝術大学未来創造継承センター『Creative Archive vol.02』本体1,500円。 ★製作請負:1点 12月23日:日本ヤスパース協会『コムニカチオン 第32号』
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by urag
| 2025-12-31 23:55
| ご挨拶
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2025年 12月 22日
★最近出会いのあった新刊を列記します。 『平和と愚かさ』東浩紀(著)、ゲンロン叢書:ゲンロン、2025年12月、|四六判|本体3,000円、四六判並製500頁、ISBN978-4-907188-67-2 『虹の女神が涙したとき』セシリア・マンゲラ・ブレイナード(著)、松田卓也(訳)、ルリユール叢書:幻戯書房、2025年12月、本体3,600円、四六変形判上製368頁、ISBN978-4-86488-338-2 『プラトーノフ・コレクション(I)エーテル軌道 1920-1931』アンドレイ・プラトーノフ(著)、工藤順/古川哲(編訳)、大山麻稀子/きのしたはるよ/佐藤貴之/清野公一/高柳聡子/鳥山祐介/正村和子(訳)、作品社、2025年12月、本体6,300円、46判上製728頁、ISBN978-4-86793-118-9 『チャーチル伝』フランソワ・ケルソディ(著)、大嶋厚(訳)、君塚直隆(解説)、作品社、2025年12月、本体5,400円、46判並製736頁、ISBN978-4-86793-125-7 ★『平和と愚かさ』は、批評家で作家、ZEN大学教授、ゲンロン創業者の東浩紀(あずま・ひろき, 1971-)さんによる平和論。3部構成で、第1部「平和について」は、『ゲンロン』第17号(2024年)と第18号(2025年)で発表された論考「平和について、あるいは考えないことの問題」前篇・後篇を統合し、大幅に加筆修正したもの。第2部「ウクライナのまわりで」は、『ゲンロン』第10号(2019年)と第11号(2020年)で発表された「悪の愚かさについて」2篇と、『ゲンロン』第16号(2024年)に掲載された「ウクライナと新しい戦時下」を収録。第3部「断章」では『ゲンロン』誌などで2020年から2024年に発表された4篇を収録。詳細は書名のリンク先でご確認いただけます。巻頭の「はじめに」と巻末の「おわりに」は書き下ろし。「はじめに」によれば第2部と第3部は「誤字脱字や重複の削除、どうしても必要な注の追加のほかは〔…〕原則修正していない」とのことです。 ★「ぼくの考えでは、平和と愚かさはともに「考えないこと」の表現である点で共通している。ひとはものを考えないときに平和を感じる。しかしなにも考えないと愚かなことをする。/平和と愚かさが表裏一体であること。ここにはとても重要な問題がある」(はじめに、8頁)。「あらゆる問題について合理的な判断を下し、道徳的な正しさを引き受けることができる人間など存在しない。ひとは弱い。だから賢さへの強迫が過剰だと、不安を感じ逃走してしまう。平和を感じることができなくなる。そしてより深い愚かさに突入する。2025年のいま、世界で起きているのはそういうことだと思う。/だから、いまは「考えないこと」の価値を論じることが重要だと考えた」(同、9頁)。「これこそがぼくが書きたかった平和論なのである。ぼくたちはいま、あまりにも政治について語りすぎている。そしてそのせいでどんどん平和から遠ざかっている。ぼくたちは、そのような政治への切迫こそが平和にとって最大の脅威になることを、いったん自覚しなければならない」(同、10頁)。東さんの「考えないことについて考えるという、ほとんど自己矛盾のような作業」(同、9頁)は、何かと考えすぎな現代人にとって、自縄自縛(がんじがらめ)を解きほぐす、解毒剤となるのではないでしょうか。 ★『虹の女神が涙したとき』は、ルリユール叢書第53回配本75冊目。フィリピンのセブ島出身で米国カリフォルニアで活躍している作家セシリア・マンゲラ・ブレイナード(Cecilia Manguerra Brainard, 1947-)の小説『When the Rainbow Goddess Wept』(Dutton, 1994; University of Santo Tomas Publishing House, 2019)の全訳。帯文に曰く「太平洋戦争時、日本軍の侵攻に抵抗するフィリピンの住民たちが自由のために戦う中、一人の少女が神話的想像力によってエンパワメントを歌い求める――フィリピン系アメリカ人女性作家ブレイナードの半自伝的なマジックリアリズム小説にして歴史証言の文学。本邦初訳」。巻末に著者自身による2025年3月29日付の「日本語版刊行によせて」という6頁にわたる文章が寄せられています。曰く「作品の語り手であるイヴォンは、私自身の幼少時代をモデルにしています」(308頁)。 ★「あの戦争はずっと遠い過去の出来事であり、ほとんどの証言者たちはいなくなっています。人びとの記憶から、あの戦争も消えつつあります。〔…〕日本とフィリピンはこの歴史を共有しており、私は日本人とフィリピン人の双方がこの戦争について、より深く知るべきだといつも感じています。「なぜあの戦争のことを気にしないといけないのか」と訊ねる人がいるかもしれません。その問いに対する答えは明快です。「歴史を記憶しない者はそれを繰り返すから」です。今も世界の至るところで戦争が起きています。人びとは故郷を追われ、独裁的な指導者が民衆を煽動し、都市が爆撃され、破壊され、イヴォンのような子供たちが、日々の暮らしの中で恐怖にさらされています。私たちは記憶する必要があるのです」(309頁)。 ★『プラトーノフ・コレクション(I)』は、ロシアの作家アンドレイ・プラトーノフ(Андре́й Плато́нович Плато́нов, Andrei Platonovich Platonov, 1899-1951)の著作選集全二巻中の第一巻。全22作品を収録。詳細は版元ドットコムの単品頁にてご確認いただけます。ロシア文学者の亀山郁夫さんの推薦文が帯に引かれています。曰く「霊性の大地に、雷鳴のように轟きわたる革命のヴィジョン。その実現に邁進する人々の夢と絶望を驚くべき文体で綴る。20世紀ロシア文学の隠された原点」。再評価が近年著しいプラトーノフは、作品社より2022年6月に長篇作『チェヴェングール』が刊行され、2023年6月には白水社が『幸福なモスクワ』、群像社が『ポトゥダニ川――プラトーノフ短篇集』を刊行しています。 ★作品社版『プラトーノフ・コレクション』全2巻は、「未邦訳作品を中心に、創作史において特に重要とされる作品約40作を精撰した、世界でも類例のない著作選集」(版元note記事より)。「最良の訳者14名による翻訳で、代表的な中篇・短篇・評論・童話・戯曲を網羅的に紹介(ほぼすべて本邦初訳)。代表作の長篇『チェヴェングール』以前と以後という時代区分による2巻構成で、創作史全体を把握するための視座を提示。各訳者が多様な観点からプラトーノフへのアプローチを紹介する付録冊子「訳者アンケート」付き」と謳われています。2月刊行予定と聞く第Ⅱ巻『ジャン 1932–1951』は全16作品収録。 ★『チャーチル伝』は、フランスの歴史家フランソワ・ケルソディ(François Kersaudy, 1948-)による評伝『Winston Churchill : le pouvoir de l'imagination』(Tallandier, 2001; nouvelle édition revue et augmentée, 2015)の全訳。底本には2021年版が使用されています。帯文に曰く「生誕150年、没後60年。膨大な資料と多数の関係者の証言をもとに、あまり知られていない若き日々にページをさき人生を描き切る、世界的権威による決定版評伝」。駒澤大学教授で歴史家の君塚直隆さんによる解説が巻末に付されています。本書について「通常のイギリスの歴史家では書けないような、チャーチルとドゴールとの愛憎半ばする関係が見事に描かれている」と評価しておられます。巻頭には配された著者自身による「日本語版への序文――すべての苦しい体験から、勝利を得て抜け出す……」(2025年11月6日付)は、気になる言葉で締めくくられています。「私はこの二人〔チャーチルとドゴール〕の並外れた、こんにちではもはやお目にかかれないレベルのアクターたちに注目してきた。/ところが、この数年で、ヨーロッパに非常にチャーチル的な人物が姿を現したようだ――彼の名は、ヴォロディミル・ゼレンスキーである……」(4頁)。
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by urag
| 2025-12-22 00:09
| ENCOUNTER(本のコンシェルジュ)
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2025年 12月 15日
◎月曜社創業満25年記念全点フェア 場所:ジュンク堂書店池袋本店4F昇りエスカレーター前壁面B棚(左端棚1.5本全9段) 期間:2025年12月16日~2026年2月中旬予定 #
by urag
| 2025-12-15 21:42
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