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ispaceとJAXA、月着陸船の電力を抑えながら軽量化を目指す–推進薬供給に「電動ポンプ式」を適用
2025.12.25 10:24
ispace(東京都中央区)は、JAXAと「電動ポンプを用いた月着陸用推進系のリソース最適化検討」に関する契約を締結したことを12月23日に発表した。月着陸船の推進系全体を軽量化しつつ消費電力を抑える方式を検討する。
従来、多くの探査機や人工衛星では、推進薬タンクを高圧に維持し、その圧力でエンジンへ推進薬を供給する「タンク加圧方式」が採用されてきた。ただし、この方式では、高圧に耐えるためにタンクの肉厚化が必要となり、結果としてタンク重量が増加してしまう。そのため、現在開発中の月着陸船など大型の宇宙機には適用が難しいという課題があったという。
これに対しispaceとJAXAは、月着陸船の推進薬供給系に「電動ポンプ式」を適用することで、航行中の電力使用の増加を最小限に抑えつつ、推進系全体を軽量化するための最適化検討をする。その結果を踏まえて、月着陸船の性能向上に寄与する電動ポンプの機能や性能について評価するとしている。
同社は「契約締結により、JAXAがこれまで研究を進めてきた電動ポンプ技術の適用可能性を広げることで、日本の宇宙開発における成果の最大化に貢献する」と説明した。
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ispace プレスリリース


