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中国、1日で「長征」ロケット3機を打ち上げ–年間の打ち上げ記録も更新

2025.12.12 08:00

塚本直樹

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 中国は12月9日に「長征」ロケット3機を打ち上げた。1日で3回は新記録。長征シリーズを運用する中国航天科技集団(CASC)が12月10日に発表した。

 まずは、午前6時11分に中国北部にある太原衛星発射センターから「長征6号A」ロケットが打ち上げられた。同ロケットはブロードバンド衛星コンステレーション「国網」の衛星群を地球低軌道(LEO)に投入した。

 それから5時間30分後の午前11時41分にゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから「長征4号B」ロケットが打ち上げられた。同ロケットは謎の宇宙機「遥感47号」を搭載。同宇宙機は中国軍の機密衛星と予測されている。

 そこから11時間27分後の午後11時08分に中国西部の西昌衛星発射センターから「長征3号B」ロケットが別の機密衛星「TJSW-22」を打ち上げた。

 CASCは「これは1日に3回という長征の打ち上げ成功であり、新記録を樹立した」と述べている。

 中国の2025年の軌道打ち上げ回数は11月11日時点で72回。12月9日の打ち上げで83回と記録を更新した。2024年の軌道打ち上げ回数は68回だった

12月9日午前6時11分に打ち上げられた長征6号A(出典:CASC)
12月9日午前6時11分に打ち上げられた長征6号A(出典:CASC)

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CASC発表
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