WordPressでは、CSS・PHP・JavaScriptを少し編集したい場面がよくあります
「余白を調整したい」「ボタンの色を変えたい」「便利なコードを試したい」そんな軽いカスタマイズでも、実は一歩間違えると致命的なトラブルにつながります。
たとえば、
- CSSの1文字ミスでレイアウトが崩れたり
- PHPのタイプミスで画面が真っ白になったり
- JavaScriptの競合で動作が止まったり
そんなときに頼りになるのがバックアップ。
「もし失敗してもすぐ戻せる」という安心感があるだけで、コード編集のストレスもリスクも大幅に減らせます。
この記事では、初心者でも簡単にできるバックアップ方法から中級者以上におすすめの方法まで、ステップごとにわかりやすく解説します。
WordPressでまずバックアップすべき3つのファイル
WordPressのカスタマイズでバックアップすべきものは以下の3つに絞れます。
WordPressバックアップの方法|初心者〜中級者向けまで解説

| 方法 | 難易度 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| コードをコピーして保存 | ★☆☆ | シンプル・手軽 | 初心者 |
| FTPでファイルごと保存 | ★★☆ | 確実で応用が効く | 中級者 |
| バックアップ用プラグイン | ★☆☆ | 自動保存・多機能 | 手軽さ重視 |
| サーバーの自動バックアップ | ★☆☆ | サイト丸ごと復元可 | 安全重視 |
方法①:テキストエディタで手動バックアップ(初心者向け)

最も簡単なバックアップ方法。CSSなど簡単なコードのカスタマイズを安全に試したい人に最適です。
- 所要時間:約5分
- 必要なツール:テキストエディタ(メモ帳、VS Codeなど)
手順
- 編集予定のコードを全てコピー
→ WordPressの「外観」>「カスタマイズ」>「style.css」などから取得 - テキストエディタ(例:メモ帳)に貼り付け
- 任意のファイル名を付けて保存(例:style_2025-09-04.txt)
- 復元時は保存したコードをコピペして上書き。
メリット
注意点

方法②:FTPソフトでファイルバックアップ(中級者向け)

FTP(File Transfer Protocol)を使うとPCとサーバー間でファイルをやり取りでき、サーバー上のWordPressテーマや複数ファイルを安全にバックアップできます。
- 所要時間:10-20分
- 必要ツール:FileZilla、WinSCP(Windows)、Cyberduck(Mac)
FTPソフトの選び方
- Windows
- FileZilla:転送スピード・情報量重視
- WinSCP:シンプル操作向き
- Mac
- FileZilla:汎用性・速度重視
- Cyberduck:MacらしいUI・クラウド連携向き
スクリーンショット:FileZillaの接続画面

バックアップ手順
- FTPソフトでサーバーに接続
→ホスト名・ユーザー名・パスワードは契約サーバーから確認します - 子テーマのディレクトリに移動
例:public_html/wp-content/themes/child-master/) - 対象ファイルをPCにダウンロード
該当ファイルを サーバー側(右)→ 自分のPC側(左) へドラッグ&ドロップ

復元手順
- 復元時はファイル名を元に戻し、サーバーにアップロード
PC側からサーバー側へドラッグ&ドロップでアップロードし、バックアップファイルを上書き
メリット
注意点
FTPの仕組みが分からない、または面倒に感じる場合は、無理にPHPを編集せずCSSなど軽微な変更にとどめるか、サーバーの自動バックアップを利用しましょう。
※特にPHPはエラーが起こると管理画面に入れなくなる可能性があります。

FTPで事前にバックアップしておけば数分で復旧できる安心感は大きく、私自身もこの方法で何度もトラブルを乗り切ってきました。
方法③:WordPressのバックアップ用プラグインを使う(手軽&多機能)

サイト全体を保存したい場合に最適、自動化で手間を省けます。ただし、サーバーバックアップがあるなら必須ではありません。
- 所要時間:10-30分
- 必要なツール:BackWPup、All-in-One WP Migration、UpdraftPlus
おすすめプラグイン
- BackWPup:自動スケジュール
- All-in-One WP Migration:シンプルな操作で初心者向け
- UpdraftPlus:クラウド保存対応
メリット
注意点
方法④:レンタルサーバーの自動バックアップ(安全・簡単)

サーバーの機能でサイト全体を自動保存。初心者にもおすすめの最強の方法。
- 所要時間:5-10分
- 必要なツール:サーバー管理画面
主なサーバーの例
- エックスサーバー:14日分のデータ自動保存、ワンクリック復元。
- ConoHa WING:高速かつ復元無料。
- mixhost:クラウド型で柔軟なバックアップ。
エックスサーバーの自動バックアップ機能(例)

主な手順
- サーバー管理画面で「バックアップ」を選択
- 復元したい日付を選択し、ワンクリックで復元
スクリーンショット:エックスサーバーのバックアップ画面


体験談
過去にプラグインの不具合やコード編集ミスでサイトが真っ白になり、管理画面にも入れなくなったことがあります。
そんなときでも、エックスサーバーの自動バックアップ機能を使って数分で復旧できました。
それ以来、バックアップはエックスサーバーで一括管理しています。自動・無料・ワンクリックで復元できるため初心者の方でも安心です。
WordPress運用においてバックアップはトラブル回避の命綱。使用中のサーバーでバックアップ機能があるか・復元方法は簡単か?をぜひ一度チェックしておきましょう。
- WordPress簡単インストール
- 他社サーバーからラクラク移行
- クリックするだけの無料独自SSL
- 自動バックアップは復元も簡単!
まとめ|自分に合ったWordPressバックアップ方法を選ぼう
カスタマイズ前のバックアップは「やっておいてよかった」と思える保険のような存在。万一のときに備えて、以下のように自分に合った方法を選びましょう。
私自身は、日々のちょっとしたCSS調整では「①手動バックアップ」、大きな編集や更新時には「②FTPで直接保存」、そしてトラブル時の最終保険として「エックスサーバーの自動バックアップ」を活用しています。
手動・自動を組み合わせることで、万全のバックアップ体制が整います。
「うっかり上書きしてしまった…」「テーマが壊れて元に戻せない…」そんな後悔をしないためにも、カスタマイズの前には必ずバックアップを!
一度設定しておけば、次回からの作業も安心して行えます。


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