2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
新潮社 2010年読んでいる最中に、自分でオモロマンティックなレビューの文章を描きつつ、しかし、読み終わってしまうと、そのオモロマンティックな文章は、淡く儚く、消滅していた。未映子氏は眠くなるらしくて、一日10時間も昏々と眠るらしいね。けど…
浅倉久志・訳 早川書房 1969年ディックの第三期の黄金期に書かれたユービック。月に探査に行き、そこでチームは死に、架空の世界で退行現象に見舞われ、1939年にまで退行してしまう。ユービックという時間を巻き戻せるクスリで死をまぬがれる主人公…
高橋義孝・訳 新潮文庫 1912年ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」の原作である。アシェンバハは50過ぎのおじさんだが、美少年タドゥツィオに魅せられてしまう。その頃、コレラが流行っていてアシェンバハはコレラに冒されて、死んでし…
新潮文庫 昭和37年ノスタルジーにあふれた洪ちゃという少年の少年時代をおぬいばあさんと暮らしていく中で成長していく物語。心にいちばん残ったのは、いとこのハハの妹のさき子が死んでし舞うところだろう。若くてキレイで利巧な女性の若死ににはやはりつ…
新潮文庫 2014年登場人物は義っしゃんと俺、と犬のクマ。義っしゃんは八溝で生きるワイルドな男だ。犬のクマに食(か)せるウサギの汁ものはすごくうまそうだし、ドジョウ汁も、イノシシの肉もなんともうまそうである。初め、この物語は小泉氏自身の物語…
高橋義孝・訳 新潮社 1903年こう読んでみると、作家の書くレベル、人々の読むレベルというものは、最近はとみに落ちているのではないか、と思う。いや、むずかしくって、ぼくのような者にはなにいってんのか、ちょっとわかんない、といいたくなってくる…
角川文庫 昭和52年第七十八回芥川賞受賞▽手法としては、とても昔からある方法なのだろうな、40年ぶりの再読だが、男の子のなにするのを風呂場でやれ、というところは覚えていた。もちろん、その頃、ぼくもなにしていたので、なには風呂でするのか、と思…
文藝春秋 1984年1983年から行われていたベストエッセイを募集して、そこから、上位53篇をのせている。どれもおもしろかった。一編だけ読み通せなかったエッセイがあって、テレビ関係の人のだったが、政治の内幕を刻々と描いたもので興味のない僕は…
更新をしてないうちに世間様ではいろいろあって、まあ、とかく、世間様では大小常にいろいろあるわけですが、考えてしまってね。それも、お正月に。好きなことをし続けることは、簡単なようでしんどいこともたくさんあるし、エネルギーもいる。でも、それを…