筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

価値観の変化と新たな好奇心の芽生え

50代からの筋トレで見つけた「本当に大切なもの」- 価値観の変化と新たな好奇心の芽生え

 

 

筋トレを始めて数年が経ちますが、最近気づいたことがあります。体が変わることで、僕の価値観や好奇心も大きく変化していたということです。

これまでの人生で、価値観が変わるような大きな出来事といえば、結婚や子供の誕生、転職などが思い浮かびます。でも、まさか自宅での腕立て伏せやスクワットが、50代の僕の考え方にこれほど影響を与えるとは思いませんでした。

始まりは単純な「見た目」への不満だった

筋トレを始めたきっかけは、正直に言うと「ぽっこりお腹をなんとかしたい」という単純な動機でした。鏡を見るたびに、昔の自分との違いに落ち込んでいたんです。

「もう少しカッコよくなりたい」「ちょっとだけでもモテたい」なんて、今思えば恥ずかしいような理由でした。でも、そんな単純な動機から始まった筋トレが、僕の人生観を変えることになるとは思ってもみませんでした。

最初は夕食前の30分程度、腕立て伏せとスクワットから始めました。特別な器具もいらず、家族に迷惑をかけることもない。「これなら続けられそうだ」という軽い気持ちでした。

「継続」という価値への目覚め

筋トレを始めて数ヶ月経った頃、ふと気づいたことがありました。それは「継続することの価値」です。

これまでの僕は、どちらかというと結果重視でした。仕事でも「早く成果を出さなければ」と焦りがちで、プロセスよりも結果を求めていました。

でも筋トレは違いました。1回のトレーニングでは体は変わりません。毎日少しずつ、本当に少しずつしか変化しない。でも、その小さな積み重ねが確実に体を変えていく。

「継続は力なり」という言葉は知っていましたが、50代になって初めて、その本当の意味を体感したんです。

夕食後2時間空けてからのトレーニングに変更したのも、この「継続」への意識が変わったからです。食事の影響を考えて、より効果的に続けられる方法を模索するようになりました。

「プロセス」への好奇心が芽生えた

筋トレを続けていくうちに、もう一つ大きな変化がありました。それは「なぜそうなるのか」への好奇心です。

以前の僕は、インターネットで何かを調べる時も、答えだけを求めていました。「どうすれば良いか」だけを知りたがっていたんです。

でも筋トレを通じて、「なぜプランクが体幹に効くのか」「なぜタンパク質が必要なのか」といったメカニズムに興味を持つようになりました。記録はつけていませんが、その日の体調に合わせてメニューを決めるようになったのも、体の声に耳を傾けることの大切さを知ったからです。

職場の同僚たちとの会話でも、以前は結果や成果の話ばかりでしたが、最近は「どうやって」「なぜそうなったのか」というプロセスの話に興味を持つようになりました。

食事への意識が変わった理由

筋トレを始めてから、食事に対する考え方も大きく変わりました。これも価値観の変化の一つです。

以前の食事パターンは、正直言って「とりあえずお腹を満たせば良い」という感じでした。朝はコーヒーとトースト、昼はコンビニ弁当、夜は妻の手料理を量多めに食べる。栄養のことなど、ほとんど考えていませんでした。

でも筋トレを続けていくうちに、「食事も体作りの一部なんだ」と気づきました。朝に卵と納豆を食べるようになったのは、タンパク質の重要性を知ったからです。昼食も、コンビニ弁当ではなく、タンパク質を多く含むものを選ぶようになりました。

妻は僕の食事の変化について特に何も言いませんが、夕食の量を適量に調整するようになったことは、きっと気づいているでしょう。

「健康」という価値の再発見

50代になると、健康の大切さは誰もが実感することだと思います。でも筋トレを通じて、僕の「健康」への考え方は より深く、より具体的になりました。

以前の僕にとって健康とは、「病気にならないこと」でした。年に一度の健康診断で異常がなければ、それで良いと思っていたんです。

でも今は違います。健康とは「自分の体を理解し、コントロールできること」だと考えるようになりました。

毎日の筋トレで、今日は調子が良い、今日は少し疲れているということが分かるようになりました。体調に合わせてメニューを調整するというのは、自分の体と対話することでもあるんです。

睡眠の質も以前より気にするようになりました。筋トレをした日の方がぐっすり眠れることに気づいてからは、良い睡眠のために何ができるかを考えるようになったんです。

同僚との関係にも変化が

職場の同僚たちは、僕が筋トレをしていることを知っていますが、特に興味を示すわけでもありません。彼らの多くはゴルフやジョギング、散歩程度の運動をしている程度です。

でも最近、僕の方から同僚たちの健康について気にかけるようになりました。以前は仕事の話が中心でしたが、今は「最近体調はどう?」「よく眠れてる?」といった話をするようになりました。

これも価値観の変化の一つだと思います。他人の健康や幸せに関心を持つようになったんです。

同僚の一人が「最近疲れやすくて」と言った時、以前の僕なら「大変だね」で終わっていたでしょう。でも今は「軽い運動でも始めてみたらどうかな」と提案するようになりました。押し付けがましくならないよう気をつけていますが、自分の経験が誰かの役に立てればと思うようになったんです。

「年齢」に対する考え方の変化

50代という年齢に対する考え方も変わりました。以前は「もう50代だから」という気持ちが強かったのですが、今は「まだ50代だから」と思えるようになりました。

筋トレを始めて、体が少しずつ変化していく様子を見ていると、「人間の体って、年齢に関係なく変われるんだ」ということを実感します。劇的な変化はありませんが、確実に以前より良い状態になっています。

これは体だけの話ではありません。新しいことを学ぶ意欲も湧いてきました。筋トレの知識を深めることから始まって、栄養学や睡眠科学にも興味を持つようになりました。

「学ぶことに遅すぎるということはない」という言葉も、50代になって初めて実感として理解できました。

家族への感謝の気持ちが深くなった

家族は僕の筋トレについて特に何も言いませんが、それがかえって僕には有難く感じられるようになりました。

妻は僕が夕食後にリビングで筋トレをしていても、邪魔することなく見守ってくれています。息子も帰省した時に、特に驚くでもなく、自然に受け入れてくれています。

以前は家族の無関心を寂しく感じることもありましたが、今は「それぞれが自分のやりたいことを尊重し合える関係」を築けていることを有難く思います。

これも価値観の変化の一つです。家族との関係においても、「みんなが同じことに興味を持つ必要はない」と考えるようになりました。大切なのは、互いを尊重し、支え合うことなんだと気づいたんです。

新しい好奇心の領域

筋トレをきっかけに、これまで全く興味がなかった分野にも好奇心を抱くようになりました。

例えば、心理学です。「なぜ継続することが難しいのか」「どうすれば習慣化できるのか」といったことに興味を持つようになりました。これは筋トレの経験があったからこそだと思います。

また、人間の体の仕組みについても関心が高まりました。筋肉がどのように発達するのか、回復にはどのくらい時間が必要なのか、年齢とともに体がどう変化するのか。こういったことを調べるのが楽しくなりました。

そして最近は、他の人の健康やライフスタイルにも興味を持つようになりました。「あの人はどんな工夫をしているんだろう」「どんなことを大切にしているんだろう」と考えることが増えました。

「成功」の定義が変わった

仕事においても、「成功」の定義が変わりました。以前は売上や成果、昇進といった外的な指標を重視していましたが、今は「持続可能かどうか」「自分らしくいられるかどうか」といった内的な指標も大切にするようになりました。

筋トレで学んだ「継続の価値」は、仕事にも活かされています。短期的な成果を求めるよりも、長期的に価値を生み出し続けることの大切さを実感するようになったんです。

ストレス管理への新しいアプローチ

ストレスに対する考え方も変わりました。以前はストレスを「避けるべきもの」と考えていましたが、今は「適切に管理すべきもの」と考えるようになりました。

筋トレ自体が一種のストレス(体への負荷)ですが、それが結果的に体を強くします。この経験から、人生におけるストレスも同じように、適切に管理すれば成長の糧になると理解するようになりました。

仕事で困難な状況に直面した時も、以前ほど動揺しなくなりました。「これも筋トレと同じだ。今は辛いけれど、乗り越えれば強くなれる」と考えられるようになったんです。

長期的な人生設計への影響

50代という年齢を考えると、残りの人生をどう生きるかということも重要な問題です。筋トレを始めてから、この長期的な人生設計に対する考え方も変わりました。

以前は「定年まで働いて、その後はのんびりと」というような漠然とした考えでした。でも今は「健康でいる限り、学び続け、成長し続けたい」と思うようになりました。

体が変化することで、「人生はまだまだこれから」という気持ちになったんです。60代、70代になっても、新しいことにチャレンジしていたいと思います。

まとめ:筋トレが教えてくれた本当に大切なこと

振り返ってみると、筋トレを通じて発見した価値観の変化は、決して特別なものではないかもしれません。でも、50代の僕にとっては、とても大切な気づきでした。

継続することの価値、プロセスを楽しむこと、健康を自分でコントロールすること、家族や周りの人への感謝、新しいことへの好奇心、そして年齢に負けない前向きな気持ち。

これらは全て、自宅での簡単な筋トレから学んだことです。特別な器具も必要なく、大きなお金をかける必要もありませんでした。

もし同年代の方で、何か新しいことを始めたいと思っている方がいらっしゃるなら、筋トレをおすすめします。体が変わるだけでなく、きっと新しい価値観や好奇心を発見できると思います。

始めるのに遅すぎるということはありません。僕たちにはまだまだ時間があります。そして、変わる力もあります。

今日も夕食後、いつものようにリビングで筋トレをします。妻がテレビを見ている隣で、静かに自分と向き合う時間です。この時間が、僕にとって一日の中で最も価値のある時間の一つになりました。

皆さんも、自分なりの「価値ある時間」を見つけてみてください。きっと、新しい発見があるはずです。