筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

老後の不安を「筋肉」で解く科学

 

老後の不安を「筋肉」で解く科学

 

はじめに

 

こんにちは、よういちろうです。

 

50代という年齢。僕たちにとって、将来や老後という言葉が急に現実味を帯びてくる時期ですよね。

先日配信したポッドキャストでも触れましたが、やはり一番の関心事は「お金」の問題ではないでしょうか。

かつて話題になった「老後2000万円問題」という言葉を聞くたびに、漠然とした不安に襲われる人も少なくないはずです。

 

しかし、僕が今回強くお伝えしたいのは、預金通帳の数字以上に深刻な「資産の目減り」についてです。

 

それは、僕たちの体を支える「筋肉」という名の資産です。

 

多くの人がお金の心配をしながら、自分の体が日々「大損」を続けている事実には無頓着です。

もし、あなたの銀行口座から毎年、何の心当たりもないのに1%ずつ残高が引き落とされていたら、あなたはどうしますか? おそらく、血相を変えて対策を講じるはずです。

 

実は、僕たちの体では、それと同じことが起きているのです。

 

解説:年1%の目減りが招く「筋肉破産」のメカニズム

 

なぜ、僕が筋肉を「資産」と呼び、その減少を「大損」と表現するのか。

そこには明確な科学的根拠があります。

 

サルコペニアという名の「静かなる倒産」

医学的な知見から言えば、加齢に伴う筋肉量の減少は「サルコペニア」と呼ばれます。

これは単に「力が弱くなる」というレベルの話ではありません。

ポッドキャストでも指摘した通り、僕たちの筋肉は、何も対策をしなければ年間で約1%ずつ確実に減っていくと言われているのです。

 

この「1%」という数字を、金融商品の利回りに置き換えて考えてみてください。

 

毎年必ず元本が1%ずつ目減りする投資信託を、あなたは保有し続けたいと思いますか?

おそらく「最悪の投資先」だと断じるでしょう。

 

しかし、僕たちの体は放置しておくだけで、その「最悪の投資」を強制的に実行させられている状態なのです。



筋肉投資がもたらす「複利効果」の正体

では、この目減りを止めるにはどうすればいいのか。

答えは、自分自身の体への「投資」、すなわち筋トレです。

 

興味深いことに、筋肉への投資にも「複利(ふくり)」の論理が働きます。

 

金融の世界では、運用で得た利益を元本にプラスして再び運用することで、雪だるま式に資産が増えていきますよね。

筋トレも全く同じです。

 

  1. 筋トレを開始する
  2. わずかに筋力がアップする
  3. アップした筋力によって、以前より少しだけ高い負荷(回数や強度)でトレーニングができるようになる
  4. さらに効率よく筋肉がつく

 

このサイクルこそが、筋肉における複利効果です。

 

最初は「自分自身の体重(自重)」を支えるだけでも精一杯かもしれません。

しかし、そのわずかな積み重ねが元本(筋力)を増やし、数ヶ月後には、始めた当初とは比較にならないほどの「利益(代謝アップ、活力向上)」を生み出してくれるのです。

 

具体的なアクションプラン(自宅を「最強の証券取引所」に変える)



「今さらジムなんて……」「怪我をしたらどうするんだ」という声が聞こえてきそうです。

ポッドキャストでもお話ししましたが、僕たち50代が、いきなりジムで100キロのバーベルを持ち上げる必要なんてありません。

むしろ、それは投資初心者がいきなり全財産をハイリスクな株に突っ込むようなもので、非常に危険です。

 

僕が提案するのは、確実で安全な「家トレ(自宅での自重トレーニング)」です。

 

ステップ1:スクワットという名の「インデックス運用」

下半身には全身の筋肉の約7割が集まっています。

ここを鍛えることは、最も効率の良い投資、いわば「インデックス投資」のようなものです。

 

  • 椅子に座る一歩手前で止める「スロースクワット」から始めましょう。
  • 1日10回、3セット。これだけで、下半身の筋肉資産の目減りに歯止めをかけることができます。

 

ステップ2:プッシュアップという名の「分散投資」

胸、肩、腕を同時に鍛える腕立て伏せです。

 

  • 床で行うのがきつければ、壁に手をついて行う「壁立て伏せ」からで十分です。
  • 無理のない範囲で「正しいフォーム」を意識することが、怪我を避けるためのリスク管理になります。

 

ステップ3:ベビーステップという名の「積立投資」

最も大切なのは、一度に大量のトレーニングをすることではなく、毎日少しずつ「積み立てる」ことです。

 

  • 今日1回できたら、明日はそれを維持する。
  • 余裕が出てきたら、1回だけ増やしてみる。

 

この「小さな一歩(ベビーステップ)」が、将来、何千万円もの価値に匹敵する「健康」というリターンをもたらします。



まとめ(一生涯、引き出せる資産を今すぐ作ろう)

 

いかがでしたか。

 

「お金の貯金」も大切ですが、「筋肉の貯筋」がいかに50代の僕たちにとって切実なテーマであるか、論理的にご理解いただけたかと思います。

 

筋肉は、裏切りません。

 

正しい方法で、コツコツと投資を続ければ、必ず「体力」「自信」「健康」という形で、最高の利回りを僕たちに返してくれます。

 

もしあなたが、自分の将来に対して漠然とした不安を抱えているのなら、その不安をエネルギーに変えて、今日から1回、スクワットを始めてみませんか。

 

それは、20年後の自分から「あの時、投資を始めてくれてありがとう」と感謝される、最高に賢い選択になるはずです。

 

僕と一緒に、今日から「貯筋」を始めましょう。

 

それでは、また。