筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

50代の「食欲」は意思で抑えるな!ホルモンのアクセルとブレーキを調整して、勝手に痩せる体を手に入れる戦略

 

50代の「食欲」は意思で抑えるな!ホルモンのアクセルとブレーキを調整して、勝手に痩せる体を手に入れる戦略

 

 

はじめに:50代のリアルな日常

 

 

こんにちは、よういちろうです。

 

最近、季節の移ろいが本当に早くないですか?

「読書の秋」「スポーツの秋」なんて風流なことを言っている間に、気づけば冬の足音がすぐそこまで聞こえてきています。

僕たちの住む日本には四季があるのが良さですが、最近は「秋」があまりに短くて、夏からいきなり冬に突入したような感覚すらありますよね。

 

さて、この時期に僕たち50代が直面する、ある「切実な問題」について話をさせてください。

 

それは、「止まらない食欲」です。

 

寒くなってくると、なぜかお腹が空く。

鍋料理がおいしい季節だし、年末に向けての飲み会も増えてくる。

頭では「代謝が落ちているんだから、若い頃と同じように食べてはいけない」と分かっているんです。

分かっているのに、箸が止まらない。

そして、翌朝の鏡の前で、ぽっこりと出たお腹を見て自己嫌悪に陥る……。そんな経験、ありませんか?

 

「俺は意思が弱いなあ」

「ダイエットなんて無理なのかもしれない」

そうやって自分を責めるのは、今日で終わりにしましょう。

 

実は、あなたが悪いわけではないんです。

あなたの「意思」の問題ではなく、体の奥底で働いている「ホルモン」のしわざなんですから。

 

僕たちは会社では管理職として、部下のモチベーションや業務の進捗をコントロールしていますよね。

それと同じです。

自分の体の中で暴走しているホルモンを、適切なマネジメントで管理してあげればいい。

それだけで、食欲との不毛な戦いは終わります。

 

今日は、50代からの体づくりにおいて極めて重要な、この「食欲コントロール」のメカニズムと、それを自宅で、畳一畳のスペースで解決するための具体的な戦略をシェアします。

ジムに行く必要はありません。

僕と一緒に、賢いオヤジの体づくりを始めましょう。

 

50代のカラダ視点で深掘りする:ホルモンの暴走を止めろ



なぜ、僕たちは「食べ過ぎて」しまうのでしょうか。

 

ここで、少し専門的な話をします。

でも、安心してください。

車を運転する僕たちには馴染み深い、「アクセル」と「ブレーキ」の話です。

 

人間の食欲をコントロールしている主要なホルモンには、2つの役者がいます。

  1. グレリン(Ghrelin): 食欲を増進させる「アクセル」役
  2. レプチン(Leptin): 食欲を抑制する「ブレーキ」役

 

通常、お腹が空くと胃から「グレリン」が分泌され、脳に「エネルギー不足だ!何か食べろ!」と指令を出します。

これが食欲の正体です。

そして食事をしてお腹が満たされると、今度は脂肪細胞から「レプチン」が分泌され、脳に「もう満タンだ!食べるのをやめろ!」と指令を出します。

これで満腹感を感じて食事を終えるわけです。

 

非常にうまくできたシステムですよね。

しかし、僕たち50代の体では、このシステムにバグが生じやすくなっているんです。

ダイエットに失敗するパターンの多くは、「アクセル(グレリン)が踏みっぱなし」か、「ブレーキ(レプチン)が効かなくなっている」状態です。

 

空腹感が強烈に襲ってくるとき、それは脳内でグレリンという名の悪魔が「食え!もっと食え!」と叫んでいる状態です。

一方で、レプチンという天使が「もう十分だよ」と囁いても、その声がかき消されてしまう。

あるいは、長年の不摂生で体がレプチンの信号を無視するようになっている(これをレプチン抵抗性と言います)場合もあります。

この状態で「気合で食事制限をする」というのは、時速100キロで暴走している車の前で、身一つで立ちふさがるようなものです。

はね飛ばされて終わりですよね。

これが、リバウンドの正体です。

 

では、どうすればいいのか。

答えはシンプルです。

「ブレーキのメンテナンス」を行い、「アクセルの踏み込みを緩める」こと。

 

そして、そのために最も効果的で、科学的に裏付けられた唯一の方法こそが、僕がいつも提唱している「運動」、特に「筋力トレーニング」なのです。

 

 

僕たちが実践すべき「自宅」アクションプラン

 

「運動が大事なのは分かった。

でも、ジムに行く時間なんてないし、ウェアに着替えて出かけるのも億劫だ」

 

そう思いましたよね?

安心してください。

僕もそうです。

 

だからこそ、僕は「自宅での自重トレーニング」を強く推奨しています。

 

実は、運動によってレプチンの働きを正常化させ、グレリンの暴走を抑えるためには、必ずしも高重量のバーベルを持ち上げる必要はありません。

重要なのは、筋肉を動かし、代謝を上げ、ホルモンバランスを整える刺激を脳に送ることです。

 

50代の僕たちが、今日から自宅のリビングで始めるべきアクションプランは以下の通りです。

  1. 1日30回の「スクワット」でブレーキを修理する

なぜスクワットなのか。

それは、太ももやお尻といった「体の中で最も大きな筋肉」を動かせるからです。

大きな筋肉を動かせば、それだけエネルギー消費も大きく、ホルモンへの影響力も強くなります。

スクワットをすることで、筋肉から様々な生理活性物質(マイオカイン)が分泌され、代謝機能が改善します。

これが、錆びついたブレーキ(レプチン)の効きを良くしてくれるのです。

  • やり方: 足を肩幅に開き、背筋を伸ばして、椅子に座るようにお尻を落とすだけ。
  • ポイント: 深くしゃがむ必要はありません。膝がつま先より前に出ないように注意しながら、太ももに「効いているな」と感じるところまででOKです。

 

  1. 空腹を感じたら「プランク」でアクセルを緩める

「お腹が空いたな、何かお菓子でも...」と思った瞬間、それがグレリンの仕業だと気づいてください。

その衝動を抑えるには、別の刺激を脳に与えるのが有効です。

その場でうつ伏せになり、肘をついて体を一直線に保つ「プランク」を30秒やってみてください。

体幹に意識を集中させることで、偽の食欲がスッと引いていく感覚を味わえるはずです。

 

  1. 「食べない」ではなく「動いて整える」

食事制限だけで痩せようとすると、体は「飢餓状態だ!」と判断し、余計にグレリン(食欲)を分泌させます。これがダイエットの失敗原因です。

まずは「食べる量は変えずに、スクワットをする」ところから始めてみてください。

不思議なことに、運動を習慣にすると、自然とジャンクフードを欲しなくなるという研究結果もあります。体が本来の機能を取り戻し、本当に必要な栄養素を求めるようになるからです。

 

まとめ:今日から人生を変える一歩を

 

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

 

僕たちの体の中で、天使(レプチン)と悪魔(グレリン)が常に戦っているという話、少し面白かったのではないでしょうか。

ダイエットが続かないのは、あなたが弱いからではありません。

この「悪魔」が強くなりすぎていただけなんです。

 

でも、もう武器は手に入れましたよね。

「自重トレーニング」という最強の武器を。

自宅の畳一畳のスペースがあれば、僕たちはいつでも自分の体をメンテナンスできます。

高い会費を払ってジムに行かなくても、特別な器具を買わなくてもいい。

 

ただ、その場でスクワットを始めるだけで、ホルモンバランスは整い始めます。

 

まずは今日、お風呂に入る前の1分間、スクワットをやってみませんか?

その小さな一歩が、10年後も、20年後も、かっこよくて健康な「オヤジ」でいるための、大きな投資になることを僕が約束します。

 

さあ、一緒に頑張りましょう。

応援しています!

 

それではまた。