
日本人のサラリーマンで疲れを感じていない人は恐らくいないでしょう。
20代のまだまだ若い人であっても50代のベテランであっても、ほぼ100%みんな疲れていると感じるのではないでしょうか。
ところが、よくよく考えてみるとサラリーマンって疲れるようなことをしているでしょうか?
朝起きて電車に乗って会社まで行って、1日の大半をデスクワークで過ごす。歩く時間、立っている時間なんてそんなに大した時間じゃないですよね。
体を動かしている時間なんてほんと微々たるもんじゃないでしょうか。
それなのに仕事が終わって家に帰ってきたら「ああ疲れたぁ」となるわけです。
肉体労働者に比べたら全然体を動かしていないにも関わらずです。
建設現場の人などは一日中動きっぱなしという人も多いでしょう。しかもただ動いているだけじゃなく重いものを運んだり、キツイ体勢になったりとかなりの重労働だと思います。
そういう人たちと比べた場合、なぜ疲れるんだろうと思いませんか?
たとえば、スポーツとか筋トレなどをしたときの疲れってまだ心地よい疲れだったりしますよね。
それに比べて仕事終わりの疲れって心地よさってほとんど感じません。
不思議に思いません?
ということで、仕事、特にデスクワークの疲れとはどんな疲れなのか?運動、特に筋トレのの疲れとはどう違うのかについて調べてみました。
僕はサラリーマンでデスクワークもまあまあ多いし、筋トレもやっているので筋トレの疲れ方も分かっているつもりです。
僕の感じ方、感想も交えながら解説していきたいと思います。
まず、ざっくりと説明しますと、デスクワークと筋トレによる疲労は、全く異なるメカニズムで生じており、それぞれ脳と身体に異なる影響を与えるということを念頭に置いたうえでここから先を読み進めてくださいね。
それでは、デスクワークの疲労と筋トレの疲労について解説します。
デスクワークによる疲労の特徴

1. 認知的疲労
デスクワークの疲労の核心は「認知的疲労」と呼ばれる状態です。長時間のパソコン作業では、前頭前皮質(特に背外側前頭前皮質)が持続的に活性化され、集中力や意思決定に関わる神経伝達物質(特にドーパミンとノルアドレナリン)が枯渇します。これにより注意力の維持が難しくなり、意思決定能力が低下します。
2. 選択的注意の疲弊
画面に集中し続ける「選択的注意」の維持は、脳の注意ネットワーク(前帯状皮質や頭頂葉)に大きな負荷をかけます。これらの脳領域は限られたリソースで作動するため、長時間の使用で疲弊します。
3. 静的筋緊張
デスクワークでは同じ姿勢を長時間維持するため、特定の筋肉群(首、肩、背中上部)に持続的な低レベルの収縮が生じます。これは「静的筋緊張」と呼ばれ、血流不足による代謝物質(乳酸など)の蓄積を引き起こし、筋肉の慢性的な疲労と痛みにつながります。
4. ブルーライト暴露と視覚疲労
画面からのブルーライト暴露は、網膜の光受容体に負担をかけ、また概日リズムに関わるメラトニン分泌を抑制します。これにより眼精疲労やその後の睡眠の質低下につながる可能性があります。
筋トレによる疲労の特徴

1. 生理的な疲労と超回復
筋トレによる疲労は、筋線維の微細損傷と代謝ストレスに起因します。筋肉内のグリコーゲン(エネルギー源)の減少、乳酸の一時的蓄積、そして筋線維の微小損傷が生じます。しかし、これらは回復過程で「超回復」と呼ばれる適応反応を引き起こし、筋肉の強化につながります。
2. 神経系の一時的疲労
高強度の筋トレでは、運動ニューロンと神経筋接合部の疲労も生じますが、これは主に一時的なものです。休息により比較的速やかに回復します。
3. ポジティブストレス(ユーストレス)
適切な強度の運動は「ユーストレス」(良いストレス)として機能し、脳内でエンドルフィンやセロトニンなどの神経伝達物質の放出を促進します。これにより、運動後に気分の向上や認知機能の一時的な改善が見られることがあります。
4. エネルギー代謝の活性化
筋トレは一時的に代謝率を上げ、運動後も「運動後過剰酸素消費」(EPOC)により代謝が活性化された状態が続きます。
いかがでしょう?
かなり専門的な解説ですから難しいと思うところは無理に理解しようしなくてもいいです。
「はぁ~そういうもんなんだ、ふむふむ」
くらいでいいですよ。
それぞれの特徴が理解出来たら、次にその違いについてみていきましょう。
両者の本質的な違い
- 疲労の質: デスクワークは主に認知的・精神的疲労、筋トレは主に身体的・生理的疲労
- 回復プロセス: デスクワークの疲労からの回復には認知的休息が必要、筋トレ後は生理的回復過程が自動的に進行
- 長期的影響: 過度のデスクワークはバーンアウトにつながる可能性、適切な筋トレは適応と強化をもたらす
- 脳内化学物質: デスクワークはストレスホルモン(コルチゾール)の慢性的上昇、筋トレは幸福ホルモン(エンドルフィン、セロトニン)の一時的上昇をもたらす
これはもうまるで別ものですね。
デスクワークによる疲労は決していいものとは思えませんが、逆に筋トレの疲労は心地よい疲労と言えそうです。
ということはですよ、ありがちな「今日は仕事で疲れたから筋トレは休もうかな」は意味不明と言ってもいいくらいですよね。
疲れそのものがまったく異質なものですから、デスクワーク、筋トレのどちらかで疲れたからと言ってもう片方ができないということは無いと言えそうですね。
逆にデスクワークで疲れた時こそ筋トレでリフレッシュできるんじゃないでしょうか。
仕事で疲れたから筋トレできないというのは、たんなるめんどくさがりと言えなくも無いですね。
まとめ
デスクワークと筋トレによる疲労は根本的に異なるメカニズムで生じます。
別ものということです。ただし、デスクワークの疲労は筋トレに悪影響を及ぼす可能性がありますから、ここは要注意です。
一応専門的な解説も記載しますが、なんだか難しく感じてしまいます。
デスクワークの認知的疲労は計画的な休息と適切な対策により管理可能であり、筋トレのパフォーマンスへの悪影響を最小限に抑えることができます。
認知的回復のためのマイクロブレイク、姿勢管理、デスクワークと筋トレの間の「認知的バッファ」の確保が特に効果的です。これらの戦略を一貫して実践することで、デスクワークと筋トレを両立させ、それぞれの質を高めることが可能になります。
どうです?ちょっと難しいですよね。
要はですね、デスクワークの疲労と筋トレの疲労は別物である。だから仕事で疲れたと感じる日でも筋トレはできるし、悪影響ではないと認識しておくことです。
仕事の疲れをサボるための口実に使わないこと。そして、疲れていようが疲れてなかろうが筋トレはいつでもできるし、いつでもやっていいんだよ、ということですね。
そうはいっても1日のエネルギーには限りがありますから、筋トレをやるだけのエネルギーは残しておきましょうね。
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それではまた。