
こんにちは、よういちろうです。
筋トレが筋肉を大きくするだけのものではないという話をしました。
運動機能を高め、動作の質を高めるという、50代、60代の方にとっては非常に重要な効果をもたらすものであるということを解説しました。
これだけでも「筋トレ凄い!」って思われると思いますけど、なんと、それだけではないんです。
身体機能だけじゃないんです。
なんとなんとですね、筋トレは脳にも驚くべき効果をもたらすんです。
もちろん、推測や精神論的な話ではありません。
ちゃんと最新の科学的エビデンスに裏付けされた話です。
まあ、これを知ってるからなんなんだ、って言われればそれまでなんですけど・・・
でも、きちんと効果を把握していれば、よりやる気も出るってもんです。
ということで、今回は筋トレが脳に与える驚くべき効果について解説していきたいと思います。
『筋トレが脳に与える驚くべき効果とは?』
筋力トレーニング(以下、筋トレ)は、健康やフィットネスにおいて多くの人に取り入れられている運動方法ですが、実は身体だけでなく脳にも多大な影響を与えることがわかっています。
本記事では、脳科学の視点から筋トレがどのように脳に作用し、認知機能や感情のコントロール、ストレス軽減などに影響を与えるのかを詳しく解説します。
筋トレが脳に及ぼす効果のメカニズム
筋トレが脳に与える効果の基盤には、神経可塑性(脳の柔軟性)やホルモンの分泌、血流の改善といった要素が関与しています。
神経可塑性の向上

神経可塑性とは、脳が新しい情報を学び、環境に適応し、記憶を形成する能力を指します。
筋トレはこの能力を高めるとされています。その理由は以下の通りです:
・BDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌促進
筋トレを行うと、脳内でBDNFというタンパク質の分泌が増加します。
このBDNFはニューロン(神経細胞)の成長や維持、修復を促進し、脳全体の健康を向上させる重要な役割を果たします。
・シナプスの強化
筋トレによって神経細胞間の接続が強化され、情報伝達の効率が向上します。
これにより、学習能力や記憶力が向上すると考えられています。
ホルモンの影響
筋トレは体内のホルモン分泌に直接影響を及ぼします。
特に以下のホルモンが脳の健康に寄与します:
・テストステロン
筋トレによって分泌が増加するテストステロンは、記憶力や集中力を向上させる働きがあります。
特に中高年の男性では、このホルモンの低下が認知機能の低下に関与するため、筋トレは有益です。
・成長ホルモン
成長ホルモンは筋肉の修復を助けるだけでなく、脳細胞の修復や再生にも関与しています。
・エンドルフィン
筋トレ中や後に分泌されるエンドルフィンは「幸福ホルモン」として知られ、ストレス軽減や気分の向上に寄与します。
脳血流の増加
筋トレ中には心拍数が上がり、全身の血流が促進されます。
この効果は脳にも及び、以下のようなメリットがあります:
・酸素供給の向上
血流が増加することで脳への酸素供給が改善され、ニューロンがより活発に活動できるようになります。
・老廃物の排出
脳内に蓄積した老廃物が効率的に除去され、脳の健康が維持されます。
筋トレが具体的に脳に与える効果
では、筋トレが具体的にどのような形で脳に影響を与えるのかを、いくつかの側面から詳しく見ていきましょう。
1. 認知機能の向上

筋トレは認知機能を高めることが多くの研究で示されています。
特に以下の効果が期待できます:
・記憶力の改善
筋トレは海馬(記憶の形成と関係の深い脳の領域)の活動を活性化します。
特に高齢者において、定期的な筋トレは記憶力の維持や改善に寄与します。
・注意力と実行機能の向上
実行機能とは、問題解決能力や判断力、計画力などを指します。
筋トレによる脳血流の増加や神経伝達の向上がこれらの能力に良い影響を与えるとされています。
・認知症リスクの低下
筋トレはアルツハイマー病や認知症の予防にも効果があると考えられています。
特に中高年にとっては、筋トレが認知機能低下を防ぐ重要な手段となります。
2.ストレスの軽減と感情の安定

筋トレはストレス軽減や感情のコントロールにも大きな効果があります。
・コルチゾールの抑制
筋トレは、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げることができます。
これにより、ストレスを感じる頻度や程度が減少します。
・セロトニンとドーパミンの増加
筋トレ中に分泌されるこれらの神経伝達物質は、幸福感を増幅させたり、気分を安定させたりする働きがあります。
・扁桃体の抑制
扁桃体は感情を司る脳の領域ですが、過剰に活性化すると不安や恐怖が増加します。
筋トレによりこの活性が抑えられ、感情の安定が図られます。
3.睡眠の質向上

筋トレは睡眠の質を向上させる効果があります。
深い眠りを得ることで、脳が効率よく休息し、記憶の統合や老廃物の除去が進みます。
・メラトニンの分泌促進
筋トレ後にリラックスすることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が促されます。
・睡眠障害の軽減
筋トレは不眠症や中途覚醒といった睡眠障害の改善にも役立ちます。
筋トレを脳の健康に生かすポイント
筋トレの脳への効果を最大限引き出すためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
1.適切な頻度と負荷
筋トレは週2–3回を目安に行うと効果的です。
無理をせず、自分の体力に合った負荷で行いましょう。
2.全身をバランスよく鍛える
下半身の筋トレ(スクワットなど)は特に血流促進効果が高く、脳への良い影響が期待できます。
3.有酸素運動との組み合わせ
筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、認知機能や感情の安定にさらなる効果が得られます。
4.継続すること
効果を実感するには継続が不可欠です。
短期間で成果を求めず、無理なく習慣化することが大切です。
結論
筋トレは、身体を鍛えるだけでなく、脳にも驚くべき効果をもたらします。
神経可塑性の向上、ストレス軽減、認知機能の改善など、さまざまな面で脳の健康を支える役割を果たします。
特に中高年にとって、筋トレは身体機能の維持に加えて、認知症予防や感情の安定といった多くのメリットがあります。
まずは簡単なエクササイズから始め、継続的に取り組むことで、心身ともに健康な生活を送りましょう。
最後までお読みいただきどうもありがとうございます。
それではまた。
スポンサーリンク