関東地方は梅雨のはしりのような天気が続いていまして、しばらく太陽を見ていませんので気が滅入りますね。作業はしておりますが、特にお書きするネタも無い感じですので間隔が開いてしまいます。このフジカミニは純正のチェーンが付いていますが残念ながら切れています。これ、修復は出来ないのでしょうか?
先日のモデルはシボ革がゴムのような材質でしたが、この個体は一般的なタイプ。このシボ革の材質は基材は紙なんですね。その上にアルミ箔のようなコーティングされている。よって、一度剥がすと再接着をした時に折り目がついてしまうので、出来るだけ剥がさずに修理をしたいわけです。この個体の場合は過去に修理を受けていて各部に水油がジャブジャブ状態で、それがシャッター羽根に回ってネバリとなっています。シャッターを搭載のままで洗浄します。
レンズですが、これどこかで見たような? と思いましたらPEN-EEと同様な設計ですね。
幸いセレンは生きています。セレンですが、同じ時期の製造であっても良否がはっきり分かれるものを見ますが、当初は製造時の出来不出来や保管状態と考えていましたが、セレンには起電の寿命が有って、常に光を受けていると寿命が早いという方もいらっしゃいますね。では、レンズキャップをしておけば良いかというと、メーターの寿命には良いと思いますが、光を当てないと活性化しないという方もいらっしゃる。どの説が正しいのでしょうね。
あぁ、苦手なのか来ました。リコーオートハーフFです。独創的なメカで素晴らしいとは思いますけど、この裏蓋べったりのモルト処理はどうも・・
特に壊れてはいませんのでレンズやファインダーの清掃などをしておきます。
レンズの前玉を留めているイモネジが親の仇のように締まっていて緩めるのに難儀しました。
問題のモルト交換です。予め古いモルトの撤去清掃をしてあります。専用のモルトも販売されているようですが、今回は自作なので型紙を作ります。
1枚もので抜けば格好は良いのですが、最近モルト材料も高いので直線的に分割式です。
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はやっとキヤノンデミEE17です。このモデルはシリーズ最高級のモデルだそうで、マニュアルも可能ですが、初代に比べて一回り大型化しています。セイコーシャッターの常でシャッター羽根の張付きですので清掃をして行きます。
レンズは前玉のコーティングが少し劣化かな? キャノネットG-Ⅲでも前玉のコーティングが劣化している個体を良く見ます。
ファインダーなどの清掃をしますが、この個体はメーターを換装されているかな?
ファインダーの接眼レンズにカビがありましたが、PENなどの1枚ものではなく、マスクを挟んでコーティングガラスが組み合わされています。過去に清掃を試みてレンズがカケ(はまぐり)ています。清掃後に再接着します。
セルフタイマーは作動しているのにシャッターが切れません。シャッターを制御する↑の関連部品の潤滑が無くなると起こるようです。清掃と注油で改善。
最中(もなか)外装は上下分割式になっています。最後にシボ革を接着します。
PEN-EEDと幅は同じぐらいですが厚みはデミEE17の方が厚く重いです。シリーズ化で高性能化をしていくと大きくなって行くのは世の中の常ですね。
