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ヴィエナブロンズのネコ

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 昨晩は、ご近所の日本人の友人御夫妻宅にてパリの友人たちとの新年会でした。家主の奥様はお雑煮を作るということで、僕は対極にあるものを持って行こうと画策。本当は四毒抜きを徹底しなければならない身なのに、「新年だから良いか」と気が緩み、チーズ&ポテトチップスという最強にして最低(?)の組み合わせで挑みました。でも、ただのチーズ&ポテトチップスではつまらないので、バターでカリカリに焼いた薄切りポテトの上に、フランスのチーズの中でも一二を争う臭さを誇るエポワスを載せる、という献立を考案。ということで、昨日は午前中にジャガイモを買いにアリーグル市場&蚤の市へ。取り敢えず、蚤の市を見て回りましたが、先日の火曜日にぬいぐるみを売ってもらった業者が、依然としてぬいぐるみをいくつも抱えていて、その中でもかなり大きい車輪付きの犬の出来栄えが素晴らしいことに気付いてしまいました。本当にいけない。業者も手に余っていたようで、かなりお得な値段を提示して来ます。結局、犬とお値段の魅力に抗えず購入。午後からは調理。先ず、ジャガイモを薄切りにして蒸し器で蒸します。それから、並々となった溶かしバターに投入し、低温でジックリと焼きましたが、やはりバターには水分があるため、中々カリッとなりません。そして焦げやすい。本当は、澄ましバターにして焼くべきだったけれど、そんな時間も無く。二度焼をした後に、脂っぽくならないようにキッチンペーパーで拭いて終了。40分程掛かってしまいました。とにかく、久々に溶けたバターの香りを嗅いで心躍りました。それはそうと、焦げる寸前までローストしたアーモンドと一緒にエポワス&ポテトを友人宅で振舞ったら、評判は上々。努力は報われました。まぁ、栄養的にはリッチ過ぎで、そういった類の物は不味くなりようが無いのかも。それで、友人宅では案の定飲み過ぎてしまい、今日は目が覚めたら朝の5時。電気は点けっ放しでした。とにかく無事に終了です。皆さんに感謝。
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 さて、本日はこちら。ヴァンヴの蚤の市で見つけた、ヴィエナブロンズのネコです。刻印などは無いのですが、おそらくは20世紀初頭の作。
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 拳を振り上げるポーズで、割とアグレッシブな雰囲気。実際に、ネコちゃんはネコジャラシで遊ぶ時に、こういったポーズをするでしょうかね。
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 ヴィエナブロンズは全般的に高額取り引きされていて、こちらのネコちゃんもかなり高かったのだけれど、勢いだけで購入してしまいました。とんでもない販売価格になりそう。でも、こちらのオークションページを覗いてみたところ、僕が考えていた販売価格よりも全然高い値段が付いていました。少し安心したかも。
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 以前も、然程古くないヴィエナブロンズのネコちゃんを3点仕入れていて、フリッツ・バーマン作ブロンズ製グリーンのリボンを巻いたお座りネコだけ居残っています。とにかく、そう簡単に売れる物ではないということをわかっているのに、最近のマイネコブームもあり、ついつい仕入れてしまいました。長い付き合いになることは覚悟の上。次回以降のイベントにて販売しますので、是非ご注目下さい~。


今日は蚤の市&古物市5カ所を巡りました~

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# by tomoakishimizu | 2026-01-17 23:47 | ネコシリーズ | Comments(0)

ナポレオン三世時代の紅入れ風南天モチーフケース

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 パリに戻って来て、自分にストレスの掛かる事項はほぼ全て終わったと思っていたのですが、実はまだまだ続いていることが判明しました。昨年の9月から始まったアパートの階段の工事は、すっかりきれいに仕上がり、めでたく終了と思いきや、それは全くの間違いでした。未だに上階の塗装を続けているようで、ペンキの臭いがずっと漂っています。そして、来週の20日から3日間は、エレベーターの内側部分を塗装するそうで、一切使用出来なくなります。メンズのパリコレの会期に丸被り。でも、僕の部屋は3階なので、まだ良い方でしょうか。危険な作業なので、無事に終わることを祈るばかりです。そして、ストレスに感じていることが風呂場の蛇口の件。締まりが悪くなっていて、ポタポタと水が滴っています。下にバケツを置いて水を溜めているのですが、1時間くらいでいっぱいになる程の勢い。トイレを使った時に流しているのだけれど、直ぐに溜まってしまうので、水滴が落ちる音がずっと鳴り響き、それが何となく集中力を削ぎ、ストレスになっているのでした。その水滴の量は、日を追う毎に増しているような気がします。昨日、バケツ1個では心許ないと思い、もう1個買いに行こうと決意。その前に、一か八かで蛇口の栓部分をいじってみることにしました。何度も開けたり閉めたりを繰り返し、一気にギュッと閉めたら、今までに無かった手応えがあります。暫くすると、水滴は垂れてはいるけれど、約2秒間に1滴にまで減少。今日は約6秒間に1滴なので、これだったらメーターも拾わないだろう、位のレベルです。そもそも、年の3分の1程度しかパリにいなくて、水はほとんど使っていないので、神経質になることも無いのですが、資源は資源。大切です。とにかく、これで今直ぐに蛇口を取り替える必要性は無くなりました。それはそうと、パリで生活するには自ら積極的に動かないといけなくて、中々大変。でも、自分で何とかしようとする癖が付き、人間として随分と強くなったと思います。日本にいたら、ずっとフニャフニャなままだったかも。今となっては、パリに感謝です~。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、小さなケースです。おそらく芯部分は紙製(パピエマシェ)で、ナポレオン三世時代の作。ジャポニズムの影響を漂わせていて、ケース自体は紅入れの類を真似たものと思われます。
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 南天のモチーフは、クロモスプリント(石販印刷)によるもの。もう少し艶を出すために磨き、剥離部分に塗料を塗って小細工をするつもり。こちらは、4月の名古屋でのイベントに持って行こうと思います。是非ご注目下さい~。


今日はパリの新年会~

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# by tomoakishimizu | 2026-01-16 23:50 | 趣味の物 | Comments(0)

コンタ&ボヘーム社による妖精と葉の花瓶

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 パリに戻って来て1週間になろうとしていますが、到着した次の日にアパートの管理会社の担当者を迎え入れるという儀式があり、そこから週末の仕入れを挟んで怒涛のようでした。ガス湯沸かし器&暖房機の点検→玄関の塗装→住宅保険の支払証明書の請求→ガス漏れ点検、と気を遣い続けたせいで精神的にヨレヨレです。十分過ぎるくらい寝ているのにもかかわらず、何となくエネルギーが湧いて来ない。実家にて、父親の食事を作りながらブチ切れる毎日がいかに平和だったか、なんて思ったりもします。きっとストレスが溜まっているに違いない、と思い、昨日の午後は発散のためにリサイクルショップ巡りをしました。でも、そこでも何となくストレスが溜まってしまったかもしれない。いつも5軒程を一気に巡るのですが、その中の1軒の古着専門店の値段がいきなり1,5倍くらいになっていてビックリでした。現在1ユーロが180円台なので、今までのような買い方は出来ません。日本のみならず、フランスもインフレが激しい。いつも買っているバターが一気に100円くらい値上がっていましたし、ブタ肉は200円弱、卵も上がり続けています。それはそうと、他のお店では、先日の蚤の市で見掛けた日本人の古着業者がいて、「遂にこんな辺境のリサイクルショップにまで触手を伸ばして来たか!」と危機感を募らせたのでした。まぁ、リサイクルショップは広く門戸を開かれたお店であり、僕が独占出来るものではないのですが。それにしても、仕入れの状況としてはとても厳しく、先が思いやられます。気分はスッキリしないまま、17時頃に帰宅。結局、ここ最近のパターンで、入浴→夕食→20時就寝、となってしまいました。お陰様で平和に終了です。
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 さて、本日はこちら。先の日曜日に仕入れたばかりの花瓶です。おそらくは19世紀末から20世紀初頭に掛けての作。
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 インターネット上で画像検索に掛けたところ、全く同じ花瓶は無かったのですが、同じ刻印の入った磁器製花瓶が幾つか見つかり、コンタ&ボへームという工房によるものと判りました。
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 コンタ&ボへームは、19世紀半ばにコンタ兄弟が家族から引き継いだボヘミアの工房、とだけ判明。でも、インターネット上では全てドイツ製となっていて、情報に齟齬があります。こちらの刻印のモチーフは、剣を構えたアンゴラ人の腕だそうです。
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 上の写真の刻印には見覚えがあり、またこの種の作風のアイテムは、これまでに結構な数を扱っていて、おそらくはそのほとんど全てがコンタ&ボヘームの手によるものだったに違いない、なんて思って調べたところ、このブログではコンタ&ボヘーム社による小物入れをご紹介していました。でも、小物入れは仕上がりが極端に雑。同じ窯の物とは思えません。
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 現時点では、刻印の変遷など資料となるものはインターネット上で一切見つからず、もう少し探究しないといけなくなりそうです。再来月以降のイベントにて初披露しますので、是非ご注目下さい~。


実は階段の工事が終わっていませんでした~

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# by tomoakishimizu | 2026-01-15 23:35 | 趣味の物 | Comments(0)