私の会社では、以前は在宅勤務が無制限だった時代もありました。
現在では、在宅勤務許可申請書を提出しないと許可しないようになっています。
在宅勤務にはデメリットも多いことに会社がようやく気づいたからです。
「1人で仕事をしているとメンタルをやられる」と訴えられたり。
かと言って、そういう人が出社するようになると、今度は
「満員電車がストレス」と言い出すんですけどね。
環境の変化に弱い人が増えているのかもしれません。
今はいろんな申請書がPC上のワークフローシステムに置き換わっていて、これも新入社員にとっては、いちいち使い方を覚えないといけないので、ストレスだと言う人がいます。
紙なら簡単なのですが……。
新しいシステムを導入したせいで、使う人が負担に思うなら、本末転倒でしょう。
在宅勤務の許可を受けるための申請書には、在宅を希望する理由を書く欄もあります。
そこに、
「犬が白内障のため」
と入力した新入社員がいるんですよ。(笑)
どう思います?
事情を聴取してみると、
「うちのワンコは老犬」
「4時間おきに目薬を点眼しないといけない」
「月10日以上の在宅勤務を認めてください」
と要求します。
あなたねぇ、まだろくに会社の戦力になってないのに、どうして権利ばかり主張するの?
ワンコが心配なら退職しろ!
……とは言えないですよね。
でも言ってみたいなぁ。言うとどうなるんだろ。
「それって、パワハラです!」
と言い返されたりしてね。
パワハラ相談窓口の設置が法律で義務化されて以来、変なパワハラ相談が増えて困っています。
「上司の声が大きいです」とか。
そんなくだらない相談でも、いちいちその上司や第三者にヒアリングをしたり、場合によってはパワハラ対策委員会で協議をして本人に経過説明をしないといけないんです。
労働施策総合推進法には、
・優越的な関係
・業務上必要な範囲を超えている
・就業環境が害されている
この3つがパワハラの条件だという意味の条文が書かれていますけど、定義がとても曖昧なので、何が業務に必要な範囲かそうでないかをいちいち判定するなんてできっこないですよ。
だけど、声が大きい程度で部下からパワハラ扱いされるなんて、上司にとっては大変な時代になりましたね。
管理職のうつ病が増えているのも当然かな……。