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私たちの体は四つのエレメントでできている
タイ伝統医療では、人の体と心は 火・水・風・土
この四つのエレメントで成り立っていると考えられています。
少し抽象的に聞こえるかもしれません。ですが、この考え方を知ると
「なぜ不調が起きるのか」
「なぜ人によって疲れ方が違うのか」
その理由が、とても分かりやすくなります。
人は生まれながらに、四つのエレメントをそれぞれ異なる割合で持っています。
火が強い人
水が豊かな人
風が目立つ人
土が安定している人
ほとんどの人は一つだけではなく、複数が組み合わさった状態です。
この違いが、体質や性格、そして不調の出方として現れてきます。
なぜ同じ生活でも不調の出方が違うのか
同じように働き、同じように疲れているはずなのに・・
・胃腸に出やすい人
・眠れなくなる人
・イライラが止まらない人
・むくみや重だるさが抜けない人
不思議に感じたことはありませんか。
エレメントの視点で見ると、そこには理由があります。
火が弱ければ、消化や代謝が落ちやすい。
水が滞れば、体が重く、むくみやすい。
風が乱れれば、神経が過敏になりやすい。
土が弱ければ、疲れが抜けにくくなります。
これは占いではありません。体の傾向を、わかりやすく整理した考え方です。
タイでは体をどう見ているのか
タイでは、伝統医療の医師たちがホーラーウェートという方法を使って、エレメントの状態を読み解きます。
生年月日、曜日、時間、季節。そこから、生まれ持ったエレメントの傾向を見ていきます。
ただし、それだけで終わりではありません。
人の体は、
1日の過ごし方
季節の移ろい
年齢の変化
によって、エレメントのバランスが常に変化します。
若い頃は元気だったのに、最近疲れやすい。
夏は調子が良いのに、梅雨になると不調が出る。
こうした変化も、エレメントの視点で見ると自然に説明できます。
なお日本では法律上、診断や診察は行いません。ここでお伝えしているのは、あくまで「体を理解するための考え方」です。
施術とエレメントの関係
実は、タイの施術はエレメントで見るととても整理しやすくなります。
トークセンは風と水。
タイ古式マッサージは風。
ハーブテントは火・水・風。
ハーブボールは火と風。
施術とは筋肉を押したり伸ばしたりする以前に、エレメントの流れを整える行為とも言えます。
トークセンについては、こちらで詳しくまとめています。
トークセンについて
なぜトークセンは幅広く使えるのか
トークセンは、水と風を同時に扱う施術です。
木槌の振動という「風」が、体の奥にある「水」に波のように伝わっていく。
強く押さなくても、深いところがゆっくりと動き始めます。
刺激が強すぎず、それでいて変化は確か。
体質を選びにくく、その人の状態に合わせやすい。
個人的には、とてもオールマイティな施術だと感じています。少しトークセン贔屓かもしれませんが(笑)
エレメントを知ると体との付き合い方が変わる
エレメントの考え方は、何かを当てるためのものではありません。
今、自分の体はどんな状態なのか。
何が不足して、何が過剰なのか。
そうやって体に目を向けるだけで、ケアの選び方や、日常の過ごし方が少しずつ変わってきます。
今後について
このエレメント診断のためのホーラーウェートは、
来年以降学びとしてお伝えできる形を考えています。
現在は実証実験中です。
どう伝えれば難しくならず、
どうすれば生活に落とし込めるのか。
その検証を、少しずつ重ねています。
ホーラーウェートに興味のある方はいらっしゃいますか。
タイ伝統医療の、もう一歩深い世界をのぞいてみたい方。そんな方はトークセン・ビハーラを要チェックです。
体の声に、少し耳を傾けてみる。そのきっかけとして、この記事がお役に立てば幸いです。
