時クロニクル

文化的記憶を通して時を解く

2025-11-07から1日間の記事一覧

『CURE』:空虚な殺意と「構造的疲弊」のウィルス

【時クロニクル】システム崩壊期の日本社会が直面した「倫理的疲弊」の病理。黒沢清『CURE』は、悪意が内面化し、冷徹な生存戦略へと変異する恐怖を描いた、90年代の魂の解剖録。