友達に誘われたので、女2人で横浜美術館の『佐藤雅彦展』に行ってきました。
ピタゴラスイッチの人ですね。
それくらいしか記憶がなかったんですが、ポリンキーとかピコーのCMの人でもありました。
もともとCMの人だったんですね。
東大教育学部から電通入社してCMづくりへ。東大では数学教育やってて、デザインにはまったく関係がなかったそうです。
それがいきなりデザインさせられて作ったフライヤーがかっこいい。『POETRY FORUM ‘83』で画像検索すると出てきます。
もうね、才能が違う。ああもう天才は違うレベルだわと思い知らされます。デザイン志望の人とか見ないほうがいいんじゃないでしょうか。デザインの勉強とかまったくなしでこの出来ですから。打ちのめされますよ。
他にも懐かしいCMが映像で見られる部屋がありました。ばざーるでござーるとか今でもたまに口ずさみますね。
ただ、『CMが美術館展示される意味』についてはちょっと考えてしまいました。確かに素晴らしいCMなんですけど、コマーシャルじゃないですか。わたしはこのあとポリンキーをつい買ったんですけど無関係じゃないと思います。
公共の美術館で私企業の広告を流すのはどうなんだろうとか、ちと考えてしまいますね。
それに自分の家で流れていたCMが美術館で流れてると、文脈(コンテキスト)っていうんですか、切り取られて標本箱に入った感じが強い。
バカなクラスメートがスコーンのダンス真似してたよな、とか、あの頃「おしえたげないよ♫ジャン♫」とか流行ったよな、とか。
大げさですけど、テレビというメディアはついに上がりを迎えたんだな、と感じました。
後半はピタゴラスイッチだけでなく、佐藤雅彦氏が志す教育についての展示です。どちらかといえば博物館要素が高いため、ちょっと休んで頭を切り替えたほうがいいです。
なんせ初っ端から「モンテカルロ法とは」とか出てきます。たぶん数学です。モンテカルロ法については説明を読んだんですが、わたしの目が読解を拒むので勘弁してください。
もちろん展示は見てて楽しいです。わかんないところは飛ばしてもいいんじゃないでしょうか。立体視とか錯視とかあって面白い。
見終わって、「たしかにこれは一時代を築いた天才の展示なのだな」と。
ちなみに動画制作してる人にはおすすめです。作り方が懇切丁寧にバラしてあります。
チケットは争奪戦だそうで、早めに取ることをおすすめします。あと休みつつ行ったほうが絶対楽ですよ。