いきなり脳腫瘍

頭蓋底の髄膜腫が発覚、東日本大震災直前に手術。再発し再手術、右耳失し右顔面神経麻痺になった。

11月30日の脳外科外来の続き②

診察室での質疑応答を列記する。

「誰が手術するのか」
「私が得意だから。K病院で開発した手術法だし」

「手術に掛かる時間は」
「(答えず)」
(Y先生は脳画像を見て、
「内耳道まで入っていないから、
ピンポイントでできるかも」と、
アプローチを考えていたご様子。
さすがに、前回の8時間よりは短いだろう)

「入院期間は」
「抜糸までするので、前回と同じ位」
(てことは、2週間予定)

「私には家族がいない。
手術前の説明や、手術時の立会いがいない
(親戚に頼むが、そう言ってみた)。
7年前は叔父に頼んだが、年を取って今回は無理」
「ひとりでもやるが…」と言い掛けて、
「知り合いでも、いい」と言い直された。
(つづく)