いきなり脳腫瘍

頭蓋底の髄膜腫が発覚、東日本大震災直前に手術。再発し再手術、右耳失し右顔面神経麻痺になった。

K大学病院脳外科外来 新しい先生

先週、検査を受けた時に貰った予約情報で、
また担当医が変わった事を知った。
病院HPの情報によると、三十代(卒業年次から推測)の助教
だんだん、若く、役職が低くなっていく。
(六十代の教授→四十代の専任講師→三十代の助教
だが、若い先生の方がいい事もあるので、嫌ではない。
今日も朝一番の枠で、8時15分に病院に到着。
乗り換えで急いだので、もう一本早い電車の方がよかった。
同じ枠に複数入っているが、二番目に呼ばれた。

診察室に入ると、挨拶の後、様子を聞かれ、
「顔面麻痺が相変わらず大変だった」
と具体的に話したが、どういう言葉だったかな、
「上手く付き合って」
という意味合いで言われただけで、話しても仕方がなかった。

この先生、私の執刀には当然関わっていないし、
執刀した教授も、とっくに退官しているので何の忖度もなく、
今までで一番、正直に、説明してくれたと思う。
話のやり取りが行きつ戻りつしたが、分類して書く。
専門用語の言い換えも多く、理解しきれず、書き取れず、
正確には記せないし、所々間違っているかもだが…

MR検査結果
残っている部分は楕円形で一番長い所が5mm位、
術後性の変化で炎症かしれないが、細胞レベルで残っている
可能性は否定できない。
焼く等の処置をしているし、大きくなる可能性は極めて低く、
再発の可能性は非常に低いが、長期的に何かが起きる
可能性を否定できない。
その場合、放射線治療になるかも。
こういうパターンは大きくなりづらいが、
最低10年は診る必要があり、10年後も2年毎に診る等する。
(術後)七年間、変わりなく、今回も変わりなかった。

ふら付く
小脳を触ったからか。画像上、脳自体の損傷はない、
脳器質に異常はないが、ちょっとした術後性の変化、
若干の萎縮があるかもしれない
(画像を指されたが、見方がわからない)。

高次脳機能障害でないか
画像上、疑う所見はない。

「また一年後に検査します」
「造影剤は使わないんですね」
「必要な状況になったら使うが、今は要らない」
待合の時計で9分だった。
私にしては短い、もっといろいろ聞いてもよかったかな。