tn3のブログ

野村忠央です

2024-01-01から1年間の記事一覧

20. 『鬼平犯科帳』第7シリーズ第3話「妖盗葵小僧」(1996年)

鬼平の有名な回の一つである。 第7シリーズ 第3話|過去の作品|鬼平犯科帳 - フジテレビ 鬼平の名言はいくつもあるが、下記は大切な人生訓である。長谷川平蔵(中村吉右衛門)が筆屋「竜渕堂」のお内儀お千代(岩本千春)に向かって言う台詞である。 「まだ…

19. 追悼 中山美穂

先週金曜日の帰りの電車の中で中山美穂(1970-2014)の訃報ニュースを知った。私はファンという訳でもなく、彼女のことを語れるような人間でもないが、それでも電車のシートに座りながらまだ54歳の彼女の訃報に涙が出そうになった。 初めて彼女を観たのはC-C…

18. 『白い巨塔』(2003年)の大河内教授(品川徹)と里見脩二(江口洋介)

11. 追悼 西田敏行 - tn3のブログ で記した西田敏行(1947-2024)の追悼特集であろうが、テレビ朝日で『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』が、フジテレビで『白い巨塔』が再放送されていた。『白い巨塔』が放送されていたのがもう20年以上前だとは信じられ…

17. 『鬼平犯科帳』第7シリーズ第1話「麻布ねずみ坂」(1996年)

指圧師の中村宗仙(芦屋雁之助)が主役の話だが、劇中で江戸の香具師の元締羽沢の嘉兵衛と大阪の香具師の元締白子の菊右衛門(田中弘史)が登場する。 第7シリーズ 第1話|過去の作品|鬼平犯科帳 - フジテレビ 『仕掛人・藤枝梅安』ファンの人間は必ず「ア…

16. 『鬼平犯科帳』第6シリーズ第10話「おかね新五郎」(1995年)

南田洋子、滝田裕介、山田吾一がゲスト回の『鬼平犯科帳』「おかね新五郎」(1995)を見直した。おかね(南田洋子)*1が心を寄せる原口新五郎(滝田裕介)との間にできた娘を弥助(山田吾一)に殺され、その仇討ちをするのを長谷川平蔵(中村吉右衛門)と(…

15. 追悼 楳図かずお

漫画家の楳図かずお氏(1936-2024)が先月10月28日に88歳で亡くなられていたという。ニュースの訃報で「ホラー漫画家」と紹介されているが「恐怖漫画家」の方が適切だと思う。 楳図かずお - Wikipedia 小さい頃、祖母の家にあった『おろち』、『恐怖』を電熱…

14. 『飛ぶが如く』の山内容堂、嵐圭史

「10. 『真田太平記』の上杉景勝、伊藤孝雄」10. 『真田太平記』の上杉景勝、伊藤孝雄 - tn3のブログ で上杉景勝を演じた最も心に残る俳優は伊藤孝雄であると記した。同じ類の話だが、山内容堂(豊信)を演じた俳優も明らかに一人が思い浮かぶ。1990年の大河…

13. 徳川信康

『葵 徳川三代』(2000)の関ヶ原の戦いの前日の場面で、徳川家康(津川雅彦)が「やれやれ年老いて骨の折れることかな。息子がいたならば、これほどにもあるまいものを」と述べ、本多忠勝(宍戸錠)が「(関ヶ原に遅参している)秀忠殿(西田敏行)もおっつ…

12. 『鬼平犯科帳』第6シリーズ第6話「はさみ撃ち」(1995年)

昔の大盗賊、猿皮(さるかわ)の小兵衛役で中村嘉葎雄(1938-)が 中村嘉葎雄 - Wikipedia 中村嘉葎雄|人物|NHKアーカイブス 味のある名演技をする『鬼平犯科帳』「はさみ撃ち」(1995)を見直した。 第6シリーズ 第6話|過去の作品|鬼平犯科帳 - フジテ…

11. 追悼 西田敏行

本日(2024年10月17日)、職場の休み時間に家内から知らせがあって、俳優の西田敏行氏(1947-2014)の訃報を知った。10月8日の『劇場版ドクターX」の完成報告会見にも出席していたそうで、まだ76歳だったとのこと。親戚でも知り合いでもないが、少しくショ…

10. 『真田太平記』の上杉景勝、伊藤孝雄

関ヶ原の合戦のキーパーソンの一人が上杉景勝であることは言うを俟たない。景勝を演じた俳優は枚挙に遑がないが、一番心に残る景勝は誰かと言えば、民藝出身の伊藤孝雄(1937-)が演じた『真田太平記』(1985-1986)*1の上杉景勝である。*2 伊藤孝雄 - Wikip…

9. 追悼 沼田爆

俳優の沼田爆氏(1940-2024)が8月末に自宅で倒れて亡くなられていたというニュースがあった。 沼田爆 - Wikipedia 本年2024年1月〜3月にTBSで宮藤官九郎脚本の『不適切にもほどがある!』という大変興味深いドラマが放映された(主役:阿部サダヲ)。コンプ…

8. ムロタニ・ツネ象

私だけでなく、世の中の各世代の歴史好きで「まんが日本の歴史」シリーズの影響を受けた人は少なくないと思う。例えば、「小学館版 学習まんが 日本の歴史」(詳しい、監修:元学習院大学名誉教授児玉幸多、今は新板が出ているはず)、「集英社 学習漫画 日…

7. フランキー堺、『おんな太閤記』の徳川家康、『太平記』の長崎円喜

『おんな太閤記』(1981)で、三英傑のうち、織田信長(藤岡弘)、豊臣秀吉(西田敏行)はドラマ初番から活躍するが、徳川家康(フランキー堺)は後半まで登場しなかった。小さい頃は冷たい感じの家康像の気がしたのだが、昨年、見直してみると、北政所(佐…

6. 小和田哲男氏と松村邦洋氏

歴史学者、静岡大学名誉教授小和田哲男氏(1944-)は『秀吉』(1996)から始まって、『功名が辻』(2006)、『麒麟がくる』(2020)、昨年の『どうする家康』(2023)など戦国時代の大河ドラマ時代考証を数多く手掛けている。今川氏の研究など数多くの著作が…

5. 1983年大河ドラマ『徳川家康』

自分の歴史好きを決定付けたのは、最初の投稿で記した『おんな太閤記』(1981)の2年後の大河ドラマ『徳川家康』(1983)であった。 徳川家康 (NHK大河ドラマ) - Wikipedia 大河ドラマ『徳川家康』|番組|NHKアーカイブス 小太りの老獪な家康像のイメージを…

4. 鎌倉幕府の開幕はいつか?

先日、ある方の資料で「鎌倉時代 1192〜1333」となっていたので、「最近は『いい国(1192)作ろう鎌倉幕府』ではなく『いい箱(1185)作ろう鎌倉幕府』とすることが多いんだと思います」と伝えた。 我々の世代は間違いなく「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」…

3. 火付盗賊改方はなぜ町奉行所より荒々しいか?

若い時代劇好きの人は『遠山の金さん』や『大岡越前』などの「町奉行所」より、『鬼平犯科帳』のような「火付盗賊改方」(略して火盗改=かとうあらため)の方が荒々しく、取り締まりが厳しいのはなぜかと疑問に思うことはあるであろうか? 火盗改と言えば、…

2. 『鬼平犯科帳』第5シリーズ第11話「隠し子」(1994年)

先日、偶然、再放送で『鬼平犯科帳』第5シリーズ第11話「隠し子」を初めて見た。 第5シリーズ 第11話|過去の作品|鬼平犯科帳 - フジテレビ 長谷川平蔵(中村吉右衛門)の父で、京都町奉行であった長谷川宣雄の隠し子お園(美保純)の話なのだが、煙管の煙…

1. 1981年大河ドラマ『おんな太閤記』

私が日本史に興味を持ったきっかけはNHKの大河ドラマ『おんな太閤記』(1981)であった。今まであまり焦点に当たらなかったねね(北政所)(佐久間良子)を主役とし、ねねの視点から見た豊臣秀吉(西田敏行)が描かれた。脚本は橋田壽賀子(1925-2011)であ…