旅とバカラと酒と本

旅、時々バカラ・・いや最近はバカラついでに旅という感じか・・・

25年第5回ソウル・バカラ旅⑩ソウルあれこれ

(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

ここからは韓国及びソウルについて思うがままに書き込みをしていきたいと思う。

 

最近韓国がひとり当りのGDPで日本を抜いたと嬉しそうにしているが果たして本当なの?と素朴に疑問に思う。

GDPは米ドル換算なので韓国以上に通貨安の円ではかなりマイナスにはなるであろう。

また日本は高齢化で働いてない人口比率が韓国より高い為、ひとり当りのGDPは当然不利にはなるであろう。

しかし、しかしである。

韓国の街並みや人々を見ていると本当にこの国より低いのか?と率直に不思議に思う。

今回泊まったのは東大門辺りだが、ちょっと裏通りに入ると閉店している店舗が非常に多い。街並みもうらぶれ感がかなりひどい。

韓国は今、1997年のIMFショック以降で最大の不景気だと言われている。

大学生の就職率も日本は希望すればほぼ全員就職が可能だが、韓国では57%しか就職出来ていない。青年層の失業率も20%位と非常に高い状況である。

 

韓国に関するブログで「楽韓Web」という非常に面白くてタメになるブログがあるが、僕はかれこれ15年位このブログを読んでおり、多少なりとも韓国の情報にはそこそこ詳しいのだ。

これで韓国にGDPで抜かれました、と言われてもにわかには信じがたいものがある。

 

旧ソ連が崩壊した時、公表していたGDPはとんでもなく水増しされたもので、実際は40%~60%しかなかったと言われている。

また中国も同様で、今現在公表している数字の70%程度ではないかと言われる事が多い。韓国は中国ほどではないにしろ、日本ほど誠実に計算してないのが実際だろう。

いやいやこれは偏見ではない。

何せ韓国人の偽証罪の数は驚くなかれ、日本人の172倍も多い。つまり平気で嘘をつく事が出来ると言われてもしょうがない。

まあ、長い間ずっと中華民族に支配されていたのだから仕方ないとも言えるが。

 

だがクオリティはさておき、ソウルで飯を食うと、値段は日本人にとっても普通に高い。コンビニで買うCASSという1番一般的なビールだって2600Wする。つまりこの値段を払う為にはそれなりの給料をもらってないと払えない事になる。

という事はやはりひとり当りのGDPは正しいのか?

本当のところはよく分からない。僕の願望でそう思っているだけなのか。

 

僕は韓国に行くと定点観測的に明洞に行っている。

明洞はソウルで1番の繁華街である。

そこを歩いていると声を掛けられた。

 

「ニセモノいかがですか~ 完璧なニセモノ~」

 

「完璧な偽物なら、そりゃ既に本物だろ!」と心の中で突っ込みを入れて思わず笑ってしまったのだが、韓国では未だにこういう著作権を無視した販売行為が堂々と行われている。我々は先進国だ!と韓国人はよく言うが果たしてどうなのだろう・・・

 

今は大分見掛けなくなったが、地下鉄に乗ると老人や身障者の方がちょっとした小物を販売したり物乞いの為に乗って来る。

2000年代初頭、初めて韓国を訪れた時、身障者の方が地下鉄の床を這いつくばって物乞いする姿に度肝を抜かれた。2010年位からだったろうか、こういう方は見かけなくなっていったが。

今回もおじいさんが小さなレンチを3000W(320円)で買ってくれと車内を歩き廻っていた。昔は勝手に商品を膝の上に置いていく人もいて困ったものだが今回はそんな事はなかった。

これを売って一体いくら儲かるのだろう・・・

 

韓国は福祉を置き去りにして経済成長に突き進んできたので高齢者の貧困率が非常に高いのだ。なのでこの様な人や、街ではリヤカーに段ボールを積んで集めている人などを見かける。それを売っていくばくかのお金に変えるのである。

 

この様な韓国に抜かれた日本って・・・

 

 

最後にひとつ。

帰りに空港に行くと誰かは分からない韓流アイドルが出国するらしく、大勢のカメラマンが手を頭上高く上げてバシバシとフラッシュを焚いておりました。

たまたま左右別々の入り口から入ったのだが手荷物検査のところで鉢合わせまして、それはそれは綺麗な顔立ちの、まるで韓国人には見えない(けど韓国人)、白人の様な容姿のアイドルでございました。

 

ちなみに韓国の街中に韓流アイドルの様な一般人は全く居ませんので!!残念!!(波田陽区風に言うと趣き深し)

仁川空港で誰かは知らんが韓流アイドルを追っかけるカメラマン達

 

 

25年第5回ソウル・バカラ旅⑨ソウルB級グルメ「プデチゲ」

(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

 

バカラで勝利した後のビールほど美味いものはない。

バカラ勝負でガチガチになった神経をビールで柔らかくほぐしてあげるのだ(笑)

 

ところで皆さんは「プデチゲ」という料理をご存知でしょうか?

これは通称「軍隊鍋」と言われる韓国の鍋料理で、名前の様に軍隊の男どもがそこらへんにある適当な具材や余り物などをホイホイと放り込んだ様な雑多な料理である。

というか料理と言えるかも怪しい感じのB級グルメの決定版と言っても過言ではない鍋である。

 

僕は以前読んだ旅の本(下川祐治氏だったか?)で存在は知っていたが食べた事はなかった。

鍋の中身というのがソーセージ、スパム、餅、ラーメン、キムチなどが放り込まれた「男のロマン」と言ってもよいラインナップなのである(笑)

これを食べずして韓国B級グルメを語る事は出来まい(なんとなく)

 

東大門にとった今回の宿の近くに「ノルブプデチゲ」というプデチゲのお店があったので行ってみる事にした。

 

 

お店は2階にあった。

変なおっさんの顔の看板が目印

メニューを見ると高い!高すぎる!

最低でも27500W(約3000円)からになっているではないか。

27500Wからに見えるメニュー表

いや、それだけの価値のある料理ならいいが、どう考えてもこの内容で3000円は高過ぎる。だってソーセージやインスタントラーメンですよ?

 

(う~む)どうしようか・・・

僕の心は逡巡した。

食べてはみたい。食べてはみたいが高すぎる。っていうか不当と言ってもいいレベルのボッタクリ価格ではないか?

 

そしてふっとある事に気付いた。

 

(おっ、これはもしかしたら何人前かの値段ではないのか?)

 

そもそも韓国は1人飯が普通ではない。

飯とは何人かで連れだって食べるのが一般的なのだ。

ましてや鍋だし大勢で食べるのが当たり前で、きっとそうに違いない。

 

僕はおばちゃんにグーグル翻訳で「1人前はありませんか?」と訊いてみた。

 

するとおばちゃんは「あるよ」って感じでメニューの、ある小さな部分を指差すのだ。

分かるだろうか?

メニュー表の「27500」「39000」「49500」と赤字で書かれた隣に小さな黒文字で「10500」とあるのが。

やっぱりそうだったのか。

この27500Wというのはおそらく3人前の価格なのだ。

 

それにしても何かズルイって感じる。

「本質はその末端に表れる」ってな事を言うが、これぞ韓国人の本質をよく表している様な気がする。

1人前からちゃんとあるのだが、出来れば沢山注文してもらって稼ぎたい。

1人前なんて儲からない少ない注文は出来るだけ少なくしたい。

よって小さく目立たない様に隠しちゃえって感じの発想なんだと思う。

 

危なかった。

バカラ勝負に勝っていたから「もう思い切って頼んじゃうか?」なんて考えがちょっぴり頭に浮かんでいたからだ。

それに3人前も来てたらとてもじゃないけど1人では食べ切れなかっただろうし「あの人どんだけ大食漢なんだ?」って誤解を受けるのもイヤだ。

 

まあ何とか無事に注文を終えてやがて鍋が運ばれてきた。

メニュー表の写真より全く見た目が貧相なプデチゲ 韓国ではよくある事

煮立ってきたらインスタント麺をバキバキ割って入れる

完成してビールと共に頂く おまけの小皿は嬉しい が、使い回しのウワサ多し

 

う~む 何とも言えぬ妙味。魔味。

いや、美味い。間違いなく美味い。

それにしてもこのジャンク感、背徳感は何だ?

例えるならフライドポテト、ハンバーガー、ケンタッキーフライドチキンコカ・コーラと一緒に胃に流し込んでいる様な、またはお母さんに怒られている感というか。

こういう鍋は男子の心に突き刺さる。

僕は夢中になってハフハフ、ウマウマとビールと共にガッツいて食べた。

 

韓国では料理を注文するとおまけで小皿が付いて来る事が多い。

よく残った物を使い回ししてるとウワサになるが酒のツマミには地味に嬉しい。

僕はそれらと一緒に出て来たご飯を鍋に放り込んだ。

やがてインスタント麺の残りや、ご飯、ソーセージ、キムチ、モヤシなどが混ざり合った、オジヤともネコのゲロとも言えぬ一種異様な品が出来上がってタジタジとなったが、追加で頼んだソジュ、つまり韓国の焼酎と一緒に食らうとこれが美味い!

いや、この場合は「ウマイ!」だろう。

一度口に入れると止まらない。夢中になって次から次へとオタマで掬って食べた。

韓国焼酎とネコのゲロ、いや違う ウマイ!!

いや~実に満足である。

韓国で食った飯の中で1番ウマかったかもしれない。

まさに「魔味」と言うのがふさわしい。

鍋、ビール、焼酎で合計2400円ほど。

もしまた韓国のカジノに来る事があれば食べてしまうのは間違いないだろう。

 

こうしてバカラ大勝利の夜は更けていったのであった。

25年第5回ソウル・バカラ旅⑧大勝利!!其の5

(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

プレイヤーのツラ目がL字に突入した時、カジノのディーラーが替った。

この時点で僕の連勝は7連続でプラス160万W。

ところでこのディーラーの交代のタイミングはどういう理由によるものなのか、いつもよく分からない。

時間制なのか勝負の流れを見てなのか、それとも他に理由があるのか?

ディーラーが交代すると途端にツキの流れが変わる事がよくある。

ツイている時には非常に嫌なものだ。

それまで愛想のいいおばちゃんだったが、交代したのは無愛想な30歳過ぎくらいの女のディーラーだった。

 

僕は20万Wを賭け続けていたが、その頃には僕以上に賭けている客が何人かいて、交代したばかりのディーラーは誰をオーナー(絞り役)にするか迷っていた。

すると大勢が「この人、この人!」といった感じで僕を指さすのだ(笑)

 

バカラでは通常1番大金を賭けた客がカードをめくる(絞る)が、ツラが続いている場合などは金額に関係なく、1番ツキを持っている奴がカードを絞る。

つまりこの場合、僕が1番ツキがあり「このままコイツに絞らせろ」というわけである。

 

みなの期待を一身に集めるボキ。快感である(笑)

 

任せなさい(キリッ)

 

ディーラーが替って流れが変わる、なんて関係なかった。

その後の展開も僕の数字は合計「3」と弱かったが、バンカーの合計は「4」で3枚目勝負へ。

僕に配られたカードを絞ると現れたのはワンライン。

僕はそのまま一気に縦に絞り上げると出て来たのは3で合計は「6」

そんなに大きくはないがキッチリ相手を上回った。

 

この展開での6は強い。

案の定バンカーは10を引いて僕の勝利。

どっと歓声が上がった。

 

その後も勝利を重ね、その頃にはこの連勝はずっと続くのではないか、とさえ思った。

かつて僕はポイペトで30連勝近いツラ目を見た事がある。

あれは不思議な光景だった。

残念ながら人があふれて賭け金がテーブルの限度額を超え、僕は賭ける事が出来なかったが、オーナーがカードをめくる度に相手のどんな数字もきっちり上回っていくのだった。

 

出目表を見るとプレイヤーのツラ目は12回連続となっていた。

僕は2回目のツラから取っているので11連勝。

 

しかし終わりはあっけないものだった。

最初の2枚の僕の数字はゼロ。バンカーは7。

かなりキツイ展開である。

しかし「7」という数字は不思議なもので上から3番目に強い数字なのに、あっさり負けてしまう様な印象がある。あれは何故なのだろう?

しかし今回の7は強かった。

僕は3枚目に期待を込めてカードを絞ったが、現れたのはワンライン。2か3である。

僕は絞るのを止め、すぐに立ち上がった。

もうここが潮時だと判断したのだ。

勝ち分は220万Wまで増えていた。

100万Wチップが3枚 220万W増えた

僕にとっては大勝利である。

そして地味に嬉しいおまけまで付いて来た。

 

換金を済ませ、もうこのまま帰ろうと思っていたのだが、そう言えばカジノに入る際に以前の古いメンバーズカードを出すと、もうこれは使えないとの事で新しいカードを作らされたのだ。

その時バーコードの付いたレシートを貰い、それはスロットで使える1万W分のクーポンだったのを思い出したのだ。

 

どうせダメだろうけどせっかくだからこれも使って帰ろう、と思いたったのだ。

使い方が分からなかったので、すれ違ったカジノの女の人に訊いてみた。

それでもよく分からなかったがスロットマシンにクーポン券を差し込んだ。

そして何度かボタンを押していると、その内に勝手にクルクルとまわり出したのだ。

どうやら当たった感じなのである。

どうしていいか分からずオロオロしていたが、隣のおじさんに尋ねると何だか適当に処理してくれて、結局1万Wが4万6900Wに化け、夕食代には充分過ぎるほどのお小遣いをプラスでゲットする事になったのだ。

 

その後も電車に乗ろうとするとすぐ来るし、ソウルの長い信号も1発で青になるし、昨日見つからなかった食堂は見つかるし(2Fだった!)ツイてる時はこんなもんである(笑)

 

宿で勝ち金を改めて計算してみると224万6900Wの勝利となっていた。

昨日換金したレートでいうと24万1092円の勝利である。

もっとも更に日本円に換金するので若干少なくなってしまうが。

 

そしてベッドに勝ち金を並べ、下品に勝利の余韻を存分に味わうのであったWWW

勝ち金をベッドに並べ下品に勝利の余韻を味わうの巻

 

25年第5回ソウル・バカラ旅⑦大勝利!!其の4

(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

予想通り危うい賭け方をしていた20代の男は、最後に100万Wを全賭けして外し、卓から消えて行った。

これでプレイヤーのツラ目が2度続いた事になる。

出目表ではプレイヤーを示す赤の丸が3個付いた状態となった。

 

この時点で僕のプラスは40万W。

ここはこのままプレイヤーのツラ目押しで行こうと決めていたが、プラスの40万全部行くか30万Wにするか20万Wにするか迷いに迷った末、弱気にも20万Wを賭ける事にした。

(これ、後になって結構痛かった・・・)

 

次の勝負では僕の2枚合計は10と絵札のゼロ。「アチャー」と思ったがバンカーもゼロ。

3枚目勝負となり、まず縦を絞ると出て来たのは2ライン。

良い。これは良い。

これで横を絞って3サイドまたは4サイドが出て来たら激アツである。

(3サイドは6~8 4サイドは9か10)

 

僕はメリメリとカードを折り曲げ、力を込めて絞ると出て来たのは何と2サイド・・・

 

弱い、弱すぎる。

2サイドは4か5である。

結局出てきたのは2ラインの中では1番少ない数字の4・・・(まあ10よりはマシだが)

 

こりゃマズイと思ったが、バンカーは絵札を引いて結局ゼロで僕の勝利。

これで2連勝。プラスは60万Wになった。

この時点で航空券、宿泊代、食事代、交通費その他、全て賄えた上いくばくかのお小遣いも出来た。

 

そしてその後も連勝は続く。

印象に残った勝負を列挙してみる。

 

4連勝目あたりの勝負では僕のカードは2枚とも2サイドだった。

2サイドはさっきも言ったが4か5である。

このカードの場合、縦(短い辺)は2ライン、横(長い辺)は2サイドという

この組み合わせの2枚は激アツである。

何故ならこの場合4+4で「8」 4+5で「9」 5+5で「10」の組み合わせのいずれかが出て来るわけで、バカラ最強の「9」と次に強い「8」が出て来る確率は75%もあるからだ。

その為にはどちらか1枚だけでも必ず「4」を出さないといけない。

 

僕は力を込めてメリメリとカードを折り曲げて絞った。「抜けろ!抜けろ!」と祈りながら。

「抜けろ」というのはマークが1個抜けろという意味で、バカラではよく使う言葉である。マークが1個抜けると「4」になる。

 

しかし出て来たのは無情にも「5」だった。

これでナチュラル(8か9)になる確率は半分になった。

僕はその「5」のカードをディーラーに投げ返すと、もう1枚の方を絞りにかかった。

 

その頃には卓は全て埋まり、全員の視線が僕の絞りに集中していた。

もちろん全員プレイヤーのツラ目に賭けている。

 

もう1枚も「抜けろ!抜けろ!」と念じながら力を込めて絞ると、真ん中にマークは出てこなかった。

 

(よっしゃ!4だ!)

 

周りから歓声が上がった。

中国語だが「ナイス!」なんて声もあった。

そこからも快進撃は続いた。

 

6連勝目あたりの勝負では、僕の最初の2枚の合計はゼロ。バンカーは「6」だった。

これを上回るには7か8か9しかない。かなり厳しい状況である。

配られた3枚目の、まずは縦を絞ると現れたのは2ライン。

これは最低条件である。

2ラインが出て来ないとその時点で負けである。

続いて横を絞る。

 

(2サイドだけは勘弁してくれ・・・)

 

そう念じながら出て来たのは3サイド。

これは最高である。

何故なら3サイドは6か7か8である。

6なら引き分けだが負けはない。

でもどうせだったら7か8だ。

僕は今度は「付け!付け!」と念じながらカードを絞ると、念じた通りマークが付いて出て来たのは「7」だった。

 

どっと歓声が上がった。

 

僕も(やった!)と思ったが、バンカーが「6」の場合、プレイヤーの3枚目が6か7の時だけもう1枚バンカーにカードが配られるというレアなルールがある。

 

しかし僕は負ける気はしなかった。

おそらく勝てるだろう、という確信に近いものがあった。

果たしてバンカーは「9」を引いて合計5となり、僕の連勝は続いた。

 

龍山のセブンラックカジノの出目表(マス目にマークを付けて出目を表す)は8目まで行くと行き止まりになり、そこから横に伸びていくことになる。

出目表

 

行き止まりから横に行く事をローマ字の「L」に似ている事から、そのまま「L字」と呼ぶが、8目マスの場合7連続のツラが続いてようやく次がL字になる為、そうしょっちゅう見るわけでもない。もちろんめったに見る事が出来ないという事ではなくそれなりに見る事は出来る。

行き止まりを曲がって横にマークが付く事をL字という(このマス目は6マス)

大体このL字に出会えたなら、ほぼそのバカラ勝負は勝ちと思って間違いない。

 

行き止まりのところで僕は6連勝だった。

この時点でプラス140万Wになっていた。

賭けていた金額は毎回20万Wだったが、40万か30万か20万かで迷っていたところで、40万にしていれば間違いなくそのままその金額で賭けていたはずである。今更こんな事言ってもしょうがないが。

 

そして次に勝てばL字になるところで、おばちゃんがひとりだけL字にはならない、とバンカーに賭けて来たのだ。

 

無謀な事をするもんだ。

このままツラ目に乗らないでどうする?

僕はそんな事を考え、全く負ける気がしなかった。

 

僕はプレイヤーに賭けているので先に絞る。

1枚目は絵札。ゼロだ。

2枚目を絞りにかかると現れたのは2ライン。

これは良い。

2ラインの場合、もう1枚はいっそ絵札がいい。

もちろん2ライン+2ラインでもいい数字になる事はあるが、確率的に結構厳しい。

1枚が絵札でもう1枚が2ラインなら、次に横を絞った時に2サイド以外ならかなり期待が持てるからだ。

2サイド以外が出る確率は7割強もある。

 

現われたのは4サイドだった。

この場合「天国か地獄か」である。

「9」なら天国、「10」なら地獄だ。

僕は力を込めてカードを絞り上げた。

 

「抜けろ!」

 

見事にマークが1個抜けて、現われたのは「9」だった。

 

「うお~~!!」

 

歓声が上がった。

そのおばちゃん以外は立ち賭けの人も含めて全員プレイヤーに賭けていたから当然だ。

周囲を見渡すとこのバカラ卓の周りにはざっと30人近くのギャラリーが集まって来ていた。

その中で注目を浴びるボキ。快感である(笑)

 

おばちゃんは「あ~あ やってらんないわ・・・」って感じで絞る事なく、やる気のない態度でカードをめくり返すと現れたのは「8」のナチュラル。

 

危なかった・・・

普通だったらやられている数字である。

先におばちゃんが「8」を出していれば相当なプレッシャーが掛かっていただろう。

いや、しかしそれを「9」で打ち破る方がもっとドラマチックか(笑)

 

こうして勝負はL字に突入していったのであった。

25年第5回ソウル・バカラ旅⑥大勝利!!其の3


(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

ソウルのカジノ客のほとんどは中国人である。

感覚的には8~9割が中国人な感じがする。

しかし移動した卓では1人中国人がいたが20代に見える日本人の客と僕の3人だった。

最低賭け金10万W(約10700円)のバカラ卓は、普段カンボジアのポイペトやフィリピンのマニラでバカラを打っている僕にとっては最高額のテーブルである。

しかしその時点では20万Wから50万Wを賭ける様になっていたのであんまり関係なかった。

 

20代の日本人を見ていると絞り方がぎこちなく、まだバカラを始めてそんなに日が経ってない感じであった。

しかしその割には手持ちのチップが100万Wくらいしか無いにも関わらず、毎回その半分から時には全部を賭けるというほとんど全ツッパのスタイルだった。

 

おそらく最初は少額で賭けていたのであろうが、段々と賭け金が上がっていき、またあんまり調子が良くなかった為に最終的に結構ヤケになって、現在のほとんど全ツッパになっていると思われた。

 

(こういう奴は食わねばならない)

 

僕は彼を見てそう思った。

こういう危うい賭け方をしている奴は最終的には消えていなくなる。

僕も散々こういう経験をして来たからよく分かる。

バカラにおいては調子の悪い奴、ヤケになっている奴を食らうのは常識なのだ。

自分が調子が悪い時、僕が賭けた途端、反対側に全員が賭けだした時のあの惨めさ、屈辱、バカラをやっている人間なら1度や2度は味わった事があるはずである。

 

そんな時(ああ、今俺は食われている・・・)と実感させられる。

 

おのれのツキは周りの人間ほどよく見えるのである。

 

そして基本的に戻り目の展開で何度か勝負していた時、流れ的には戻り目が順当だと思われたが、彼がツラ目の方に残りの全チップ50万Wを賭けた時があった。

 

(よし、ここはいける)と僕は思った。

 

 

大体、最後の全ツッパは外れるものだ。

僕はかなりの確信を持って、僕にとっては大金の50万Wを戻り目にあたるバンカーに賭けた。

 

しかし結果はプレイヤーのツラ目になり、彼の勝ちだった・・・

 

これなのだ。バカラの怖いところは。

ツイてない奴が必ずツイてない、という事にはならない。

ツイてない奴も当然ながら必ず外れるわけでもない。

侮ってはいけない。

 

しかし、かなりの確信を持って賭けただけに僕はショックを受け、思わず席を立ってしまった。

僕にとって50万W(約54000円)は大金である。

50万Wといったら50万Wである。パチンコで5万円以上勝ったら嬉しいでしょう?(僕はパチンコはしませんが)

そんな大金を自分の思い込みで一瞬で溶かしてしまった僕は、テーブルの周りを少しだけうろうろしたが、何故だかまたすぐ戻って今度はプレイヤーのツラ目に再度50万Wを賭けた。

何故止めようとしたのにすぐ戻ったかは自分でも分からない。そもそも止めようとしていたのだろうか。大金を外して居たたまれず席を外しただけかもしれない。

 

するとせっかく戻り目からツラ目の変化をピタリと当てた20代の男が、そのままツラ目の流れと読まず、今度は戻り目のバンカーに賭けた。

しかも50万Wを賭けて当てた配当金もそのまま一緒に計100万Wを僕の反対のバンカーに賭けてきたのだ。

 

僕は嫌な予感がした。

何せ戻り目の流れからツラ目への流れを見切って当てたのである。

嫌な予感はしたがもう賭けてしまったものは仕方がない。

 

僕はプレイヤーのツラ目に賭けたので僕の方から先に絞る事になった。

バカラではプレイヤーが先にめくる)

1枚目を絞ると絵柄。ゼロである。

絵柄 ピクチャーとも言う 0点である

良くない。

そして2枚目の縦(カードの短い辺)を力を込めて絞ると2ラインが現れた。

2ライン この場合4から10の可能性がある

これは良い。っていうかこれが出ないと話にならない。

10が出たらゼロで最悪だが、それ以外なら少なくとも4、場合によったら最高の9まである。

次にカードの横(長い辺)を絞りにかかった。

この場合3サイドが堅いが(6から8)現れたのは4サイドだった。

4サイド(マークが4つある)この場合出て来るのは9か10

これは天国か地獄か、となった。

4サイドの場合、出て来る数字は9か10。

9なら先ほどの絵柄のゼロと合わせて「9」で最強だが、10ならゼロとゼロで当然ゼロ、最弱となる。

 

僕はカードをメリメリっと折り曲げ、力を込めて徐々に徐々に開いていった。

すると・・・

 

10ならば付くべき所にマークが現れない。

 

「9」だ!!

 

やった!!

今回の50万W勝負は無事に勝ち切った!

いや、まだ分からない。

相手の数字が9なら引き分けである。

バンカーに賭けた20代の男は明らかに戦意を喪失している様に見えたが、おざなりにでもカードを絞り、結果はたいした数字にならず、僕の勝ちになった。

 

そこから僕の怒涛の連勝がスタートした。

 

25年第5回ソウル・バカラ旅⑤大勝利!!其の2

東大門


(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

この様な経緯から移動した僕は、赤(ソウルではプレイヤー)のツラ目が始まりそうな卓で賭ける事にした。

当初あれだけ30万Wを賭けようと思っていたのに、気持ちが萎縮していた僕は、個人的には大金であるそんな金額をとても初回から賭ける事は出来ず、前述の様に5万Wを置く事になったのである(笑)

 

そして最初の勝負は・・・

 

当たった!

 

当たったが、考えてみれば当初の予定通り30万Wを賭けていれば当然ながら30万W儲かっていたわけで、何だがちょっと悔しい気持ちでいた。

どうやら「赤」のツラ目が始まった様だ。

次も当然「赤」へ賭けた。

すると次も「赤」のプレイヤーの勝ち。

当たるのは嬉しかったが内心では(ぐも~~!本来だったら60万Wのプラス!)と何だか釈然としない嬉しいけど悔しい、悔しいけど嬉しいという変な感情であった。

そしてここは押さなければ、と賭け金を15万Wに上げ、当然プレイヤーに賭けたところ、結果はハズレに・・・

 

こういう時は良くない。

小さく当たって大きく外れる。

典型的なツイてない流れである・・・って、アレ?

出目表を見てみると、何と「赤」のプレイヤーのツラ目が続いているではないか!

 

やっちまった~~~

 

連勝で気持ちが緩んだせいか「赤」のツラ目に賭けるつもりが、ここ10年近くで僕の脳に刻み込まれた「バンカーは赤 プレイヤーは青」という記憶が、僕の15万Wのチップを無意識にプレイヤーの「青」に置かせてしまっていたのである・・・

 

頭にカーっと血が昇ったのが分かった。

 

ヤバい、これはヤバい・・・

こういう時は一旦撤退しなければならない。

取れるものをポカで落とすと、その後大体流れが悪くなる。

時間をおいてもう一度仕切り直しをした方が良いのだ。

この後ガタガタになるのは目に見えている。

だが止まらない・・・

 

ところが・・・

 

せめて少しだけでも流れを変えようと更に隣の卓に変え、20万Wを賭けるとこれが当たった。

これでまた原点を少し超え、ホッと一息つく事が出来た。

しかしさっきの卓を覗くと、「赤」のツラ目は7連続まで伸びていた。

 

(ここでミス無くやっていたら・・・)

 

ここでやっていたら、このツラ目が切れたところでスパっと止めれば、おそらく70~80万Wのプラスで終える事が出来ただろう。

僕は基本的に旅費を取り返し、その上で幾ばくかのお小遣いが出来れば満足という小市民のバカラーなのでそれで充分なのだ。

考えてもしょうがない、そんな事を思いながら勝負を続けた。

 

その後は当初の予定に近い、20万Wから状況によっては50万Wまで賭けていたが、なかなか勝ち越す事が出来ない。

賭ける金額の割には30Wすらプラスになる事はなかった。

原点あたりまで戻すとまたじわじわマイナスし始め、しかし60~70万Wまではマイナスになるものの、そこからの大賭け(50万W)では的中して取り戻す、という展開もあったりして、なかなか勝ち越す事は出来なかったがチップが底をつく事は無かった。

そして少しじれったくなった僕は、戻り目が始まろうとしていた最低ベットが10万Wの卓に移動する事にした。

 

ここから僕のバカラ史上最高のドラマが始まったのである。

 

 

 

 

 

25年第5回ソウル・バカラ旅④大勝利!!

(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

 

さて、これから書く内容はバカラ大勝利の軌跡である。

前にも述べたが僕はYouTubeやブログに出回る、数十万、数百万円を賭けられる様なハイローラーではない。サラリーマンの、定年退職者の、継続雇用社員のミニマム賭人である。

従って大勝利、といっても僕の中での大勝利であり、皆さんからしたら「どってことない」金額である事をあらかじめお伝えしておきます。

 

しかし、賭ける金額に関わらずバカラは面白い。

賭ける金額が1万円でも100万円でもその人にとって大金なら、同じ緊張感やバカラの妙味を味わえる。みんながバカラに夢中になる理由のひとつだろう。

 

今回のバカラは龍山(ヨンサン)駅にあるセブンラックカジノで勝負した。

 

 

以前韓国に行った時はなかったので今回初めての訪問である。

ヨンサン駅3番出口を出ると屋根付きの通路があるので、そこをそのまま進むとドラゴンシティという施設の中にカジノはあった。

龍山(ヨンサン)駅3番出口

屋根付き通路をそのまま進む 雨だったので助かった

突然ですが・・・

AIに訊きました。「バカラの必勝法は?」

 

(答え)ありません。長くやればやるほど控除率に収斂されていきます。短い勝負なら勝てる可能性があります。

 

ごもっともである(笑)

前回、前々回とマニラでみじめな負け方をした僕は弱気になっており、今回はちょっと賭け方を変えようか、と思っていた。

バカラはプレイ自体が楽しく、賭け金を抑え何度も勝負をしてその楽しさを堪能していたのだが、今回は30万~50万Wの短い勝負で何度か浮いたら即撤退、という作戦でいこうと考えていた。

これはソウルのカジノの最低ベット額がマニラやポイペトに比べて高いのも影響していた。最低賭け金が高いので長く続けるのが困難だからだ。

ヨンサンのセブンラックカジノのバカラの最低ベットは5万W(約5400円)からだった。この卓が4~5卓あっただろうか。

あと最低ベットが10万Wの卓も同じくらいあった。

 

(よし、最初の勝負では30万W賭けよう!)

 

事前の作戦でそう決めて卓に座ったが、置いたチップは5万Wだった・・・

 

ヘタレだ・・・ヘタレ過ぎる・・・

いやもう、スタートからバタバタだったのだ。

ツラが伸びそうな卓があり(引き分け挟んで3連勝)立ち見で覗いていたら、急遽賭けよう!と思い立ち、賭けようとするとメンバーズカードを見せてくれと言われたのだ。

普段そんな事を言われるのはほとんどなく、たまにマニラの一部のカジノで言われた事はあるのだが、「無い」と言うとそれであっさり終わっていたのだが、ここは最初にメンバーズカードを作るシステムなので見せないわけにもいかない。

ところがどこに仕舞ったのか探しても見つからず、アタフタしているうちにどんどん時間が経ち、他の人達を待たせてしまい、ようやく見つけて賭けようとしたところ重大な事に気付いた。

 

何とここのカジノは赤がプレーヤー、青がバンカーと普段のカジノと逆なのだ!

 

赤がバンカー、青がプレイヤーと、もう10年近く脳に刻まれてきているので、これを簡単に切り替えする事は出来なかった。

メンバーズカードの件で他の人を待たせて舞い上がっていたところに、このトラップ。

 

「え~と、いつもは赤がバンカーでここは赤がプレイヤーだから、今ツラになっている青はプレイヤー・・・いやバンカー・・・」とか考えているうち、情けない事に先ほどからの焦りと相まって思考が停止してしまい結局賭けるのを止めてしまったのだ・・・

 

 

こういう時は当たる。

賭けようとしていた方が当たる。

分かっているのだ。

いや、それでも当たらないで・・・

おねがひ・・・

 

 

やっぱり当たった~~~(泣)

 

こういう展開はヤバイ・・・

止めた方がいい。

一旦止めて出直した方がいい。

でも地下鉄代がもったいない(せこい!)

僕はせめてバカラ卓を移る事にした・・・

 

(次回へ続きます)

 

25年第5回ソウル・バカラ旅③セブンラックカジノのじいさん

セブンラックカジノ


(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

 

さて、バカラである。

実は僕がバカラデビューしたのはここソウルのカジノなのだ。

今は無くなってしまったがソウル駅や会賢(フェヒョン)駅にほど近いヒルトンの中にあったセブンラックカジノで初めてバカラをしたのだ。

今から11~12年くらい前である。

 

今と違って当時バカラは10000Wから賭ける事が出来た。(現在は50000Wから)

その代わり絞る事は出来ない。

全てディーラー任せである。

それでも当時は充分楽しかった。

確か絞りは30000Wから出来たと思う。

今なら絞れないバカラならやらない方がまし、と思ってしまうが。

 

最初の勝負では3万近く勝ったと思う。

それで飛行機代、宿泊代、飲食代のほとんどが回収出来て夢中になった。

その頃は飛行機代2万円、宿泊1泊2千円、メシ1食500~700円位が目安だったのでこれで充分遊べたのだ。

 

そしてここで印象的なじいさんに遇った。

たまたま隣の席に座りバカラをやっていたのだが、当時は初心者も初心者だったのでルールで分からないところがあり、このじいさんに訊いたのだった。

それをきっかけに喋る様になり、いろいろ話をしていると結構衝撃的なじいさんだった。

 

ソウルのカジノには毎月来ているが実は生活保護を受けているのだという。

生活保護を受けている人間が毎月海外に来ている事も驚きだったし、更には当時ネットで買えば航空券はソウルで往復2万円を切る事も多かったが、この人はネットが使えないのでいつも街の旅行会社で4万円ほどで航空券を買っているのだという。

 

生活保護でどうやって4万円を払い、宿泊代を払い、賭け金を絞り出し、通常の生活もしているのか不思議だったが不正に受給していたのだろうか。

また日本では違法カジノで捕まった事もあり、自己破産もしたのだという。

 

僕は思った。

 

 

(あ~この人はバカラやっちゃいけん人だ~)

 

 

そしてこのじいさんを見て思わず吉田拓郎の名曲「落陽」の歌詞に出て来るじいさんを思い浮かべた。

 

♬ 女や酒よりサイコロ好きで スッテンテンのあのじいさん ♬

や、

♬ サイコロころがし あり金無くし フーテン暮らしのあのじいさん ♬

 

といったフレーズである。

 

 

ところが僕はこういうじいさんが嫌いではない。

僕は彼に比べて上辺だけ撫でた様な半端なバカラーである。

この様な破滅的で、とことん行くところまで行く、といった賭人には何だか妙な敬意に似た変な感情を抱いてしまう。倒錯してると思うが。

 

♬ あんたこそが正直者さ

  どこかで会おう 生きていてくれ

  男の話を聞かせてよ サイコロころがして ♬

 

あのじいさん、まだ生きているんだろうか。

25年ソウル・バカラ旅②東大門

夕日に輝く東大門 こう見るとゴージャス


(よかったらこの話は第1話から読んでみて下さい)

 

宿は東大門にある「ソウルダルビット・ゲストハウス」に泊まった。

 

最近のソウルは(日本もそうだが)宿代が高騰している。

僕は今まで7~8回ほど韓国に来ているがいつも東大門辺りに宿泊している。

たまには違う所に泊まろうかとも思うが、いろいろ考えていると最終的にいつも東大門周辺になってしまう。

利便性や宿泊代、食べる場所の多さなどを考えると結局ここになってしまうのだ。

 

まあ僕は全くソウルに詳しいわけではないのだが、ここは下町的なイメージのある場所である。

上野から御徒町辺りをもっとグレードダウンさせた様な、気取らない街である。

(っていうか気取れない?)

こんな感じの道を進むとソウルダルビット・ゲストハウスがある

ゲストハウス前の街並み うらぶれ感半端ない

今回のゲストハウス 

料金は3泊で10155円。

1泊3385円。ソウルにしたらかなり安い方である。

一応トイレ・シャワーが室内に付いている。

ツインだったのでもうひとつのベッドは荷物置き場にした

ベッド以外のスペースは全くない 人が通れるだけ

まあプライベートが確保されてる分だけカプセルホテルよりはマシであろうと思う。

 

空港での両替はレートが悪いので10USドルに留め(ちょっとドルを持っていたので)東大門で両替した。

東大門は両替レートはいい方である。

300ドルは412500W(ウォン)、10万円は932000Wになった。

両替したのはここ。

何軒か見てここが1番レートが良かった。

1Wが1.073円である。1円だと0.932W。

かつて韓国に行った時は大体1Wが0.9円、1円が1.1Wと円が強かった事が多かったがここでも正に円安である。

ウォンは桁が大きいので両替した総額は134万ウォンちょっと。

134万!なんかちょっと金持ちになった気分である。

これがベトナムなんか行くともっと桁が凄いが(笑)

 

バカラ勝負は明日からにして、今日は早めに夕食にして酒でも飲むことにした。

行ったのは名前も分からない地元食堂。

宿から近い東廟前駅(トンミョアプ駅)の7番口を出てすぐ最初の小路を左に曲がり15mほど行った所にあった小さな食堂だった。

グーグルマップにも載ってないので紹介できなくて残念だが、こんなひどい?場所の割には結構人が入っていて「んっ これは・・・」と閃いたのだ。

長いこと旅を続けていると安くて美味い地元食堂を嗅ぎ出す能力が付いてくる(笑)

というか地元民で賑わう店に入ればいいだけだが、ここも果たして当たりであった。

 

韓国で言う「マンドゥ」日本で言えばギョーザが5000Wだった。

日本円で言えば540円ほどで、「全然安くないではないか」と思われる方もいるかと思うが、今やソウルではマンドゥは7000Wくらいが普通で、なんだったら10000Wくらいするところも結構ある。

餃子の王将だったら350円(税抜)なのに!

飲食代は日本の方がクオリティを考えたらむしろ安いと感じる店も多い。

 

ただしここのマンドゥは小さいが12~13個ほど入っていて、いろいろ付属がつくのだ。

マンドゥを頼んだだけでスープが付き、その上ご飯、キムチ、ブタのレバー、あとよく分からないツマミが取り放題だったのだ。

そう、韓国の食堂ではいろいろなおまけが付くことが多い。

つまりこの店は540円出せば充分1食分になってしまうのである。

近くにいたおっちゃんはクッパ(5000W)だけ頼み、ご飯をワシワシ大盛で盛ってツマミも沢山取り、がっつりと腹を満たしていた。

 

生ビールも頼んだが500ml位で3000W。

生ビールは美味くはない。美味くはないが僕は味にうるさい方ではないし、ちゃんと酔っ払えるし値段を考えたら充分である。

韓国でも3000Wで生ビールが飲める所は少ないのではないかと思う。

540円でこれならお得だと思う(ビール除く)

店内はこんな感じ 奥の炊飯ジャーからご飯取り放題(食べなかったけど)

この店には僕の好きな石焼ビビンバ(5000W安い!)もあるとの事で、今回は滞在期間も短く再訪は出来なかったがお気に入りの店となった。またソウルに来る事があれば是非訪問したいと思う。

こうしてソウルの1日目は無事終了したのであった。

アディオス。

25年第5回ソウル・バカラ旅①ソウルへ

雨に煙るソウル仁川空港の大韓航空


今回の旅は9/16~9/19の4日間、バカラを中心としたソウル滞在記である。

 

韓国に行くのは9年振りだ。

いきなりなんだが僕は韓国が好きではない。

何故なら何かと日本に敵対心を燃やすわ絡んでくるわで鬱陶しい事この上ないからである。

しかもその文句を付ける要因のほぼ全てが偽りに基づいている。

朝鮮を植民地ににして収奪したとか、ありもしない従軍慰安婦問題とか、原発処理水を汚染水と言うとか、サンフランシスコ条約アメリカが日本領とした竹島を直前に強奪し島根県人の漁民を殺害したとか(私島根県人です)数え上げたらキリがない。

そんな嫌いな韓国へ何故行ったか?

そ・それは・・・

 

マイルが余っていたからです・・・

 

 

「矜持も何もない!」とのご指摘ごもっともです。

「お得」の前には僕の信念なんぞ簡単に揺らいでしまう今日この頃いかがお過ごしですか、私は元気です。

 

僕は以前はよくノースウエスト航空バンコクに行っていた。

ノースウエスト航空とは現在のデルタ航空だが、ここのマイルは期限が無く、現在では全くデルタ航空を利用する事が無くなってマイルだけが中途半端に余っていたのだ。

 

余っていたマイルは7600ほど。

韓国に必要なマイルは片道7500である。しかも韓国以外にこのマイルで行ける外国は無い。

なので丁度その分残っていたマイルを使い、そんなに行きたいわけではない韓国に行く事にしたのである。

しかしおそらく税金や手数料的なもので4300円も取られてしまい、帰りはチェジュ航空で139000ウォン(当時14843円)と、結局2万円近くが航空券代として掛かってしまい、果たして韓国行きの選択が良かったのかどうなのかモヤモヤしたのが本当のところであった。

バカラしに行くならマニラだって2万円台で行く事は出来るので)

 

しかし結果的にこの韓国行きは大正解であった!!(後述します笑)

 

マイルで取った飛行機は大韓航空であった。

久し振りのフラッグキャリア(その国を代表する航空会社)である。

当然ながらLCCと違って食事が出る。

食事が出る飛行機なんて実に久々だ。

最近はLCC以外は乗った事が無く、飛行機で食事や酒が出るのをとても楽しみにしてしまっていた(笑)

出てきたのはビビンバだった。

久々の機内食 午前中からビビンバとビール

僕は韓国料理で特別「美味い!」と思った事はあまりないが石焼ビビンバはわりと好きである。(あとサムゲタンもまずまずだった)

ところで石焼ビビンバは大阪が発祥との事(ビックリ豆知識)

また韓国人が石焼ビビンバは韓国発祥ニダとか言っちゃうのかな・・・まあいいけど

 

韓国行きの飛行機で食事が出るといつもチューブのコチュジャンが付いて来る。

普段コチュジャンを使う事はないし好きでもないのだが、ビビンバに入れると美味い、というか入れないと味がしない。そしてこれをパンに塗るとチープな明太子パンみたいになって結構イケるのだ。試してみて下さい(笑)

 

ソウルまでの飛行時間(実際に離陸から着陸まで)は2時間2分だった。

 

いやー近いわ。

先月タイに行ってきたばかりなので尚更そう感じた。

あっという間である。

僕はさっきも述べた様に島根県は松江の出身なので飛行機で帰省するが、あんまり変わらんぞ、こりゃ。

実に身体が楽である。

タイなんかだと到着前には結構な疲労感を感じてしまうが、ソウルだと着いた途端に全然まだ余裕で動ける感じである。

 

ソウルに着いてまずしないといけない事はT-MONEYを買ってチャージする事である。T-MONEYとはスイカみたいなものでコンビニなどで購入出来る。

これひとつで交通機関はほぼ切符を買わなくて済む。しかしこれ、カード代として500円位とられる。

実は以前も購入したのだがもう韓国に来ることもあるまい、と残っていたチャージ分を返金してもらおうとカードごと返してしまい、また購入する羽目になった。

 

そしてARexという鉄道で空港からソウル駅まで向かった。

 

 

(まだあれ、やっているかな・・・)

 

 

・・・やっていた・・・

 

しっかりやっていた・・・

 

仁川空港からソウルに向かう列車には電車内のテレビモニターに「竹島は韓国の領土ニダ!」というプロパガンダが流されているのだ!

わざわざ英字幕まで付けて流す徹底ぶり

よっぽど竹島所有に自信が無い裏返しでは

(日本は竹島が日本領でないという)「真実を知っている」だと

 

ほんっと失礼である。

普通するか?こんなこと。

日本の観光客の多くがまず最初に乗る列車である。

内心ではそう思っていても普通やらないだろう。

お客様だぞ?

しかしこれが韓国人である。

こういう嫌がらせを平気でやる事が出来る。

ウソでも何でもなく日本人には何してもいいと思っている節がある。

 

今の日本の若いのがKPOPアイドルだのなんだのマスコミに踊らされて韓国に行ったら、不愛想で失礼な韓国人の比率の多さにショックを受けたらいいのだ。つか、それすらもあんまり気付かないほど夢中になっているか?

僕の感覚では3割くらいの韓国人が不躾で無礼である様に思う。

接客業の人間なんか日本的なおもてなしの精神なんぞほぼ存在しない。

ただ事務的にやるだけだ。

まあそれだけならまだよいが露骨に面倒臭そうな態度をとったりする奴もいる。

コンビニのバイトは座ってスマホをいじっている奴も多い。

一度驚いたのは釜山のカジノで女のディーラーが目の前で大あくびした事だ。

何も隠す事もない。臆する事もない。恥じらう事もなく堂々と目の前で「あ~かったり~」って感じで(もうその声も聞こえそうだった)大あくびしたのだ。

日本人だったらあり得ないだろう。

 

韓国人というのは本質的にそんな気質がある様に思う。

やはり中国と陸続きで、何度も占領されて血が混じり、中国人ほど民度は低くないが日本人と中国人との間くらいの民度ではないかと思う。

今回も街中で血管がブチ切れそうな形相で相手を怒鳴り散らしている人を2回見た。

どうも韓国人というのは頭に血がのぼると見境が付かなくなる傾向がある。

日本であればまず見る事の出来ない光景だが、かの国では珍しい事ではなく過去にも何度も見た事がある。

 

何だか愚痴ばかりになってしまったが、そんなこんなで旅はスタートしたのであった。