オオイチモンジを堪能して時計を見るとまだ9時を回ったばかり。このままオオイチと遊び続けても良いのだが、せっかくだからタカネキマダラセセリを探しに行ってみることにした。
上高地のタカネキマダラセセリの生息地はピンポイントで知っているわけではないが、昨年常念で撮影しているのでいそうな環境の推測はつく。まだ発生していない可能性もあるが、禁煙によって心肺機能が改善したかどうか確かめる意味でも登ってみる価値はあるだろうと思ったのだ。
タカネキマダラセセリのポイントへ向けて沢を登り始める。登ってみると思った以上に快調で、多分に心理的なものだろうが禁煙効果を思いっきり実感。
そのうちに前にクモマベニヒカゲを撮影したポイントへ到着。頭の中ではここが、一番の有望ポイントのはずだ。そこで慎重に周囲を探すが見当たらない。やっぱりフライングか~と思っていると視界のはじっこを素早い影がよぎって葉の上に静止した。
慎重にカメラをケースから取り出し近付くと、タカネキマダラセセリだった。

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
少し日が翳っているせいか、あまり敏感ではなさそうなので、次は慎重に回り込んで、今年課題のベタ開翅を。

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
まだじっとしてくれているので、次は広角で撮影。

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 RICHO Caplio GX8

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
この蝶は高山の稜線と一緒に写すのが一番雰囲気が出るような気がする。
結局、この日はこの1個体しか見られず、雲も多くなってきたので下山することにした。オオイチのポイントからの移動時間は2時間半、撮影時間は数分。我ながら馬鹿じゃなかろうかと思いもするが、でも楽しいのだから仕方が無い。
いよいよ関東甲信も梅雨明けらしい。足慣らしもしたことだし、今年もまたハイマツ仙人に会いにいこうか。