ChatGPTのチャッピー呼びは距離が近すぎ? 機械と人の境界線を考えてみた

SNSで「ChatGPTのことをチャッピーと呼ぶ人とは仲良くなれない」という趣旨のコメントを見かけて、少し身構えた。 いちいち「チャットジーピーティ」と口に出すのも面倒で、普段の会話のなかで略称として気軽に使っていたからだ。 ただ、このコメントの趣旨…

モーニングページで「脳の排水」をする方法|考えないための書き方

モーニングページの生みの親であるジュリア・キャメロンは、この習慣を「脳の排水」とも呼んでいる。 溜まったガラクタを吐きだして、頭の中を掃除する、そんなイメージだ。 頭の中をすっきり空っぽにすることが目的、とはよく言われるけれど、やり方によっ…

“ワクワク”は魔性の恋人

長い目で見れば、“ワクワク”は人生のコンパスになると思う。 自分の好奇心が向くほうに舵をきっていくほうが、楽しみは多いはず。 けれど、1日単位での付き合いなら、行動の指針にするには誤差が大きいよなと思う今日この頃だ。 どう過ごしても、感情は浮き…

ベストセラーのDNA│売れる小説は予測できるのか?

ベストセラーと呼ばれる、驚くほど売れる本がある。尋常ではない売れ方は、市場の例外で、嬉しい外れ値なんだろうか? 「ベストセラーは予測できるのか」をテーマにした『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』。コンピュータ…

モーニングページ今朝の気づき│「今、ここ」に戻る練習

ふとモーニングページも、マインドフルネスなのかも知れないと、今朝思った。 「今、ここ」に戻ってくる練習。モーニングページの生みの親であるジュリア・キャメロンがいう“脳の排水”も、つまり頭を空っぽにすることだし、脈絡なく浮かんでくることを拾って…

“食べること”の原点回帰。情報にあふれた時代に、あえてシンプルに戻ること

人間は食べたもので、できている。 普段の自炊の参考にしようと思って、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を読んだ。 著者は医療政策学者で、医師。この本では、健康になろうという観点において、現時点で「最も正解に近い」と考えられる食…

「できない」は「やりたくない」かもしれない│禅的視点に学ぶ“まず動く習慣”

「行動することが何より大切」というのは分かっていても、考えたり計画を立てたりするときの興奮に満足して終わってしまう。 小さな一歩でいいから行動に踏み出すヒントが欲しくて手に取った1冊が、枡野俊明の『考える前に動く習慣』。 禅的視点から、いい習…

「30日」で脳が変われるなら、残り少ない2025年内に私も良くなれるのか?

あっという間に年末が近づいている。 普段なら「30日で変わる!」といった書籍タイトルに胡散臭さを感じてしまうのだけど、もし残りわずかな2025年のうちに何かが変われるとしたら? 名もなき焦燥感に背中をおされて、えいままよ! と『30日で人生がうまくい…

GLOW付録のミュシャ手帳2026年版レビュー|4年連続購入の魅力と今年の気になる点

毎年恒例の女性ファッション誌『GLOW(グロー)』のスケジュール手帳付録。 「今年はもういいかな……」と思っていたのに、解禁されたデザインを見て、結局また物欲が爆発してしまった。 GLOW(グロー)2025年12月号 宝島社 Amazon 百合の花と爽やかなミントグ…

片付け本はエナジードリンク│片付け苦手っていうの、もうやめない?

子どもの頃から、片付けが苦手だ。 大人になって、たくさんの片付け本を読んでみた。知識はたくさん増えたと思う。けど相変わらず片付けは苦手だし、それが住環境にも出ている。 3ヶ月ほど前の引っ越しを機に、リビングだけはなかなか素敵な感じを維持できて…

書くための読書は、読む楽しみと矛盾しない――読み方が深まる『創作者のための読書術』

読書家のすべてが作家になるわけではない。けれど、書き手になりたいなら、たくさん読むことは必要条件だと思っている。 はたして「書くための読み方」なんて、あるんだろうか。創作に役立つ読書術なんて、本当に存在するの? そんな疑問と興味から、『創作…

「家族から逃げたい」「こんな娘でごめん」苦しさから抜け出す禅思考『罪悪感の手放し方』

「家族から逃げ出したい……と、思ってしまう娘でごめん」 そんな罪悪感にとらわれて、心が麻痺したように不自由で、不快な気分が続いていた。 そう思ってしまうくらいには、自分も散々家族から傷つけられてきたはずなのに、なぜか「相手を傷つけてしまった」…

懐かしさの裏の顔──ノスタルジアはなぜ危険なのか?

無害で、心地よさすら感じていたノスタルジーという感情。 しかし、『ノスタルジアは世界を滅ぼすのか:ある危険な感情の歴史』(アグネス・アーノルド=フォースター著、 月谷真紀訳)の赤黒いカバーには禍々しい気配が漂い、「危険」という言葉に目が引き…

人生に効く読書は「読む準備」が7割|DaiGo式知識を操る超読書術

実用書を読むのは好きだけど、「読んで終わり」になっていることが多い。 たくさん読んでいるはずなのに、知識が自分の中に積み重なっていく感覚がまるでなかった。次々に読んでは忘れるの繰り返し……。 「読んで満足」「しばらくしたら忘れてしまう」という…

「休むことより優先される用事はない」胸のざわめきが和らいだ1冊【HSP・自律神経ケア】

ストレスによる動悸に悩まされて、自律神経に関する本をまとめて何冊も読んでみた。 けれど、そこに書かれている「朝日を浴びよう」「深呼吸しよう」といった生活習慣のアドバイスは、どれも小手先に感じられてピンとこない…。 なんなら私はもともと早起きで…

シドニーの文房具店Kikki.Kでお買い物|愛用品になったペンとノートバンド

2025年夏のシドニー旅行。念願だったオーストラリア・メルボルン発のステーショナリーブランドKikki.K(キッキ)で買い物をしてきた。 店内で出迎えてくれるのは、北欧風の色とりどりの文房具たち。見ているだけでハッピーな気分になる。 なぜオーストラリア…

私を縛っていたのは“家族”ではなく“怒り”だった。感情の牢獄から抜け出す方法

執着の問題は、対象そのものではなく、その人自身の「感情」にある。 だから、執着している人やものが物理的に消えても根本的な解決にはならない。次なる対象を見つけて、同じ苦しみを繰り返すだけなのだ。 少し前に読んだ『「もう傷つきたくない」あなたが…

いつから片付けを「捨てること」だと思い込んでいた?

散らかった部屋のなかで、人は集中できない。 だから片付けとは、大切なことに使える時間やお金、集中力を最大化にすることーーつまり“自分の人生を操る”ためのメソッドなのだ。 本書は、部屋がきれいになることをゴールにした本ではありません。片づけるこ…

自分は本(モノ)より価値がある、という考え方

最近、自分の本棚にモヤモヤすることがある。 スペースに限りがあるし、引っ越しを機にかなり厳選したほうだと思っていたけれど、本当に全部、必要なものだろうか。 きっかけのひとつは、引越し。 本が段ボールに入っているうちは、久しぶりにあれを読みたい…

Sキング「書くことについて」も対象!2025年8月気になるKindle Unlimited本9冊

8月突入。今朝、Amazonのほしいものリストを眺めてみたらKindle Unlimitedの対象になっている電子書籍がかなりあった。 自分への覚え書きも兼ねて、趣味丸出しの対象本リスト公開。 Kindle Unlimited 見てみる 新装版 虚無への供物(上・下)(講談社文庫)…

諦め合うという家族のかたち

普段、距離を置いている実家のトラブルに巻き込まれて、思ったよりもずっとずっと疲弊してしまった。 物理的にも離れていて通話や文面でのやり取りだけなのに、スマートフォンに新しい通知が届いてはいないかと胸がドキドキとして連日眠りが浅い。 一度出奔…

夢リスト100個思いつかない理由

書く習慣や手帳術に、ウィッシュリストなるものがある。やりたいこと、叶えたい夢を100個書いたリストだ。 近所の気になっているカフェに行くといったささやかなものから、何歳までにFIRE達成という人生にかかわるものまで、自分の本当の願いを言語化するや…

ケッチャムのグロ小説を読んで乗り越えた六月のこと

すっかりご無沙汰。5月末、急転直下で引っ越し先が決まり、6月下旬の入居に向けてベソをかきながら大量の荷物と向き合った。 BOOK・OFFの宅配買取や粗大ごみを申し込んで大量に手放したつもりが、段ボールに詰めるのを躊躇するものであふれていてかなり気分…

「スマホに手が伸びるとき」ちょっとだけ冷静に観察してみた

『スマホ断ち』を読んで、自分がスマホを触りたくてうずうずするタイミングを観察してみた。 まず誘惑を感じたのは、その日の仕事が落ち着いて消化試合モードに入ったとき。 もう頭はヘトヘトで、集中力なんて残っていない、何もやる気が起きない、というと…

スマホに振り回されず生きてみる『スマホ断ち』

カル・ニューポートの『デジタル・ミニマリスト』やアンデシュ・ハンセンの『スマホ脳』など、いじりすぎてしまうスマホに対処するための本はたくさん読んできた。 そのなかで1冊だけお勧めするとしたら、断然コレ。 キャサリン・プライスの『スマホ断ち 30…

「過去のモーニングページを捨てる」と決めた理由。もったいないを手放したら開放的だった!

今週のお題「最近捨てたもの」 捨てると決めたら、はやかった。クローゼットのなかで雪崩を起こしていたモーニングページ含むノート類を資源ごみに出した。 個人情報、という部分でちょっと悩んだけれど、そもそも抜き取られてまずい内容は書いていないはず…

親ガチャという未熟さも、カルト集団の歪さも、“神話”で腑に落ちた『千の顔をもつ英雄』感想

物語を作りたいクリエイター必携の1冊として手に取ったジョーゼフ・キャンベルの『千の顔をもつ英雄』。とりあえず、ものすごく難しかった! そもそも著者は神話学者で、バリエーションはあれど根源的なパターンはひとつしかない神話(という物語)の構造に…

よく分からない自分を探すより、「知りたい」世界に目を向けてみる

今年のゴールデンウィークは何もないな〜と思っていたけど、終わってみると三島由紀夫の『金閣寺』を読んだ余韻が深い。 個人的な印象としては、金閣を燃やさねばならぬ「私」の青春小説だった。 鶴川や柏木といった同世代の“友人”から、少なからず影響を受…

「おいしいものを作ろう」という視点

巷にあふれる短い料理動画が実験のようだ、というエッセイを読んだ。*1 意外な組み合わせや、えっこれだけで? というシンプルな調理方法に、おいしそうよりまず「試してみたい」という気になるからだ。 たしかに、“煮込み風”よりも、時間をたっぷりかけて実…

「ずっと書いてみたかった」私のことを書くブログ

日記の延長として開設して、300記事が見えてきた本ブログ(夜明けのマックで号泣した日もあった)について、ChatGPTと考えてみた。 人気記事のタイトルやプロフィール文などの情報を渡して尋ねてみると、「読書、創作、モーニングページ、ChatGPTなどのテー…