天星人語

無職71歳です。ふしだらな生活を送っています。65歳と2か月で脳梗塞を発症、5か月間の入院を経て、6か月後に復職しました。 4年後、通院と服用は終了しました。

2025-01-01から1年間の記事一覧

「歩」ー揺らぎの中を歩いた365日

今年は、揺れの中で意味を編み直しながら歩んだ一年だった。 私はその揺れの中で、意味を「編み直す」ことに力を注いだ。壊れたまま放置していた価値観や、曖昧になっていた関係性を拾い上げ、もう一度、自分の手で組み替えていく作業だった。日々の記録を書…

- 積極財政は本当に危険なのか──支持者・反対派・市場の視点から読み解く日本の現在地

高市政権の積極財政は、支持者には「生活改善の希望」として受け止められ、反対派には「財政リスク」と映る。市場の警戒、銀行の評価損、日本の増税余地など、複数の視点を整理しながら、積極財政のメリットとリスクを立体的に読み解く。

年の瀬の冷たい朝に:今年最後の「来週と今週」

年末の冷たい朝、日常の出来事と来週への思いを綴った「来週と今週」。お雑煮作りへの意欲、映画や歯医者、年越し準備の気配など、静かな年の瀬の記録。

危機の時代に哲学が求められる理由――マルクス・ガブリエル「意味の再構築」を手がかりに

パンデミック、戦争、AI、分断。危機が続く時代に、なぜ世界中で哲学への関心が高まっているのか。マルクス・ガブリエルの「意味の再構築」という概念を手がかりに、危機が私たちの価値観や世界理解をどのように揺さぶり、哲学がどのように新しい“世界の読み…

準備のいらない聖夜と、いつもの朝の習慣

クリスマスの余韻がまだ少し残る早朝、4時過ぎに目が覚めました。 昨夜は映画を観て遅くなり、今朝は洗濯機の音と始発電車の響きが静かに一日を始めてくれました。 準備のいらない聖夜の食卓、奥様の満足そうな表情、そして今年最後の筋トレへ向かう朝。 そ…

読む・歩く・考える一年へ──本当のことを知るために生きる

読書と散歩を通して「本当のことを知る」ために世界を観察し続ける一年。 哲学史ではなく、現実と宇宙のすべてを根本から考える“私の哲学”を軸に、歴史と大局を見据えながら世界を解釈し続ける決意を綴った新年の言葉。

「OTC類似薬」問題──二重基準が生んだねじれと、負担増への懸念

OTC類似薬とは何か。日本特有の二重基準が生んだ制度のねじれ、医療費圧迫の背景、政治的合意、そして患者負担への影響を整理します。乾燥・敏感肌で保湿剤を使う私自身の経験も交えながら考察します。

脳という“内なる宇宙”を旅する──『あなたの知らない脳』が示す意識と無意識の真実

私たちが「自分」だと思っている意識は、脳の活動のごく一部にすぎない──。 デイヴィッド・イーグルマン『あなたの知らない脳』は、無意識の広大さと、脳という奇妙で壮大な器官の本質を鮮やかに描き出す。本稿では、脳科学が問い直す「自由意志」「責任」「…

- 金利上昇時代の日本財政:積極財政はどこまで許されるのか

日本の財政では、社会保障費や国債費の増加によって歳出が高止まりする一方、税収は景気変動の影響を受けやすく、歳出の伸びを十分に補えていない。結果として、歳出と歳入の乖離は年々拡大し、財政の持続可能性は低下している。こうした構造的なギャップが…

- 初めてのクリスマスメニュー注文と、年末に思うこと

来週はいよいよクリスマス。 今年は初めてクリスマスメニューを注文しました。年齢を重ねたこともあり、あれこれ準備するよりもセットを買う方が良いと判断したのですが、今では奥様も「これで良かった」と感じているようです。 年末の天気や体調の揺らぎ、…

年収の壁の正体は税ではない──日本を縛る制度と“隠れ壁”の二重構造

日本の“年収の壁”は単なる税の問題ではありません。 税(表層)・制度(中層)・文化(深層)が重なる“レイヤード構造”として捉える必要があります。 この多層構造を解きほぐす視点を書きました。

脳障害から見える“疲れる・眠い”のメカニズム

「脳が疲れる」とは単なる気分ではなく、情報処理の過負荷や神経回路の再編成が起きている状態。リハビリで体験した“脳の疲労”と、回復に不可欠な睡眠・環境・尊厳についてまとめました。

世界は存在しない?――カント認識論とガブリエルの新しい実在論

マルクス・ガブリエルの『なぜ世界は存在しないのか』は、従来の哲学的立場を批判しつつ「新しい実在論」を提示した挑戦的な書である。本論説では、カントの認識論との接点を整理しながら、現代社会における情報環境の歪みを理解するための哲学的視座を探る。

SNS時代に潜むプロパガンダの怖さ

プロパガンダは戦争や独裁政権だけのものではない。SNSのアルゴリズムや炎上文化、フェイクニュースの拡散は、日常の中で「非人間化」を再生産し、社会の分断や民主主義の劣化をもたらす。大虐殺を防ぐためだけでなく、日常の人間性を守るためにも、プロパガ…

冬の健康注意と日常の記録:脳梗塞体験・流星群観測・皮膚科受診

冬は脳や心臓の疾患が起こりやすい季節。脳梗塞の初期症状や救急搬送の体験を振り返りつつ、日銀政策決定会合や天気予報、ふたご座流星群観測、皮膚科受診の記録をまとめました。日常の小さな出来事から健康への気づきまで、備忘録として綴ります。

カント『プロレゴメナ』──情報社会を生き抜くための哲学的地図

『プロレゴメナ』は単なる入門書ではない。私たちの「知る」ことの限界を示し、情報社会の迷路を進むための哲学的な道しるべとなる。

アサド政権崩壊とプーチン独裁体制の比較分析:経済的要因と政治的結束の視点から

2024年に崩壊したシリアのアサド政権と、依然として強固なロシアのプーチン政権を比較し、経済的要因と社会的・政治的結束の違いが独裁体制の持続に与える影響を考察します。

北海道沖・千島海溝で巨大地震の可能性 ひずみ蓄積がM9級に達する恐れ

北海道沖の千島海溝では、プレート境界に強固な固着域が存在し、ひずみが蓄積しています。東北大学などの研究によれば、この蓄積はマグニチュード9クラスの巨大地震を引き起こしうる可能性があり、昨夜の大地震を受けて改めて防災意識の強化が求められていま…

市場の信認とは何か――日本財政と国債のリアル

「市場の信認」とは、投資家や金融機関が政府の財政運営や通貨の価値を信頼している状態を指します。国債の安定消化や金利、通貨価値に直結する重要な概念です。日本は自国通貨建て債務ゆえに破綻しにくい構造を持つものの、信認が揺らげば金利上昇や金融機…

羽田空港の思い出と冬の暮らし ― 来週の予定と季節の変化

昨年の羽田空港日帰り旅の思い出から、スマホ依存への警告、そして冬の暮らしの工夫まで。寒さと乾燥に向き合いながら、来週も安全に過ごすための記録です。

人間の意識と脳の多様性――平等という幻想を超えて

人間の意識は脳という神秘的な器官から生じるが、その構造や能力は均質ではない。差異こそが進化と創造の原動力であり、法の下の平等と脳の現実的な不平等をどう捉えるかが、人間理解の核心となる。

脳梗塞からのリハビリ体験記 ― 脳の可塑性が教えてくれたこと

脳梗塞を経験し、リハビリを続ける中で実感した「脳の可塑性」。失われた機能を補うだけでなく、新しい脳の使い方を獲得する過程は、回復と成長の物語でもあります。本記事では、体験を通じて感じた脳の可塑性とリハビリの関係を綴ります。

大虐殺はなぜ起こるのか ― 脳科学と社会心理からの考察

非人間化・権威への服従・同調圧力など、大虐殺を生む心理と脳科学的要因を整理しました。歴史事例とともに考察します。

マイナ保険証は本当に必要か?費用対効果なき制度導入への疑問

政府が進めるマイナ保険証は「医療DXの基盤」として期待される一方、導入コストの大きさや利用率の低迷、効果の限定性から国民の不信感が根強い。実際の医療現場での体験や統計を踏まえ、費用対効果の不透明さと制度の課題を考える。

来週の予定と今週の振り返り――映画館、誕生日祝い、そして補正予算

来週の予定や今週の出来事を記録。映画館や宿での誕生日祝い、そして高市内閣の補正予算について綴りました。

日本経済を縛る“見えない壁”:人手不足の本当の原因とは

日本の人手不足はなぜ解消しないのか|労働時間の減少と“隠れた壁”の構造問題を解説

奥様の誕生日を祝う小さな旅 ― 会席料理と幻想的な温泉、そして素敵なカフェとの出会い

奥様の誕生日祝いを目的に出かけた小さな旅。料理長の技が光る会席料理、太平洋と湯面が溶け合う幻想的な露天風呂、そして素敵なカフェとの出会い――人生の節目を豊かに彩る体験を綴ります。

高市政権支持率69%と民主主義の危うさ――ニーチェの視点から考える人間の未完成性

高市早苗内閣の支持率は69%と高水準を維持している。だがこの現実は、民主主義の本質と人間の在り方を映し出しているのではないか。ニーチェが語った「人間はまだ確定されていない動物」という言葉を手がかりに、民主主義の堕落と人間の未完成性をめぐる問…

来週と今週:小さな旅と大きな議論

イルミネーションが街を彩り始める季節。来週は小さな旅と奥様の誕生日を迎えます。一方で政治の舞台では、高市首相の初の党首討論が予定され、台湾有事発言の修正が焦点に。日中共同声明に立ち返ることが、安心と安定につながるのではないでしょうか。日常…

21兆円補正予算と積極財政――市場の信認は維持できるか

高市政権が打ち出した総額21兆3000億円の経済対策は、家計支援を前面に掲げる一方、赤字国債依存による財政悪化懸念を市場に広げている。生活支援の必要性と中長期的な財政負担の整合性をどう確保するのか、冷静な検討が求められる局面だ。