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宮城県栗原市にある曹洞禅系のお寺の関係者です。このブログの内容は個人的な研究結果などをアップしています。ご批判・ご意見並びに、記事の削除依頼は[email protected]にお願いします。

マルティン・ルター『九十五箇条の提題』を学ぶ・52

ドイツ宗教改革の発端にもなったとされるマルティン・ルターの『九十五箇条の提題』の日本語訳を学んでいく連載記事である。連載52回目である。なお、英訳された『九十五箇条の提題』を、当方で日本語訳して掲載することとした。

2〔52〕 たとえ『贖宥状』の売店が、または教皇自身がそれに魂を賭けていたとしても、『贖宥状』による救いの保証は無駄である。
    訳は当方


つまり、『贖宥状』では救いの保証が無いことを主張した文脈である。結局この問題は、罪と罰の問題で、特に罰を他者が代行出来るかどうかに係っている。その原理的な問題は、また別個、ルターの他の著作なども学んで検討すべきなのだろう。

【参考文献】
マルティン・ルター著/深井智朗氏訳『宗教改革三大文書 付「九五箇条の提題」』講談社学術文庫・2017年
・L.チヴィスカ氏編『カトリック教会法典 羅和対訳』有斐閣・1962年
・菅原裕二氏著『教会法で知るカトリック・ライフ Q&A40』ドン・ボスコ新書・2014年
ルイージ・サバレーゼ氏著/田中昇氏訳『解説・教会法―信仰を豊かに生きるために』フリープレス・2018年
・田中昇氏訳編『教会法から見直すカトリック生活』教友社・2019年

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