Flutter Androidで発生する「3年越しの既知のクラッシュ」にどう立ち向かったか

こんにちは。App SDK Unitでエンジニアをやっている大島です。Reproでは多くのプラットフォームに対応したSDKを提供しており、それらの開発・保守を担当しています。 今回は、プラットフォームの1つであるFlutterにて発生したクラッシュと、その原因にたどり…

PoC文化を根づかせるには何が必要か? — 小さく作り、大きく売るSaaS組織のリアル

「PoCをやりましょう」 SaaS業界ではよく聞く言葉です。 しかし、PoCが売上や事業成果につながっている組織はどれくらいあるでしょうか。 PoCが“うまくいっていない”組織の共通点 多くの現場で、こんな状況が起きています。 ・PoCは実施したが、検証で終わり…

機能開発チームによる自律的な SLO 運用と、SLO を考慮した新機能開発プロセスの整備

Development Division / Platform Team の伊豆です。 Repro では数年前から組織横断した SLO 運用の取り組みを進めています。 Repro における組織横断した SLO 運用のはじまり Repro における SLO の利用拡大 〜0→1のその後〜 これらの記事で紹介した通り、S…

Repro における SLO の利用拡大 〜0→1のその後〜

Development Division / Platform Team の村上です。 Repro では数年前から組織横断の SLO 運用を始めています。 SLO 運用をはじめた話については、前回の記事「Repro における組織横断な SLO のはじまり」で紹介しました。 今回はその続編で、SLO 運用にお…

Repro における組織横断した SLO 運用のはじまり

Development Division / Platform Team の村上です。 Repro では、数年前から組織横断した SLO を運用する取り組みを進めてきました。 ここでいう「組織横断」とは、特定のチームや自部署内に閉じて運用するのではなく、部署を跨いだ共通の信頼性指標として …

ReproでのApache Icebergの技術検証結果

Reproでチーフアーキテクトとして仕事をしている橋立(joker1007)です。 今回、本番環境への導入を視野に入れてApache Icebergを実際に業務データで検証しました。 この記事ではその検証内容と結果について共有したいと思います。 Icebergについて IcebergはO…

戦略的リスクを取るためのロードマップ策定術【AWS Roadmap Acceleration Program に参加しました: 後編】

Repro Boosterのプロダクトマネージャー、Edward Foxです。 以前の記事(Repro Booster が AWS Roadmap Acceleration (RAP) プログラムに参加しました)でもご紹介した通り、BoosterチームとしてAWSのRoadmap Acceleration (RAP) というプログラムに参加する…

Railsアプリケーションで利用しているコンテナベースイメージのOSをアップデートした際に発生した問題とその対処

はじめに こんにちは。Repro Teamでエンジニアをしている矢作です。 Reproには入社して約2ヶ月程になります。 Repro というシステムのうち、マーケターの方々が利用する管理画面は Ruby on Rails で構築されており、現在は ECS (Amazon Elastic Container Se…

React Native New Architectureをサポートしました

こんにちは。App SDK Unitでエンジニアをやっている大島です。Reproでは多くのプラットフォームに対応したSDKを提供しており、それらの開発・保守を担当しています。 さて、プラットフォームの1つであるReact Nativeですが、v0.74からNew Architectureがデフ…

リスクと踊るためのアジャイル開発

こんにちは、Repro Boosterの開発責任者・プロダクトマネージャーの Edward Fox です。全国的に長く続いた酷暑も少し落ち着きを見せ始め、朝晩は涼しく感じるようになってきましたね。 はじめに 2021年からプロトタイプ開発を始めたRepro Boosterですが、202…

Kafka のパーティションとの付き合い方

Platform Team/Core Unit の村上です。 Repro は分散メッセージングシステムである Kafka を用いたイベント駆動アーキテクチャで構築されています。 私が所属している Core Unit は、Repro のコアとなる基盤を支えているチームであり、Kafka のストリームア…

Reproで実感したスケーラブルな世界の入口

こんにちは。新規事業部門でエンジニアをやっている重本です。2025年5月にReproへ入社し、この記事を書いている今でちょうど3ヶ月が経ちました。 わずか3ヶ月ながらも、プロダクトの一部を担う責任や、技術的に解くべき課題の難しさ、そしてそれらを支える人…

AWS Roadmap Acceleration Program に参加しました【前編】

Repro Boosterのプロダクトマネージャー、Edward Foxです。好きなAWSサービスはAWS Ground Stationです。AWS Ground Stationを知った際に、軽い気持ちで衛星基地局のデータを受信するNode.jsのプログラムを書いて動かしてみたところ、瞬く間に3万円ほど消費…

Amazon BedrockでesaからKnowledge Baseを構築し、Slackから問い合わせるようにしてみたらどうだった?

社内ドキュメントの内容をAIに食べさせたいじゃないですか こんにちは。Feature2 Unitのうなすけです。一番よく使っているAIサービスはClaudeです。 Reproでは社内ドキュメントにesaを使用しています。他にも、Kibela、DocBase、Notion、Confluenceなど、様…

退屈なことは Devin にやらせよう: Booster開発チームでのリアルなAI活用事例

やや煽り気味のタイトルで失礼しました、Repro Booster のプロダクトマネージャーの Edward Fox です。暑いですね。 Repro Booster開発チームでは、昨今の盛り上がりに漏れることなく、生成AIやコーディングエージェントを積極的に開発に取り入れています。…

2025/06 Booster開発合宿レポート

こんにちは、Repro Booster のプロダクトマネージャーの Edward Fox です。Booster開発チームでは定期的に開発合宿を行っています。この記事では、6月下旬に実施した開発合宿についてのレポートをお届けします。 概要 今回の開発合宿は神奈川県横須賀市にあ…

Repro Tech Meetup #10: パフォーマンスを改善する技術 を開催しました

こんにちは、Repro Booster のプロダクトマネージャーの Edward Fox です。5月15日に開催された Repro Tech Meetup #10: パフォーマンスを改善する技術のイベントレポートをお届けします。 前置き: イベントの形式について これまでの Repro Tech Meetup で…

【LAPRAS Engineer Talk #Special】 に出演させていただきました

こんにちは、Repro Booster のプロダクトマネージャーの Edward Fox です。 先日LAPRASさんの主催する【LAPRAS Engineer Talk】に出演させていただき、その動画が公開されたのでお知らせです。 LAPRAS CTOの興梠さんからのキラーパスがテンポよく繋がり話が…

パフォーマンスを改善する技術

はじめに こんにちは。Repro Booster プロダクトマネージャーの Edward Fox です。普段はRepro Boosterの製品戦略立案やロードマップの策定を担当していますが、プロダクトの提供とは別にお客様サイトの根本課題を一緒に解決する取り組みも行っています。本…

View Transition APIについて調べてみた

Repro Boosterの開発を担当しているRyoma Shindo です。 今回はView Transition APIについて、基本的な使い方やCore Web Vitalsへの影響の有無など調査したのでご紹介します。 View Transition API とは View Transition APIは、ページ遷移する際のアニメー…

新入社員のDevinと過ごす日々

皆様こんにちは。Boosterの杉浦です。 Repro ではここのところ、各種 AI を活用して生産性を上げられないか、色々模索しているところです。 Devin も複数のチームで実験的に導入をはじめ、現状3か月ほどになりました。 Booster チームでは主に既存レポジトリ…

EmbulkからMySQLに日本語のデータを挿入するときの落とし穴

こんにちは。Feature2 Unitのうなすけです。我々のチームの担当範囲のひとつには「データの入出力」というものがあり、お客様からAPI呼び出しやファイルアップロードなどで受け取ったデータを適切に処理するコンポーネントの運用・開発をしています。 我々の…

Repro における AWS アカウント分離の取り組み

Development Division/Platform Team/Sys-Infra Unit では、よりセキュアな状態を維持できるように様々なことに取り組んでいます。 背景 Repro ではメインとなる AWS アカウントに以下の環境で利用するリソースを全て作成していました。1 production 所謂本…

開発者の作業効率を向上させるためのデプロイプロセス改善

Development Division/Platform Team/Sys-Infra Unit では、開発者がスムーズに開発作業をできるように様々なことに取り組んでいます。 今回はそのうちの1つを紹介します。 背景 Repro の Slack には、開発オペレーション用のチャンネルがあります。このチャ…

103 Early Hints とは何か? ~マイナーだけど革新的なHTTPステータスの世界~

はじめに みなさまこんには。日々 Booster で楽しくコードを書いている杉浦(sugi) です。 Booster プロジェクトではタグを入れるだけでサイトを高速化できる「Repro Booster」という製品を作っていますが、そのためにも日々さまざまな最適化手法を調査・模索…

ServiceWorkerの課題を解決する!? Static Routing APIを使ってみた

はじめに こんにちは、Repro Booster という製品の開発責任者/プロダクトマネジメントを担当しているEdward Fox(@edwardkenfox)です。 今回は、ServiceWorkerに組み込まれた新機能「Static Routing API」を実際に試してみた件について説明します。Repro B…

Reproで技術書の読書会を続けるために行っていること

Repro Team / Feature Unit の下村です。 Reproで行っている技術書の読書会をどのように運営しているのかについて紹介します。 Reproの技術書読書会の現状 現状は2週間に1回のペースで1時間ほど時間をつかって読書会を行っています。参加者はその時々によっ…

Repro Tech Meetup #9 – Webパフォーマンス を開催しました

こんにちは、Repro Booster開発責任者のEdward Fox(edwardkenfox)です。12月13日に開催された Repro Tech Meetup #9 のイベントレポートをお届けします。 今年の3月には「Deep Dive into Browsers」というテーマで開催した Repro Tech Meetup ですが、今回…

AWS Lambda RuntimeをRuby3.3にしたら外部エンコーディングが変化した話

こんにちは。Feature2 Unitのうなすけです。我々のチームの担当範囲のひとつには「データの入出力」というものがあり、お客様からAPI呼び出しやファイルアップロードなどで受け取ったデータを適切に処理するコンポーネントの運用・開発をしています。 AWS La…

Apache HudiのMerge on Readテーブルのパフォーマンス特性とチューニングについて

Reproでチーフアーキテクトをやっているjoker1007です。 前回、Apache Hudiというテーブルフォーマットについて紹介する記事を書きましたが、今回はHudiを実際に本番に近いデータで検証し、パフォーマンス特性とチューニングについていくつか知見を得たので…