KENTEM TechBlog

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LT会駆動勉強/開発 LDS/D(LTKai Driven Study / Develop)のすすめ

この記事は、 KENTEM TechBlog アドベントカレンダー2025 25日目、12月25日の記事です。

初めに

メリークリスマス!
新卒2年目で現在バックエンド担当のK・Mです。いよいよ今年も残すところ、クリスマスと大晦日のみになりましたね。みなさん、この一年はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私はこの一年を振り返ってみて、LT会を活用したインプット/アウトプットを複数こなせた一年だったなと感じています。
今回はその中で、私が勝手に提唱している LT会駆動勉強/開発「LDS/D(LT Driven Study / Develop)」 について、紹介&布教していきたいと思います!

タイトルを見て「LTなんてハードル高いよ!」と感じている方のために私の属性を簡単に話します

  • 新卒2年目・バックエンド担当(そのうち入社2~3か月は新卒研修、約1年程度新製品開発の調査業務にあたっていたので、実際のソフトウェア開発経験は1年無いくらいです。)
  • 今年社外のLT会で登壇した回数は当日飛び入り含めて6回。
  • 飽き性で怠惰。ゆえに勉強が長続きしない。

こんな感じの人間が書いてると思いながら見てください。

LT会駆動勉強/開発 LDS/D

何それ?

LT会駆動勉強/開発、つまり LT Kai Driven Study / Develop です。
要は、

「LT会を起点にして、勉強や開発を進めていこう」

というだけの考え方です。TDD や DDD に便乗して、ノリで Driven を付けています。

実践方法

手ごろなLT会に参加/開催する

まずはconnpassを開きましょう。
近場で開催されているLT会を探して、登壇枠で参加申し込みをします。以上です。

ね?簡単でしょ?

……「参加できそうなLT会がない?」
そんなときは 自分で主催しちゃいましょう。

KENTEMでは、月1回程度のペースで社内の読書LT会をオンライン開催しています。
また、年明けには「年末年始に勉強した/試してみたことLT」の開催も予定しています。

これらは基本的に社内の有志だけでやっていますが、意外と人は集まります。
人が3人いればLTは成立するので、仲のいい同期や同僚を誘って開催すれば、主催のハードルもそこまで高くありません。

……え?
「発表するネタがない」?

大丈夫です。
未来の自分にフルベットしましょう。
これがLDS/Dのキモです。

大事なことなのでもう一度言います。未来の自分にフルベットしましょう。

余談

私が住んでいる福岡では、有志コミュニティによるLT会が頻繁に開催されています。
特に毎月月末にエンジニアカフェで開催されている「AkarengaLT」は、

  • 飛び入りOK
  • ネタなんでもOK

という超自由なLT会です。
福岡在住の方にはぜひおすすめしたいです。

ネタを一生懸命探す

参加申し込みをしたあなた。
もう逃げられません。

運営者に迷惑をかけないためにも、必死でネタを探しましょう。

個人的におすすめなのは、

  • daily.dev でネタ探し
  • テック系専用の X(旧Twitter)アカウントを作ってタイムラインを眺める

あたりです。

また、経験の浅いエンジニアには特におすすめなのが、仕事中に「おまじない的に書いているコード」や「なんとなくやっている作業」を深掘りする方法です。
他にも、仕事中に詰まった/失敗した話 もおすすめです。
自分が詰まったところは、他の誰かも詰まる可能性が高いです。
自分が詰まった話や失敗した話は、むしろ自信を持って発表しましょう。

内容の整理

ネタが決まったら、発表内容に落とし込みます。
……終わりです。

「え、資料どう作ればいいの?」と思った方へ。

LT会のコンセプトにもよりますが、基本はスライド形式で発表することが多い印象です。
私は以下の構成で、まず Markdown に整理してから資料を作ることが多いです。

  1. やろうと思ったきっかけ
  2. やったこと/調べたこと
  3. やった結果
  4. まとめ

LTは5分と短いので、各項目1〜2分を目安にまとめます。
整理できたら、そのMarkdownを元にスライドを作っていきます。

余談

スライドを作る時間がない方は、Slidev を使ってMarkdownをそのままスライド化するのもおすすめです。

発表

あとは、実際に発表するだけです。
ここはもう 勢い です。

不安にならなくて大丈夫。
登壇者は全員緊張していますし、参加者は全員優しいです。

質問や感想、温かいフィードバックを必ずもらえます。

↑こういう雰囲気があるのでエンジニア界隈はいいですよね。学生時代の卒・修論発表会を思い出すと寒暖差で風邪をひきそうになります。

なにがうれしいの?

インプットとアウトプットが強制される

LDS/Dでは、先にLT会へ申し込むことが重要です。
その結果、期日内にインプットとアウトプットを行うことが、ほぼ強制されます。

一人で勉強していると、

  • 忙しいから今日はいいや
  • 明日やろう(そしてやらない)

となりがちですが、LTに申し込んでいる以上やり切らないと主催者に迷惑がかかってしまいます。

この適度なプレッシャーが、
インプットとアウトプットを一気に前に進めてくれます。

定着率の向上

「インプットはもう自律的にできてるよ」という方も多いと思います。
ですが、LT会で 人に伝える前提 で学ぶと、インプットの質が一段上がります。

有名なラーニングピラミッドでも、

他人に教えることは、最も学習定着率が高い

とされています。

私自身もLDS/Dを通して、

  • 内容を噛み砕く
  • 実際に試す
  • 得られた結果や結論に対して、視点を変えて疑問を投げかける
  • 再度検証する

といったプロセスを踏むようになり、
結果として学習内容がかなり整理される感覚があります。

手軽&気楽

LTは 5分 という短い時間で話します。
そのため、凝った資料を作る必要はありません。

個人的には、ブログなどと比べても
最も準備コストが低いアウトプット形式だと思っています。

また、内容に対するプレッシャーも少なめです。
深く調べ切れていなかったり、失敗した話でも、

「うまくいかなかったんですよね笑」 「こういうところ失敗しちゃいました笑」

で割と乗り切れます。

私もとあるLTでDocker MCP Gatewayについて触ってみた感想を発表しようとしましたがうまく行かず、「Docker MCP Gatewayを触りたかった話」というタイトルで失敗談を発表しました。 それでも皆さん真剣に聞いてくださり、温かいフィードバックをいただきました。

リアタイでフィードバックがもらえる

これもめちゃくちゃ嬉しい点です。
ブログ等のアウトプットは、どうしてもフィードバックがもらいにくいという側面があります。

その点、LTでは、

  • 発表後の質問
  • 感想
  • 懇談会での議論

など、リアルタイムで反応が返ってきます。

個人的には、これが最大最強のメリットだと思っています。

共感してもらえたり、新しい知見をもらえたり、称賛をもらえたり。
成功・失敗に関わらず、自分の取り組みをポジティブに評価してもらえる体験は次のインプットへのモチベーションに直結します。

まとめ

今回は、私が勝手に提唱しているLDS/D(LT Driven Study / Develop) について紹介しました。
偉そうに語っていますが、私自身が本格的に取り組み始めたのはここ2〜3か月ほどです。 それでも、短期間でこれだけメリットを実感できているので、かなり良い方法だなと感じています。

ぜひみなさんもLT会駆動勉強/開発を実践してよきエンジニアライフを送ってください!

おわりに

KENTEMでは、様々な拠点でエンジニアを大募集しています! 建設×ITにご興味頂いた方は、是非下記のリンクからご応募ください。 recruit.kentem.jp career.kentem.jp