ロサンゼルスに住む脚本家デヴィッドは、静かな環境を求めて妻エイミーの故郷ミシシッピー州の田舎へとやってきた。
だが、そこは決して彼の望むような・・穏やかな場所ではなかった。
妻のかっての恋人チャーリーを始め、地元の荒くれ男たちの都会からの新参者に向ける不穏な空気は、しだいにデヴィッドたちを追い詰めてゆく・・・。
1971年制作サム・ペキンパー監督によるあの「わらの犬」のリメイク版です。
オリジナル版は、昔むかし・・・(いつどんな状態でみたのかも思い出せないけど)に観たのですが、
気弱な主人公ダスティン・ホフマンが、追い詰められた状況の中で暴力に目覚めてゆく・・・その表情がなんともいえなかったなぁ

2011年制作の本作では、なんとホフマンが演じた主人公を、ジェームズ・マーズデンが演じている

と聞いてレンタルしてみましたヨ。
いやぁ・・・JM(ジェームズ・マーズデン)頑張っていたわ~(まるっきりファン目線

)、
メガネをかけてね、インテリっぽさをアピール、地元の若者たちにカチンときながらも、争いごとを好まない、穏便に済ましてしまおうっていう・・ね。
私からしたら優しいじゃん~♪いいじゃない~♪っていうデヴィッドなんですが・・

都会的なそういうスマートさは、ここでは何の解決にもならないんですよね。
やはりね、ここに来たのが間違いだったんじゃ(そう言ってしまったらお話は終わっちゃうのですが)。
小さな田舎町では誰もが昔から顔見知り、余所からきた新参者は話題の的であり、人々の目を集めてしまうんですね。
バーでカードを使おうとしたり、日曜のミサを途中で抜け出したりしたら・・・あの「都会もんが!」と思われてもしかたないですよね。
郷に入っては郷に従え・・と言葉ではいいながらデヴィッド、決して心からそう思っているわけではないんだなあって。
そもそも・・奥さんのエイミー、彼女は自分の故郷がそういう町で、しかも以前に付き合っていたチャーリーのこともよく知っているわけでしょう。
アカン、あかんよ~~、まずいことになるのは分かり切っていたことだと思うのよ~。
かっての恋人で、まだまだ未練たっぷりの視線を投げかけてくる男の前で・・ああいう恰好はアカンと思うわ

ジョギングももっと着込んでしなきゃ。
ほとんどノーメイク(&ノーブラ)のケイトちゃんは、可愛いくって、挑発するシーンもドキッとしてとっても頑張っているんだけれど・・、ああなってしまったのは自分の責任もあるよねぇ・・・って思っちゃう。
チャーリー役の俳優さんやイッチャッてるアメフトのコーチを演じたジェームズ・ウッズの危なさときたら!
ただ・・ストーリー的にも迎える結末は分かっているわけだし、もうひとつ、何かキャラクターを生かしたオリジナルな味付けが欲しかったかなって思います。
たとえば、脚本家のデヴィッド、歴史ものを手掛けている彼になにか「思想的なもの」を語らせるとか。
妻エイミーもまた故郷に対して何か想いを持っていたとか・・、プラスワンが欲しかったです。
最後のバイオレンスシーンは凄かったです。争いごとを好まない穏やかなはずのデヴィッドの反撃~!!
結構普通に強かったので、逆にチャーリーたちが気の毒に思ってしまったり・・・。
オリジナル版、再見してみようかしら。
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