はじめに
三が日も過ぎましたが、新年一発目ということで…。
今年もよろしくお願いいたします。
今年もぼちぼちと読書感想文を思いのまま連ねていこうかと思っていますが、昨年のラストでも記載しましたように今年はライブの方も…感想載せたいな…!
今のところ2月のAs It Isと4月のMillingtonは決まっています。
あと期待していたパンスプはなさそうなので…サマソニに賭けております 笑
まずは1冊目
それで今回はこちらの読了本です
こちら↓

「ぎんなみ商店街の事件簿-SISTER-」「ぎんなみ商店街の事件簿-BROTHER-」著・井上真偽
こちらずっと読みたくて読みたくて読みたかった本になります。
(ちなみに最近流行りの?透明カバーも買って嬉しかったので載せました 笑)
単行本の時点で2冊読んでひとつの作品と知っていたので読みたかったんですが、如何せん2冊買わないと…と思って文庫待ちしてました 笑
いや、分かってるんですよ…単行本の時点で買った方が作家さんたちには絶対良いんだろうと思ってはいるんですが、本当申し訳ない、カツカツで生きております…!
本も年々値上がりしていますが、今後まだまだ値上がりするんだそうで…それでもコスパの良い趣味ですからね!今年もどんどん読みたいと思います!
あらすじ
SISTER編の三姉妹、BROTHER編の四兄弟がそれぞれの視点でぎんなみ商店街で起こった事件を追いかけます。
ひとつは交通事故であったり、出展予定の作品の破壊事件だったり、要は「商店街」で起こる事件なので日常型ミステリーになります。
視点が違えば同じ事件でも行き着く結末もまたそれぞれ。
三姉妹を通して見た事件と四兄弟を通して見た事件は同じものなのにいろんな角度と視点で捉えることで読者にだけ見えてくる真相もあったりします。
この本の醍醐味は「複数視点で見る複数の結末」だと思います。
どちらから読むか?
この本の解説にも書かれているんですが…。
どっちから読む方がいいの!?ってなりますよね。
私も最初迷いました 笑
結局、私が読んだのはSISTER→BROTHERの順番でした。
でもこれが正解とかはなくて、もちろんBROTHERから読んでも良いですし、なんなら一章ごとに交互に読むのもアリです。
交互に読んだら一つの事件が一気に両視点で読めるので分かりやすいかもしれません。
私はメモしつつ読みました。一冊全部読んでからにすると最初に事件概要とか忘れちゃうんですよね…なので絶対ではないのですが、メモは取りつつ読むと面白いかもしれません。
別にメモしなくても楽しめます 笑
面倒であれば一気にガーっと読んじゃうのもアリだと思います。
登場人物たち
単純に読んでいるとちょっと混乱してくるのが人物相関図。
あくまで商店街のみんなの話なので世界観はそう広くないのですが、結構な人物が出てくるなぁと感じました。
で、商店街の人たちの日常ミステリーなので結構それぞれに繋がりがあったり関係があったりするんですよね。
しかもSISTERの方だけで語られる関係性だったり、BROTHERの中だけで見えてくる人物像だったりもあるのでそこを頭の中で整理するのはちょっと複雑かと思います。
けどね…それが面白いんですよ。
片方読んだだけじゃ見えてこない真実や繋がりがあるってことですよね。
これは主役の姉妹や兄弟たちもそう。
だから「読者のみが知ることのできる真相の全体図」というのが確立されていくわけです。
この2冊を読むことで読み手だけが知ってる真相というやつです。
だけど姉妹や兄弟たちそれぞれにもぞれぞれなりの答えを最後には見つけているので、結局は真相全てが分からなくても誰かにとっての真実が分かればそれで良かったりする。
もう〜こういう話好きだわ!!!
「もしかしたらこういうことかもしれない。その真偽は分からないけど、分からなくても自分にとってこれが真実だからそれでいい」
ってことは往々にしてあると思います。
それがそれぞれの本で成立している。
だけど読者は主人公たちが知ることがなかった真相を片方の視点を読むことで分かっているわけですから、まぁいわば読者は神様視点ってことですね 笑
魅力あるキャラクター
三姉妹は商店街にある焼き鳥屋の娘で、名前もそれぞれ焼き鳥にちなんだ名前です。
四兄弟は長男はイケメンシェフ、次男は高校生で三男は秀才の中学生、そして末っ子の小学生なのですが、肩書き以前に人物像がしっかりしていて読んでいて分かりやすいと私は思いました。キャラクターは割と多いのに一人一人は混乱しないんですよ。
まぁ…関係性はちょっと混乱しますが 笑
なので、キャラクターの魅力の部分でもオススメしたい作品でした。
まとめ
日常型ミステリーということもあって、凄惨な殺人現場とかそういったものは出てきません。
そういうのが苦手な方にもオススメできますし、まぁ…最初の事件は交通事故で死者が出てはしまいますが、あくまでも事故という形になっています。
そして同じ事件なのに姉妹と兄弟では突き詰めていく部分が違う。そこが何より面白い作品でした。
最終的には全体に渡って登場していた人物の真相にも迫っていますし、できれば2冊とも読んで欲しいです。
おそらく今回文庫化したのは続編が出たからだと思います。3作目が今出てますね!
3作目は姉妹と兄弟一緒に事件を解明していくようです…読むのが楽しみです。
次は…
いま読み始めているのは、いよいよ「爆弾」です。
何回か書いてますが、映画化前の単行本の時点で評価が高く、私も読もうと思っていた作品です。
その次は多分「十戒」かな…夕木春央さんの作品ですね。
サクサク読めるように頑張ります…!









































