幸せ読書

読書を通して、小さな幸せ見つけたい。

近況のご報告

皆さま


大変ご無沙汰しております。


私は、11月に人間ドックを受けて、その結果、便潜血が陽性反応でした。


そこで12月入ってすぐに、人間ドックを受けた病院とは別の病院(妻が乳がんの手術をした病院)で、大腸内視鏡検査を受けました。その結果、ポリープが2つ見つかり、1つの小さい方はその検査で取ってもらえました。しかし、大きい方(1〜2センチ)は、普通の内視鏡では、取れないとのことで、入院して、手術をして取ることになりました。手術はESD手術と言う手法で内視鏡に電気メスを取り付けてポリープを取るそうです。


小さい方のポリープは良性でしたが、大きい方のポリープは、術後の生検結果が出るまで、良性か悪性かは分からないそうです。心配しても、しょうがないとは分かりつつ、癌だったら嫌だなぁと、やはり心配しております。^^;

 

入院の予定は、1月22日から27日。

手術日は、1月23日(金)です。

 

11月〜12月は、人間ドック、診察、検査、また診察、そして、入院手続きと、超バタバタで、今は伸びてます(><)

でも、年末年始は、家でゆっくり出来るのが何より嬉しいです。

 

私ごとで皆さんにご心配をおかけして誠に申し訳ありません。m(_ _)m

寒さが厳しくなって来ておりますので、皆さんも、くれぐれもお身体を大切にして下さい。

 

良いお年をお迎えください。

「リカバリー・カバヒコ」 青山美智子 光文社

 

5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで”リカバリー・カバヒコ”。アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。高校入学と同時に家族で越してきた奏斗は、急な成績不振に自信をなくしている。偶然立ち寄った日の出公園でクラスメイトの雫田さんに遭遇し、カバヒコの伝説を聞いた奏斗は「頭脳回復」を願ってカバヒコの頭を撫でる――(第1話「奏斗の頭」)出産を機に仕事をやめた紗羽は、ママ友たちになじめず孤立気味。アパレルの接客業をしていた頃は表彰されたこともあったほどなのに、うまく言葉が出てこない。カバヒコの伝説を聞き、口を撫でにいくと――(第3話「紗羽の口」)誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。

(紹介文引用)
 

以前、私が「癒し系」って、青山美智子さんみたいなイメージでしょうか?と、ブログ友達のわぐまさんにお聞きしたら、わぐまさんが仰る所、『青山さんは「気付き」を与えてくれる作家さんかな?』との事でした。確かに悩んでる人に、生きていく上での、ヒントを与えて下さっているなぁと納得しました。なので、今回の青山美智子さんを読む時には、「気付き」と言う点にも気に掛けながら読んでいました。

本作の中で一番気に入ったお話しは、『ちはるの耳』でした。

『ちはるの耳』の主人公は、ウェディングプランナーの女性でした。主人公のちはるは、体調を崩して休職しなければいけなくなってしまいます。診断名は、耳管開放症。職場の人間関係によるストレスが原因みたいです。ちはるの同期の洋治と半年前に転職してきた一歳下の澄恵との2人との関係が辛くて病気になってしまいました。休職中の、ある日、ちはるが父親のスーツをクリーニング屋さんに持って行った所
、店にお婆さんがいて、ちはるのことを心配して声をかけてくれます。その内容とは・・・(これ以上書くとネタバレになりますので、この辺りで辞めておきます。)

ちはるは、このお婆さんの声に耳を傾けて、自分が今までやってきたことや、考えてたことに、気付きを得ます。(このお話の気付きポイントでした!)それで自分が思い込んでたことは、単なる思い込みで、間違いもあったと思えるようになります。これこそ、私の大好きな青山美智子らしい、温かく優しい心で、読む人間に寄り添ってくれる素晴らしい文章だなぁと思いました。これからも、青山美智子作品を追いかけて行きたいと思います。

「本でした」 又吉直樹・ヨシタケシンスケ ポプラ社

 

シリーズ累計40万部突破!
  むかしむかし、村はずれにたっている空き家に、いつからか、2人の男が住みつきました。
2人の男はある日、小さな看板を出しました。
バラバラになってしまった本や、やぶれてしまった本でも、特殊な技術で元に戻すというのです。
それどころか、ほんの1ページでも、1行だけでもタイトルだけでも、
ちょっとした手がかりさえあれば元の本の形に復元できる、というのです。村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると本はどんどん復元されて――
お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケからのあらゆる感情を詰め込んだ「創作」のバトン。

(紹介文引用)
 

一つのお話が約2〜7ページ程の短編集で、とても読みやすく、ちょっと悲しかったり、心が温まったりと素晴らしい作品でした。

ここで、本作品の中から、勝手に賞をあげちゃう企画をします。

◆辛かったで賞

「整理番号1 その本は、タイトルが『かわいそうなゴリラ』でした。」

登場するゴリラが、かわいそうで辛かっただろうなと思うと、ウルッときました。

◆笑えたで賞

「整理番号1 2その本は、タイトルが『ボーイミーツカール』でした。」

この笑いのセンスは、又吉さんかな?と思ったらやっぱり。まるで落語のオチを聞いているようで笑えました(笑)

◆怖かったで賞

「整理番号1 5その本は、その最後の一文が『手をつないでいてよかった』でした。」

何か不思議な感じの話しの始まりでしたが、最後にそう来るか!と言うオチに空恐ろしくなりました。ヨシタケシンスケさんは、ホラー作家にもなれそうと思いました。

以上、勝手に賞をあげちゃう企画終了です。

 

如何でしたでしょうか?

2人の作家の良いとこどりって感じで私はこの大人の絵本とても気に入りました!

「ババヤガの夜」 王谷 晶 河出文庫

暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會会長の一人娘の護衛を任される。二度読み必至、血と暴力の傑作シスター・バイオレンスアクション、ついに文庫化。
(紹介文引用)
 

初めて読む作家さんでした。各方面で話題になっていて、なにやら、英国の世界的なミステリー文学賞、英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門に選ばれたそうです。ダガー賞が如何なるものかは詳しく知らないのですが、まずは読んでみようと本書を手にしました。

読み初めは、ハードボイルドとミステリの融合なのかなぁと思ってたのですが、どちらかと言うと、本書は、ヤク◯モノと、少しのミステリ的仕掛けで出来上がっているなと言うのが私の実感です。暴力を描いたハードボイルド作品は多々ありますが、本書に出てくる卑語や残忍さは、ヤク◯モノのそれであると思いました。ですので、ヤク◯モノの苦手な方には、あまりお薦めできる作品ではないかなぁと思います。私の感想としては、ちょっとグロい表現が多々あり、あまり気持ち良いとは、言えないシーンの例えが多かったです。

本書の特筆すべき点は、私にとって、初めて読む女性の主人公によるハードボイルド作品だったことです。主人公の新道依子は、身長は一七〇センチをゆうに超え、体重もだいたい七五キロ前後あるとのこと、そして、腹筋は割れていて筋肉隆々、また、暴力に関しては、祖父に鍛え抜かれたケンカ殺法を使用するとのこと。

最後に、私は読み始めから、本書のタイトルの『ババヤガ』って、どういう意味なのだろう?と興味を持ちながら読んでいました。いつか説明があるかなと思っていたのですが、最後まで説明はありませんでした。それで、本書を読了後、『ババヤガ』と言う言葉の意味を調べてみたところ、『ババヤガとは、スラヴ民話に登場する森に住む魔女で、人を取って喰う恐ろしい存在です。』また、日本語では『魔女、魔女ばあさん、山姥、鬼婆、妖婆などと訳されてきた』とのこと。ようやく、依子がなりたいと言っていた◯◯とは、その事だったんだと、憑き物が落ちた様に、スッキリして、腑に落ちました。このタイトルこそが、作者が読者にかけた最大のトリックだったのかも知れないなあと感嘆しました。

「成瀬は信じた道をいく」 宮島未奈 新潮社

唯一無二の主人公、再び。
……と思いきや、まさかの事件発生!?
10万部突破の前作に続き、読み応え、ますますパワーアップの第2作!
成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。
「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくしてなった女子大生……。
個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!?
面白さ、ますますパワーアップの全5篇!
(紹介文引用)
 

前作と本作を通して、成瀬の中にある大津への郷土愛にも、この若さで素晴らしいものがあるなぁと思いました。

本作は、あえて、脇役とは言わず、成瀬の周りに登場する人物たちと言いたくなるようなキャラクター達が丁寧に描かれていて、キャラが立っていたのが、とても魅力的だった。

成瀬の弟子で成瀬と一緒に近所のパトロールをやっている小学生「みらい」ちゃん。

クレーマーの呉間さんとそのクレーマーな奥様とは真逆のおおらかで優しい旦那様。

成瀬と同じくびわ湖大津観光大使に選ばれた篠原さん。

そして、成瀬のお父さんとお母さん。お父さんのすぐ、オロオロする所が可愛かったです。

最後は、中学生の時に結成した漫才コンビのゼゼカラの相方である島崎さん。単にゼゼカラの相方と言うより、成瀬の人生の親友かな。前作で、大津から引越してしまうとあり、どうなるのかなぁ?と心配してましたが、最後の章では、たっぷり登場してくれて嬉しかったです。

成瀬シリーズも、次巻で完結すると言う噂もありますが、私としては、もっともっと続編が読みたいなぁと思っていますので、本作の著者である宮島さんには、是非成瀬シリーズをライフワークにして頂きたく思います。

 

「成瀬は天下を取りにいく」 宮島未奈 新潮社

 

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武百貨店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!(解説・森見登美彦
(紹介文引用)
 

本作、初めて見た時は、表紙のイラストが、余り好きになれず、読む気が起きませんでした。それでも、世間では凄い話題になっているし、そのうち、本屋大賞を取ったと知り、重い腰を上げてようやく、本作に手を出しました。実際読み始めてみると、とても読みやすい文体で、好感が持てました。

主人公の成瀬の、いつも自分がやりたい事を、周囲の目とかは、全然気にせず、やり通すところがとても魅力的でした。子供の頃には、子供の社会とか、付き合いとか、やっぱりあって、成瀬みたいに、自分の考えたことを、そのまま、実行に移すって、本当に難しいことだと思います。

でも、自分の信念を貫こうとする成瀬にも、島崎みゆきという、親友で、誰よりもの成瀬の理解者がいてくれたから、やって来れた所もあると思いました。

この作品、読むのは易しいと思うのですが、ネタバレせずに感想を書くのは、私にはどうも難しいようです。ですので、短いですが、本作の感想は、ここまでにさせて頂きたいと思います。

続編も、出版されているようなので、また、読んでみたいと思っております。

残暑お見舞い申し上げます!

大変ご無沙汰してます。たつやです。皆さま、この酷暑が続く中、いかがお過ごしでしょうか?


私はと申しますと、今日までで、熱中症一歩手前までに3回なりまして、非常にバテバテで危険な夏を過ごしております。


熱中症が余りに怖くて、最近は、基本的に家からは出ない。家に居ても、熱中症一歩手前まで行きましたので、クーラーは切らない。夕方の暑い時は、クーラー2台つけて、家全体が熱で覆われ無いようにしてます。


また、それでも、体が熱い時は、冷えピタを頭や首に貼って、熱を体から放出するようにしております。


こんな感じで、何とか熱中症にならずに、生き長らえております(苦笑)


ブログ友達のべるさん、わぐまさん、ムッ君さんをはじめ、いつもスターを下さって当ブログを応援してくださる皆さまは、体調崩されてないでしょうか?


皆さま、くれぐれも無理されず、お身体を最優先にされて、ご自愛下さい。

 

(追伸)
また、この夏バテが終わって、読書出来るようになった時に、ブログを更新したいと思ってます。